2023/12/09 - 2023/12/14
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ミズ旅撮る人さん
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2023年のクリスマスマーケットの旅は、チェコの首都プラハに4連泊です。
観光2日目はプラハから北上してドイツに入り、ドレスデンに行きます。「百塔の町」と呼ばれるドレスデンは、エルベ川に面した旧市街にザクセン王国の首都として華々しく発展しました。しかし、第二次世界大戦で徹底した爆撃に遭い、街は壊滅しました。ところが1990年の東西ドイツ統一後に歴史ある建物が次々と再建され、現在の宮殿や教会などが立ち並ぶ状態が再現されました。
ツアーでは、旧市街の歴史的建造物を見つつ、アルテマルクトのクリスマスマーケットに行って終わりとなります。ドレスデンに来たのが3回目なので、ツアーを離団し、自由行動としました。と言っても時間が2時間と短いので、行動範囲は狭まります。結局はツアーと同じような場所を巡りました。それでも、自分の好きなように歩けるのが一番大事。今回はクリスマスマーケットをせっせと撮って来ました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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プラハのホテルを出発して北上し、ドイツに入ります。ホテルが毎日同じなので、とても気楽です。最近は行程の中に大抵1回は連泊があるようになりました。観光地を駆け巡るツアーが多いので難しいとは言え、やっぱり楽なのでこれからは連泊が増えるでしょうね。雪は畑には積もっていても、他は解けていて支障はありません。ヨーロッパの冬はどんよりしていることが多いですが、今朝は意外と明るいです。
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ドイツの朝は霧が深いことがよくあります。幻想的な風景を見ることが出来るので、観光客にはいいのですが、あまりに濃霧に包まれて心配になることもあります。だからこちらの車はフォグランプが必携なんですね。
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ドレスデン中央駅です。ドレスデンはエルベ川を挟んで新市街と旧市街に分かれています。中央駅は旧市街の南側にあります。
ドレスデン中央駅 駅
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ドレスデンは非常に交通網が発達しているので、時間がたっぷりあるなら、シティカードでトラムとSバーンとバス、それに博物館などの割引が出来るので、インフォメーションに先ず行きましょう。レスニッツグルント鉄道に乗るなら地域(Regio)カードがお勧めです。
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市庁舎(Rathaus)の塔が見えます。なんだか空模様が怪しくなってきました。ヨーロッパの冬はほとんどが曇りで、晴れてもほんの短い間しか持ちません。
ドレスデン市庁舎 旧市街・古い町並み
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角の塔が先端が欠けたような建物はドレスデン警察署です。
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エルベ川沿いにバスは走っています。ちょうどブリュールのテラスの真下です。ドレスデン美術大学(Academy of Fine Arts Dresden)が見えます。
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川岸の道路からブリュールのテラスをくぐって行くと、フラウエン教会とノイマルクトに行かれます。
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ツアーはいつもゼンパーオーパーの前でバスを降ります。この日はとても風が強くて、現地ガイドが来るまでバスの中で待つように言われました。ここでツアーを離れて自由行動になります。
ゼンパーオーパー (ザクセン州立歌劇場) 劇場・ホール・ショー
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ツヴィンガー宮殿です。金色が光る玉ねぎの塔が有名ですが、北側からだと見えません。中にはアルテマイスター絵画館と磁器収集室、数学・物理学室があります。
ツヴィンガー宮殿 城・宮殿
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三位一体大聖堂。ヨハン王像を中心とした広場の3方にあるこれらの建物がツアーでドレスデンに来た時に一番初めに見る風景です。
カトリック旧宮廷教会 (三位一体大聖堂) 寺院・教会
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18世紀に宮廷教会(ホーフキルヒェ)として建てられた三位一体大聖堂は、78体の聖像に囲まれています。
カトリック旧宮廷教会 (三位一体大聖堂) 寺院・教会
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83mの塔はイタリア人建築家キアヴェリが建てたもの。アウグスト強王はポーランドで亡くなりましたが、心臓だけはここに安置されています。ヨーロッパの王は、分骨ならぬ分臓されることがあるのですが、エジプトのミイラからの伝統なんでしょうかねえ。
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三位一体大聖堂の東側の広場の先に「君主の行進」があります。そちらは後ほど。
この広場は、建物に囲まれて音響がいいのか、楽器を演奏したり、歌を歌ったりする人がよくいます。それも本式の管弦楽団やオペラ歌手を目指すようなレベルの高い人々です。この城広場(Schlosplatz)に来ると、あの歌声を思い出します。 -
このマンホール蓋はとっても素敵です。
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エルベ川に架かるアウグストゥス橋(Augustusbrucke)に来たら、虹が架かっていました。
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見事に端から端まで見えます。これはすごい。川の向こう岸は新市街(ノイシュタット)です。緑色の屋根が続いていますが、左端の建物は日本宮殿と呼ばれています。
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アウグストゥス橋から、バスを降りた劇場広場(Theaterplatz)を見ています。建物が大きいので別々に写真を撮ってしまうので位置関係がわかりにくい場所です。左端にちょこっと三位一体大聖堂が写っています。バスは橋の下の道路を走って来ました。
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シュロスプラッツ(城広場)はとても絵になるので、撮るのを止められません。
前回、ここを訪れた時は、アウグストゥス橋が全面工事中で、もちろんトラムの路線も変更となり、テアタープラッツ(Theaterplatz)の電停も無くなっていました。また元の姿に戻っていて、なんだか嬉しいです。 -
橋からブリュールのテラス(冬枯れた木々が並ぶちょっと高いところにある散策路)を見ています。右が裁判所などの官公庁で、奥の白い塔がフラウエン教会です。
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来る時に見た美術大学です。これから、あの前を歩きに行きます。
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ドレスデンのトラムは小回りが利くように短い車両ですが、編成は結構長いです。今回は乗る暇がなくて残念。
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左がドレスデン城で、右が三位一体大聖堂です。両者の間には渡り廊下があり、王がお忍びで抜け出すために作ったとか。でもこれは観光地にありがちな伝説でしょう。元々、宮廷教会だったので、城との行き来がしやすいようにしたのでしょう。
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「君主の行進」です。16世紀に城の厩として建てられた建物の外壁にマイセン焼きのタイルで描かれています。
君主の行列 文化・芸術・歴史
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「君主の行進」の隣の門が開いています。入って行く人がいるので、ついて行ってみると、なんと中でクリスマスマーケットをやっていました。
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厩だった建物は、18世紀に歩廊となったのですが、まさかここでクリスマスマーケットをやっていたなんて。ノイマルクトとアルテマルクトにばかり目が行っていて、知りませんでした。
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今年のここでのグリューワインのマグカップは、これです。なんだか植木鉢みたい。
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振り返ってみると、ドレスデン城が見渡せます。ザクセン公の居城をアウグスト強王が造り変えました。第二次世界大戦で破壊されましたが、1985年に再建を始めて復元しました。
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クリスマスマーケットの端から外に出てみると「君主の行進」の先端でした。元々はスグラフィートという技法で描かれていましたが、1904年にマイセン焼きで作り直されました。戦火で城が焼けた時も、磁器は無事でした。
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まさかこれの裏側でクリスマスマーケットをやっていたなんて。たまたま1枚くらい「君主の行進」の写真を撮ってからブリュールのテラスに行こうと立ち寄ったのが幸いしました。やっぱり寄り道っていいねえ。
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足元に名前が書いてあります。左はモーリッツ、右がアウグスト(強王)。
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トラムばかりでごめんなさい。これ、クリスマスバージョンです。
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裁判所の脇から階段を上がって、ブリュールのテラスに行きます。
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テラスからアウグストゥス橋を眺めます。
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このテラスは1814年にブリュール伯爵が造りました。ゲーテが「ヨーロッパのバルコニー」と呼んで気に入りました。かつての城館はカフェになっています。
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ミューズに愛された芸術家かな?
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ここでテラスから降りて真っすぐ歩いて行くと、右にヒルトン、左にフラウエン教会があり、ノイマルクトに出ます。
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美術大学の先にテラスから張り出した部分があって、端から端まで収めることが出来ます。今回の表紙です。
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旧王宮芸術アカデミーだった建物は現在は美術大学になっています。
大層似つかわしい建物ですね。 -
リプシウスバウのアートギャラリー。現代美術を扱っているらしいけれど、外観は古典的。
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アルベルティヌム(Albertinum)。16世紀の武器庫だった建物を19世紀末にザクセン王アルベルトにちなんで名づけられました。ノイエ・マイスター絵画館があります。
ノイエ マイスター ギャラリー 博物館・美術館・ギャラリー
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リプシウスバウのアートギャラリーの横に階段があるので、ブリュールのテラスから降りることが出来ます。
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なんと青空が出て来ました。30分前には虹と黒い雲だったのに。
天候の変わりっぷりが激しい。 -
イチオシ
フラウエン教会です。第二次世界大戦で瓦礫と化し、東ドイツ時代は放置されていたものが、東西ドイツ統一後に修復の機運が盛り上がり、世界中から182億円もの寄付が集まって、2005年10月に工事が完了しました。「ヨーロッパ最大のジグソーパズル」と呼ばれました。白い外壁に点々と黒い石があるのは、オリジナルの石です。
フラウエン教会 (聖母教会) 寺院・教会
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フラウエン教会の後ろに、クリスマスピラミッドがあります。その向こうの建物がヒルトンホテルです。ホテルの前の道を右に行くと、ブリュールのテラスに行きます。このまま直進すると「君主の行進」です。ドレスデンの見どころは結構固まっているので旧市街の徒歩観光は容易です。
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ノイマルクトに来ました。新しい市場という意味です。ここでもクリスマスマーケットをしていますが、売っているものは現代のものが中心です。ドイツのクリスマスマーケットは、会場が分散していることが多く、それぞれ主力商品が異なります。ドレスデンではアルテマルクトがあるので、そちらで伝統的なマーケットが開かれます。
ノイマルクト広場 広場・公園
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白い四角い建物は、交通博物館(Verkehrsmuseum Dresden)です。大人11ユーロ(ドレスデンカードで1ユーロ割引)月曜定休。クリスマスイブとクリスマスデイ、年末年始はお休みです。ドレスデンはたくさんの博物館・美術館があるのでどれだけ時間があっても足りないくらいなのに、ツアーではせいぜい1~2時間しかないので、どれにも入れません。
交通博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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クリスマスピラミッド(Weihnachts Pyramiden)は先程大きなものを見ましたが、卓上サイズのキャンドルスタンドになっているのがこちら。蝋燭で暖められた上昇気流で、上部の羽が回ります。原理は同じですが、どんどん変化していって、素朴なものから現代ならではのものまで様々で、毎年楽しんでいます。
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一方、残念だったのがこちら。クリッペと呼ばれる聖家族を東方の三賢人が訪ねる場面を現した人形ですが、普通は木彫りの人形なのです。さすがはノイマルクトなのかな?クリッペとは「飼い葉桶」を意味し、キリストが生まれた時に入れられていたことから、そう呼ばれています。
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ノイマルクトのクリスマスマグです。
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フラウエン教会の前に広がるノイマルクト。ドイツのクリスマスツリーは飾り気がなく素朴です。あれだけオーナメントをたくさん売っているのにと不思議でしたが、家庭のツリーに吊るすためのものなのです。
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以前よりノイマルクトの露店がかなり増えました。月曜の昼間でも結構人がいて、驚きました。
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これは敷いて使うのではなく、やはりオーナメント同様の飾りなのかな?10年前のクリスマスマーケットは、こうした刺繍ものがたくさんありました。大きなテーブルクロスなどがとても綺麗で、頑張って買ったものです。
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これは正にオーナメント。
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ノイマルクトを後にして、アルテマルクトに向かいます。もう青空が無くなってしまいました。本当に晴天が短いなあ。
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お?店のショーウィンドウに足が止まりました。シュヴィップボーゲン(Schwibbogen)がある。ドイツでは、これを窓辺に置いて、夜に点灯してクリスマスシーズンを送ります。今回のツアーでは、木のおもちゃの村として有名なザイフェンに行くので参加しました。本格的なシュヴィップボーゲンを買うつもりです。
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店内に入るとクリスマスピラミッドがいっぱい。
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うわ~これも欲しい。クリスマス時期は最も昼間が短い期間だから、光への渇望がすごいです。プラハで日の出が7:45でした。日没が18時。光が恋しくなるのでしょうね。
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さて、アルテマルクトは目の前です。トラムが行き交うヴィルスドルッファー通り(Wilsdruffer Str.)を渡れば着くのですが、ここの信号に気を付けてください。東ドイツで使われていて現在人気がうなぎ上りのアンペルマンです。しかも右が男の子で左はお下げ髪の女の子です。
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当然、赤信号も撮りました。
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この四角い広場がアルテマルクトです。ドレスデンのクリスマスマーケットと言えばここです。ドレスデンはシュトーレンの発祥の地で、シュトーレン祭りが行われ、巨大なシュトーレンが街を練り歩きます。これを見るツアーもありますね。
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早速、シュトーレンの看板に出迎えられました。
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アルテマルクトのクリスマスピラミッドは大きいです。
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先ずはシュトーレンを買いに行きます。市内のパン屋がこぞって売りに来るので店はいくつもありますが、品評会で賞を取るような店は大人気です。店によって生地も入っているフルーツ漬けも違うので、地元の人には贔屓の店があることでしょう。試食させてくれるので、試してから買うのが一番です。
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ところが、この値段表を見て愕然。1kgで20ユーロ!成田で1ユーロが158.65円でした。3,173円?ちょっと想像できない値段でした。
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アルテマルクトのクリスマスマグはこれでした。全部同じではないのは、前年の残りのマグです。マグは店員が適当に選んで渡してくれるので、意中のマグがあったら、先にこれに入れてと頼んでおいた方がいいです。また、グリューワインが飲めない人は、カップだけでも売ってくれます。グリューワインはカップのデポジットが含まれた料金を取られます。飲み終わって、カップを返すとデポジットが返金されます。
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煙と観光客は高いところに上りたがる。この時は空いていましたが、身動きが取れなくなることも多々あります。
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アルテマルクトの伝統的なクリスマスマーケットをどうぞ
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ドイツのクリスマスマーケットには、規模が大きいと遊園地が併設されています。大抵は観覧車と回転木馬があります。シュトゥットガルトだと広くて大人気のミニSLが走っています。
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露店の屋根にもシュヴィップボーゲン。ドイツのクリスマスマーケットはツリーは簡素ですが、屋根飾りには力が籠っています。もっとも有名なのはシュトゥットガルトですが、他の都市も年々凝った造りになって来ています。聖十字架教会の塔が見えます。
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ドレスデンのアルテマルクトのクリスマスマーケットが一番充実していると思います。質もいいし、広場が広いので店の数が半端じゃありません。シュトーレンもたくさん売っているし。他の都市は教会の周りの広場であることが多くて、狭かったりややこしい造りだったりします。
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飾り物の進化は留まることを知らないね。
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手前にあるシュヴィップボーゲンには5つの金色の受け皿が付いています。今では電灯式のものが主流になりましたが、このような蝋燭式のものもあります。
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昔からずっとあったオーナメント。近年、色付きばかりになりました。もっと変わったのが価格。2.5ユーロ(約400円)。かつては円高だったせいもありますが、150円程度から色の塗られていないものを売っていました。これを買って、日本で友人たちに郵送していたものです。
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とても素敵で欲しいものの一つですが、如何にも型抜きの工業製品が主流になってしまいました。23ユーロ(3,650円)。買えない値段ではありませんが、以前の相場を知っているだけに、溜息しか出て来ません。
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小型のクリスマスピラミッドです。四隅に蝋燭を入れる受け皿がセットされています。やはり蝋燭の上昇気流で回すのが基本ですね。
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こんなに明るいクリスマスマーケットは珍しいです。
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これは何?皮製品の店かな?それにしても人が多い。夜ならわかるんだけど。
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見事なドレスデンの旧市街の模型に目が釘付けです。
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屋根の上でテディベアたちが焼き菓子を焼いています。左端は竈ですね。店ではシュトーレンを売っていました。750g16.5ユーロ、1kg19.95ユーロ、1.5kg28.95ユーロ、2kg37.95ユーロ。6千円のシュトーレン?!声も出ません。
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二階建ての回転木馬です。見事なものですね。これが移動式だなんて、信じられません。
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今回はシュヴィップボーゲンのために来ているので、今からどんなものがいいか見当を付けておきます。
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これは初めて見ました。アーチの上の街灯風のランプが意表をついています。ランプの部分だけなら、どこかのクリスマスマーケットで実際に街灯だったのを見たことがあります。
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熱くて飲むのに時間が掛かるので、最近はあまり飲まないのですが、グリューワイン頼みました。2020年と書いてありました。物持ちがいい店ですねえ。
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裏側です。持ち手の付け根が手袋になっています。グリューワインは店によって味や濃さが違うのですが、ここのは濃すぎないですっきり飲みやすかったです。
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一体、昼間からこんなに人がいたら、夜はどうなるのかしら?そう言えばドレスデンは昼間にしか来たことがありません。幸いなことなのかも・・
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今回のツアーは、クリスマスマーケットのツアーによくありがちな、自分でなんとかしましょうねというスタンスです。買い物をしたかったら自分で探す。食事はもちろん自力でなんとかする。朝食以外ツアーに付いている食事はありません。ドレスデンならアルテマルクトの角にマクドナルドがあるし、レストランはたくさんあります。でもなかなか自給力が必要なツアーです。そこで、今日は唯一のドイツでの買い物が出来る日なので、ガレリエに向かいます。このアーケードを抜けていきます。
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抜けたところは中庭で、向かいの建物がショッピングセンターの「Altmarkt-Galerie」です。都会のショッピングセンターなので店揃えは日本と同じ。簡単な食事ならノルドゼーNordseeやダンキンドーナツもあります。地下にREWEがあるので、食料品の買い物はここで。ドラッグストアのROSSMANNやコンビニのdmもあります。
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残り時間が少ない中で急いで買い物をして、猛ダッシュです。
ガレリエはL字型になっていて、その角にあるクロイツカム(Kreutzkamm)では、ドイツで滅多に見つけられないバームクーヘンを売っているのですが、タイムアウトです。
トラムの通りを渡って少し西に行けばすぐにツヴィンガー宮殿です。
玉ねぎ型の王冠を載せた門が見えます。宮殿の向こう側がバスの待っている広場なので、もう大丈夫。 -
さて、この工事現場はどうしたことでしょう。せっかくなので、ツヴィンガー宮殿の中庭を突っ切って行こうと思ったら、大規模工事中でした。
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四角く宮殿の建物に囲まれた中庭は真ん中の噴水を中心に4つに仕切られていて、宮殿の庭にしては確かに何もない感じはしていましたが、まさか全部更地にして造り変えるとは。
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そこで、外側から2階のテラスに上れる階段を見つけて、上ってみました。マイセン製のカリヨンがついた時計があるのが、さっき私が覗き込んだ南門です。
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同じ高さにいるので、カリヨン時計が良く見えます。
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西側にあるのが王冠の門。これを忠実に再現した建物が佐賀県有田町にあります。「有田ポーセリンパーク」に初めて行った時には驚きました。この玉ねぎを日本で見ることがあるなんて。ツヴィンガー宮殿の磁器収集室には、アウグスト強王が集めた日本や中国の磁器が展示されています。有田焼の大きな壺も見られます。
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庭の中心に4つあった噴水池は外枠だけは残っているようです。工事が終わると、もっと魅力的な庭になるのかしら?
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テラスから降りて、北門から西側に来ています。
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ここだけが、一般人が歩くことが出来ます。
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目的地は建物の1階。WCと看板があります。ここは他の有料トイレよりも高かったので、他に選択肢がない場合のみにした方がいいです。
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現在のツヴィンガー宮殿の俯瞰図です。上が王冠の門のある西側です。ゼンパーオーパーのある広場へは、下方向に行きます。
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北門から出てゼンパーオーパーが見えました。
ゼンパーオーパー (ザクセン州立歌劇場) 劇場・ホール・ショー
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ゼンパーオーパーの正面上部です。1841年にザクセン王立劇場として建てられました。建築家ゴットフリート・ゼンパーが建てたので、ゼンパーオーパーと呼びならわされています。第二次世界大戦で破壊され、1985年に再建されました。ドレスデンはそういう建物がいっぱいです。
ゼンパーオーパー (ザクセン州立歌劇場) 劇場・ホール・ショー
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待ち合わせの時間ですが、ツアーの一団はまだ来ません。でも私は個人行動をとっている以上、遅れる訳にはいきません。広場で待っていた私に添乗員さんは「絶対にいると思っていました。」と言ってくれました。その信頼に応えるためにも遅れてはいけません。
さあ、ドレスデンを出発します。次は最大の目的地ザイフェンです。
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