ジャパネットクルーズで日本一周と済州島に出かけてきました（３日目）

2024/09/09 - 2024/09/18

前から気になっていたクルーズの旅。
いつもは朝早くから夜遅くまで観光して寝るだけの慌ただしい旅行だったので、一度はゆったりとした旅行をしたいと思い、ジャパネットの『秋の日本一周クルーズ１０日間』に参加することにしました。
ツアーメンバーに晴れ男や晴れ女が多かったせいか、観光中一度も雨に遭わず、天気に恵まれた最高のクルーズでした。
今回の旅程は、
９月９日(月）神戸空港から羽田空港に行き、電車を乗り継ぎ東京国際クルーズターミナルからベリッシマに乗船して函館に向けて出港。
９月１０日(火）函館に向けて終日クルーズ。
９月１１日(水）函館観光後、秋田に向けて夕刻出航。
９月１２日(木）秋田観光後、金沢に向けて夕刻出航。
９月１３日(金）金沢観光後、済州島に向けて夕刻出航
９月１４日(土）済州島に向けて終日クルーズ。
９月１５日(日）済州島観光後、鹿児島に向けて夕刻出航。
９月１６日(月）鹿児島観光後、東京に向けて夕刻出航。
９月１７日(火）東京に向けて終日クルーズ。
９月１８日(水）東京着後、東京クルーズターミナルから羽田空港経由神戸空港に移動して帰宅
クルーズ旅行は、荷物の移動がないのでとても楽ちん。
しかもクルーズ中には、船内でいろんなイベントがあるのでそれに参加したり、自由に過ごせるので思った以上に良かったです。
でもディナーでは、フォーマルナイトやイタリアンナイト、サンシャインパーティーなどがあり、それ用の服装を持って行かなければならないので荷物が増えて大変でした。
それでも１０日間の長い船旅と思っていましたが、あっという間に過ぎてしまいました。
今回は旅行3日目の函館観光の様子を紹介します。
函館には何度も来たことがあるので美味しいものを食べて、函館の町を歩いて散策しました。

エリア 函館(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

9月11日（水）クルーズ3日目。
今日は初めての観光。
朝目を覚ますと函館港に入るところでした。
きれいな朝陽が登っています。

こちらは昨晩届いたジャパネットクルーズ通信。
函館観光用の『ぐるっと循環バス』の案内が記載されています。
循環バスは、着岸した函館港港町埠頭から①函館駅前⇒②金森赤レンガ倉庫前⇒③五稜郭公園裏⇒函館港港町埠頭を10～15分間隔で運行しています。
主要な観光地を無料で回ってくれるのでとても便利です。

こちらは2ページ目で当日のオプショナルツアーの案内や明日寄港する秋田の観光案内の開催について記載されています。

3ページ目にはジャパネットライブラリーや当日の船内行事の案内が紹介されています。
カラオケは結構人気があるようです。

4ページ目にはランドリーサービスの案内などが記載されています。
私達は利用しませんでしたが、船内での洗濯は20点までが45ドル、40点が64ドルです。

そしてこちらは本日の船内行事。
日中は函館観光するので、16時からの秋田の観光案内からいろんなイベントに参加します。

客室のバルコニーから外を見ると着岸のためのタグボートが来ていました。

今日の日の出は5時13分。
雲が多いけれど何とか朝陽が望めます。

まずはウォーキングするためにデッキ16に向かいます。
朝早いのでデッキ15のアトモスフィアプール周辺には人がいません。

このスタートラインからウォーキングの開始。
右側がウォーキングコースで、左側はジョギングコースになっていて1周330メートルです。

今日の函館港への着岸予定は7時30分ですので、着岸にはまだ時間がかかりそうです。

私達はこのウォーキングトラックを10周します。

この防波堤を抜けて港内に入っていきます。

港内には青森行きのフェリーが着岸していました。

ウォーキング後、6時30分から始まるラジオ体操に参加します。
体操には多くの方が参加していました。

そうこうするうちにタグボートに押されてもう少しで着岸しそうです。

ラジオ体操後はデッキ6にあるイル・チレッジョレストランで朝食をいただきます。
いただいたのがこのサバ定食。
納豆もついていて美味しくいただきました。
定食はこれ以外に鮭定食や洋食などがあり、好きなものがいただけます。

函館港に着岸すると循環バスやオプショナルツアーのバスが沢山駐車しています。
これだけのバスを集めるのも大変だと思います。

この日は8時30分発の函館駅行きのバスに乗るため早めに下船。
下船時にはクルーズカードを提示し、登録された写真で本人確認をして船を下ります。
そのため下船時は行列になります。

8時30分発のバスに何とか乗車して函館駅に向かいます。
その際に撮った写真がこれで、乗船したベリッシマの大きさがよくわかります。

函館駅に到着後、そばにある朝市に向かいます。

こちらでは新鮮な魚介が売られています。
このカニも美味しそうです。

こちらの干物やホタテも大きくて美味しそうです。

こちらの生け簀には沢山のカニが入っています。

そしてこちらは食堂のメニュー。
お昼はこの朝市でいただこうと思っているのでお店を調査していきます。
値段も結構リーズナブルです。

こちらの海鮮丼も美味しそう。
目移りしてしまいます。

こんな感じで沢山の食堂が並んでいます。

こちらは函館名物のイカ釣り。
イカ釣りも結構難しそうです。

朝市散策後、金森赤レンガ倉庫前まで歩いて向かいます。
こちらは函館市青函連絡船記念館摩周丸です。

こちらから有料で船内に入れるようです。
今回はパスします。

昔、学生時代に函館-青森間をこの船で往復したことを懐かしく思いだします。

そしてこちらが金森赤レンガ倉庫。
函館駅から歩いて20分程度で到着。

この水路も風情があっていい感じです。

金森赤レンガ倉庫は、長崎から函館に移住し、輸入雑貨や船具などの販売を手がけた初代渡邉熊四郎が1887年（明治20年）に既存の建物を買い取り営業倉庫業に乗り出したのが始まりだそうです。

ここの港にはイカ釣船が停泊しています。
スルメイカは最近不漁が続いているので漁師さんも大変だと思います。

街灯には映画で公開された『名探偵コナン100万ドルの五稜星』函館の特別イベントの案内がありました。
このイベントでは、函館市内にある10カ所あるラリーポイントを巡って、5カ所でスタンプを押すと『函館×劇場版名探偵コナン100万ドルの五稜星』オリジナルグッズが先着でもらえるそうです。

そしてこちらは赤レンガ倉庫前にある函館名物のラッキーピエロ。
今回はここの名物のハンバーガーをいただけなかったのが残念です。
函館は美味しいものが多すぎて一日では食べきれません。
ここからさらに歩いて元町公園に向かいます。

その途中、登ってきたのがこの八幡坂。
ここからの眺めは最高。
ただ天気が曇り空だったのが残念です。
ちなみにこの写真の反対側にある函館西高校は北島三郎さんの母校だそうです。

ここから元町公園までの道の両側には素敵な洋館が並んでいます。

こんな感じです。

途中にこんなレトロなお店でかき氷をいただくのもいいかな。

こちらでは昆布の無人販売所がありました。
1個100円のものがあったのでお土産に買いました。

そしてこちらが目的地の元町公園にある旧函館区公会堂。
この建物は、1910年（明治43年）に豪商相馬哲平氏や住民からの寄付などを元に建てられた住民の集会所です。

この洋館は国の重要文化財にしてされた函館を代表する歴史的建造物です。
とてもおしゃれな建物です。

この元町公園からの眺めも最高です。
函館市内が一望できます。
この日は多くの外国人観光客が訪れていました。

公園内にはこの旧北海道庁函館支庁庁舎もあります。
この建物は1909年（明治42年）に建てられたものです。

こちらの建物は1861年（徳川時代末期）に行李一つで函館に渡り、一代で北海道屈指の豪商となった相馬哲平氏のお宅です。
今回は入りませんでしたが、中のギャラリーには北海道の歴史を語る美術資料が展示されているそうです。

そしてこの坂は『基坂（モトイザカ）』です。

この案内板は元町公園にある有形文化財を紹介したものです。

そしてこちらは函館市旧イギリス領事館（開港記念館）
1913年（大正2年）に建築されたイギリス領事館を復元したものです。

こちらの建物も素敵です。
ここから金森赤レンガ倉庫前に歩いて向かいます。
本当は路面電車で函館駅前の朝市に向かおうと思ったのですが、昼食にはまだ時間があるので赤レンガ倉庫経由函館駅に歩いて行くことにしました。

こちらは北海道第一歩の地碑。
北海道の門戸となった函館の始めに出来た東浜桟橋（旧桟橋）です。

やっと赤レンガ倉庫に到着。
今の時間は10時30分。
昼食には時間が早いので赤レンガ倉庫内のお店を散策して朝市に向かいます。

昼食をいただいたのがこのお店。
大人気の名物500円丼にひかれました。

税込み550円でこれらの丼がいただけます。
それにしてもびっくりした値段です。

いただいたのがこの五目丼。
お魚の刺身は少なかったけれど美味しくいただきました。
何せこの値段だから仕方ないかな？

昼食後、カットした富良野メロンが400円で売られていたのでいただきました。
とても甘くて美味しかったです。

その後、循環バス乗り場のあるＪＲ函館駅に向かいます。
ここの2階のトイレを利用しましたが、洋式ではなく和式の便器だったのでビックリ。
日本の観光地では、田舎に行ってもほとんどが洋式のシャワー付きトイレなのでビックリしました。

これが駅舎です。
立派な建物なのにトイレも改修してほしいものです。

こちらは先ほどの駅舎の隣にある函館駅前横町。

中に入ると、とてもレトロな飲み屋さんがたくさん入っています。
ちなみにここのトイレは最新式のシャワー付き洋式トイレだったそうです。

その後、循環バスに乗って船に戻ります。
この写真は、金森赤レンガ倉庫前の循環バス停ですが、多くのお客が並んでいました。
ただ函館駅から多くの乗船者が乗車したので、空席が少なく乗車まで時間がかかりそうです。

しばらくするとＭＳＣベリッシマが見えてきました。
こうやって見るととても大きな船です。

循環バスから降りてそばから見ると大きさにビックリ。
巨大マンションのようです。
その後、手荷物検査とクルーカードのチェックを受けて乗船します。
船の中は外国と一緒ですのでセキュリティーは厳重です。
そのため乗･下船時はパスポートの控えが必要です。

早めに帰船出来たので、16時から開始する次の観光地（秋田）の案内に参加します。
ここで観光パンフレットなどをいただきました。

夕食まで時間があるのでジャパネットビールをいただきにデッキ7にあるマスター・オブ・ザ・シーに行きました。
これがそのビールで、思ったより美味しかったです。

その後デッキ6のスワロフスキー階段に行きます。
ここは何度見ても豪華絢爛です。

一旦休憩するため客室に戻ります。
この日の天気はこのような曇り空。
青空がなかったのが残念でしたが、反対に暑くなくて良かったかもしれません。

向こう側に五稜郭タワーが望めます。

こちらには青森行きのフェリーが見えます。

そうこうするうち、ターミナルの前で函館市民の皆さんの出港セレモニーが始まりました。
よく見ると皆さんが函館名物『イカ踊り』を踊ってくれています。
この日は出港が遅れたので何度もイカ踊りを踊ってくれました。

外はだんだんと日が暮れていきます。
この日の日の入りは17時53分。

だんだんと暗くなってきます。
アップで見るとライトアップされた五稜郭タワーがくっきりと見えます。

その後、18時45分から始まる船内イベントのゲームレッスン『カジノでの遊びをマスターする』に参加するためデッキ7後方にあるインペリアルカジノに向かいます。

ここでセブンブリッジの遊び方を教えてもらいました。

19時30分からの夕食をいただくため指定されたデッキ5にあるポシドニアレストランに向かいます。
この日はイタリアンナイト。
イタリア国旗の赤･緑･白色の服装でディナーをいただきます。

小さいけれど、この日のメニューがこれです。
メイン料理は、鯛・ラム肉・子牛の料理でした。

まずはいつもながらビールをいただきます。

ビールのアテ用に頼んだ海鮮フライ。
エビやイカなどのフライでレモンをかけて美味しくいただきました。
お酒のアテに最高です。

こちらはチーズ入りライスコロッケ。
これも美味しい。

これは何だったかな？

食事の途中、イタリアンナイトのためクルーの皆さんと一緒に赤･緑･白色のナプキンを振って盛り上がります。

こちらはかみさんが頼んだパスタ。

そしてこちらは私が注文したイカスミリゾット。
イタリア船籍なのでイタリア料理は美味しかったです。

こちらはメイン料理。
いただいたのは子牛の料理。

こちらはかみさんが頼んだ鮭のグリル料理。

デザートはアイスクリームをいただきました。
この日のレストランはイタリアンナイトで結構盛り上がりました。

夕食後、デッキ6のプロムナードに向かいます。

プロムナードの天井のＬＥＤの画面がどんどん変わってきます。

その下ではショーが行なわれています。

ショーに合わせてＬＥＤ画面もどんどん変わってきます。

こんな画面や

こんな画面も。

その下ではこのようにクルーの皆さんと乗客とで盛り上がっています。
乗客の皆さんの平均年齢は私達よりちょっと上なのに、皆さんとてもお元気です。
深夜まで盛り上がっていましたが、私達は23時に客室に戻って休みました。
明日は秋田。
秋田では何をしようかな？