2024/06/19 - 2024/06/24
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ミータさん
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2024/06/19
2024/06/20
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1日1カ国ペースの旅。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 楽天トラベル
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仕事柄あまり長い休みが取りにくい。それでも比較的水曜日が休みやすいので、例年火曜日の仕事が終わってからそのまま空港に向かい、夜間便に乗って朝ヨーロッパに到着という日程を組むことが多い。ところが、6月18日の火曜日発だと飛行機代が高くなったので、仕方なく6月19日発の飛行機にした。水曜日もしっかり仕事が入れられていたよ。
実質6月20日の午前から6月23日の夕方までの4日足らずで4カ国を回るというハードスケジュール。いつも以上にコンパクトに荷物をまとめる。 -
ターキッシュエアラインズのビジネスクラス往復57万円を利用(6月18日発だと10万円近く高かった)。スターアライアンスグループなので、ANAのラウンジを利用できる。そうそう、チェックインカウンターのビズネスクラスの列に並ぼうとしたら係員に「そちらはビジネスクラスですよ」と声をかけられてしまった。この10年は基本的にビジネスクラスの旅なのだが。
羽田空港国際線 ANAラウンジ (110番ゲート付近) 空港ラウンジ
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機内。ウエルカムドリンクのレモネード。
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食事の飲み物はシャンパン。これぞビジネスクラス。
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トルコ風前菜。
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メインは何故かイタリアン。オレキエッテというパスタ。
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デザートはトルコ菓子のバクラヴァ。とても甘いシロップ漬けのパイ。
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日本茶をお願いしたら南部鉄器の急須で提供された。
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しっかり眠って、翌朝の食事。まずはフルーツ。その奥にあるのはマグロの山掛けときゅうりのお漬物や梅干し。
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メインはお魚をお願いしたら、ご飯と一緒に出てきた。照り焼き風のソースが下に隠れていて、ご飯によく合った。
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イスタンブール空港で乗り換え。時間はたっぷりあるのでラウンジで過ごす。
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朝食を取ったばかりなので、そんなにお腹は空いていないのだが。
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とりあえず、スープやチーズ、ヨーグルトなど。
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バクラヴァ。長旅で疲れた体は甘いものを欲するのよ。
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チャイと一緒にいただく。
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リトアニアの首都ヴィリニュスに向かう。
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黒海上空を飛ぶ。
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またしても機内食。ヨーグルトの上にシリアルなどが乗ったもの。
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ホウレンソウなどが中に入っている。
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空港から3G番のバスに乗り市内へ。11:30頃、Juozo Tumo-何とかというバス停で下車。バスのチケットは運転手から購入した。確か1ユーロ。私は円高の時に沢山ユーロに換金しているので、1ユーロは120から130円という感覚。
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沢山の顔写真のパネル。
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最初に向かったのはここ、KGB博物館。去年(2023年)にアウシュヴィッツ博物館をはじめ、ナチ・ドイツ関連の地を訪れたように、こういう負の歴史の舞台にも立ち寄るようにしている。上の写真はソ連の支配に抵抗して捕まった人たちなのだろう。バルト三国がソ連から独立して30数年。
KGB博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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グーグルレンズさんに翻訳してもらう。
「占領と自由の闘争博物館 AUKŲ st. 2A
博物館は 1899 年に設立されました。ヴィリニュス県の宮廷のために建てられた宮殿の中にあります。ソビエト占領時代(1940年から1941年および1944年から1990年)には、この建物はソビエト抑圧機関(NKVD、NKGB、MGB、KGB)に属し、ナチス占領時代(1941年から1944年)にはドイツの安全保障に属していました。住民の絶滅と他者の迫害の計画がここで作成されました。占領中は建物の地下室が刑務所として、第二次ソ連占領中は死刑を執行する独房として使われていました。建物の台座は 1944 年から 1947 年にかけてこの刑務所で彫刻されました。ソ連軍によって射殺された自由の闘士たちの名前。博物館に加えて、この建物には現在、リトアニア共和国の裁判所、リトアニア国民の虐殺と抵抗研究センターの部門、およびソ連の安全保障に関するアーカイブ文書を保管するリトアニア特別アーカイブが収容されている。」 -
ソ連とナチ・ドイツに占領され、多くの犠牲者が出た。
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グーグルレンズによる説明文の翻訳の一部
「 1944 年から 1952 年の間に、リトアニアの刑務所から合計 142,579 人が強制労働収容所に連行されました。さらに約 60,000 人が、正式な判決理由が見つからなかったため、長期または短期の懲役から釈放されました。今のところその方法は不明です
多くの人が尋問中に死亡した。すべての囚人がその恐ろしい環境に耐えられるわけではありません。重労働、病気、貧しい食事、飢餓のため、リトアニアから追放された2万人から2万5千人が刑務所や強制労働収容所で死亡した。彼らは収容所内の埋葬地に埋葬されたが、通常は時間の経過とともに破壊され、標識のない墓に埋葬された。」 -
看守の部屋か?
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グーグルレンズによる翻訳の一部。
「この独房の区画は 1988 年から 1991 年にかけてシュレッダーで切り刻まれた書類が保管されています。それらはKGB幹部によって隠蔽するために破壊された 活動の痕跡を明らかにする 他のKGB文書は焼かれたり、破られたり、あるいはロシアに持ち去られた」 -
この袋の中にシュレッダーにかけられた書類の紙くずが入っている。
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実際に牢屋として使われていたのだ。
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拷問のための拘束衣。腕とか捻じ曲げたのだ。
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取り調べ用の机か。
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狭い「庭」がある。
去年(2023年)、バウツェンのシュタージ博物館に寄ったが、そこにも狭い庭があった。わずかな時間だけこの狭い「庭」で外の空気を吸うことができたのだろう。この近くで中学生ぐらいの集団がガイドさんの説明を聞いていた。ガイドさんはソ連時代にここに収容されていたかもしれない。そんな年齢の方だった。 -
次に訪れたのがヴィリニュス大学。本当は途中にユダヤ博物館(グリーンハウス)があって立ち寄るはずだったが、見落としてしまった。さらに少し道に迷ってしまった。
ビリニュス大学 建造物
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ヴィリニュス大学の校舎。
地球の歩き方によると「1570年にイエズス会によって高等学校が設けられ、その9年後に大学に改変された」由緒ある大学だそうだ。 -
大学には教会(聖ヨハネ教会)も併設されている。
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19世紀の古書室の見学だけは何とかできた。
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古書室。
言語学部の2階のホールには素晴らしいフレスコ画があるらしいが、見つけられなかった。あまり建物内をウロウロするのも悪いしね。 -
ヴィリニュス大学近くにある大聖堂。
大聖堂 (アルキカテドゥラ) 寺院・教会
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次はあの高台にあるゲディミナス塔を目指す。
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ゲディミナス塔
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ケーブルカーもあるのだが、歩いて登る。
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登頂。
丘の上の城博物館 (ゲディミナス塔) 博物館・美術館・ギャラリー
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ヴィリニュス旧市街を眺める。
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ゲディミナス塔の丘の向かいの高台は「3つの十字架の丘」。
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ベルナルディン教会かな。この辺りはちょっと道に迷いながら歩いている。
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グーグルレンズによる翻訳。
「1987年8月23日 リトアニア自由連盟主催による最初の公開抗議集会がソ連占領下に開催され、占領軍の撤退とリトアニアの独立回復を要求」
バルト三国ではまずリトアニアが1990年3月11日にソ連からの独立を宣言。
続いてエストニアが1991年8月20日、ラトヴィアが1991年8月21日に独立を宣言(地球の歩き方参照)。
バルト三国とひとまとめにして呼んでいるが、国の位置関係、首都がどこか、今回の旅行がなければ曖昧なままだった。 -
駅を目指しているつもりだが、自分がどの辺りにいるのか良く分かっていない。
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天使の飾り。
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聖カジミエル教会らしい。聖カジミエルはリトアニアの守護聖人(と地球の歩き方に書いてある)。
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夜明けの門と思ってくぐり抜けたら違った。
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こちらが夜明けの門。
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旧市街の外側から見た夜明けの門。
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少々道に迷ったが、無事にヴィリニュス駅に到着。
ここから14:30発の列車に乗ってトゥラカイ城のあるトゥラカイに向かう(バスもあるが私は鉄道を選んだ)。ビリニュス駅 駅
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この旅行記へのコメント (6)
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- クリスさん 2024/07/12 21:06:09
- バルト三国に5日間ですか
- 今日スペインから帰国しました。ミータさんもバルト三国いってたんですね。旅行記のアップはもうしばらくかかります。最近はフライト料金の高騰や円安やらで旅行者にとっては辛い時期が続きますね。三週間近くの長旅で疲れました。今回大阪には行かれませんが皆さまによろしくお伝えください。
- ミータさん からの返信 2024/07/12 21:55:09
- Re: バルト三国に5日間ですか
- クリスさん、お帰りなさい。旅行記、楽しみに待っています。
5日間でもほぼ各国の首都のみ、移動は深夜早朝の飛行機利用で、観光の時間は割と確保できています。リトアニアはトゥラカイ城観光を入れた分、ちょっとハードでしたが(しかもリトアニアは宿泊してないので)。
円安に関しては、円が高かった時にユーロに換金しているので、そこまで気になりませんんでした。ただ、エストニアも結構物価は高かったです。
-
- ほいみさん 2024/07/09 21:51:56
- グーグル老眼鏡
- グーグルレンズ、メニューを読むには便利。ネパール語にも対応してるから、今まで疑問い思ってたメニューやポスターが面白い。何年かすると眼鏡に組み込まれそう(もうある?)だけど、その時は老眼鏡も組み込んで欲しいね。
ほいみ
- ミータさん からの返信 2024/07/10 13:22:12
- Re: グーグル老眼鏡
- 私のスマホは海外対応していないので、フリーWifiがない環境では翻訳機能が使えません。
グーグル老眼鏡も良いですが、グーグル補聴器で相手が言った言葉がそのまま日本語に翻訳される時代もすぐ来るかもしれませんね。
私も老眼鏡デビューして、細かい字が読める喜びに浸っています。
-
- gontaraさん 2024/06/29 07:48:30
- グーグルレンズ
- IT難民のGONTARAもこの機能は便利に使わせてもらってます。
が、現地ではWi-Fi頼りなので、歯がゆい思いをすることも。
リトアニアは訪問したはずだけど、今回の記事を拝見しても???あったけ?
老化のせいなのだろうか・・・
今回食いついたのが
>そうそう、チェックインカウンターのビズネスクラスの列に並ぼうとしたら係員に
>「そちらはビジネスクラスですよ」と声をかけられてしまった。
汚い身なりをしたGONTARAは良くある話なのですが、ミータさんがどうして?
荷物の少なさは僕といい勝負かも。
GONTARA
- ミータさん からの返信 2024/06/29 15:46:59
- Re: グーグルレンズ
- グーグルレンズ便利ですよね。かなりマイナーな言語にも対応しているので。私もスマホを海外対応にしていないので現地のFree WiFi頼みです。道に迷ったときなどグーグルマップとか使いたいのですが。まあ、今回は「地球の歩き方」の地図があるにもかかわらず、迷っています。
お金を持っていそうな格好だと泥棒に狙われるので、質素な身なりではあります。深夜便だからビジネスクラスの他のお客さんもラフな服装でしたが。
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