2023/12/09 - 2023/12/14
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ミズ旅撮る人さん
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2023年のクリスマスマーケットの旅は、チェコの首都プラハに4連泊です。
プラハ観光の二大目的地のうちストラホフ修道院の図書館は午前中に行きました。もう一つの目的地が市民会館です。アルフォンス・ミュシャの絵がたくさんあるアールヌーボー様式の素晴らしい建物です。ところがここはガイドツアーでしか見学が出来ないのでツアーでは素通りです。今回はほぼ一日フリーなので、ガイドツアーに参加します。当日でもチケットが取れたので感激です。市民会館は外観から既にアールヌーボーで、見目麗しい建物です。ここにはスメタナホールが併設されていて、「プラハの春音楽祭」が開催されることで有名です。ガイドツアーでは、まずそのスメタナホールに入って説明をゆっくり聞きます。その後館内を巡るのですが、どこを見ても素晴らしくて感動しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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14:30の予約が取れたので、時間になるまで周囲をぐるっと回って来ました。市民会館は何故か三角形をしていて、その角に火薬塔が接続しています。両者の間に渡り廊下があるのです。市民会館は外観がすべてアールヌーボー様式なので、どこを見ても華麗です。
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小雨が降って来たので館内見学はちょうどいい雨宿りです。
2023年12月当時は290コルナでしたが、現在は320コルナになっています。一日にガイドツアーは大体4回ありますが、1回はチェコ語なので、英語は3~4回となります。時間は日によって異なる場合があるので、HPで確認してください。
https://www.obecnidum.cz/en/visits/
チケット売り場は円形のホールの先、階段の手前にあります。階段に向かって左がガイドツアー用、右側がコンサート用です。市民会館 建造物
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アートショップの前の狭い通路に立って待っていると、どんどんと人が増えていって、え、こんな大人数で行くんだ?という状態になりました。世界各国から来ているので人種・言語はまちまちです。私のように英語ガイドですら、何を話しているのかわからない人もかなりいそうです。
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正面の階段を上がるとスメタナホールのクロークがあります。その手前に左右にまた階段があるので、それを上って行きます。
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コンサートホールの前の大きなホールに集まります。
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上がって来た階段はエレベーターの周りを囲んでいました。ガイドはかなり大きな女性で、私はこれで上がりますと、一人エレベーターに乗り込みました。
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ガイドが上がって来るのを待つ間、反対側のエレベーターも撮影します。
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ガイドが合流して、スメタナホールに入ります。あまり明るくないので、ぼんわりとした印象です。
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参加者たちは、手近な席に座ってガイドの説明を聞きます。
画面の右端に小さな張り出しがあります。チェコ大統領のためのボックス席です。ステージに向かって右側にあるのは、プラハ市長のためのボックス席です。 -
コンサートホールの座席なので、もっと座り心地の良い立派な椅子かと思いきや、古い映画館の椅子のようなもので、ちょっとびっくりしました。それだけ歴史のあるホールという事なのでしょう。
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ここで行われる「プラハの春」という音楽祭は、スメタナの命日1884年5月12日にちなんで、5月12日に「我が祖国」の演奏で始められます。
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ホールの照明が点きました。
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天井です。
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桟敷席にはたくさんのライトが並んでいます。何故そんなにライトが必要なのかしら?
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明るくなったので、もう一度舞台を撮ります。正面奥に大きな6枚の板が吊り下げられており、その後ろにパイプオルガンがあります。ロマン派のオルガンは4814本のパイプから成り、世界でも最大級だそうです。スメタナのブロンズ製レリーフが掲げられています。
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桟敷席の椅子はもっと立派でしょうね。あれだけきらびやかな席なのだから。
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おお、実にアールヌーボーらしい細工です。
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アールヌーボーは19世紀末から20世紀初頭にかけて流行しました。市民会館はその円熟期に建設されたのです。スメタナホールを出て、次の部屋に行きます。
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Confectioneryとルートには書いてあります。
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すべての内装が徹底したアールヌーボーです。照明・扉・壁・・
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天井が一際(ひときわ)美しい。
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壁には窓と鏡が交互にあって、部屋を広く感じさせます。
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出入り口の上部。アーチ部分が無色のステンドグラスのようです。
アールヌーボーは守備範囲がとても広い。 -
天井が宝石箱のようです。
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ここでお茶やお菓子をいただいて、テーブルを囲んで談笑するのですね。見学ツアーでは、ロープが張ってあって近づけません。
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スロヴァーツコ・サロン(Slovacky salonek)
カフェの隣の小さなサロンです。スロヴァーツコという土地の民族模様をあしらっています。こんなすごい飾りを創造できるなんて、それまでの芸術の流れからは一気に飛躍してしまったように見えます。 -
あまりに美しいので真下からもう1枚。
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窓のカーテンの上部。カバーは刺繍が施されています。
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扉の脇にあるのは水槽だそうです。4面に金のかたつむりが張り付いていますが、なんと噴水なのだとか。
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刺繍の柄までバリエーションいっぱい。
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イスラム建築なら、涼を感じるために部屋の中に噴水などがあるけれど、これは何でしょう?
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モザイクタイルはイスラムっぽいけれど、その色とモチーフはポップな感じ。おまけに天辺に座っている女性は?ガイドは一生懸命説明してるけど、とっくに理解しようなんて諦めているから、ただ見るだけ。もったいないなあ。
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アールヌーボーの作者は、とっても凝り性なのでしょうね。
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窓辺にはストーブ。カバーが芸術作品。その上の白石は何?
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一部屋一部屋全部意匠が違います。何人の芸術家が関わったのでしょう。
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オリエンタルサロン(Orientalni salonek)女性用のラウンジでした。
下手な宮殿よりずっと華麗で明るくて芸術的。 -
壁が珍しくシックだと思ったら、その上が金色なのね。所々にある四角い金属製のモチーフはとても細かくて、何故そこにあるんだろう。
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ソファーとテーブルはもちろん同じモチーフ。どうしてそういう形になったの?
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まっ平らな天井に、よくこれだけ心血を注げるものです。
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シャンデリアは既にただの照明器具じゃない。展示品です。
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芸術家が家具職人なのか、家具職人が芸術家になったのか。
作るのが楽しかったんでしょうね。 -
グレーグルホール(Gregruv sal)ダイナミックな部屋に来ました。
当時の有名な政治家グレーグルの名前を付けています。
パーティーなどを催したので、演奏会などが出来るスペースがあります。 -
天井
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この部屋は絵画よりも家具・調度品が傑出していると思います。
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これがシャンデリアです。
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天井画
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次はパラツキーホール(Palackeho sal)です。ホールの名前は、19世紀にチェコの歴史学者フランチシェク・パラツキーから付けました。
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人類の黄金時代をテーマにした、ヤン・プレイスレルというチェコの画家の作品が飾られています。
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天井画を縁取る照明だけが強調されているみたいで、他の部屋とちょっと違います。
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円盤の中の彫刻はすてきです。
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先程と同じ部屋の仕切り窓を反対側から撮っていますが、随分印象が違います。
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ドアの取っ手
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さあ、市民会館最高の人気を誇る市長ホール(Primatorsky sal)です。
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この部屋の絵はすべてアルフォンス・ミュシャのものです。
「スラブの団結」と名づけられたこの天井画は、スラヴ民族の営みをイメージして円形に描かれています。中央にはその人々を守る鷲の姿が。 -
絵だけではなく、ステンドグラスやカーテンなどのインテリアもすべてミュシャが手掛けています。
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カーテンカバーから垂れ下がった対の飾り。他では見たことがなく独創的です。
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8枚全部行きます。
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足元に絵のモチーフとなる単語を飾り文字で書いてあるそうですが・・・
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パリで華々しく活躍していた頃の絵しか知らない人には、ちょっと暗い絵柄に見えます。ミュシャは、1910年にスラブ叙事詩の製作を始め、17年かけて20点の作品を完成させました。チェコではムハと呼ばれ、ムハ美術館もありますが、「ヒヤシンス姫」の他は、この絵のようなスラブ民族をモチーフにした絵が中心です。
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1916年にはチェコスロバキアとしてハンガリー・オーストリア帝国から独立を果たしますが、この際、通貨や切手などのデザインをミュシャは無償で引き受けました。1993年にチェコとスロバキアに別れ現在に至っています。
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「スラブ叙事詩」は、1928年に完成した後はプラハ市に寄贈されたものの、展示されることなく近年まで保管されていました。本来はプラハ市が恒久展示施設を建設することが条件で寄贈されたのですが、それが果たされていないとして、ミュシャの孫でありミュシャ財団理事長のジョン・ミュシャがプラハ市を提訴しました。プラハ地方裁判所が訴えを認めています。
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ところが、新たに「スラヴ叙事詩」20点を展示する施設の建設がミュシャ財団とプラハ市のあいだで合意されました。
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新たな展示施設は、トーマス・ヘザウィック率いるヘザウィック・スタジオが設計。同スタジオがプラハの中心地で2026年の完成を予定している大規模再開発プロジェクト「サヴァラン」の中心的な位置づけとなるそうです。
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展示面積は約3500平米となり、施設では「スラヴ叙事詩」とともに多くの習作やパステル画、ドローイング、油絵、写真、文書などが展示される予定です。
ミュシャ目当てでチェコを訪れたいと思っている人は、ちょっと待った方がいいかもしれません。 -
扉の上のちょっとした空間までもがアートです。
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コーナーラウンジ。
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ミュシャの絵を背もたれにするなんて、畏れ多いことです。
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今度は天井画を反対側から撮りました。
ガイドツアーで数十人が一つの部屋に集まるので、場所が空いたら移動しています。 -
天井画を部分部分で撮って行きます。
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カーテンに孔雀がいます。
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暖炉カバー
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リーグル・ホール(Riegruv sal)
政治家であり新聞記者でもあったフランチシェク・ラヂスラフ・リーグルというチェコ人にちなんで名づけられたホールです。 -
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「チェコの春」というタイトルの絵には、チェコの作家や画家、作曲家が描かれています。左の絵には5人の作家が、
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右の絵には彫刻家と2人の画家、スメタナ(右から2番目)とドボルザーク(右端)が描かれています。彼らは生きている年代がずれているので、実際にこのように並んだことはないそうです。
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スラドコフスキーホール(Sladkovsky sal)
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見学が終わり、廊下を歩いています。
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階段に囲まれたエレベーター。
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これを上がって来た筈ですが、足元しか見てなかったみたいです。
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ガイドツアーで見学したのは、以下の通りです。
①スメタナホール
②カフェ
③モラヴィアスロバキアパーラー
④ボジェナヌムコヴァーパーラー
⑤オリエンタルパーラー
⑥グレグルホール
⑦パラッキーホール
⑧市長ホール
⑨リーグルホール
⑩スラドコフスキーホール -
クロークに上着を預けた人もいたようです。
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市民会館の外に出ると、もう夕暮れが近付いていました。
カレル橋で日没時にイベントがあるので、またトラムに乗って行きます。以降はまた次回にて。
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