2023/06/16 - 2023/06/18
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さいたまさん
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インドのコルカタの北側にあるグアハティー空港で、思い出に残る経験をしました。
当初の予定では、グアハティー空港は、単なる乗り継ぎ空港の一つのはずでした。
しかしながら、結果として、予想もしなかったグアハティー市内での宿泊を含め、3回も、グアハティー空港を離発着することになってしまいました。
インパールにおいて、予想もしなかった騒擾事態に遭遇してしまったのです。
第一段階では、当初の計画通り、コルカタでの滞在を終え、予定通りの航空便にチェックインし、コルカタ空港を離陸しました。
第1回目のグアハティー空港の利用は、大きな問題もなく、予定通りの航空便に搭乗し、最終目的地インパールまで飛行することが出来ました。
しかしながら、インパールでは、現地住民の部族間の抗争が、大きな騒擾状態に激化し、地元警察の統制力を越える騒乱に発展し、武力を伴う抗争となり、死者まで出る事態になりました。
このため、現地警察は、外国人に対し、観光目的であっても、危険を避けるため、他の都市に避難するように強い勧告を伝えてきました。
今回、グアハティー空港を、3回にわたり利用することとなった経緯について、その2の「とんぼ帰り」として、紹介させて頂きます。
即ち、インパールに到着したのですが、翌日、出発地のグアハティー空港にトンボ帰りで戻ることになったのです。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
グアハティー空港に関しては、先稿(その1)にて申し上げた通り、コルカタ空港からグアハティー空港に向かう経路の移動をもって、インド国内の旅が始まりました。
中国との国境紛争を抱える中、多様な民族、歴史、文化、そして言語や宗教の差異が複雑に絡み合うインド東北部を垣間見ることが出来そうです。ネータージー スバース チャンドラ ボース国際空港 (CCU) 空港
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グアハティー空港からインパール空港への移動は、計画通りです。
しかし、結論から申し上げますと、グアハティー空港には、無事着いたのですが、インパール到着後、部族間の騒擾事態に巻き込まれ、翌日には、インパールから、グアハティーへのトンボ帰りを余儀なくされました。
危険を避けるため、インパール空港から、再度、グアハティー空港に戻ったのです。
予期せぬ事態とは言え、費やした時間と経費は、無視できないものがあります。
しかし、歴史や文化を含め、いろいろな勉強になりました。インパール空港 (IMF) 空港
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当初の希望では、コルカタからインパールに入りたかったのですが。
コルカタからインパールには、直行便があるのですが、毎日、運航され訳ではありません。
グアハティー空港を経由して、インパール空港に至る便は、毎日あります。
グアハティーが、デリーや周辺各地への交通の中枢になっていることがわかります。
仕方がないので、グアハティー経由で、インパールに入ることになったのです。
(この時点から、グアハティーとのケチがつき始めたのかもしれません。) -
インパールの警察の命(指示?or要請?)により、17日は、16日に飛び立ったグアハティー空港に、再び、戻ります。
グアハティーにて、1泊してから、翌18日、ディマフールに飛び、その後、コヒマに向かいます。
移動距離概算、約550kmになります。
宿泊先や時間計画は、予定が立ちません。細部は、現地についてから、調整します。ディマープル空港 (DMU) 空港
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7月16日、グアハティー空港を出発する航空機の時刻表です。
インパールへ向かう航空機の離陸時間は、予定通りのようです。 -
グアハティー空港のボーディングブリッジです。
これから、グアハティー空港において、インパール空港行の航空機に乗り換えます。 -
クアハティー空港において、我々の搭乗機は、インパール空港に向けて出発します。
まずは、グアハティー空港の滑走路の端まで移動して、離陸に要する十分な滑走距離を確保します。
これから離陸です。グワーハーティー国際空港 (GAU) 空港
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16日の航空機による移動の概要です。
コルカタ空港の正式名称は、ネタージー・スパース・チャンドラボース空港
グアハティー空港は、ロクプリヤ・ゴピナート・ポルドロイ空港というそうです。
インドの空港の名称は、全く判りません。
どのくらいの人が、正式名称を知っているのでしょうか?
調べても、意味がありませんので、調べませんが。 -
エアーインディアの搭乗券です。
上側の搭乗券 6月16日 グアハティー⇒ インパール AI889便
下側の搭乗券 6月16日 コルカター ⇒ クアハティー AI709便
上側の搭乗券は、グアハティー空港での乗り継ぎで、次の航空便の搭乗券です。 -
コルカタからインパールへの航空券は、日本で予約し、代金は、クレジットカードで支払いました。
複数のカードを保有していますが、カードに付帯する旅行保険の補償を考慮して、写真のクレジットカードを使用しました。
クレジットカードでの航空会社への支払いは、拒否されました。
旅行代理店が立て替え払いとして、現金で支払い、乗客は、手数料を支払い、旅行代理店に、クレジットカード払いで送金します。
インドでは、クレジットカード支払いが、できないことが多かったです。 -
インパール空港に到着しました。
遠くにインパール空港の管制塔が見えます。 -
インパール空港は、平野部にありますが、周囲の山岳地縦が、飛行場の近くまで、迫っています。
インパール空港の正式名称は、調べていません。 -
搭乗機は、インパール空港の管制塔に近づいています。
地上では、タラップが準備されています。 -
搭乗機AI889便は、管制塔が見えるエプロンにて、停止しました。
隣には、インディゴ航空の機体が見えます。インパール空港 (IMF) 空港
-
インパール空港の地上に降り立ちました。
航空機の窓越しに見るのではなく、地上から見ると、管制塔がはっきり見えます。 -
インパール空港の到着ゲートです。
このゲートの右側の入口を利用し、中に入るのは、インド国籍を有する乗客のみです。
外国人は、左側の入口から、中に入ります。 -
インパール空港の外国人専用の到着ゲートです。
外国人は、この入口から入り、内部で警察の事情聴取を受けます。 -
インパール空港の保安検査場です。
警察官が、不審者に対して、警戒監視の態勢を取っています。
インド国内では、国軍等特別権限法があり、軍や警察は、指定された地域内では、令状なしに拘禁、発砲等が可能であり、その行動の結果は、免責とされます。 -
主要な施設内には、武装した兵士が配置されています。
兵士の膝の上には、装填された小銃が置かれていて、いつでも射撃できる状況になっています。 -
初めて、足を踏み入れるインパール市街です。
道路には、あまり車が走っていません。
軍及び警察の規制があるためなのでしょう。 -
地元警察の手配したタクシーで、指定されたホテルに移動します。
昼間なのに、あまり車が走っていません。なんとなく不気味です。 -
現地新聞に掲載された、夜間、暴徒が、放火して、物を燃やしている写真です。
軍か警察の発砲で、死者が発生しているとの報道です。 -
インパール市内では、部族間の抗争が激化していて、それぞれ暴力に訴えています。
ホテルの玄関の高殿には、武装した兵士が警戒しています。
このホテルは、警察が指定しました。クラシックグランデインパールと言うインパールでの高級なホテルのすぐ近くです。クラシック グランデ インパル - メンバー オブ ラディソン インディビドゥアルズ ホテル
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インパール市内は、警察と軍により、厳重な警戒態勢の中にありました。
閉鎖されているカングラフォートの入口です。
観光に係る施設は、軒並み、営業を停止しています。カングラ フォート 史跡・遺跡
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観光ホテルの前の通りです。扉が閉鎖されています。
交通機関の切符を販売する旅行代理店、観光案内所等は、軒並み営業を停止しています。
予定していたインパール周辺のツアーも、催行できません。 -
警察に対して怒りの声を発している住民の様子です。
夜間は、外出できず、市内における情報は、新聞報道が頼りです。
インターネットは、遮断されています。 -
怒りの声を上げる女性の列です。
住民の中でも、女性が立ち上がり、一方の部族に有利な政策を遂行しているとの声を上げています。
インパールにおける部族間の紛争の原因等については、長くなりますので、別稿にて、記述します。 -
武装した兵士が、ホテルの敷地内を巡回しています。
宿泊客には、諦めの感じが漂っています。 -
17日、18日の航空券を購入しました。
クレジットカードは、使えませんので、現地通貨による現金支払いです。
上側が、急遽、購入したインパール空港→グアハティー空港への航空券の領収書
下側が搭乗券です。支払いは、現地通貨による現金支払いです。
インパール空港→グアハティー空港への移動は、7月17日です。 -
インド国内では、インドで発行されたクレジットカードしか使えませんでした。
日本国内で発行されたクレジットカードでの支払いは、殆どの店舗、ホテル、航空会社から、断られました。
米ドル現金は、使用できるようですが、交換比率が悪く、税金が高いので、支払いに適していません。 -
上側が、インパール空港からグアハティー空港への飛行飛行便の搭乗券です。
7月17日の便です。
下側が、グアハティー空港からディマプールへの飛行便の搭乗券です。
7月18日の便です。
グアハテイー市内で、1泊しなくてはなりません。
何となく、頭にあった、ダイナスティーホテルになるかどうかは、
全く予想もつきません。
VISAのクレジットカードは、使用できず、現金支払いのみです。ホテル ダイナスティ ホテル
-
17日、これから、グアハティー空港を経由して、18日、ディマプール空港に行く予定です。
17日のインパール空港までの間の市内の様子です。
インパール市内の昼間は、静かな感じです。 -
インパール市内の要所要所には、警察官か兵士が配置されています。
交差点は、重要な場所なのでしょう。必ず、警察官か兵士がいます。 -
牛は、インドでは、神聖な生き物として、わがもの顔です。
我関せずとのことかもしれません。 -
インパール市内の幹線道路の様子です。
軍か警察の車が駐車しています。
何となく、物々しい感じがします。 -
インパール市内の交差点の建物です。
外国人が写真を撮っていると疑われるので、気を付けます。 -
インパール空港です。
昨日からの雨で、滑走路が濡れています。
山岳部が見えます。 -
昨16日、離陸したグアハティー空港に、再び、戻ってきました。
まさに、トンボ帰りです。
騒乱の中とは言え、何となく無駄足と感じています。 -
明18日には、再び、グアハティー空港を後にします。
ただし、行先は、ディマプール空港です。 -
搭乗機は、グアハティー空港のターミナルビルまで、移動を続けます。
夕方になりましたので、暗くなってきました。 -
グアハティー空港の建物です。
今夜はどこに泊まることになるか、心配です。
先が読めないのは、不安なものです。 -
グアハティー空港のターミナルビルです。
ターミナルビルの前には、バスが並んでいます。 -
グアハティー空港内の展示物です。
ヒンディー語が解りません。どんな意味合いの展示なのでしょうか。 -
グアハティー空港を出た通りの様子です。
昨日は、乗り継ぎだけでしたので、グアハティー市内を歩くのは、初めてです。
ホテルを探さねばなりません。コヒマでは、戦没者墓地の西側にあるイーストゲートホテルの名前を聞いています。コヒマ戦没者墓地 観光名所
-
とりあえず、2~3軒、ホテルを当たってみました。
一番安いホテル(ロッジ)です。
ここに決めようと思います。サリタ・ロッジというようです。 -
暗くなってきましたので、このホテルに泊まります。
一泊1800ルピーとのことです。
多分、安いのでしょう。 -
交渉段階では、1800ルピーのはずでした。
領収書が欲しいというと、税金分の追加料金を付加されました。
領収書を発行する際には、税金を支払わねばならないとのことです。
食事は、ついていません。 -
お腹がすいたので、なにか食べたくなります。
すももなのでしょう。値段がわかりません。 -
やはり、すももです。
懐かしい味です。 -
近くのレストランに入りました。
もっとも、ポピュラーなカレーです。
どのレストランでも、いつでもあるでしょう。それに安いでしょう。 -
インドにおいては、お米が常用されています。
自由に食べられます。
カレーとごはんという組み合わせは、安心です。 -
カレーには、鶏肉が入っています。
予約なしで決めたホテルですので、レストランも、当然予約無しです。 -
お米のご飯は、たっぷりあります。カレーとごはんのの組み合わせは、100ルピーです。(邦貨で、約200円)
遠慮なく、食べます。
明日は、食べれることが、約束されている訳ではありませんので。 -
18日の朝、グアハティー空港から、ディマプール空港に向かいます。
ディマプールとコヒマにおける騒擾状態は、無いとのことです。
平穏との情報です。
コヒマでは、まず戦没者墓地に向かいます。その後、戦没者墓地の東側のホテルを覗いてみようと思います。The East Gate Kohima ホテル
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