2024/10/14 - 2024/10/16
2位(同エリア4件中)
まさとしさん
10/13 成田(16:40)→成都(21:00/1:30)→
四川航空★(機内泊)
10/14 →カイロ(650)カイロ観光 カイロ(19:05)→バグダッド(21:25)
バグダッド★Tourist Alayaad Hotel
10/15 バグダッド観光 バグダッド(19:00)→
鉄道★(一等寝台)
10/16 →バスラ(5:00)→カルバラ
カルバラ★Alzumurud Hotel
10/17 カルバラ→ナジャフ→バグダッド
バグダッド★Tourist Alayaad Hotel
10/18 バグダッド(サーマッラー日帰り)
バグダッド★Tourist Alayaad Hotel
10/19 バグダッド(旧市街)バグダッド(19:55)→アンマン(21:35/0:05)→
ロイヤル・ヨルダン航空★(機内泊)
10/20 →ジェッダ(2:20) ジェッダ空港(6:00)→メディナ(7:54)
メディナ★DAR ABU FAHAD
10/21 メディナ(10:25)→リヤド(11:50) リヤド(12:55)→アブハー(14:35)
レンタカー★(車中泊)
10/22 リジャール・アルマ アブハー(16:40)→ダンマーム(18:40)
ダンマーム★Mazaya house
10/23 ダンマーム(12:07)→リヤド(16:17)
リヤド★MENA AL DIYAR 114
10/24 リヤド(23:10)→
中国国際航空★(機内泊)
10/25 →北京(12:45/17:25)→羽田(21:30)
●航空券等●
サウジアラビアeビザ 16,364円(SR402.21)
四川航空/ナイル航空(東京・成田⇒カイロ⇒バグダッド) 105,600円
ロイヤルヨルダン航空(バグダッド⇒ジッダ) 23,880円
ハラマイン高速鉄道(ジッダ空港→メディナ) 6,590円(SR162.15)
フライナス(メディナ⇒アブハ) 14,950円
レンタカー24時間(アブハ) 13,805円
フライナス(アブハ⇒ダンマーム) 9,820円
中国国際航空(リヤド⇒東京・羽田) 86,410円
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今回の旅行目的地はイラクとサウジアラビア。どちらも訪問したことのある国だが、満足のいく旅行ができておらず、今回の再訪問となった。
イラクに関しては北部のクルド人自治区のみ訪問しただけサウジアラビアに関してはワールドカップアジア予選の観戦ツアーに参加しただけで自由に国内を旅行できていない。
イラク https://4travel.jp/travelogue/11644797
サウジアラビア https://4travel.jp/travelogue/11644201
最初の目的地はイラクのバグダッド。その後サウジアラビアに向かうことになる。 -
【10月14日(月)】
カイロからバグダッドまでは2時間のフライトだ。19時05分発の予定が出発は遅れ、20時にカイロを出発。 -
ナイル航空はLCCではなかったようで機内食が出た。
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しかしサントゥイッチが二つとカステラという雑な内容だった。こんな同じものばかり食べられない。
ジュースと水も出た。 -
イラクの首都バグダッド空港には22時に着陸した。
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今回イラク入国のためアライバルビザを空港で取得する。ビザ取得のため必要な書類は特にない。
アライバルビザはクレジットカード払いで106555ディナール、1055ディナールと二回タッチ決済を行った。合計で82米ドル。12500円ほどの支払いだ。
同じ飛行機の乗客でアライバルビザを取得しているのは僕ともう一人中国人だけで、それ以外のアラブ人はeビザを申請してきているようだ。eビザも入国審査に進む前に手続きが必要らしく大混乱している。
アライバルビザの我々二人だけ特別扱いされ、すぐに手続きが済み、入国審査に進むことが出来た。 -
到着ロビーでSIMカードを購入。10GBが13ドル。
銀行での両替レートは1米ドル両替して1300ディナール。町中だと1520ディナールになる。
紙幣はクルド自治区でも使ったものと同じだ。イラクの通貨は円換算しやすく100ディナールは10円という感じになる。 -
空港からの正規タクシーは50000ディナール(5000円)と異様に高い。
今夜はホテルの予約もしていないので朝まで空港で待つか悩みどころだが出発ロビーにやってきたタクシー?に交渉してタハリール広場まで30000ディナール(3000円)になったので乗ることにした。タクシーといってもライドシェアの自家用車だ。 -
タハリール広場の南にあるホテルが集まるエリアに向かってもらうことにした。
空港周辺は高層ビルも多い。イラクも平和になって景気が良くなっているのだろうか。 -
市内へのフリーウエイを飛ばす。
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途中グリーンゾーンの壁沿いを走った。グリーンゾーンとはかつて米軍の管理領域だった安全地帯だ。今でも国際機関などがあり特別な治安維持体制が敷かれているエリアになる。
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グリーンゾーンへ入るための検問所。
グリーンゾーンとバグダッド空港周辺は今でも治安維持のため中に入るには厳しいチェックを受けなくてはならない。入るのは厳しいが出るのはノーチェックだ。
なので空港から市内へはノンストップで向かった。
タハリール広場の南にホテルが点在している。
連れて行ってもらったホテルはどこも満室だ。値段も60000ディナール(6000円)以上と高めだ。もっと安い宿もあるはずなのだがタクシー運転手は危ないといって連れて行ってくれなかった。バグダッドはホテル不足のようだ。
結局いい宿が見つからなくてタクシーに金を払い自分で歩いて探すことにした。深夜0時だが人通りはあり、店も空いているので歩くこと自体は問題なさそうた。
かつてバスターミナルがあった広場周辺のホテルをあたってみたがやはりどこも満室だ。ただ自分で探していると30000ディナール(3000円)くらいの宿がたくさん見つかった。しかし5軒ほど当たったがどこも満室だ。 -
そんな中「Tourist Alayaad Hotel」という宿に空室があった。値段は40000ディナールと言われたが30000ディナール(3000円)に下がった。
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英語表記されている宿のなのでわかりやすい。イラクで安い宿は英語名のないアラビア文字だけの所も多い。
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シャワートイレは共同で部屋はあまり綺麗ではないがエアコン付きで天井ファンもあり冷蔵庫もある。ベランダもありなかなか快適だ。自分で探した甲斐があった。近くには深夜でも営業している店があり立地もいい。
日本以来のシャワーを浴びてリフレッシュ。今夜はゆっくり休むことにした。明日のチェックアウトは11時まで。
このエリアは自家発電のようで電力は不安定だ。たまに電気が止まるがすぐに復旧する。一応エアコンが動いているので問題なさそうだ。 -
【10月15日(火)】 バグダッドで迎えた朝。気温は20度くらいでさわやかだ。バグダッドも夏は終わったようだ。
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一夜明けた。ホテルの外観。
ベランダがある部屋と無い部屋があるようだ。 -
早朝のタハリール広場に散歩に向かった。ちょうど朝焼けがきれいだ。
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かつて使われていた道路をくぐる地下通路は閉鎖されている。
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タハリール広場のアンダーパス。バグダッドは道路の立体交差化が進んでいる。フセイン時代からかなりの近代国家だったのがうかがえる。
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早朝のタハリール広場。交通量は少なめだ。
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タハリール広場周辺の建物。
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タハリール広場のモニュメント。
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広場に面した露天でチャイを飲むことにした。
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250ディナール(25円)のところ無料にしてくれた。
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その後朝食でカヒ(Kahi)というイラク料理の店で食べることにした。
https://www.youtube.com/watch?v=nIjkNsmLXRs -
カヒ(Kahi)とはパンのシロップ漬けにクリームチーズが添えられているイラク料理だ。
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いくらか聞いたら払わなくていいようなことを言われた。ミネラルウォーターも無料にしてくれた。
バングラデシュでは横で食べていた客に出してもらうことはあったが、店から支払わなくていいと言われることはあまりない。なんか申し訳なくなる。 -
これからバグダッド駅に行ってバスラへの列車の切符が買えればイラク滞在中の日程がだいたい決まる。
8時過ぎにアラブ諸国でメジャーなライドシェアアプリ「カリーム」を使ってバグダッド駅に向かった。カリームは現金払いのみ。車種はいろいろあるがタクシーが安かった。
値段は5000ディナール(500円)だ。端数は1000ディナール単位で切り上げる。 -
バグダッド・セントラル駅に到着。
駅の敷地に入る際、チェックが厳しい。ただ質問されただけで荷物検査などはなかった。
駅舎は立派で歴史を感じる。イスタンブールやダマスカスから直通列車があった時代から変わらない雰囲気だ。 -
重厚なバグダッド駅構内。
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駅構内にはシリアへの切符売り場の窓口がそのまま残っている。再び使われる事があればいいのだが、その可能性は低そうだ。
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モスルへの切符売り場。こちらはもう少し治安が安定してきたら運行再開の可能性はありそうだ。
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その中で今回利用するバスラ行の窓口だけが稼働していた。しかし切符の発売は午前9時からで当日券のみとのこと。
列車は毎日運行されていてバグダッドを19時に出てバスラには翌朝5時に到着。所要時間は車の倍以上とあまりにも時間がかかるのでどれくらいの利用があるのか。
時間が決まっているのでホテル代を節約できるメリットはあるので利用価値は高い。 -
頭端式ホームに行くと二編成の列車が停車していた。車両は中国製で埃っぽくて老朽化している。
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イラクの鉄道路線図。
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現在運行されているのはバグダッドから南のバスラまでだ。
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列車の等級はシートクラスと二等寝台、一等寝台からなる。
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食堂車も連結されているようだ。
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バスラまでの切符を購入。オンライン化はされておらずノートで予約管理している。
値段はバグダッドからバスラまでシートクラスで10000ディナール(1000円)。
4人用の二等寝台で25000ディナール(2500円)。
一等寝台は30000ディナール(3000円)とのこと。ただ一等寝台は二人部屋だがシェアできないようで一人で利用の際は二人分の支払いが必要になる。
今回の旅の最大の目的はこのイラク鉄道に乗ることだ。なのでかなりの支出だが一等に乗ることにした。支払いは二人分で60000ディナール(6000円)。所要時間は10時間と長いし、快適さを買う意味でそれなりに払う価値はあるだろう。
切符売り場の窓口にはVISAカードが使えるようなことが書かれているが支払いは現金のみ。
切符を無事に購入。
駅の道路を挟んだ向かい側にイラク各地への乗合タクシーが出るガレージ(Alawi garage)がある。イラクでガレージというと乗り合いタクシー乗り場という意味になる。
ここでバグダッド周辺都市への値段の相場を聞きに行ってみた。 -
ガレージ(Alawi garage)から宿へ戻るときはタハリールの名前を出せばミニバスで簡単に戻れる。ミニバスは一回乗ると500ディナール(50円)。
ミニバスも誰かがお金を出してくれ、けっこう無料になることが多かった。 -
タハリール広場近くに到着したミニバス。
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昼食の店を探した。道端で会った人に紹介された老舗のイラク料理店「Ibn Smina」。
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イラクの国民食であるクーズィー(Quzi)を食べることにした。定食になっていてローストチキンとライス、パン、いろんなスープやホンモスと多彩な料理がセットで7000ディナール(700円)と安い。
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ヨーグルトとペットボトルの水も料金に含まれていてかなり満足度が高い。
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歩いてタハリール広場の北へ向かった。
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バグダッドの近代的な建物。しかし廃墟化している建物も多い。
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よく見ると銃弾の跡も残っている。
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バグダッドの街並み。
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最新の建物はなく、30年くらい時間が止まってしまったような街並み。
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交通量は多く、ロータリーはカオス状態だ。
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モスク。
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Al Wathba Square
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Al Wathba Squareからアル・ラシード通りへ向かう途中、フルーツジュースの店に入り、レモンとオレンジの生搾りジュースを飲むことにした。
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その場で絞ってもらった。
https://www.youtube.com/watch?v=mmDtEWqbRnk -
これは美味い。しかし値段は2500ディナール(250円)と高めだ。
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イラク人は陽気な人が多い。
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あ
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窓ガラスが割れたままの高層ビルと周辺にはコロニアル建築の廃墟が残る。
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アルラシード通り。
半分廃墟化している歴史地区は価値のある街並みだ。
ハバナの旧市街並みに見応えがあるが住んでいる人は大変そうだ。
建物には歴史的な価値がありそうだが観光地としての整備や復興はまだ先になりそうだ。 -
アル・ラシード通り沿いの「Copper Market (Safafeer)」
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Statue of Ma'rouf Abdul Ghani al Rusafi
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バグダッド旧市街。
屋根のある市場「Souq Al-Saray」 -
「Souq Al-Saray」
日陰になると涼しくなるがそれは一時的でやはり暑い。 -
屋根のあるスークを向けると旧市街の綺麗に整備された一角に出た。
夜はライトアップされるようだ。 -
ここに歴史的な「Shabandar café」というカフェがあるので入ってみた。
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地元の人で賑わいシーシャを吸っている。
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一杯500ディナール(\50)
カフェを出て宿へ戻ることにした。メイン通りからバイクのトゥクトゥクみたいな乗り物でタハリール広場に戻ることにした。
案外スピードは出るようだ。
https://www.youtube.com/watch?v=sIh8Yf9kGKg -
宿に戻った。
出発の5時までホテルのロビーでゆっくりしようとしたら部屋で休んでいいと言われた。2時間くらい部屋で休むことになった。これは助かる。
またバグダッドに戻ってきたらこの宿に泊まろう。 -
17時にバグダード駅へ向かった。カリムで手配して渋滞はほぼなく明朗会計で4000ディナール(400円)。宿から駅にやってきた。駅構内に入るとき荷物チェックがある。
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駅前広場に展示されている蒸気機関車。
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バグダッド中央駅の駅舎。
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2時間前にバグダッド駅構内に入った。駅構内では出発を待つ乗客がちらほらいる。
18時から列車に入れるようだ。 -
これから乗車する列車。
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18時過ぎに乗車が開始された。バスラへの乗車券。
二人部屋の一等個室を一人で利用するので切符は二枚ある。 -
18時30分に列車に乗り込んだ。日が暮れてからの乗車になる。
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列車は動力分散式のディーゼル機関車。10両編成のうち客車は8両。
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僕が乗車する一等寝台はバスラ方面先頭の8号車になる。
座席×4、食堂車×1、寝台車×3の編成で一等寝台は各寝台車両の4分の一ほどのスペースに3室づつある。
一等車は満室のようだ。あっという間になくなるので朝早く予約しておいて良かった。 -
一等車の客室。二人用個室だが一人での利用になる。
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部屋の設備は冷蔵庫と洗面所、読書灯などがある。
テレビもあるが映らない。 -
定刻通り19時にバグダッドを出発。
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しばらくして検札がきた。その際目的地の確認とミネラルウォーターを2本もらえた。
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他の車両の見学に向かった。これは二等寝台。ベッド単位で予約できるので一番コスパのいいクラスだ。20000ディナール(2000円)で利用できる。この日は空席がけっこう目立った。
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二段寝台なのでベットの質は一等車と変わらない。
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二等寝台の洗面所。
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寝台車と座席者の間には食堂車が連結されている。
早速食堂車に行ってみた。
しかし中国の高速鉄道の食堂車のスタイルでろくなものしかない。
中国高速鉄道の食堂車は調理ができないからこうなってしまう。
同じく中国製食堂車が導入されたタイやインドネシアでも地元の食事は美味しいのに最新の食堂車では食べる気がしないメニューばかりになってしまっている。イラクもそれと同じだ。 -
メニューはピザやサンドウィッチしかなく、値段は高くないが食べる気になるものがないが腹が減っているのでピザを買うことにした。
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不味いので一枚は食堂車にいた他の客にあげることにした。
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食堂車のカフェスペース。
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こちらはテープルのスペース。ピザしか食べられないのは残念だ。
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シートクラス。席に余裕はあるようだ。
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全ての車両を見学して部屋に戻ることにした。座席車は三列シートの車両もあった。
二等車なら乗り得だ。 -
【10月16日(水)】 バスラ駅に近づくと車窓にバスラの油田が見えた。湾岸戦争を思い出す。
暗闇の中、油井の炎は幻想的だ。これを見れただけでバスラに来た甲斐がある。夜間移動で唯一楽しめた車窓だ。
https://youtu.be/duwle56Je24?si=AUiCZYYGAHB-3RPa
https://www.youtube.com/watch?v=_Ws2TeD4nDI -
定刻の5時にバスラ駅に到着。
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ここも駅構内は大きい。
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列車内で知り合ったイラク人女性。
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夜明け前のバスラ駅舎。夜明けまでかなりある。
駅舎を出るとタクシーの客引きが出迎えてくれる。はっきり言ってバスラで長く滞在したくない。出発が遅れて丸2日無駄になっているのでどこを削るか。バスラ滞在を削ることにした。
正直バスラに来た目的は列車に乗ることだった。バスラの町自体だだっ広く見所も少ない。なのでこのまま乗合タクシーでバグダッドに戻るのもありだと思った。
ただバスラには旧市街に伝統家屋が残っている一角がある。そこだけは見ておきたい。 -
まだ夜明け前だがタクシーで伝統家屋が残る旧市街へ向かうことにした。
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列車で一緒だった女性が出発を見送ってくれた。
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駅からかなりの距離を走って5000ディナール(500円)。道が空いてるのでかなり飛ばす。10分で旧市街の入り口に到着。
朝は涼しいので観光しやすい。 -
ちょうど空が明るくなってきた。ベストの時間帯に訪問できた感じだ。
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バスラの旧市街はそれほど広くないエリアに伝統家屋が修復されず、自然な形で残っている。
なので見応えがあり歩いているだけで面白い。 -
バスラの伝統家屋が建ち並ぶエリアは運河沿いの数百メートルのエリアだ。
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しかし水路はかなり匂う。観光化されればここはバスラでの人気のスポットになるだろう。
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橋など一部は修復されている。
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旧市街は特にライトアップされているわけではない。
丁度朝焼けに照らされなかなか幻想的だ雰囲気だ。この時間帯にしか見られない。夜明け前に来たのは正解だった。
https://www.youtube.com/watch?v=ZRnw-taWTeU -
モスクのミナレット。
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旧市街を歩いているとサモサの仕込みをしている屋台があった。
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出来立てのサモサを一つ買おうとしたら払わなくていいと言われた。またまた嬉しい。午前中は無料でもらえる機会が多い気がする。
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次第に空が明るくなってきた。
まだ6時だが大通りに出たらシーシャの店が営業していたので入ることにした。 -
エアコンが効いていて涼しい。席はゆったりしているのでくつろげる。チャイを注文。
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せっかくなのでシーシャもやることにした。ミントを注文。
今日の計画を練ることにした。
今日はこれから北上し、カルバラという町に行こうと思う。 -
シーシャ屋の店員に見送られ店をあとにした。
ここでも支払いはいらないと言われたが、シーシャ代の3000ディナール(300円)はちゃんと払うことにした。そういう気持ちがうれしい。 -
シーシャ屋に来ていた常連客でBEYANという美容院を経営する若者と知り合い、彼の車でバグダッド方面の乗合タクシーの乗り場へ送ってくれることになった。
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乗り合いタクシー乗り場に向かう前に一緒に朝食を取ろうということになった。
近くのスークで一緒に食べることになった。 -
バスラのスークも屋根があり、なかなか雰囲気がいい。まだ早朝で開いている店はほとんど無い、
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マトンケバブ(挽肉)の店に案内された。スークの中にある食堂だ。
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BEYANがご馳走してくれた。
自分の子供くらいのと歳の若者に奢られるのも情けない話だ。
BEYANはまだ25歳で若い。
彼にとってイラク戦争も昔の話のようだ。
フセインはヒトラーだった。自分の地位を確立するために国民を利用した。それが彼のフセインに対する感想だ。 -
食後のチャイ。
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BEYAN(中央)に車で乗り合いタクシー乗り場(ガレージ)へ連れて行ってもらった。
バグダッドに戻るのもいいが、直接カルバラへ行くと時間を有効に使える。
なのでカルバラに向かうことにした。
カルバラはイラクではシーア派最大の聖地とされる場所だ。 -
カルバラ行きはすぐに見つかった。カルバラまでの料金は30000ディナール(3000円)。バグダッドも同じくらいの距離になる。やはり列車に比べれば割高だが列車の半分の時間で到着できる。
車は黄色のダッジ。僕が最後の一人ですぐに出発。 -
BEYANとは束の間だったがお別れだ。ありがとう。
BEYANの車もダッジだ。イラクでダッジはかなりのシェアを占めているようだ。 -
7時20分にバスラを出発。
車はダッジの重厚な車体で安定感があり、エアコンも効いて快適だ。
片側三車線のフリーウェイが整備され140キロでぶっ飛ばし、カルバラを目指す。
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