2024/09/09 - 2024/09/09
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boobyさん
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ようやく今回の旅のメイン、オプショナルの熱気球ツアーです。
実は私は高所恐怖症のため、当該ツアーに申し込むかどうかをしばらく悩みました。
ウェブで体験者の感想を読むと、あまりにも魅力的です。
私の高所恐怖症度合いは、観覧車やロープウェイでは恐怖で景色を楽しめないレベルです。ビルやタワーの高層階は大丈夫ですが、下が見えるガラスの床の上には立つことはできません。大抵の吊り橋は渡れません。
試しに「高所恐怖症 気球」の検索ワードでGoogle検索したところ、Yahoo知恵袋がひっかかり、「高所恐怖症でも気球は大丈夫です」という記述を発見しました。これがきっかけで申し込みを決意しました。
今回のトルコ旅行は1日分を1旅行記としていますが、気球はメインなので、この旅行記だけは、早朝熱気球ツアーのみに限定しています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
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熱気球飛行を決行するかどうかは、前日の遅い時間まで決まりません。
風、雨、雪の日は全てキャンセルされます。
私たちのグループには、決行するという情報が前日夜、ガイドさんよりもたらされました。
気球会社のドライバーが早朝にホテルに迎えにきました。
軽食の紙バッグを渡され、マイクロバスで移動します。
打ち上げ場に到着すると、既に準備中で、夜明け前にしばらく気球近くで一定の距離を保って待機します。 -
待つ間、暗い中、スマホのライトを使って注意事項を読みます。
・フライト時間は45分から1時間
・飛行高度を変えることにより進行方向変更が可能。進行方向は風向きに大きく左右される。
・強風の場合、あるいは安全な着陸場所確保のため、気球のバスケットで木の上をこすって速度を落とす場合がある。
・着陸時には気球のはずみや横滑りの可能性あり。
・頭、腕をバスケットの外に出さないように。
・着陸時、カメラと眼鏡は全てしまい、パイロットがランディングポジション、と言ったら、進行方向の逆向きになり背中をバスケットに寄りかからせ、前のロープを握り中腰になることにより、着陸の衝撃から身を守り、前方への転倒を防ぐ。
過去にも気球事故は発生しており、天候による飛行判断の他、整備不備防止、安全なオペレーション等、利用客の安全がケアされています。 -
隣の気球に火が入りました。
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あっという間に膨らむものでした。
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他の気球もゴロゴロと転がっています。
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迫力があります。
それぞれのスタッフが役割を担い、気球を飛ばす準備をします。 -
私たちの気球にも火が入ります。
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色とりどりの気球が寄り添います。
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準備万全の気球たちが空へと舞い上がりました。
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他の気球たちも続々と舞い上がります。
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私も乗り込みました。
バスケットの中は大きく3つに仕切られており、真ん中の仕切りには操縦士を含めたスタッフが入ります。
客の乗り場は左右それぞれに4枠ずつ、計8枠に仕切られています。
高所恐怖症の私は、なるべくバスケットの外側を避け、内部の仕切りにぺったりと背中をつけられる位置を確保します。 -
私たちも浮かび上がりました。歓声が沸き起こります。
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地面から離れるにつれ、遠くの街の灯がちらほら見えてきました。
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日の出前の幻想的な時間です。
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膨らんだ4つの気球の周りに、まだ膨らんでない、地面にくたっとしている気球も5個見えます。
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日の出前のウチヒサール要塞が見えています。
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だいぶ上昇していますが、なぜか怖さがそれほどありません。
空に浮かんでいるだけの感覚だからなのか、景色が素晴らしすぎて感動が恐怖を上回ってしまっているのか、不思議な気分です。 -
下方には何と、キノコ岩たちがかわいらしくニョキニョキと生えています。本日、バスで訪れる予定なのですが、先に上空から見つけてしまいました。
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今度はローズバレー上空でしょうか。
岩のうねりが美しいです。 -
再びキノコ岩たちの上空です。
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ニョキニョキとしたキノコ岩にぶつからずに、うまいことプカプカと浮かんでいきます。
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こうなるともう、奇岩の間に膨らんだ気球が置いてあるように見えます。
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こちらも然り。
しかし、真ん中に一筋引いた、奇岩の裂け目が気になるところです。 -
こちらは今から出発です。
スタッフの途中説明によると、先発隊が100個、後発隊が50個、合計150個もの気球がカッパドキアでは飛ばされているそうです。
カッパドキアの住民にとっては季節感のない風物詩ですね。 -
この辺りでは、多くの気球がかなり低いところに浮かびながら奇岩の景色を楽しみます。
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おっと!
こちらはバスケットの先が地面に着きそうになっています。
火をいれましょう。 -
低空飛行が続きます。
しばらくは奇岩の景観を楽しみましょう。 -
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かなり密ですが、同じ高度なので申し合わせたように同じ方角へと進んでいきます。
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地上の中央あたりにカッパドキアと熱気球を背景にウェディング写真を撮影するのが目的らしき撮影隊が見えます。
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真上を仰いでみたら、イスタンブールのガラタ塔とブルーモスク(ミナレットが6本なので特定できます)と、インターコンチネンタル横浜みたいな特定不明なイラストが描かれた気球が、自分の気球のすぐ上に見えました。
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気球を見ているのか、奇岩を見ているのか、わからなくなります。
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そろそろ再上昇します。
この写真の気球を数えたら29個ありました。 -
こちらの写真には何と!39個の気球が写っています!
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もうすぐ日の出だそうです。
遠くに見えるのはハサンというトルコの富士山と呼ばれる火山だという説明がありました。
高度がかなり上がってきましたが、やはり恐怖心はありません。
穏やかな気持ちで空にぽっかりと浮かびながら、ハサン山の左側から昇るであろうと予測される朝陽を待ちます。 -
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朝陽です。
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ここまで感動したのは久しぶりです。
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特に説明もなかったので空からは気付かず、写真を見て気付きましたが、地上の中央手前あたりに、トルコ語でトルコの国名、「Türkiye」という文字が読めます。
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朝陽が奇岩の景観全体を弱く照らします。
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この頃になると、バスケットの中では撮影会が始まっていました。
お互いに撮影し合いながら、「ノー バルーンだからもう一枚!」や、「ウィズ バルーン オッケー!」などの会話が飛び交います。
私はひたすらノー人物の写真を撮りまくります。
曲者は私なのかもしれません。 -
我が国のJTBバルーンです。
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町が見えています。
この辺りのモスクはドームなしでミナレット1本の形のものが多いです。
ドームがなくてもモスクであるとガイドさんが教えてくれました。 -
そろそろ時間差で飛ばす離陸の気球や、回収される着陸の気球もちらほらと見られます。
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ウチヒサールが朝陽でくっきりとしてきました。
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鳥たちが群がっている気球もあります。
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景色を見るためなのか、早朝にも関わらず人々が集まってきています。
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気球と奇岩と多くの見物人たち。
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この景色には馬に乗った人々が小さく写っています。
早朝の乗馬で奇岩を楽しむ企画もあるようです。 -
気球の回収風景です。
ピックアップトラックに牽引されたトレーラーの上にバスケットをうまいこと載せていきます。 -
フライトも終盤にさしかかっています。
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帰国後、小学生のときに合唱コンクールで歌った「気球に乗ってどこまでも♪」を久しぶりにユーチューブで検索して聴いてしまいました。
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このような中国の気球が数多く見られました。
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朝陽に照らされた岩山。
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キノコ岩に戻ってきました。
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そろそろカメラをしまうようにと指示がありました。
いよいよ着陸です。
ただし、着陸態勢をとらずに着陸できそうだと話しています。
確かに荷台がすぐ真下のちょうどいい位置に置かれています。
私たちの乗った気球は、全員が直立のまま、ゆっくりと着陸しました。
着陸の衝撃はありませんでした。 -
安全飛行でお疲れ様のバルーン。
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まだ飛んでいる気球たち。
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乾杯のシャンパンの準備がされています。
私は4年前から断酒しているのですが、こんな感動の後ですし、たまにはいいかとアルコール入りのシャンパンをいただきました。
飲んでみたところ、全く入っていなかったのでノンアルと間違えられたようでした。
それはそれで全く問題なく、一生に一度の良い体験ができました。
まさに、A Life Time Experienceでした。
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