2015/01/22 - 2015/01/25
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まさとし/国連加盟国全て訪問済さん
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ソウル経由でロンドンに来た。サウジアラビアのトランジットビザがとれるという情報を頼りに来てみたが結果として失敗。
予定は全く違うものになってしまった。急遽イスタンブール経由でイラク北部(クルディスタン)へ向かうことにした。
1/16 成田(1850)~仁川(2130) hooters Aroha Guesthouse Seoul Station
1/17 ソウル(南大門) 仁川(1430)~ロンドン(1750) PubLove @ The Green Man Paddington
1/18 ロンドン(The No Pants Tube Ride) PubLove @ The Green Man Paddington
1/19 ロンドン(サウジビザ申請→失敗) PubLove @ The Green Man Paddington
1/20 ロンドン(1610)~イスタンブール(2200) 空港待機
1/21 イスタンブール(715)~マルディン(915) Otel Basak
1/22 マルディン(800)~シロピ~キャプル~ザホ~アルビル ホテルジュノブ
1/23 アルビル(シタデル) ホテルジュノブ
1/24 アルビル~ドホーク Hotel Sulaimani Palace
1/25 ドホーク~キャプル~シロピ~ バス車中泊
1/26 ~アデナ⇒メキシン~シィリフケ~タシジュ(2359)~ フェリー泊
1/27 ~ギルネ(ガズィマウサ) Sidelya Otel
1/28 ギルネ(南レフコシア観光) Sidelya Otel
1/29 ギルネ(1400)~タシジュ~メルシン メルシィンオトガル
1/30 メルシン~カイセリ~アヴァノス~ギョレメ ROMA CAVE SUITE
1/31 ギョレメ(カッパドキア観光) ROMA CAVE SUITE
2/1 ギョレメ(930)~コンヤ(1430/2358)~ バス車中泊
2/2 ~イスタンブール TURVAN HOTEL
2/3 イスタンブール(1620)~ 機内
2/4 ~仁川(935/1850)~成田(2100)
アシアナ航空(ロンドン⇔イスタンブール)93,710円
トルコ航空(ロンドン⇒マルディン)147.36£(\26,999)
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緩衝地帯の橋を渡りトルコからイラク側に入った。
イラクとクルディスタンの国旗がはためく。 -
イラクの入国審査は3年ぶりだ。前回はアルビル空港で入国拒否され、同じ飛行機で強制送還されるという辱めを受けた。さて今回は大丈夫なのだろうか。一応日本人も入国できるという情報は得ているが、実際入国した人がいるという話は聞いたことがない。
イラクに入国拒否された話に関してはこちらから。
https://4travel.jp/travelogue/11646382
入国審査の際、パスポートを弾かれ質問されたときはまた入国拒否かと構えてしまった。審査官の後ろの応接室に通され、待っていると紅茶が出された。この雰囲気はスタンプを押してくれる感じで安心した。紅茶を飲み終えカウンターに出向くとその場でスタンプを押してもらえてクルド人の地区だけ明日から15日間滞在できると丁寧に説明してくれた。この紅茶はトルコ人以外の外国人が入国すると振る舞われるのだろうか。とにかく外国人に対して友好的で感じのいい国だ。 -
そんなわけで晴れてイラク入国を果たすことができた。
それにしても空港では入国拒否されたが、陸路だと今も昔も全く問題ないのではないかと、不可解な部分は多い。もしかしたら陸路でしか入国させてくれないのかという気がしてくる。 -
国境のタクシーの運転手(右)と同乗者。
そのままイラク側の幹線道路でタクシーを下ろされた。ここからアルビルまでは人が集まらず車一台だと100ドルを一人で払うことになる。高い。
腹ごなしをした後、タクシーで国境に隣接したザホの町に出ることにした。ザホの町に出て不安になってしまうことがある。ATMがないのだ。はっきりいって十分な現金は持っていない。ATMはアルビルに行けばあるのかもわからない。すごい不安だ。 -
ザホは案外大きな町でアーケードのあるバザールがかなりの規模で人も多く圧倒される。またアジア人が珍しいようで一緒に写真を撮ってくれと頼まれる。バザールの先に乗り合いタクシー乗り場があり、ここからドホークかアルビルに向かう事ができるようだ。
ドホークはアルビルに向かう途中にある比較的大きい町だが、できるだけ遠くに行きたいのでアルビル行きに乗ることにした。アルビルまでは4人集まれば一人21ドルで行けるようだ。しかし人はいっこうに集まる気配がない。僕以外にもう一人いるだけだ。ラウンジのような絨毯が敷かれた待合室があるのでここでのんびり待つことにした。 -
最悪今夜はザホに泊まって明日の朝、再度アルビルを目指せばいいという位のんびり構えていた。するとどういうわけか二人しかいないのに出発することになった。値段は21ドルでいいらしい。これはありがたい。
出発したのは4時過ぎ。すぐに日は暮れ車は整備された幹線道路を時速100キロ以上で飛ばした。アルビルに行く最短ルート上にはモスルという町がある。モスルはイスラム国に制圧された町で現在クルド人も含め入ることはできない。かつてはイラク中央政府の管轄内だった時期、クルド人は入ることができたのだが今では完全にモスルへの幹線道路は封鎖され、トラックなどすべての車は迂回せざるを得なくなっている。迂回ルートがそれほど広い道ではなかったので結構渋滞がひどい。トラックの数が半端ない。 -
結局3時間かけて午後8時前にアルビルの町に入った。アルビルはイラクのクルド人自治州の州都で建設中の高層ビルが林立する大都会だ。
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アルビルはモダンな飲食店も多く目につく。しかし銀行にはATMの機械が見当たらない。どうやらクルド人地区も金融関係はすべて中央政府の影響下になっていて独自に発展できていないようだ。モダンな町並みにATMがないのはアンバランスな感じがする。乗り合いタクシーは近郊の幹線道路沿いまででタクシーに乗り換え城壁があるシタデル周辺に到着した。
シタデルと呼ばれる城壁周辺は8時を過ぎても営業している飲食店が多く賑やかな感じだ。安いホテルもありそうだ。しかし満室の宿も多くある宿で知り合いの宿を紹介されタクシーで連れて行ってくれた。
値段は20ドル。Wi-Fi完備で暖房設備もあり快適だ。 -
夕食は近くの食堂でチキンケバブを食べることにした。食事に関して物価はトルコに比べてかなり安い感じだ。
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【1月23日(金)】
アルビルの町はシタデルと呼ばれる城壁のある岩山を中心に放射状に発展した町だ。シタデルの南側が町の中心となっていて広場やバザールなど人の集まる憩いの場所となっている。しかし結果的にはシタデルからずいぶん離れた宿に泊まることになってしまった。宿泊先の入り口。名前はホテルジュノブだが英語表記はない。 -
シタデルまでは徒歩15分ほど。
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途中オートバイの品評会が行われていた。
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前方の岩山の要塞がシタデル。アルビルの中心だ。
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シタデル広場にやってきた。
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今日はイスラム教徒の安息日である金曜日なので宿の周辺の商店を含めほぼ全滅だった。営業しているのは数えるほどだ。
でもシタデル周辺はたくさんの観光客で賑わっているので飲食店などは営業している店は多い。 -
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ただしバザール内のみ商店はほぼ全滅だ。
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シタデル広場の銀行でATMを見つけたが砂埃をかぶっていて稼働していなかった。
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肉と野菜の煮込みにパンをつけて食べるタシュリーブ。
朝から結構なボリュームだ。 -
そしてチャイはトルコ式のグラス。シナモンの味がきいていて味はトルコとは違う感じだ。
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シタデルの交通警官。
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シタデル周辺で知り合った青年たち。
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午後再びシタデルへ。しかし岩山の周辺以外は見るべきものはなく、ほこりっぽいだけだ。南へ向かう幹線道路にはバグダッドやキルクークといった震え上がるような地名が表示されている。
来るところまで来たんだなと実感する。 -
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サッカースタジアムがあり試合が行われていた。そういえばちょうどこの時間アジアカップの日本代表はUAEに負けで準々決勝で敗退してしまったようだ。残念だ。
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テレビカメラも入っていてかなり本格的だった。
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スタジアムの隣には富裕層向けのショッピングセンターが見える。
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足を負傷したようだ。
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再びアルビルの中心、シタデル広場へ。
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噴水の水の量から平和な雰囲気が伝わってくる。
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クルド兵のコスプレをした子供たち
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シタデルの真下にある雰囲気のいいチャイハネ。入らなかったが値段は高いのだろうか。
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バザールは今日は開いている店は少ないが明日には全面営業になる。
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夕食はケバブの屋台で済ませることにした。
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【1月24日(土)】
安息日明けの土曜日。銀行など公的機関は今日も休みだが、一般商店などは朝から営業していてホテルの前の道路は交通量が多く活気に満ちている。アルビルにもう1泊してもよかったが、シタデル周辺の雰囲気は昨日も今日も変わらない気がするのでこのままトルコ方面に戻ることにする。 -
タクシーで少し走ったところにドホーク行きの乗り合いタクシー乗り場がある。僕が到着したときはまだ誰も集まっていなかったが、20分ほど待つと人が集まったようで出発することになった。値段18ドル。
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今回は家族連れが含まれていて人数が定員を超えてしまったためダッジのワゴン車が準備され、これに乗ることになった。
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思った以上にスムーズな出発となった。
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クルドの国旗
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どちらへ向かっても危険地帯だ。ドホークへはモスルを経由するのが一派的だが、ISに制圧されてしまったので迂回することになる。
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イラク北部の道路網は元々整備されていて、迂回することになっても比較的走りやすい。
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ただし一部で狭い場所もあったりする。
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トラックの荷台に乗せられた家畜。
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なにやら煙が上がっているのが見えた。
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近づくと単にゴミを燃やしているだけだった。
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山岳地帯に入った。ドホークは山の向こうなる。
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ドホークまでは3時間。町に入る前に検問所にさしかかった。
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午後1時にはドホークの中心部に到着した。ドホークは北部最大の町でここまでくればトルコはすぐそこだ。
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ドホークではマーケットの正面に面したスレイマニアホテルに泊まることにした。値段は20000ディナール(18ドル)でWi-Fi、ホットシャワー、エアコンなど設備は文句なしだ。おまけにフレンドリーなスタッフにウェルカムチャイまでいただくことになった。ドホークの町は見所は限られバザール周辺を散策する程度だ。
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裏山の上の方にはクルド国旗が描かれている。
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バザール。
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おそらくイラク最後の夜になるのでケバブの豪華な夕食をしてデザートを食べ歩くことにした。これで値段は700円ほど。
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フルーツのお店。
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イラクにはカステルと呼ばれるミルクプリンがあり、牛乳羹(かん)」のような風味がする。
黄色と白があるが味はいずれも同じような感じだった。 -
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これはさすがに食べる機会はなかったが興味はある。
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【1月25日(日)】
遅い朝。朝食はババアと呼ばれる菱形のパンのサンドウィッチで100円だ。店で食べればスープもついている。 -
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そのあとバザールでチャイを飲んだりして地元のおっさんたちとふれあうことにした。
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10時にドホークを出発した。ザホまでは1時間かからない。乗り場に行ったらすぐに人数が集まり出発することになった。
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ザホではデラル橋という石橋で下ろしてもらう事になった。デラル橋はおそらくザホで最大の観光名所のようだ。石橋は結構大きく見応えがあった。
周辺には観光客向けのチャイハネなども営業している。 -
クルド人の観光客
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一度ザホの町の中心部にあるバザールに向かった。
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町の中心部の川沿いにチャイハネがあり少し一服。
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数珠のようなものを売っているおじさん。
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ザホの中心部。ここからタクシーに乗りトルコへの国境へ向かうことにした。
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タクシーに国境まで行くようにお願いしたのだが、トルコに行くというと町外れのトルコ行きのドルムシュ乗り場に連れて行かれた。ここにはトルコ国籍の車がたくさんとまっていた。国境に行かなくても国境越えの移動専門の会社があったのだ。ここからトルコのシロピ向かうことになる。値段は15000ディナール(1500円)。
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すぐに出発して国境に到着したのはトルコ時間の午後1時前。イラクからトルコへの国境越えは徒歩では認められていない。必ず車に乗る必要がある。さすがにトルコへの入国は厳しく長期戦となった。ただでさえトルコにとってクルド人は独立運動を企むテロリストを抱えている上に、現在はイラクからのイスラム国関係のテロリストも阻止しなくてはならない。簡単に入れる方がおかしいのでこの厳重な検査は致し方ないと考え観念するしかないようだ。行きはあんなに暖かくスムーズに入国させてくれたのに帰りはこんなに厳しいとは思わなかった。行きはよいよい帰りは怖いとはこの事か。
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税関検査前、運転手などトルコ人はたばこを密輸するため隠すのに必死だ。車のあらゆるスペースにたばこを隠している。たばこはEUに近いトルコでは高いが、イラクでは相当安いのだろう。
い。 -
イラク側の税関を突破。
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緩衝地帯の橋を渡った辺りから進みはスムーズでトルコの入国もスムーズ。しかしなんだかんだで国境を超えるのに4時間以上かかったことになる。
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