2024/02/01 - 2024/02/21
31939位(同エリア47237件中)
一人旅のラクさん
- 一人旅のラクさんTOP
- 旅行記42冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 26,363アクセス
- フォロワー13人
大学の春節休み中に、鉄道だけを用いて新疆ウイグル自治区を旅行してきました。
今回は2月15日の交河故城観光と、2月16日のトルファン郊外の観光(事情により途中で中止)、ウルムチ駅までの移動について書きます。
旅程
2/1 瀋陽発・移動(瀋陽→ウルムチ)
2/2 移動(瀋陽→ウルムチ)
2/3 移動(瀋陽→ウルムチ)
2/4 ウルムチ観光(街歩き)
2/5 ウルムチ観光(天山天池など)
2/6 ウルムチ観光(博物館)・移動(ウルムチ→クチャ)
2/7 クチャ観光(キジル千仏洞など)
2/8 クチャ観光(街歩き)・移動(クチャ→カシュガル)
2/9 移動(クチャ→カシュガル)・カシュガル観光(街歩き)
2/10 カシュガル観光(カラクリ湖など)
2/11 カシュガル観光(動物市場など)
2/12 移動(カシュガル→ホータン)
2/13 ホータン観光(ラワク寺院などホータン近郊)
2/14 ホータン観光(街歩き)・移動(ホータン→トルファン)
2/15 移動(ホータン→トルファン)・トルファン観光(交河故城)
2/16 トルファン観光(火焔山などトルファン近郊)・移動(トルファン→ウルムチ→アルタイ)
2/17 移動(トルファン→ウルムチ→アルタイ)・アルタイ観光(アルタイ市街)
2/18 アルタイ観光(街歩き・博物館)・移動(アルタイ→ウルムチ→瀋陽)
2/19 移動(アルタイ→ウルムチ→瀋陽)
2/20 移動(アルタイ→ウルムチ→瀋陽)
2/21 移動(アルタイ→ウルムチ→瀋陽)・瀋陽着
※旅行した当時は私は留学中の身でしたので、旅行の開始地点は遼寧省の瀋陽となっております。ご了承ください。
※列車のみで旅行するという趣旨のため、移動の場面がかなり多くなると思われます。
※当時の元/円レートは、1元=20.7円くらいです。
それではここからが本編です。
-
こんにちは。2月15日の昼です。
現在14時50分。トルファン滞在1日目は交河故城を観光していきます。
市街から交河故城まではタクシーで20分ほどです。 -
交河故城に着きました。
交河故城は紀元前2世紀に築かれた遺跡で、特に高昌国の時代(460年-640年)にはシルクロード交易の拠点として大いに栄えました。
土で築かれたものでは世界で最も大きく最も古い都市遺跡だそうで、故城が築かれた高さ30mの台地の上には当時の街の様子がそのまま残されています。
一時は西域の最高軍事機関である安西都護府が設置されるほど栄えた交河故城ですが、14世紀になるとモンゴル軍の攻撃を受け打ち捨てられたと考えられています。 -
チケットを買います。
写真の看板には故城の入場料が70元と書かれていますが、閑散期だからなのか景区の移動車の料金含めたった35元で済みました。 -
移動車に乗って出発です。
まず最初に交河古村という民俗館的な建物に寄るみたいです。 -
交河古村に着きました。
ま、前置きのようなものなのでササッと見ていきます。 -
中はこんな感じ。
なんだかお化け屋敷みたいです(笑) -
昔使われていた農具などの展示されています。
-
民家を再現した小部屋。
-
順路に沿って歩いていると展望台がありました。
-
登ってみるとすぐそこにダムが見えます。
実は交河故城がある台地は2本の小川に挟まれており、現在川の水はこのダムへと注いでいます。 -
何故かいた黒いヤギ。
-
さて外に出てきました。
再び移動車に乗って、今度こそ交河故城へと向かいます。 -
台地の壁に沿って故城の入り口へと向かいます。
-
10分ほど移動車に揺られると到着です。
-
故城内の地図です。
台地の細長い形に合わせ、街も横長の作りをしています。
まずは上回りで左端にある寺院と仏塔へ行き、復路は左中央の大寺院に寄ってから中央通りを通って入り口まで戻って来ることにします。 -
では階段を登り交河故城の中へと歩を進めていきます。
-
故城はゴツゴツとした砂岩の上に築かれており、道を進んでいくと徐々に土で作られた家々が姿を表します。
-
風化や侵食によってかなり形は崩れていますが、それでも多くの建物がその姿を止めています。
-
辺りを見下ろせそうな展望台がありました。
-
版築の家が一帯に広がっています。
こうして見てみると、中々大きい街であったことがわかりますね。 -
故城内は場所によってはかなり道が入り組んでおり、特に居住区であった場所はまるで迷路のようです。
-
居住区の様子。
勿論建物の中へは立ち入れませんが、間近で建物の様子を覗うことができます。 -
版築。
ボロボロになっていますが、土で作られていることがはっきりとわかります。 -
さて居住区を抜けると開けた場所に出ました。
ここは地図でいうと左端の上に当たる場所で、手前に東北寺院、その向こうには大きな仏塔があります。 -
まずは東北寺院から見ていきます。
説明書きによると、本殿と中庭の二部分で構成されてるらしいです。
基本的に交河故城内の説明書きは内容が薄いので、事前に調べて行った方がいいかもしれません。 -
周りは壁に囲まれています。
-
中はこんな感じ。
写真がこれしか残ってなかったんですが、後に回る西北寺院に比べると損壊が進んでいる様子でした。
仏像などもあったと思われますが、破壊されたのか今にちでは姿を拝むことはできません。 -
次は東北寺院の奥にある塔林(ストゥーパ)へ行ってみます。
Forest of Stupaという名前の通り、仏塔が何本も建立されている場所のようです。 -
これが塔林です。
中央には大きな仏塔が建立されており、その周りには小さな仏塔が建立されています。 -
近づいてみてみるとこんな感じ。
中央の大きな仏塔と合わせると、全部で101個の仏塔が建立されているようです。
残念ながら仏塔自体についての説明はありませんでした。 -
次にやってきたのは西北寺院。
こちらは先程の東北寺院に比べると保存状態が良く、ネットにも比較的情報が多く載っていました。
一説によれば、他の建物より少し後年に建立されたと考えられているようです。 -
中はこんな感じ。
真ん中に仏塔があったようですが、現在は破壊されてしまったようです。
中央を囲むように周りには回廊があり、その外側は僧達の生活空間であったといいます。 -
入り口の左右にある地下室の様子。
こっちの寺院はかなりしっかりと形が残っていて見応えがありました。 -
お次に大寺院へとやってきました。
南北に88m、東西に59mの大きさを誇る、交河故城では最大の仏教寺院です。
4世紀以降に建立されたといいます。 -
中庭だったのか、入ってすぐの場所は非常に広々としています。
おそらく向こうに見えるのが本殿でしょう。 -
本殿の様子。
真ん中にあるのが四角形の形をした仏塔で、その四方には計28個の龕(がん)と呼ばれる仏像を納める厨子があったらしいです。 -
大寺院内の風景。
かなり破損しており、見ただけでは何が何の建物なのか全く分かりません。 -
井戸なんかも残っていました。
中は見えませんが、よく形が残っていたものだなぁと感心。 -
この大寺院から出入り口の方まで伸びているのが、中央大道と呼ばれる交河故城のメインストリートです。
今からここを通って入り口の方まで戻ります。 -
道中にある南部寺院。
外からしか見ることはできませんが、屋根まで残っている建物はここぐらいだったと思います。 -
中央大道の様子。
あらかた観光し終えたので、このまま景区の出口へと向かいます。 -
故城の入り口まで戻り、移動車で景区の出口へと戻ります。
-
さて景区を出てきました。
ホテルまで帰りたいんですが、今回は車をチャーターしていなかったので、街の方までダラダラ歩きながらタクシーを探してみます。 -
途中に見つけたブドウ園らしき場所。
冬だからか蔓も何も生えていません。 -
20分ほど歩いてやっとタクシーを捕まえることができました。
この後は一旦ホテルに帰り、日が暮れたらまた食事をとりに街に出てみようかと思います。 -
20時30分、そろそろ街に出て飯屋を探します。
特に行きたい店も見つからなかったので、適当にぶらつきながら探してみます。 -
なんとなく見つけたこの塔希娜美食という店で夕食をとることにします。
-
この店のおすすめメニューだという、全く名前がわからない食べ物。
うずらや野菜類、豆腐やちぎった麺などが入った羊のスープ?のような食べ物で、個人的には西安の羊肉泡馍に若干似ていると思いました。
よくわからない食べ物ですが、結構美味しかったです。 -
そしていつもの羊肉串。
今考えると、これがこの旅行最後に食べた羊肉串でした。 -
さて再びホテルへと戻ってきました。
明日は郊外の火焔山やベゼクリク千仏洞などを観光しに行きます。
といっても突然のアクシデントのせいで全く観光できずあまり見どころもなかったので、明日の夜までこの旅行記で書いてしまうことにします。 -
おはようございます。
2月16日の朝です。
今日は先程述べた通り、火焔山を始めとしたトルファン郊外の観光地を回っていこうと思います。 -
12時20分、タクシーをチャーターして出発です。
先に火焔山へと向かいます。 -
火焔山はトルファン市街から東に約30キロ離れた場所にある丘陵で、トルファンでは最も有名な観光スポットです。
非常に特徴的な見た目をしており、赤茶色の岩山が東西約100kmに渡って連なっています。
夏になると気温が50度を超えることも珍しくなく、西遊記の中では炎が上がる山として書かれ、孫悟空一行の行く手を阻みました。 -
火焔山が見えてきました。
あいにくの天気なので少し見えにくいですが、山肌には縦に無数の溝が走っており、その見た目はまるで炎の様です。 -
さて火焔山景区の入り口に着きました。
正直火焔山自体はどこからでも見ることはできるのですが、この景区に入ればより間近で火焔山を眺めることができます。 -
いざチケットを買おうとしたらこんな張り紙が。
読んでみると、悪天候の為各A級観光地の入場を停止するとのこと。
嘘でしょ?そんなことあんの?と思いながらも、実際チケットも販売されていないのでどうすることもできず。
もしかしたら時間が過ぎたら解除されるかもしれないので、一旦火焔山は飛ばし、先に別の観光地へ向かってみることにします。 -
再びタクシーに乗り込み、今度はベゼクリク千仏洞へと向かいます。
ベゼクリク千仏洞は火焔山の峡谷に位置する石窟寺院です。
魏晋南北朝の時代から彫られ始め、それ以降ここら一帯の仏教の中心地として信仰を集めましたが、13世紀末にイスラム教勢力が台頭してくると次第に仏教は衰退してしまったようです。
現在現存する石窟は83個で、その内一般に解放されてるのは6窟のみだそう。 -
ベゼクリク千仏洞はムルトゥク川の岸壁に築かれており、近くまで来ると川に沿って走りだします。
-
ベゼクリク千仏洞に着いたと思ったら、なんとこちらも入場停止とのこと。
居ても立っても居られず警備員の方に話を伺うと、この状態が2、3日は続くだろうとのこと。
せっかくトルファンまで来たのに、この仕打ちはあまりにも酷すぎます… -
千仏洞付近の渓谷の風景。
残念ながらやることもなくなってしまったので、ホテルに帰ることにします。 -
帰り道に火焔山景区の近くに停めてもらって写真をとりました。
もうこの景色が見れただけでもヨシとしましょう。 -
困ったことに、本来の予定ではトルファンとウルムチで1泊ずつしてから帰る予定だったのですが、トルファン観光がオシャカになったせいでこのままだと観光も何もしない空白の3日間が生まれてしまいそうです。
-
それだとあまりにも勿体無いので、どこか行けそうな別の都市はないかと考えていると、今回の旅行では諦めていた北疆のアルタイが思い浮かびました。
自分にとっても急展開だったのですが、「せっかくなら」ということで、帰りのタクシーの中で急遽アルタイ行きの列車のチケットとホテルを予約しました。 -
ホテルに戻ってきました。
フロントに今夜中にホテルを発つことを伝え、部屋に戻って荷物をまとめ列車の時間を待ちます。 -
19時50分、ホテルをチェックアウトし、タクシーでトルファン北駅へと向かいます。
-
トルファン北駅に着きました。
保安検査を受け、駅の中へと入ります。 -
新しく買い足した切符です。
トルファンからアルタイまでは直通列車がないので、まずはウルムチまで高鉄で向かい、そこから夜行列車でアルタイへと向かいます。 -
駅の待合室の様子。
21時過ぎになると検票が始まりました。 -
列車がやってきました。
ウルムチまではちょうど1時間ほどです。 -
春節休みのUターンラッシュと重なったからか、車内は満員です。
西安駅発の列車だそうですから、もしかしたら10時間ずっと立ちっぱなしの人もいるかも… -
21時33分、ウルムチ駅に到着です。
乗り換えの時間が迫っているので、駅の外に出る時間はありません。 -
乗り換え専用の出口を通り、待合室へと急ぎます。
-
待合室に着きました。
私が乗るのは23時20分発の富蕴行きの夜行列車です。
アルタイ駅には明朝9時03分に到着します。
といったところで今回はここまでです。
トルファンの観光は残念なところもありましたが、交河故城と火焔山には行けたので、まぁよしとしたいと思います。
次回はこの旅行最後の目的地、アルタイへと向かいます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
冬の新疆鉄道の旅
-
冬の新疆鉄道の旅①-瀋陽→ウルムチ移動編
2024/02/01~
中国
-
冬の新疆鉄道の旅③-ウルムチ(天池)編
2024/02/01~
中国
-
冬の新疆鉄道の旅④-ウルムチ(博物館)編
2024/02/01~
中国
-
冬の新疆鉄道の旅⑤-クチャ(郊外)編
2024/02/01~
中国
-
冬の新疆鉄道の旅⑥-クチャ(市街)編
2024/02/01~
中国
-
冬の新疆鉄道の旅②-ウルムチ(市街)編 ※再投稿
2024/02/01~
中国
-
冬の新疆鉄道の旅⑦-カシュガル(街歩き)編
2024/02/01~
中国
-
冬の新疆鉄道の旅⑧-カシュガル(カラクリ湖)編
2024/02/01~
中国
-
冬の新疆鉄道の旅⑨-カシュガル(動物バザール)編
2024/02/01~
中国
-
冬の新疆鉄道の旅⑩-ホータン編
2024/02/01~
中国
-
冬の新疆鉄道の旅⑪-トルファン(交河故城)編
2024/02/01~
中国
-
冬の新疆鉄道の旅⑫-アルタイ編
2024/02/01~
中国
-
冬の新疆鉄道の旅⑬-アルタイ→瀋陽編
2024/02/01~
中国
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
中国 の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 冬の新疆鉄道の旅
0
73