
2024/06/05 - 2024/06/05
1232位(同エリア7197件中)
SRさん
この旅行記スケジュールを元に
3年ぶりの鎌倉は、初めて紫陽花を見に行きました。
江の島しらす丼ツーリング
https://4travel.jp/travelogue/11686380
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久里浜港に停泊していたのは、黒船塗装を施した「しらはま丸」。しかし強風により舵を故障し、長期にわたって動けず残念。現在、東京湾フェリーの運行は一隻体制のため、スケジュールもタイトになっています。
東京湾フェリー (久里浜港発) 乗り物
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そこから深いブルーが印象的な横須賀線に乗って訪れたのは・・・
北鎌倉駅 駅
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実に18年ぶりに降り立つ北鎌倉。
鎌倉~江ノ島放浪
https://4travel.jp/travelogue/10096061 -
前回は「こんなに閑静な駅前があるものか」と思ったものでしたが、この混雑ぶりを見ると・・・ちょっと、歩きづらい。
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逆方向に出てきてしまった。
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こちらは車通りが多い・・・ものの、沿道は綺麗な景色。
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前回何も考えずに寄った円覚寺ですが、今回は先を急ぎます。
円覚寺 寺・神社・教会
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脇道へ入ると、途中にこんな素敵な洋館が。
葉祥明美術館 美術館・博物館
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そして明月院から伸びる長蛇の列に並んでみました。
明月院(あじさい寺) 寺・神社・教会
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まだ入ってすらいないのに、もう綺麗。
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正面から。
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これでもまだ序の口なのか・・・。
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すでに十分満喫しています。
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ようやく・・・入口までたどり着いたのかな?
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イチオシ
中はまさに幻想の世界。
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美しすぎる・・・。
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中に入ってもしばらく渋滞が続いたのですが、奥の方まで行くと自由に行動できるようになりました。
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奥への階段を登る。
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上から入口の方を振り返って。
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少し淡い色も美しい。
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紫陽花は、初め淡い色から徐々に色づくのだとか。
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とするとまだ少し早いのかな?梅雨の頃が見頃なのかも。
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この日も初夏らしい強い日差しでしたが、境内はこうして日陰が多いのも助かります。
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陽に向かって伸びる紫陽花。
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日の丸構図。
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イチオシ
光と、陰の合間に引き立つ明月院ブルーが美しい。
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明月院
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「石の上で成長していくモミジのパワーを感じてください。」
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これがそのモミジ・・・。
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力強いモミジの根の張り方。
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その奥にはやぐらが。
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明月院の開基である上杉憲方の墓と伝わる、明月院やぐら。「羅漢洞」とも呼ばれる。
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開山堂
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鎌倉十井の一つ、瓶の井。
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枯山水庭園
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これは富士山?
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宿坊入口なので入れないけど、小さいお地蔵様が手を合わせている。
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「当寺のあじさいは95%が、日本古来の姫あじさい」
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美しい花手水。
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境内にある竹園。
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観光客でいっぱいの中・・・ここに本来の閑寂を、微かに感じる。
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そこにある天女の装飾瓦。
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明月院を出て、鴨が水辺で遊ぶ。
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路上にもこんな綺麗な紫陽花が。
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長寿寺の長い石段。
長寿寺 寺・神社・教会
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お次は建長寺へ。
建長寺 寺・神社・教会
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若宮大路と一緒で、ここに来たという特定の記憶はないけれど、雰囲気はうっすら覚えているという。
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「無限の清風」のとおり、この参道をそよぐ初夏の風が気持ち良いのよ。
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そして微かな記憶を裏付けるように、小学生の団体を大勢見かけました。
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その児童たちにまさかのインタビューを受け。
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「三門ってなんですか?」と。
う~ん申し訳ないけど、分からない・・・。 -
今目の前にしているのが、その三門なんですよ・・・。
こういう無知な大人にならないように、ちゃんと勉強しましょうね(涙) -
三門の階段。う~ん間違いない、ここ来てた。
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鐘楼
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嵩山門
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仏殿
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灯籠には、北条氏の家紋である三鱗が。
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「さわる模型」
視覚に障害のある方にとっては、触覚が視覚の代わりなのです。 -
そして仏殿へ。
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この空間としての見事さは、写真ではなかなか伝わりづらい・・・まだ訪れたことのない方は、是非一度訪れてみることをおすすめします。
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御本尊の地蔵菩薩坐像。
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この建物の間の空間にも禅を感じる。
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お次は法堂へ。
天井には日本画家の小泉淳作氏によって描かれた大迫力の「雲龍図」。 -
釈迦苦行像
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唐門
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1647年(正保4年)に、増上寺御霊屋から仏殿などとともに建長寺へ移築された。
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蘭溪道隆・夢窓疎石により作庭された庭園。
建長寺庭園 公園・植物園
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ここは履物を脱いで、実際に禅の修行をされている方々を横目に見ながらの見学となります。
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さざれ石
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建長寺の境内にもところどころ紫陽花が。
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建長寺を出て、先程の道を少し戻る。
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建長寺から鶴岡八幡宮までは巨福呂坂切通を通って行けばすぐなのですが、ここはあえて鎌倉時代と同じ道を通って行きたい・・・
そこでやってきたのが亀ヶ谷坂切通。何でも、「亀ヶ谷」は「鶴ヶ岡」の対語、もしくは亀がひっくり返るほどの急坂、という由来なんだとか。亀ヶ谷坂切通し 名所・史跡
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旅人の眼を和ませる沿道の紫陽花もまた美しい。
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ああ、本当に山道になってきた・・・。
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見よ、これが本当の鎌倉・・・!
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急な上り勾配が突然下りに変わる。そしてこの見事な切り通し。
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平地に降りてもまたやぐらが。
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扇ヶ谷(オウギガヤツ)という名を目にしただけで、戦国マニアにとっては山内上杉氏に対抗した扇谷上杉氏、江戸城を築城した名将太田道灌、そして北条氏との争い・・・といったストーリーが浮かぶかと思います。
でもこの地がその扇ヶ谷だとは知らなんだ・・・。 -
岩船地蔵堂
岩船地蔵堂 名所・史跡
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ここから線路を跨がずに左に行けば若宮大路に出ます。
しかしそうせずに、線路を跨いで化粧坂切通を越えれば銭洗弁財天に至るようなので、やや大変そうですがそちらに挑戦しましょう。 -
行き先いろいろ。
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レンガ造りの扇が谷ガードをくぐります。
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丁度、横須賀線が通りかかりました。
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銭洗弁財天がはっきりと案内されるようになりました。
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ここも紫陽花のきれいな道だ・・・。
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青い花に慣れた目には、純白の紫陽花も良いものです。
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昭和十五年の石碑には、かつて平家の大将を討ち取り、ここで首に化粧をして実検したと、オドロオドロしい由来が書いてあります。
化粧坂 名所・史跡
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さあ、化粧坂。「Google Map」ではこの先は案内されません。しかし実際来てみても、一見してここが通れるのかは疑問です。
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「鎌倉時代の道で行きたい」なんて安易に思ったことを、ちょっと後悔・・・。
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一歩一歩の高低差がきつい・・・足の筋力に来る・・・これが中世の交通事情なのか。
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やっと、山の頂上に着いた・・・体力を使い切りました・・・。
源氏山公園 公園・植物園
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そこにあるのは広場と銅像。
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源氏山に鎮座する、源頼朝像です。
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こんな人気の少ない所に置かれるなんて、まさに孤高・・・。
ちなみに教科書でよく見た源頼朝像は実は足利直義のものであるとの有力な説があり、頼朝の姿を残している最も可能性の高いものは甲斐善光寺に伝わる木像なんだとか。 -
山の上からの景色・・・。
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こんな所までガクアジサイが。
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下りはコンクリートの近代的な坂になります。
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坂にはシダ類がよく生える。
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ようやく、銭洗弁財天に到着・・・。
銭洗弁財天宇賀福神社 寺・神社・教会
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銭洗弁財天宇賀福神社です。
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手彫りのトンネルに入ります。
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どんなに昔の人が掘ったのやら・・・と思ったら、先程の現在コンクリートになっている坂道は、戦時中に海軍が高角砲を置くために婦人会の勤労奉仕によって造らせた道で、このトンネルが掘られたのはその後・・・という情報がありました。
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さ、入りますよ・・・。
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うん、面白い。みんな千円札を籠に入れて洗っています。
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水波能売神を祀る下之水神宮。
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ここでも紫陽花が綺麗。
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では銭洗弁財天を後にします。
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今度こそ若宮大路へ向かいましょう。
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佐助隧道を通ります。
佐助隧道 名所・史跡
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若宮大路に出る前からカメラのバッテリー警告灯が・・・たまにしか出かけないと、色々と抜けてこうなりますね。もっと普段からアクティブに動かないと。
若宮大路 名所・史跡
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いつもながらこの前の交差点はすごいことになってます。
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普段から人は多いのでしょうけど、平日ですらこの人出・・・。修学旅行生も外国人観光客も皆集まるところですから。
鶴岡八幡宮 寺・神社・教会
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静御前で有名な舞殿。
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ここが鶴岡八幡宮。公暁の大銀杏は2010年に倒れてしまい、見られないのは残念。
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上は撮影不可なので、帰るとしましょう。
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ここからさらに江ノ電に乗って行く予定もあったのですが、さすがに疲れたので帰途につきます。あと帰りの船の時刻も気になるし。
鎌倉まめや 小町通り店 グルメ・レストラン
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というわけで、早めに久里浜へ戻ってまいりました。
この久里浜も数え切れないほど来ていますが、まだじっくり歩いたことはありません・・・またいつか是非。久里浜商店街 市場・商店街
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「まめや」で買ったあじさい豆はブルーベリー・ソーダ・ヨーグルトのミックス。西日のせいで色が分かりづらくてスミマセン。
というわけで鎌倉、定番ではありますが歩いているだけで本当にそこら中に史跡があるし、調べるほどに歴史的エピソードが出てきて、興味を持って歩くにはもってこいの場所。また近いうちに来たいと思いました。
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