2024/10/13 - 2024/10/14
437位(同エリア1621件中)
まさとしさん
10/13 成田(16:40)→成都(21:00/1:30)→
四川航空★(機内泊)
10/14 →カイロ(650)カイロ観光 カイロ(19:05)→バグダッド(21:25)
バグダッド★Tourist Alayaad Hotel
10/15 バグダッド観光 バグダッド(19:00)→
鉄道★(一等寝台)
10/16 →バスラ(5:00)→カルバラ
カルバラ★Alzumurud Hotel
10/17 カルバラ→ナジャフ→バグダッド
バグダッド★Tourist Alayaad Hotel
10/18 バグダッド(サーマッラー日帰り)
バグダッド★Tourist Alayaad Hotel
10/19 バグダッド(旧市街)バグダッド(19:55)→アンマン(21:35/0:05)→
ロイヤル・ヨルダン航空★(機内泊)
10/20 →ジェッダ(2:20) ジェッダ空港(6:00)→メディナ(7:54)
メディナ★DAR ABU FAHAD
10/21 メディナ(10:25)→リヤド(11:50) リヤド(12:55)→アブハー(14:35)
レンタカー★(車中泊)
10/22 リジャール・アルマ アブハー(16:40)→ダンマーム(18:40)
ダンマーム★Mazaya house
10/23 ダンマーム(12:07)→リヤド(16:17)
リヤド★MENA AL DIYAR 114
10/24 リヤド(23:10)→
中国国際航空★(機内泊)
10/25 →北京(12:45/17:25)→羽田(21:30)
●航空券等●
サウジアラビアeビザ 16,364円(SR402.21)
四川航空/ナイル航空(東京・成田⇒カイロ⇒バグダッド) 105,600円
ロイヤルヨルダン航空(バグダッド⇒ジッダ) 23,880円
ハラマイン高速鉄道(ジッダ空港→メディナ) 6,590円(SR162.15)
フライナス(メディナ⇒アブハ) 14,950円
レンタカー24時間(アブハ) 13,805円
フライナス(アブハ⇒ダンマーム) 9,820円
中国国際航空(リヤド⇒東京・羽田) 86,410円
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今回の旅行目的地はイラクとサウジアラビア。どちらも訪問したことのある国だが、満足のいく旅行ができておらず、今回の再訪問となった。
イラクに関しては北部のクルド人自治区のみ訪問しただけサウジアラビアに関してはワールドカップアジア予選の観戦ツアーに参加しただけで自由に国内を旅行できていない。
イラク https://4travel.jp/travelogue/11644797
サウジアラビア https://4travel.jp/travelogue/11644201
最初の目的地はイラクのバグダッド。その後サウジアラビアに向かうことになる。
当初は10/12のトルコ航空午前便で成田空港を出発。イスタンブール空港での乗り継ぎを経て今日の午前中には目的地のバグダッドに到着している予定だった。しかしトルコ航空のイスタンブールからバグダッドへの便が出発直前に立て続けに欠航になってしまい、結果的にトルコ航空で向かうことを断念することになった。
目的地をサウジアラビアのみに変更してもよかったが、イラク(バグダッド)からサウジアラビア(ジッダ)の航空券を無駄にしたくないので予定通りイラクへ向かう方向で検討した結果、代替便で同じような料金のルートとして四川航空で成都を経由してカイロに入り、カイロからナイルエアでバグダッドに入るルートがあり、航空券を買い直すことにした。
イラク滞在が丸2日無駄になってしまったが予定通りバグダッドに向かう目処がついた。結果としてカイロ空港で長時間の乗り継ぎ時間があり、カイロ市内に出ることもできる。 -
【10月13日(日)】
成田空港ターミナル1。四川航空のエコノミークラスのチェックインは40分ほど並ぶことになった。急いでもラウンジに入れないのでのんびり行きたい。 -
四川航空成都行きは16時40分発。利用するのは2度目で中国の航空会社としては海南航空などと同じで割とサービスがいい印象だった。機材はA320。
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成都便は満席。成都までは4時間。まずドリンクサービスがあり、機内食が出た。
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機内食はトレーがなく、箱とホットミールの組み合わせで食べにくい。
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味は四川風味で山椒の効いたチキンライスで味は悪くない。やたら大きなパンと普通のパン。バナナ一本と豪快なメニューだ。
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さらにパンがもう一個追加された。
成都時間の21時に成都空港に着陸した。2017年10月の東チベット訪問以来となる成都空港。この空港から出発するのはさらに前の207年9月のチベット・ラサへ鉄道で行った帰りに乗り継いで以来だ。国際線での出発は初めてとなる。
成都ではスムーズに乗り換えができるようで搭乗券は最終目的地のカイロまで2枚もらっている。なので入国して再び出国という中国独自の面倒なシステムは適用されないようだ。
トランスファーの指示に従って進んだ。しかしトランジットエリアで謎のパスポートチェックに引っかかり、パスポートをどこかに持って行かれた。他の乗り継ぎ客は誰一人として引っ掛かっている人はおらず不安になる。結局全ての乗り継ぎ客が先に行ってしまい、1人取り残されてしまった。あらぬ疑いをかけられているのではと不安になる。アフリカのビザを何度も見ていたので警戒されたのかもしれない。
10分ほど待たされてパスポートが戻ってきた。 -
そのまま保安検査を通過して出発のフロアに出ることができた。
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かなり広い空港でゲートがたくさんある。
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目的のカイロ行きのゲートまでかなり歩くことになった。国際線の出発便は主に四川航空だがベトジェットのバンコク行きなども飛んでいる。
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【10月14日(月)】
1:30発のカイロ行きに乗ることになる。 -
機材はA330のワイドボディ。カイロまでの所要時間は10時間と長めだ。席は中央の通路側。乗客は中国人が大半で比較的混雑しているが隣は空席なのでゆったり過ごすことができそうだ。
15分ほど遅れて機体は動き出した。 -
離陸後機内食が出たが、メインのホットミールだけで箱もトレーもない。箱があった東京成都線がマシに思える。とにかく今回の四川航空は機内食の出され方が意味不明だ。小豆のお粥で味は悪くないが食べにくい。このあとさらにパンが追加される。
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カイロには6時50分到着予定。到着2時間前にコーヒー。中国のコーヒーはカフェオレで味が薄い。
食事はチキンライス、チキンヌードル、ビーフライスの3種類からの選択。チキンヌードルを頼んだら麺はパスタ風だが四川風の山椒と辣油が効いていて汁なし担々麺ぽくて美味しい。
バナナやパンなど無駄に多くドリンクはヤクルトとアイスティが箱に入っていた。 -
カイロには7時に到着。到着したのはターミナル2。
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早めにビザカウンターに到着。ここで25ドル支払ってビザのシールを購入。
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スムーズに入国審査も済ますことができた。荷物は預けてないのでそのまま到着ロビーに出た。
到着ロビーは空いていてエジプト名物の悪徳客引きがおらず拍子抜けだ。 -
SIMカードは数社カウンターがあり、「we」という会社が4.5Gのプリペイドを124エジプトポンド(390円)で売っていたので買うことにした。ドコモローミングの24時間よりかなり安い。
しかし両替で手こずった。到着ロビーに営業している銀行はなく、自動両替機で50ドル以上しかできないようだ。しかしそんな使わない。
たまたま100ドルを両替していた中国人旅行者に10ドル分わけてもらい、相手に損させないために多めに渡すことにした。とりあえず現金を手にできたのでバスで市内へ出ることにできる。 -
カイロ空港第2ターミナル。空港循環のシャトルバス乗り場はターミナル3前からになる。ターミナル2とターミナル3は隣接していて歩いて行き来できる。
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ターミナル3からシャトルバスを待つ。
いろいろ来るがシャトルバスの乗り場は向こうの端のようだ。 -
空港内を循環するシャトルバス。
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空港バスターミナルに到着。
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ここから市バスで市内のタハリールを目指す。
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市内までのバス代は10エジプトポンド(31円)。ちなみに切符には「5」と書かれているが10に書き換えていると車掌は言っていた。
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早朝なので道は空いていだがラムセス駅あたりから渋滞に巻き込まれた。
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ラムセス中央駅前を通過。
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終点のラムセスヒルトン前まで1時間かかった。
タハリール広場近くのラムセスヒルトン前のバスターミナルに到着。考古学博物館で荷物を預けるためむかった。 -
ラムセスヒルトン。
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カイロタワーが見える。
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タハリール広場に向かって歩く。
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エジプト考古学博物館に到着。
しかし敷地に入るために長蛇の列。営業開始直後ですごい人だ。
敷地に入れば荷物は無料で預けられるが一度出てまた入るのが大変そうなので断念。そこまで大きな荷物でもない。荷物を持ってギザのピラミッドへ向かうことにした。 -
ピラミッドはせっかくカイロに来たのでとりあえず見ておきたい。ラムセスヒルトン前のミニバス乗り場でピラミッド行きの大型のエアコンバスを見つけた。結構遠いので25エジプトポンド(78円)で快適に移動できる。
バスはピラミッドのかなり手前(1.5Km)で終点になった。歩いてもいいがUberバイクを利用してみることにした。エジプトでUberを使うのは初めてだ。
スフィンクス前に行くことにした。マッチングしたが到着までかなり待たされることになった。エジプトではヘルメットは被らないようだ。あまり利用しない方が良さそうだ。 -
Uberバイクでスフィンクス前にに到着。
https://www.youtube.com/watch?v=5Sc4HibakG8
しかし目的のKFCは休み。ピザハットは営業していて建物の屋上へは勝手に上ることができるのでピラミッドを眺めに行くことにした。 -
眺めはいつ来ても最高だ。
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しかし暑いのでゆっくり座っていられない。
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写真だけ撮って退散することにした。
ピラミッド付近からカイロまで戻ろうとUberを捕まえようと思った。
しかし1回目は近くまで来ているのになかなか前まで来ないのでこちらから歩いて向かったら車が停まっていて声をかけたら運転手が「キャンセルして現金で500エジプトポンドほしい」と言い出した。もちろんキャンセルして断った。
2回目もマッチングしたあと、しばらくしてキャンセルして600エジプトポンド欲しいとメールが来た。これも速攻キャンセル。
2回ともマッチングした後キャンセルして現金が欲しいとか言い出す有様だ。実際の値段は130エジプトポンド(400円)ほどだ。ピラミッドの前からという場所も良くないのだが。確かに安すぎるのはわかるがカイロではUberまでぼったくりの道具に使われているのは困りものだ。
エジプトもUberが使えるようになってぼったくりを一掃できたのかと思っていたが全然そんなことはなかった。
もちろん最初に使ったバイクのUberの運転手は誠実だったのだが。
車を拾う場所によって違うのだろうか。Uberの普及でカイロのぼったくりタクシーが健全化されるというのは幻想だったようだ。
Uberを呼ぶのに手こずっているところに中国人観光客の王さんが現れた。どうやらヨーロッパ(アテネ)へエジプト航空で向かう際、カイロでの長時間乗り継ぎで彼もまた時間を有効に使うためピラミッドに来たようだ。
しかし王さんは初めてのエジプトで酷い目にあったらしい。空港からピラミッドまで親切を装った案内人について行ってかなりの額を取られたらしい。かなりエジプト人不審になっていて僕に声をかけてきたようだ。カイロに戻るにはどうすればいいか聞かれたので一緒にUberで戻ろうということになった。しかしそのUberがタチが悪くてなかなかつかまらない。2回連続でやられると面倒になってしまい、バスを探して戻ろうと提案した。しかしバスはなかなか見つからず、途方に暮れていたところミニバスのメトロギザ駅行が見つかった。値段は一人10エジプトポンド(31円)。 -
地下鉄ギザ駅で車を降りた。近くのレストランに入り、王さんとファラフェルを注文した。
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一つを二人で分けて20エジプトポンド(62円)と激安だ。今朝空港を出てから何も食べていなかったがやっと食事にありつけた。
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物価の安さに驚く王さんと。
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地下鉄ギザ駅。といっても高架駅。
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メトロでタハリール広場に近いサダト駅に移動した。
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サダト駅で下車してタハリール広場に出た。
このまま王さんを空港へのバスに案内してお別れするつもりだったが王さんはせっかくなので考古学博物館に行きたいと言い出し付き合うことにした。ただ王さんは時間がないので30分しか見学はできないが一緒に入ることにした。 -
エジプト考古学博物館に入るのは初めてのエジプト訪問以来30年ぶりだ。せっかくなので久々に見学するのも悪くない。
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入場料は450エジプトポンド(1405円)。
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ピラミッドの先端の石。無造作に展示されているのが不思議だ。
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今回訪問してミイラなどは数が減っている感じがした。
ギザのピラミッドの近くに「大エジプト博物館」というのがプレオープンしていて、展示物が順次そちらに移転しているからだろうか。
以前は所狭しと並んでいた印象だが展示物も以前に比べて少なく、スペースに余裕がある感じだ。
ツタンカーメンも最終的には「大エジプト博物館」に移転されてしまうらしい。 -
考古学博物館の目玉であるツタンカーメンは撮影禁止だがしっかり目に焼き付けることができた。
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一人だと絶対行かなかったであろうエジプト考古学博物館。王さんと知り合い、足を運ぶことになり、短いカイロ滞在だったが充実した過ごし方ができた。
今回急遽カイロ滞在で面倒だと思っていたが案外充実した時間を過ごせることが出来た。
王さんを空港行きのバス乗ったのを確認してお別れとなった。
僕は出発までしばらく時間があるのでメトロでコプト教会がある「Mar Girgis」駅へ向かった。 -
「Mar Girgis」駅に到着。
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駅の横にコプト教会がある。エジプトのキリスト教徒が多いエリアだ。
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エジプト最古のコプト教会「アブ・セルガ教会」。
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近くのオールドカイロレストランに入ることにした。
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ここでコフタを注文。エジプトで唯一まともな食事となった。
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「Mar Girgis」駅。
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コプト教会を背にした「Mar Girgis」駅。
ここからナセル駅に向かうことにした。空港行のバス乗り場はナセル駅の方が若干近い。あと歩道を進むだけなので歩きやすい。 -
ナセル駅からバスターミナルへ歩き、空港バスに乗り込んだ。しかし結構時間が押している。ナイル航空のバグダッド行は19時5分発だ。
空港行きバスに乗車。
バスターミナルを出発したのは16時20分になってからだ。バスターミナルを出発して早速大渋滞。ラムセス駅まではなかなか進まない。その後若干スムーズになったが、かなりヒヤヒヤした。 -
カイロ空港の敷地に入った。
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約1時間で空港バスターミナルに到着した。シャトルバスでターミナル1へ向かった。もう出発の2時間を切ってしまった。
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カイロ空港ターミナル1は29年前に初めてカイロに来た時到着したターミナルビルだ。それ以来の利用で何となく懐かしい。建物は改装されて綺麗になっているが手狭な感じだ。
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これから利用するのはナイルエアのバグダッド行。荷物は預けるつもりはないがLCCなのかもわからない。1時間半前にチェックインカウンターにたどり着いた。手続きはスムーズでビザに関して指摘されることもない。
出国審査はかなり並んでいるが進むのは速い。保安検査は各ゲート毎に分かれているので長蛇の列ができているが全員同じ飛行機なので乗り遅れの心配はなく安心だ。 -
19:05分発のバグダッド行。座席は窓際を指定できた。
バグダッドまでは2時間のフライトだ。
出発は1時間近く遅れ20時にカイロを出発した。
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