2017/09/04 - 2017/09/07
44位(同エリア75件中)
まさとしさん
サウジアラビア訪問のチャンスがやってきた。サウジアラビアは数年前に限られた旅行会社のツアーに参加することで発給されていた観光ビザが停止されて以来、ビジネス目的以外での渡航が事実上不可能となっている。
そんなサウジアラビアだがサッカー観戦という目的で渡航が可能になっていて、そのチャンスは数年に一度やってくる。そんな中、今回ワールドカップサッカー・ロシア大会のアジア予選で日本代表がサウジアラビアと対戦することになり、ツアーに参加することでサウジアラビア訪問が実現することになった。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- フィリピン航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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ちなみにビザの種類はビジネスビザの扱いで取得することになった。発行は旅行会社による代行申請は行われておらず、指紋認証や顔認識のためにツアー参加者は全員田町にあるビザセンターへ出向いて手続きを行わなくてはならない。
東京に住んでいる人は問題ないが、地方都市からの参加者はわざわざ上京しなくてはならないので大変だ。
ビザ発給にかかった手数料は7万円以上。出発前から金も手間もかかり先が思いやられる。 -
サウジアラビアビザ。
ビザの発給の日程は予定より遅くなり、出発の4日目に受け取ることができた。
申請は出向かないといけないが、受け取りは郵送で可能だった。 -
【9月4日(月)】
サッカーの試合が行われるジェッダへのルートだがフィリピン航空のマニラ経由で向かう事になる。出発便は深夜1時15分発。羽田空港には出発の3時間前過ぎに着くように向かった。 -
空港に到着したらフィリピン航空のカウンターには長蛇の列ができていた。
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その中にジェッダ乗り継ぎ客用の専用のレーンが用意されていたのでここに並ぶことにした。並んでいる人は日本代表のユニホームを着ている人も多く、熱烈なサッカーファンであるのが伺える。また何人かは常連客同士なのかいろんな客に再会の挨拶を交わしている人も多い。とにかく今回のツアーはサッカーに特化した特殊なツアーとなる。
サウジアラビアは観光目的での訪問が閉ざされている。仕事やイスラム教徒に改宗しての巡礼による訪問は現段階では現実的ではない。唯一訪問可能な手段は数年に一度主催されるサッカーの日本チームとサウジチームによる国際試合の観戦ツアーだ。このツアーの希望者が多く、たいていリピーターやサッカーに関心がある人を優先される傾向にあり、最終的には抽選になるようだ。
しかし今回はツアー代金が高額だったためか定かではないが珍しく定員割れとなったらしい。なのでリピーターではない僕にも参加する機会が与えられたようだ。申し込んだ旅行代理店はセリアというサッカー専門の旅行会社で参加者は今回100人いるようだ。同じ飛行機でジェッダに向かうことになる。
マニラまでは4時間半。深夜便なのでウトウトしていたらあっという間に到着する。途中機内食が出るのが面倒に思える。 -
マニラでの乗り継ぎは不便で同じ航空会社にもかかわらず、一度入国した後ターミナルを移動しなければならない。到着したターミナルはセブパシフィックなども利用する新しくて大衆的なターミナル2だ。ここで入国審査を受け荷物を一度ピックアップしなくてはならない。今回は約100人の集団での行動だ。入国審査前に一度点呼が有り、全員のパスポートと搭乗券のチェックを受けた。
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その後、各自入国審査を通過することになる。これに2時間近くかかった。
その後ターミナル間を移動するフィリピン航空のバスに乗り込み、向かった先はターミナル1だ。 -
ターミナル1に到着。
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マニラのターミナル間を移動するシャトルバス。
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乗り継ぎ時間は2時間半あったが、結局待ち時間と移動で何もできないままトイレに行くのが精一杯でそのままジェッダ行きの便に乗り込むことになった。
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ジェッダへの機内食。
今回は団体行動のため座席は機体最後部の一角に割り当てられている。事前に航空会社に電話しておけば座席を指定できたようだが僕はそれを怠ったので3人掛けの真ん中だ。ジェッダまで所要11時間と案外長いので苦痛でしかない。でもフィリピン航空のサービスは悪くない。客室乗務員も対応が良く、対応を見ているとまたフィリピンに行きたい気分になる。
サウジアラビアに行くのは国を増やす以外何もないので正直あまりテンションは上がらない。
フィリピン航空の機内エンターテイメントはスマホにアプリを落とし、自分のスマホで映画や位置情報を見たりするシステムになっている。初めて経験するシステムだ。座席にモニターを設置するのはコストがかかるのでこのシステムは画期的に感じた。今後普及していくのも有りだろう。しかしこの機材は各自がスマホを使うにもかかわらずシートに電源がないのはいただけない。最悪電源は設置してもらいたい。それ以外は文句なしだ。
そんなわけで昔の映画を見たりして10時間のフライトに耐え、ジェッダに着陸体制に入った。 -
サウジアラビア第2の都市ジェッダ。気温33度で湿度も高いが東京の暑さのピークと変わらないので驚くほどではない。
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駐機場からバスで到着ターミナルへ移動した。
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フィリピン航空で到着した日本人客は他の旅行会社を利用している人たちもいる。総勢150人くらいだろう。
日本語をしゃべるサウジアラビア人に出迎えられ、花をもらったりして歓迎を受けた。さすがに大勢の日本人客を受け入れるので政府ぐるみでの歓迎ぶりだ。 -
今回利用した旅行会社の出迎えの人。入国審査前から案内される事になった。案内の人はみんな日本に留学経験があり、日本語が堪能だ。
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入国審査場の前では自由に写真撮影も可能だ。思ったより規制は緩い感じだ。
今回のサウジアラビア訪問にあたって女性の入国はかなり制限されたらしい。我々が利用しているセリエではビザが下りたのは既婚女性で夫が同行する者のみで独身女性21人はすべて却下されたらしい。独身女性が一人で旅行できないというサウジアラビアの法律が外国人にも適用されてしまった感じだ。
入国は至ってスムーズだ。入国係官が旅行者を見下ろす(UAEのような)ような高圧的な雰囲気はなく、素朴な雰囲気のサウジアラビア人に対する第一印象は悪くない。 -
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入国審査を終えた後、到着ロビーで全員の通関を待つことになる。今回の旅行は待ち時間と移動に多くの時間を費やすことになる。未だかつてこれだけの大名旅行は経験がない。なのでいい経験だと思って割り切るしかない。
ツアー参加者はハイエース10台に分乗してホテルへ向かうことになった。
僕の車は4号車だ。 -
空港から市内へ向かう途中の看板。いよいよサウジアラビアにやってきた。
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宿泊するホテルは旧市街から10キロ以上北に離れた場所にある「RAWADA AL DARRAJA」。
自由時間にタクシーで町に出られないようにわざと不便な場所に泊まらされている気がしなくもない。 -
ホテルでは出迎えの人にスナックのサービスを受けた。
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ホテルに到着後、チェックインに時間がかかり、30分以上待つことになった。部屋に入れたのは16時半。ロビーにはジェッダ滞在中のスケジュールが掲示されていた。
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案内された部屋が恐ろしく広く、トイレ付きシャワールームが二つあり、キッチンもあった。リビングが広すぎる。ここに一人で宿泊することになる。過去、今まで宿泊した部屋で一番の広さだ。
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ホテルの外観。
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観光に出発する予定時刻が17時だったが、あまりにも時間が押していて17時半に変更になった。ホテル到着後、いろいろやることも多く、少しでも伸びてくれたのは助かる。
17時半に出発するバスは30分ほど到着が遅れ、結局18時にホテルを出発した。
今度は大型バスで2台に分乗して観光に向かうことになった。 -
我々のバスのガイドを担当してくれたのは日本のテレビ番組にも出演した経験のある日本通のバシャールさん。池上彰氏と共演した話をしてくれた。
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2012年に放送された「池上彰の世界を見に行く」という番組でサウジアラビアの特集が組まれた。この番組はサウジアラビアの知られざる世界が紹介され興味深かった。
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向かった先はオールドジェッダ。ジェッダ発祥の地とされるゲート前でバスを降りることになった。
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ジェッダの繁華街でバスを降りた。世界遺産に登録されたジェッダ歴史地区。スークを散策することになる。
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100人の東洋人が集団で街をうろつくので注目の的だ。開き直って写真も撮りやすい。
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メッカゲートや旧巡礼街道の案内表示。
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ジェッダのスークを散策。
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人が行き交い賑やかなジェッダの旧市街だが、予想以上に雑然としている。周辺のオイルマネーで潤うドバイやドーハなどに比べてもかなり汚い。かつて繁栄したであろうインフラの老朽化を各所で感じる。
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ジェッダで最大の見所かもしれない「ナシーフハウス」にやってきた。
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豪商ナシーフ家の邸宅だった歴史的建造物だ。営業時間外だが特別に見学させてくれるらしい。内部は撮影禁止だ。
天井の高い部屋が50部屋あり、階段はラクダが登れるようなだらかな造りになっていた。 -
ナシーフハウス周辺。
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再びジェッダ旧市街を散策。大人数なのであまり広範囲を歩き回ることはできない。
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徒歩でノースシティゲートにたどり着き観光は終了。
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ここからバスに乗り込んだ。
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夕食は伝統的スタイルのアラブ料理。
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煮込みには意外にもエビが入っていた。
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大人数で並んでの食事は圧巻だ。
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調理場と食材を見せてもらった。
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ホテルに戻ったら23時過ぎ。そのまま部屋に戻り就寝だ。明日の朝も速いが時差ボケで早く起きる事になるだろう。
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【9月5日(火)】
みんな時差ボケで早起きしているのか定かではないが、とにかく部屋のネット接続のスピードが遅い。出発は8時半。 -
7時にホテルのレストランで朝食を取ることにした。種類は豊富でゆっくり料理を楽しむことにした。
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8時半にホテルを出発。今日も2台のバスに分乗してホテルを出発した。ホテルは2カ所に分かれていて、もう一軒の宿である「RAWADA AL-SALAMH」に立ち寄り残りのツアー客と合流。
走ること1時間。今夜のサッカーの試合が行われるキング・アブドラ・スポーツシティーのスタジアムの横を通過。 -
今日も日本語ガイドはバシャールさん。
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道中ジェッダからメディナへ向かう高速鉄道の線路が見えた。サウジアラビアにも高速鉄道の時代が来たようだ。
2018年の1月に開通するようでスペイン製の車両を確認することができた。駅は意味もなく巨大なところが中国っぽい。と思ったら路盤は中国が建設したらしい。 -
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開通を待つ高速鉄道路線。
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午前中向かうのは無理矢理観光する場所を探したかのようなキング・アブドラ経済都市。経済都市と行ってもエリア内に普通の人は入れず許可が必要だ。
最寄りのインターチェンジでフリーウェイを降りた。 -
キングアブドラ経済都市のゲートが見えてきた。
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我々のバスはパトカーに先導されてエリア内を案内された。バスから降りずに港湾地区を見学。ここはジェッダの新しい港になるらしい。
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その後住居などを眺めながら紅海沿岸に出た。
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澄み渡る青い海から透明度の高さが伺える。さすがに紅海の美しさは半端ない。海沿いにはリゾートマンションが建ち並んでいる。しかし中途半端な人工都市には人の気配はないのに歩道が整備され、歩行者用の信号も点灯している。この街が何を目指しているのか見えてこない。このまま廃墟化してしまうのではと思ったりもする。
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敷地内にはなぜか高級ホテルがあり宿泊客はそこそこいるようだ。
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陽気なバシャールさん。
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そんな感じで午前中の観光を終えた。一路ジェッダ方面に戻る。
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ジェッダへ戻る途中に昼食となった。
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立ち寄ったレストランでタイとオーストラリア戦の試合を見ることができた。さすがにオーストラリアはタイには勝っているようだ。とにかく今日サウジアラビアが日本に勝てば無条件で本戦出場が決定する事になる。今夜の試合はサウジアラビアにとっては重要な試合だ。
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食事の前に食材を見せてもらった。
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紅海で獲れたシーフードをふんだんに使った料理はなかなかのボリュームで満足できた。肉料理よりシーフードの方がヘルシーでありがたい。
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一度ホテルに戻ることになった。16時40分に到着。しかし時間が押しているので17時にはホテルを出発することになった。かなりのハードスケジュールだ。僕は仮装などとくに準備することもないので問題はないが、いろいろ準備したい常連客はたいへんだろう。
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17時の出発時間にフロントに行くと各自に観戦チケットが手渡された。結果としてスタジアムにはノーチェックではいることができ、この紙はあまり意味がなかった。
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サッカー観戦には現地駐在員の家族なども参加するようだ。
我々が泊まっているホテルが集合になっていて17時に大型バス2台とマイクロバス3台の車列を作ってスタジアムへと向かった。 -
向かった先は空港の北にあるキング・アブドラ・スポーツシティー。
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スタジアムへの道は混雑していたが我々の車列はVIP扱いなので警察が交通規制を敷いてくれたのでスムーズにスタジアムに入ることができた。そして最もスタジアムに近い駐車場に到着した。サウジアラビア政府による配慮はすばらしい。
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地元の人で大行列ができている。
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スタジアムへの入場もサウジアラビア人の行列とは別のルートで入ることができた。
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ジェッダのサッカースタジアム「キング・アブドラ・スポーツシティー」は観客6万3千人収容可能。
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今日の試合はアブドラ国王がすべての席を買い取り、サウジアラビア国民を無料で招待するという大盤振る舞いが行われている。なのでサウジアラビア人用の席はすべて埋まっている。サウジアラビア人の女性にサッカー観戦は認められていないので観客はすべて男性だ。
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そんな中、日本人用のスペースは800人分用意されているようだ。こちらも入場は無料だが、個人でここまでたどり着けるものはいないので駐在員家族を含め実際に観戦に来た日本人は200人ほど。なのでベンチ裏の一画に用意された貸し切り状態の日本人用のスペースはガラガラだ。
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日本人は緩衝地帯にも座ることができ、超満員のスタジアムにもかかわらず、スカスカの空間に居座れるのはありがたい。うろうろしながら最前列で窮屈さを感じずに観戦できるのは助かる。とにかく至れり尽くせりだ。
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我々のエリアはサウジアラビア人から注目の的だ。
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日本選手(長友)がモニターに登場した。
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グラウンドに水がまかれる。
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喉が渇いたのでジュースを買いに行ったらサウジアラビア人で大行列だ。ペプシがコップ一杯5レアル(150円)。結局サウジアラビアで使ったお金はこれだけになった。
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日本代表が登場した。
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盛り上がる日本サポーター。
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国王の肖像を掲げるサウジアラビアサポーター。
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国歌斉唱。
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試合開始前にメッカのカーバ神殿の映像がモニターに映し出された。いかにもサウジらしい。
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本日の観客数。
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スタジアム内は日が暮れても暑い。時折風は吹くが、気休め程度で終始汗が止まらない。湿度は高く気温は30度を軽く超えている。
20時30分キックオフ。日本は消化試合だがサウジアラビアが勝てばワールドカップ出場が決まることになる。サウジアラビアにとっては負けられない試合なのでスタジアムの盛り上がりは半端ない。アウェイの迫力を感じるには最適の試合だ。
結果として日本は0-1で負けることになる。厳しい表情の日本代表監督ハリルホジッチ。 -
モニターにはムハンマド皇太子が映し出された。
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盛り上がるサウジアラビア人サポーター。
日本が負けたのは残念だが、サウジアラビアこの試合で勝ったことでワールドカップ出場を決めたこともあり、6万人の群衆は熱狂が収まらない。変に日本が勝って不穏な雰囲気になっても困るし友好的な対応を受けたので結果よかったのかもしれない。 -
試合終了は23時。試合終了後6万人の観客が一斉に退場するが、混乱はなかった。
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その足でジェッダの中心のシュラスコの店へ連れて行かれた。サウジで何でブラジル料理なのか謎だ。
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シュラスコの質は高く、いろんな肉が出てきていいのだが、もう少し違う時間に来たかった。深夜のため食欲はピークを通り過ぎ、暑さで疲れているのであまり食べることができなかったので残念だ。
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ホテルに戻ったら深夜2時。弾丸旅行なので寝る間もなく充実した時間を送れているのはけっこうなことかもしれない。
早いもので明日帰国の途につく。 -
【9月6日(水)~7日(木)】
ホテルの出発時間は状況によってころころ変わる。今日の出発時間は予定より30分遅い9時出発との事。なので7時半の朝食に向かった。 -
メニューは昨日と同じだが種類は豊富なので飽きる感じはしない。
今日帰国することになるのでチェックアウトを済ませバスで出発した。最初に連れて行かれたのは女性のための職業支援センター。ここで女性の手作りの手芸品などの説明を受け、購入もできるようだ。 -
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アバヤというアラビア半島の伝統的民族衣装を身にまとったサウジアラビア人女性に接するのはここが最初で最後となった。
アバヤは砂漠地帯の強い直射日光から全身の肌を守ることができ、サウジアラビアでは女性が外出時には必ず着用することが法律上の義務付けられている。 -
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近代的なアジズモールへ連れて行かれた。ここで食事となった。
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ここでもアラブコーヒーので歓迎を受けた。
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食事はピザ。少し手を抜いているんじゃかと思ってしまう。
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空港が混雑しているということで早めに向かうことになり12時10分に空港へ向かうらしい。それまでモールで買い物できるようだが、モール自体はオリジナリティーはなく、国際的なチェーン店ばかりなので買い物はする気になれない。
出発まで谷口さんたちと雑談して過ごすことにした。リヤドに移動する谷口さんたちとは最後の晩餐となる。リヤド行きの飛行機はターミナルが違うので谷口さんたちとはここでお別れだ。
バスに乗り込み空港へ向かった。2人いた旅行会社の添乗員もリヤドに向かうので事実上ここからはそれぞれの客は単独行動になる。手続きはすべて自分で済ますことになる。フィリピン航空のチェックインと出国審査場は思ったほどは混雑しておらず難なく通過。出発を待つことにした。
再両替をしようと思ったが銀行は営業していなかった。サウジアラビアの紙幣は日本に持ち帰ることになる。結局サウジでお金を使うことは全くなかったといっていい。ドリンクをリフレッシュのために買った程度ではっきり言って現地通貨に両替する必要はなかった。こんな旅行は初めてかもしれない。
サウジの通貨はUAEのディラハムと連動しているのでドバイなどに行く機会があれば使えるだろう。またタイなど東南アジア諸国でも通用度は悪くないはずだ。焦って今再両替をする必要はないだろう。 -
マニラへの出発は15時40分。搭乗口からバスで駐機場へと案内された。
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マニラまでは往路より若干所要時間は短いとはいえ10時間。夜行便なので寝られれば所要時間は短く感じる。座席は通路側だ。
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マニラには現地時間の午前7時半に着陸した。羽田行きは8時45分発。まだ飛行機を降りていないのにすでに搭乗券に記された搭乗時時刻の8時を過ぎている。マニラでは一度出入国審査を経てターミナルビルの移動をしなくてはならない。軽く1時間以上かかるが出発まで45分しかない。でもこちらは40人(60人はリヤドに行ってしまった)の集団行動なので簡単には置いていけないはずだ。どうするのか興味深かったが結果として特例処置なのかと出入国審査は免除され、フィリピン航空のマイクロバスでターミナル2へ移動することができた。
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マイクロバスに乗り込んでから10分位でターミナルの移動完了。荷物検査も一度だけ。往路も最初からこうして欲しかった。
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そんなわけであっさりターミナル2に移動できた。羽田行きの搭乗はすでに開始されていた。トイレに行く位の時間しかなかったのは往路と同じだ。
羽田へはジェッダへの便と同じA330-300型機だ。 -
でもこちらの機体は新しく全席モニター付きだ。羽田までは4時間のフライトだ。
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機内食。
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羽田には午後2時に到着。
今回のサウジアラビア旅行。ツアーが催行されるのは1年以上前からわかっていた。しかしいざ料金が発表された時点でやはりやめようかかなり悩んでしまった。
結果として参加してよかった。次のチャンスはいつかわからない。行かないと絶対後悔していただろう。
【 お わ り 】
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