台湾（６）原住民ルカイ族が住む霧台へ　屏東客運バス利用の旅

2023/10/22 - 2023/10/28

＜屏東Píngdōng→霧台Wutai＞原住民ルカイ族が住む霧台へは屏東客運の8233系統の路線バスが１日３便走っています。朝１便のバスはターミナルを7:47に出発。運転手さんは朝ご飯をぱくつきながら軽快に飛ばしていきます。川を渡り三地門集落に入るとルカイ族の装飾も見え本格的な山道に。標高900mまで一気に高度を上げていきます。途中警察による検問所があり、入域許可申請をします。台湾人は身分証明書、私と父はパスポート番号を記入することで、手続きは運転手さんがやってくれました。1時間40分ほど乗車し定刻9:24に霧台に到着。道幅が狭くマイクロバスです。他の乗客は観光に来た台湾人のご婦人方でした。バス停横の階段を上がると展望台です。

エリア 屏東(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: ピーチ航空

台鐵に20分ほど乗車（写真）して

高雄駅 駅

屏東へ到着。ここからバスに乗り、原住民ルカイ族の住む霧台集落へ向かいます。

屏東駅 駅

＜屏東Píngdōng→霧台Wutai＞原住民ルカイ族が住む霧台へは屏東客運の8233系統の路線バスが１日３便走っています。朝１便のバスはターミナル（写真）を7:47に出発。

屏東客運 バス系

運転手さんは朝ご飯をぱくつきながら軽快に飛ばしていきます。川を渡り三地門集落に入るとルカイ族の装飾（写真）も見え本格的な山道に。標高900mまで一気に高度を上げていきます。

三地門橋 建造物

途中警察による検問所があり、入域許可申請をします。台湾人は身分証明書、私と父はパスポート番号を記入することで、手続きは運転手さんがやってくれました。1時間40分ほど乗車し定刻9:24に霧台に到着。

道幅が狭くマイクロバス（写真）です。他の乗客は観光に来た台湾人のご婦人方でした。

霧台 散歩・街歩き

バス停横の階段を上がると展望台（写真）です。

＜ルカイ族の霧台Wutai集落＞ルカイ族の人口は１万２千人で、ここ霧台をはじめ屏東県の山々で暮らしています。集会所ではルカイ族の皆さんが寄合で集まっていました。普段でも独特の頭飾り（写真）を被っておられます。。

霧台の国民小学に行ってみました。

ルカイ族にとって部族の花である百合の花（写真）が校舎に描かれています。

百合は女性なら純潔を、男性なら狩猟能力の高さを意味しています

ルカイ文物館を訪問しました。外壁（写真）にはルカイ族の伝統的な舞踊をテーマとした絵が描かれています。

１階は企画展が開かれており、ルカイ族の織物の展示がありました。スタッフの女性は我々が日本人だと知ると、隣の集会所で寄合参加のために来られていた、90歳のルカイ族の男性を呼びに行ってくれ、日本語で説明をして頂きました（説明をしている右側の方が90歳の男性、左が87歳の父）。普段はルカイ語をしゃべっておられますが「久しぶりに日本語をしゃべると思い出してくる」とおっしゃっていました。

ルカイ族では布を織るのは女性の仕事で、男性は機織りの部屋に入ることはできないとのこと。

ルカイ族の伝統的な間取りを完全に再現した石板家（写真）も造られています。

山に張り付いた集落が坂道に沿って並びます。郵便局（写真）や、

電気水道工事店（写真）はルカイ族の装飾がなされています。

カタカナの石板レリーフ（写真）。ルカイ語「タカナオ　ラバオソ」「アブルガ」が彫られています。日本統治時代以降もしばらく原住民族の共通語は中国語が浸透せず、日本語であったことを示しています。

マンホール蓋にあった台湾電力の社章（写真）。

原住民族集落内は無料Wi-Fiが完備されていました。ここ20年原住民族の教育予算の増加や入試の特別枠制度が取られ、高等教育の進学率が急上昇しています。