シルバーシー・ノヴァでアラスカへ（５日目はスキャグウェイ - オーロラが見えました！）

2024/09/12 - 2024/09/19

今日はスキャグウェイに到着です
お天気は、、、晴れてはいないけれど雨は降ってない！（笑）

到着：6:00 / 出港：16:00
最高気温：7℃ / 最低気温：5℃

　 １日目（9月12日）　バンクーバー出港
　 ２日目（9月13日）　終日航海
　 ３日目（9月14日）　ケチカン
　 ４日目（9月15日）　ジュノー
☆ ５日目（9月16日）　スキャグウェイ
　 ６日目（9月17日）　シトカ
　 ７日目（9月18日）　終日航海
　 ８日目（9月19日）　コディアック・アイランド
　 ９日目（9月20日）～ 15日目（9月26日）　終日航海
　　＊日付変更線の関係で9月23日はなくなります
　 16日目（9月27日）　釧路
　 17日目（9月28日）　函館
　 18日目（9月29日）　宮古
　 19日目（9月30日）　終日航海
　 20日目（10月1日）　東京（国際クルーズターミナル）

エリア アメリカ

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 観光バス 船
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

朝起きてカーテンを開けたらこんな光景が広がっていました

朝ご飯

生野菜の上にスモークサーモンやベーコンをトッピングして、その塩味でサラダをいただくのがワタシのスタイル（塩分控えめを意識しております^^;）

今日はテンダーボートで陸地に降りることになっていて、救命ボート２艘がテンダーとして使われるようで、いつもの場所からいなくなっていました

しかし、窓から外を見る限り接岸しているのですが、なぜにテンダーボート？　

上陸してから撮ったマップの写真ですが、こんな位置関係らしいです

シルバー・ノヴァは本当ならテンダーボートを使わなくていいのですが、近くで起こった崖崩れのせいで歩行は危険とされているようで、崖崩れの先（You are here のところ）までの僅かな距離をテンダーボートで運んでくれたというわけです

シルバー・ノヴァの後ろにはラディアンス・オブ・ザ・シーズ

大桟橋に停泊しているのは昨日のジュノーでも一緒だったオベーション・オブ・ザ・シーズ

今日は 12:15からのホワイトパス・サミットとユーコン吊り橋のツアーを申し込んであるのですが、ちょっと早めに船から降りてみることにしました

テンダーボートが着いたところから町の中心まで徒歩10分ぐらい

まずはユーコン鉄道の駅が目についたので中に入ってみました

スキャグウェイと言えばユーコン鉄道が一番人気ですが、ワタシ達、ツアーに申し込むのが出遅れてしまって（いつものことですが^^;）ユーコン鉄道に乗るツアーは既に売り切れで、ワタシ達が申し込んだのは車でホワイトパス・サミットとユーコン吊り橋に行くツアーだったのです

なので、駅でユーコン鉄道がどんなスケジュールで、いくらで乗れるのか、一応聞いてみたところ、一人155ドルで所要時間は２時間45分、どこにも止まらず行って帰ってくるだけとのことでした

ホワイトパス＆ユーコンルート 散歩・街歩き

このあと行ってみたのはアークティック・ブラザーフッド・ホール

元々は1899年に探金者の集会所としてたてられたものだそうで、２万本もの流木をあしらっった外観が個性的です

ちょっと前までは博物館として使用されていたそうですが、今はインフォメーションセンターになっています

アークティック・ブラザーフッド・ホールを出て右方向を見ると、道の向こうにビジターセンター（茶色い建物）があり、ここにきれいなトイレがありました

更に町の中心を歩いてみます

三角屋根がかわいい

歩道が木製なのは何か理由があるのかな？
雪に関係あるとか？

そして、スキャグウェイ博物館にも行ってみました

スキャグウェイ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

お庭には昔ユーコン鉄道で使われていた蒸気機関車が展示されていました

入場料が２ドルだったので中に入ってみることにしました

地球の歩き方に、ゴールドラッシュによって凄まじい勢いで変わっていくスキャグウェイの歴史をさまざまな展示で立体的に見せてくれる」と書いてありますが、本当にそんな感じでした

また町の中心へ戻ります

ここはザ・デイズ・オブ 98ショーの劇場のようですね
歌あり踊りありのミュージカル仕立てのショーだそうですが、今回は時間がないのでパス

建物と建物の間に衣装を着た人が立っているので、たぶん出演者なのでしょう

そして、行ってみたのは 11:00開店の Woadie’s サウスイースト・シーフードというお店

オイスター目当てに開店時間を目指して行ったのですが、既に並んでいる人の列ができていました

しかし、テイクアウト式のお店（左側の店名の看板がある建物で注文してお金を払い、品物を受け取る）なので回転は速く、並んでいてもそれほど時間はかかりません

その場で食べたい人は、右側の三角屋根の建物にテーブルと椅子があってイートインもできるようになっていました

が、オイスターはシーズン終了だそうでなかったので、結局何も食べませんでした（蟹の脚はありましたよ）

オイスターを食べることができなかったので時間が余ってしまってどうする？

とりあえず港の方に行ってみると除雪車が展示されていたり、ゴールドラッシュの頃の人の像がありました

ツアーの時間が近づいてきたのでテンダーボートが着いたところまで戻りました

どうやらこのバンで行くみたいです

ドライバー兼ガイドは若い女のコ（ニッキー）でした

夏の間だけアラスカで仕事をしていて、この日のツアーが今シーズン最後の仕事だそうで、この後はアイスランドに１ヶ月ほど遊びに行き、アイスランドの後は東南アジアに遊びに行くと行っていました

３月から９月まで最盛期は１日 15〜17時間働いて、かなりいいお金になるようです

川を渡って山に入って行きます

川の水が白っぽい色をしているのは氷河が溶けた水だからだそうで、スキャグウェイの水道水は氷河の雪解け水を使っているんだそうです

もちろん川の水を汲んできてそのまま使っているわけではなく、ちゃんと飲み水として使えるようにしているとのこと。川の水は人間だけではなく動物も使うので、動物の排泄物とか混じっていたりしますから^^;

あと、人口1000人弱のスキャグウェイでは郵便は各家庭に配達されず、各個人が郵便局に取りに行かなくてはならないそうです

所々、見どころでとまってくれます

この滝は何という名前だったか失念しました^^;

この後、国境を越えてカナダに入国するため全員パスポートを持参するよう言われており、国境ではカナダの審査官にドライバー兼ガイドのニッキーが全員のパスポートを集めて提出しました。

ニッキーが、普通は何事もなく終わるけれど、たまーに係官が本人確認や質問のために車のところまで来ることがあると言っていて、この時は係官が車までやってきました。そして、手元を見るとワタシとオットのパスポートが一番上にあったので、ああ、ワタシ達に何か質問するんだなと思ったら、、、

案の定、ワタシのパスポートを持ってワタシの顔を見て、◯◯さんですか？と日本語で聞かれた！

そして「私は福岡に18年間住んでいたけん、日本のことはよく知っています」だって（笑）

ワタシとオットにパスポートを返して「良いご旅行を！楽しんでくださいね♪」と言ってくれました。こんなところに日本語ができる人がいるとはビックリ（笑）

１時間ほどでユーコン吊り橋に到着

ここで１時間の自由時間がありました

少し紅葉が始まっていますが、今年は冷夏だったそうで、もう既に冬に向かっているとガイド兼ドライバーのニッキーが言ってました

帰りも何ヶ所か景勝地でとまってくれました
（逆光で写真が暗いですが、雲はあったもののかなりの日差しがありました）

が、同じツアーの年配のアメリカ人夫婦、それも２組も、面倒なので自分たちは車から降りないので、適当に写真を撮ってきてとドライバー兼ガイドのニッキーに自分のスマホを渡していました

ま、ニッキーも慣れた様子でホイホイと写真を撮っていたので、そういうお客さんてアメリカでは結構いるのかもしれませんね

最後に 20ドル札をチップとして渡していたので、ニッキーとしてもそういうお客の方がありがたいのかも

お互いにウィンウィンですね（笑）

それにしてもドライバー兼ガイドのニッキー、ドライブ中はほとんど黙っていることがなく、ずーっと喋っていました

よくやってくれたと思います

船に戻ったのは午後３時過ぎ

朝ご飯を食べたきりお昼を食べてないのでお腹ペコペコです

アーツカフェでサンドイッチ（きゅうり、エッグマヨ、ローストビーフ、サーモン）をいただきました

が、それだけでは足りず^^; 10階のスパッカナポリでピザも食べてしまいました

しかも何も考えずに１人１枚ずつ頼んだら、１枚が２人分ぐらいのサイズで、、、まあ、オットにたくさん食べてもらいましたが、２人で完食してしまいました^^;

モッツァレラチーズと書いてあったけどイタリアのピザとは違うような、、、生地は薄いけれどアメリカのピザですね

船は午後４時にスキャグウェイを出発

部屋で外を眺めていたら、小さい島に建物が立っているのが見えました

何だろうと調べてみたら Eldred Rock 灯台というらしい

1973年に閉鎖されてから50年間放置されていたけれど、修復が始まっていると１年前の口コミに書いてありました

この日は午後４時ごろに大きなピザを食べてしまったので、さすがに夕食はパスして、ショーもイマイチな内容だったのでパスして早く寝ることにしたのですが、、、

午前０時半、突然ピンポーンとチャイムがなって「こちらは操舵室のファーストオフィサーです」というアナウンス

え？え？船は揺れてないので非常事態じゃないと思うけど？

そうしたら「今、スターボード（右）側の後方にきれいなオーロラが見えています」とのこと

夜中に放送が入るくらいだから行ってみようと、パジャマの上からダウンを着て屋上に行ってみました

前回ケチカンで見えた時とは違って、今回は肉眼でもあれだ！とわかりました

ワタシ達はダウンを着て行ったけれど、バスローブにスリッパで着ている人もいました（笑）

見れたらいいなぁと思っていたオーロラを２回も見ることができてよかったです

気持ち的にはジュノーの悪天候でメンデンホール氷河が見れなかったことが帳消しになったかな^^;