
2024/09/02 - 2024/09/09
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yamayuri2001さん
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年々、日本列島の暑さは耐え難いものになっています。
今年の猛暑も、7月から8月、2ヶ月近く続き、
一度はニセコでリセットしたものの、
もう一回リセットしたいような気温になっていました。
そこで今回は、信州の高原で
避暑したらどうかと思い、計画した旅行です。
この計画も、大成功でした。
長野と山梨で涼しい8日間を過ごしました。
この旅行記は、初めの2日間です。
9月2日 中央高速で4時間で松本へ
松本城
大王わさび農場
アンビエント安曇野コテージ宿泊
9月3日 小布施 散策
おぶせミュージアム 中島千波館
松葉屋本店
中町小径
高井鴻山記念館
栗の小径
evolve
北斎館
竹風堂
小布施堂
岩松院
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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自宅から4時間のドライブで、松本に到着しました。
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松本城に着いたのは、ちょうどお昼時でした。 Kkdayで、事前にチケットを買っておいたのですが、読み込む方の松本城のタブレットの調子が悪くて、わざわざ事務所に行く羽目になっていました。この時点では、松本城に入場する人は非常に少なかったので、現金で入場料を払う方が、早く入れるようでした。
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松本城は国宝だけあり、多くのインバウンドの訪問者がいました。
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鎧兜も、とても保存状態が良かったです。
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このような鉄砲の弾を作るのは、当時は女の人の役目だったそうです。
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六階建ての最上階天守閣まで登る階段は、とても不規則で、階段のカーブもひどく斜めだったりして、各階に居る係員さんが、この階段はこのように登ってくださいと説明してくださるのが、とてもありがたかったです。 1月に行ったアンコールワットの階段を思い出しました。
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日本に国宝のお城は、松本城を含めて五城しかありません。
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この太い梁が、松本城を支えています。
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展示物をあれこれと見ながら、 6階の天守閣からの眺めを楽しみました。
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この窓から先は、江戸時代の建物になるのだそうです。
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手前の展示物の説明が遠眼鏡になっていました。遠眼鏡ってとっても懐かしい響きです。
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赤いパンツを履いていらっしゃるのは、榊原郁恵ちゃんです。この日は、旅サラダのテレビの収録があったのでした。とても小柄で、ほっそりした方でした。
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松本城はどこから見ても絵になる、とても美しい国宝の城でした。
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黒門がとても立派で、しばし見とれてしまいました。
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松本城は昔から変わっていないなと思いました。若い時に、二度ほど訪問したことがあります。
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お濠の水面に映る松本城も、なかなか素敵です。
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次にやってきたのは、大王わさび農場です。
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肝心のわさび田は、夏場、直接の紫外線を避けるために、黒いシートで覆われていました。あの清流の緑が見れなくて、ちょっと残念です。
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わさび農場に来たらやはり、わさびご飯は欠かせません。湧水飯釜大王庵で、『本わさび飯』を頂きました。辛みは鋭いけれど、美味しい!!
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食事の後、広い大王わさび農場を散策しました。信州らしく、所々に道祖神が配してありました。
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農場から見える安曇野の山々が、心に清涼感を呼び込んでくれました。
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あまりの暑さに洞窟に飛び込んでみましたけれど、洞窟の中もさほど涼しくありませんでした。
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丁度真ん中に、イタリア庭園があります。ちょっとわさび農場には不釣り合いな感じでした。
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ここが安曇野の清流の源だそうです。ここから清らかな水を取って、わさび田に流しているそうです。
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大王神社には愛染の銀杏がありました。この銀杏のように、末永く仲良しでいたいなと思いました。
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わさびソフトクリームも頂きましたが、私はあまり辛さを感じませんでした。スッキリして美味しい味です。
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大王わさび農場出ると、稲穂が重そうに首を垂れていました。日本の秋!安曇野の清流を使って育てたお米なので、とても美味しいそうです。
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今日から二泊するのは、アンビエント安曇野コテージです。
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玄関を入ると、
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ダイニングキッチンがあります。
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電子レンジから冷蔵庫、炊飯器、湯沸かし器など、キッチン用品は何でも揃っています。
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夏は、このシーリングファンが大活躍です。と言うのも、このコテージにはエアコンがありませんでした。心配でしたけれど、夜は窓を開けて寝れないぐらい寒くなったので、安眠出来ました。
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この暖炉は、冬に大活躍するんでしょうね。
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テレビもありましたけれど、ほとんど見ませんでした。
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このコテージは、4人用のコテージなので和室もあります。
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何と言ってもヒノキの香りのする温泉のお風呂が良かったのですけれど、お風呂にお湯を張ったら、一時間かかりました。愕然・・・
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階段を上っていくと、こんな景色になります。
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廊下を挟んでニ部屋あり、
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ベッドルームの大きさは、ほとんど同じでした。
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この部屋はとっても贅沢で、寝ながら満天の星空が見えました。それも横浜で見たことのないぐらいの星の数で、とても感動しました。空気がクリアなんですね!
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一帯が別荘街なので、この地図を見ながら、自分のコテージを探します。
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翌日は一日、小布施の市内を散策することにしました。最初にやってきたのは、おぶせミュージアム 中島千波館です。横浜出身の中島千波さんは、なんと生家が私が住んでいる場所のすぐ近くでした。
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ブルーベリーがたくさん実を付ける道を歩いて行くと、美術館があります。
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中に入ると、なぜか、こんな昔のオルガンもありました。
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中島千波さんの展示室は撮影禁止でした。こちらは、小林英且氏が描いた作品です。
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この作品は高橋浩規氏の作品です。どのの作品も巨大で、力作であることが感じられました。
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作品を見ていると、冬の安曇野にも来てみたくなります。
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とても素敵な美術館だなと思いました。
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つながりの旅と言うこの作品も気に入りました。この他にも、作品の点数はとても沢山ありました。思いがけず、素敵な作品をゆったりと鑑賞できる美術館だなと思いました。
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中島千波さんは、歌舞伎座の緞帳を何度か描かれたようです。
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奥の方には、祭り屋台を収納展示する「屋台蔵」がありました。
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小布施の秋祭りは、煌びやかな雰囲気に包まれるのでしょうね。
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入り口には、こんなオブジェもありました。
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美術館を後にして、櫻塚観音様に参拝して、
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少し歩くと、松葉屋さんの本店に着きました。ここで美味しそうな日本酒を手に入れて・・・
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松葉屋本店さんの敷地内を、この高い煙突に沿って歩いていくと、中町小径になります。
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小布施は、北斎の町らしく、マンホールが富嶽36景、神奈川沖浪裏の柄になっていました。
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高井鴻山記念館の中にも入ります。
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高井鴻山は、この地で財を成した豪商なのですけれど、自分にも絵心があったので、北斎を小布施に招きました。
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豪商のお家らしく、何棟もの建物が繋がっていました。そして、お庭が、とても風情のある庭でした。
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お屋敷の中を見せていただくのですが、今は時節柄、お化けの展示になっていました。
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こんな建物が当時のまま残されているなんて、素敵な街だなと思いました。
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高井鉱山記念館の裏口を出ると、栗の小径です。
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歩いて行くと、evolveで食べたかった朱雀Monte Biancoに出会いました。
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小布施堂朱雀は、9月7日からの販売でしたので、今回は食べる事が出来ないのかと、とてもがっかりしていましたが、こちらのレストランで見つけました。あまりに食べ応えがあって、多分、一食分のカロリーがあったのでしょう。お腹がいっぱいになりました。
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そのまま栗の小径を突き当たると、北斎館に出ます。
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北斎館はちょうど展示物の入れ替えで、半分だけ観る事が出来ました。
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常設展には、東町祭屋台があります。天井設置の絵はレプリカです。
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こちらが本物です。とても迫力があります。
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長野県の県宝になっています。
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上町祭屋台も長野県宝です。高井鴻山が私財を投じて造り上げたものだそうです。
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「男浪」「女浪」が、凄い迫力で迫って来ます。
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北斎が描いた植物の数は大変多く、その数は100種類以上もあるそうです。
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そのひとつひとつが、とても地道に繊細に描かれている肉質画であることが解りました。
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北斎と言えば、ダイナミックな富嶽三十六景の絵がすぐに頭に浮かぶのですが、こんな風に植物も、丁寧に描いていたのですね。
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正に、画狂人です!
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小布施に来た目的の一つは、竹風堂で名物の栗おこわをいただくことでした。
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栗おこわの山里定食を頂きました。驚くほど栗が甘くて、信州味噌を使った味噌汁と、とてもよく合いました。また、山菜の煮付けも付け合わせも、とても美味しかったのですが、零余子のお料理にびっくりしました。零余子の料理はなかなか口にする機会ありません。むかごとは、山芋の子供なんですけれど、味付けが優しくてとても美味しく頂きました。
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桝一市村酒造場の前を通り掛りました。小布施堂が経営する造り酒屋さんです。小布施堂は多角経営をしてるんですね・・・
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小布施堂で、栗かの子や栗落雁などのお土産を買いました。先ほどの竹風堂で買ったお土産と、食べ比べてみるのが楽しみです。
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小布施観光で最後にやってきたのは、北斎の龍の天井画で有名な、岩松院です。
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なんともユーモラスな、仁王像がお出迎えしてくれました。
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岩松院は、内部がすべて撮影禁止になっていました。
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撮影禁止だったので、これは私が買ってきたシールなのですが、この天井画は、畳21畳分くらいの巨大さで飾ってありました。肉眼で見ると、本当に素晴らしい迫力でした。
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時間によって、北斎の天井画の説明を聞くことができますが、これがとてもためになりました。
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この岩松院のお庭では、「やせがえる 負けるな一茶ここにあり」の句が作られたのだそうです。
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迫力のある岩松院の龍の天井画に圧倒されて、帰途に着きました。
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ここまでお読みいただいて、ありがとうございました。後半の旅行記は写真の枚数が多くなりましたので、また別の旅行記にしてアップしたいと思います。小布施の町は本当に見ごたえのある町で、一日ぶらぶらしているだけでも、たくさんの発見があり、素晴らしい町でした。また、小布施の人々が観光客にとても優しくて、素敵な街でした。高井鴻山が北斎を招いたことにより、北斎がこの地にたくさんの作品を残し、今でもそれが大切に守られている事に、とても心が温かくなりました。
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旅行記グループ
暑さで疲れた体を信州の高原でリセット!
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