2024/06/08 - 2024/06/09
187位(同エリア599件中)
玄白さん
コロナがようやく落ち着いてきたので、以前から訪れたいと思っていた日本最北の国立公園「利尻・礼文・サロベツ」へ花とグルメと温泉を巡る一週間の旅へ。旅行記第4弾は、礼文島から利尻島へ。
夕方到着した富士岬にある民宿に投宿、夕日の撮影ポイントの一つで早めの夕食の後の夕景撮影。翌日は利尻島最北端から南端の南原湿原まで、島東側をあちこち立ち寄りながらののんびりドライブの滞在一日目の記録である。
利尻島は一周60kmほどの小さな島で、車であれば一日で回れてしまう。また島を一周するサイクリングロードが整備されているので、利尻島を訪れる人のかなりの割合で、アクティビティとしてサイクリングか、利尻富士登山をする人たちのようだ。しかし、我が家は連れ合いが自転車が苦手、夫婦とも利尻富士に登るほどの体力は、とうに失せているので、軟弱な撮影旅と相成ったのである。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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6月8日 礼文島香深港16:30発 利尻島鴛泊港17:15にほぼ定刻に接岸。
フェリー乗り場のすぐ前のレンタカー店で予約してあった車を借り、利尻島最北部の富士岬にある民宿「夕日館」に投宿 -
イチオシ
明日からの天気は曇りもしくは雨予報だったので、夕食後に、夕日がきれいなところという富士岬で夕日の撮影に出向いた。あいにく夕日は雲に邪魔されて撮影できなかったが、礼文島上空の雲の上にサンピラーが出ていた。
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礼文岳付近に沈む夕日が、雲の間から一瞬顔を出した。
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イチオシ
陽が落ちてから雲が鮮やかに焼けて、礼文島のシルエットが浮かびあがった。手前の海辺に生えている昆布が水面を顔を出している。その昆布に夕焼けが映り込んでいる。
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カメラを左にパンして、地元の漁師たちのための小さな漁港の入り口に立つ灯台を入れた構図にて。
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まもなく、夕暮れのドラマを終わりを迎えた。
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6月9日
利尻島はほぼ円形の島で、一周するのに車であれば一日で回れる小さな島なのだが、あちこち撮影のためにたっぷり時間をかけて半周するスケジュールを組んだ。
まず立ち寄ったのは、富士野園地だ。ここは映画「北のカナリアたち」のロケ地の一つである。 -
エゾカンゾウの群生地としても知らているのだが、思ったほど花の密度は高くなかった。日光霧降高原や、福島県の雄国沼のような大群落を期待していたのだが・・・
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ところどころ、仙台萩の小規模な群落があった。
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アップで一枚
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目の前にポンモシリ島という岩礁がある。
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ここはウミウのコロニーになっている
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もう一枚パチリ
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少しはなれたところに、もう一つ展望台がある。
アドベンチャーレーサー田中陽希君が、屋久島の宮之浦岳から利尻富士まで移動は徒歩とカヌーで一筆書きを描くように日本100名山を踏破という山行番組が10年前に放送されて玄白も毎回放送を見ていた。彼が最後に利尻富士を登って、ここに凱旋してフィナーレのイベントが行われた場所である。 -
イチオシ
ここから眺めた利尻富士。雲は多いがくっきり見えている。
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次に立ち寄ったのが、富士野園地から300mほど南にある夕日ケ丘。標高56mの小高い岬の上の丘が展望台になっている。
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ここは、文字通り美しい夕日、夕景が見られる場所である。晴れれば、宿から車を飛ばせば15分ほどで来られるので、夕景と夜の星空撮影をする候補地と決めていたのだが、残念ながら利尻島滞在中は晴天に恵まれることはなかった。
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イチオシ
南に目を向けるとペシ岬が見える。ペシ岬の裏側は鴛泊港、フェリーターミナルである。
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夕日ケ丘の岩肌をバックにエゾカンゾウ
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ハマナス
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イチオシ
鴛泊を通り過ぎ、姫沼へ。ここは利尻島の東側では人気の観光スポットになっている。まだ朝で風が凪いでいたので、見事な逆さ利尻富士が見えていた。
ツアー客団体のガイドが、こんなきれいな逆さ利尻富士は滅多に見られませんよと得意げに説明していた。 -
湖面の逆さ利尻富士だけを切り取る
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中州の草むらに一羽のサギ
姫沼には一周1kmの遊歩道があるので、のんびり歩いてみる。 -
礼文島でも何度も見たミヤマオダマキ
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アマドコロ
広く日本全国に分布するようだが、玄白は初めて見た。 -
ツボスミレ
これも北海道から九州の平地や林の少し湿った草地に生える花。礼文島では礼文島固有の花にたくさん出会えたが、利尻島固有の花はそんなにたくさんはなく、代表的な固有種はリシリヒナゲシがある。しかしこの花は利尻富士の頂上付近に行かないとみられないので、玄白たちが見ることは、能わず! -
マイヅルソウ
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シャク
礼文島の桃岩展望トレッキングルートでもたくさん見た花だ。 -
ハンゲショウ
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先ほど中州にいたサギがこちらに移動していた。
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歩きやすいよく整備された木道
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姫沼一周。出発点に戻ってきた。
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利尻富士頂上付近の雲の動きが早い。富士野園地や夕日ケ丘からみた利尻富士とは山容がだいぶ変わっている。
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この間、風が出てきて、逆さ利尻富士は消えてしまった。
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姫沼の散策を終えて、オタトマリ沼へ移動。
利尻富士は中腹より上はすっかり雲に覆われてしまった。 -
オタトマリ沼は海に近いためか、海鳥が多い。
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上空を舞うオオセグロカモメ
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オタトマリ沼も沼を一周する1.2kmほどの遊歩道がある。
まずは散策前にちょっと早めのランチとすることにした。 -
利尻島もまた生ウニがおいしいところなのだが、礼文島のような超高価な丼をまた食べるほど懐は豊かではない。そこで値段を抑えるために、ウニ、いくら、ホタテの3食丼をオーダー。ウニはムラサキウニだけだが、味は礼文島「かふか」のウニ丼に劣らぬ美味であった。
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苔の一種だが、名前はわからない
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エゾイソツツジ
北海道の固有種? -
オタトマリ沼の次に向かったのは、南原湿原。姫沼やオタトマリ沼ほど観光スポットとしての知名度はないらしく、我々以外は誰もいなかった。湿原の入り口に3~4台の車が駐車できるスペースがあるだけだ。
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湿原入り口の近くにあるのは、メヌウショロ沼。利尻島にある4つの沼の一つだが、姫沼やオタトマリ沼ほどの知名度はないようだ。
カルガモが一羽寂しそうに泳いでいた。 -
沼の畔にはカキツバタが咲いていた。
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アップでもう一枚
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案内図に従って遊歩道を散策開始。
咲き始めのミツガシワ -
エゾイソツツジ
ネットでは北海道の固有種と謳っているHPもあるが、東北の高山帯にも自生しているらしい。 -
奥の方に行くと、ちょうどワタスゲが見頃を迎えていた。
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我が家から気軽に行けるワタスゲ群生地としては奥日光戦場ヶ原や福島県の駒止湿原があるが、そこに優るとも劣らない見事な群生地だ。
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大きく育った水芭蕉の葉をバックにして。
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このモフモフ感がいいですね
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イチオシ
ヤマドリゼンマイとの共生。こんな情景は本州では、標高が高いところでしか見られないが、ここは標高5mの湿原である。
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エゾイソツツジとワタスゲ
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ヤマドリゼンマイとワタスゲの群生を広角にて。
ヤマドリゼンマイは、以前はゼンマイ属の一種とされていたが、最近では、一属一種とされている。植物分類学とはけっこういい加減なものだな~ -
きれいなモフモフをアップで一枚
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イチオシ
散り始めた綿毛
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傷んでいないエゾイソツツジをアップで
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飽きもせず、ワタスゲの群生の撮影を続ける
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ホロムイイチゴがひっそりと一輪だけ咲いていた。
岩見沢市幌向(ホロムイ)で最初に発見されたので、この名前が付けられた。 -
白い花をびっしりつけた樹が見えたが、遠くて花の種類がよくわからない。どうやらユスラウメ(山桜桃梅)のようだ。漢字だけみてユスラウメとは読めないが、語源は植物学者の牧野富太郎によれば、食べられる果実を採るのに木をゆすって収穫したからとしているようだが、果たして???(wikipediaによる)
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ほぼ一周したところで出会った口紅水仙
園芸品種だが、自然に生えたものだろうか?? -
利尻島の東半分を巡ったところで、富士岬の宿に戻る。途中、利尻富士温泉に立ち寄り、温泉でしばしのんびりしたのだが、写真はなし。
宿に戻ってから、離島らしい荒涼とした風景はないかと、付近を散策して撮影した一枚。放置された廃船。 -
昨晩、夕焼けを撮影した場所へ。利尻の遅い夕闇の時間となった。
<続く>
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この旅行記へのコメント (2)
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- 旅人隊長さん 2024/07/15 17:39:39
- 懐かしく拝見させて頂きました
- 玄白さん こんにちは!
礼文・利尻の旅行記、懐かしく拝見させて頂きました。
隊長は2007年に行って以来、すっかりご無沙汰しているのでですが、澄海岬も桃岩も変わっていない風景に癒されました。もっともスコトンの看板は新しくなっていましたが(笑)
しかもレブンアツモリソウまで拝見できて感動です!
今から44年前に初めて礼文に滞在していた時、現地のガイドの方が、アツモリソウが絶滅の危機にあるとかで、花が咲く前に蕾を落としてしまうという話をしていとので今でも元気な姿を見られて嬉しく思いました。
玄白さんの旅行記を拝見して、久々道北に行ってみたくなりました。
ありがとうございました。
隊長
- 玄白さん からの返信 2024/07/15 21:22:08
- Re: 懐かしく拝見させて頂きました
- 旅人隊長さん、ご無沙汰です。
一度は日本最北の地を旅したいという思いはありましたが、コロナ騒ぎで延び延びになっていて、ようやく実現した次第です。最近は4Travelへの投稿の熱がいささか醒めてしまい、すっかり雑な旅行記になってしまいましたが、そんな旅行記を見て頂いてありがとうございます。
隊長のフィールドである美瑛にも、もう一度くらいは訪れたいと思っています。
では・・・
玄白
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