台湾（５）高速鉄道で高雄へ。フェリーに乗り旗津島で海鮮料理に舌鼓。

2023/10/22 - 2023/10/28

台湾高鐵にて高雄へ向かいます。高鐵のＷＥＢで外国人が購入した場合、２割引で購入できる制度を使いました。パスポート持参で切符売場で切符を受け取ります。１人1190元（5600円）でした。台北駅は地下駅。列車は12両編成で1～９号車が指定席10～12号車が自由席です。４号車に乗車します。台北→高雄まで途中、板橋と台中の２駅のみ停車する最速列車で所要時間１時間34分（営業キロは約340ｋｍ）で高雄に到着します。昼どきなので駅弁を車内で頂きます。100元（460円）でした。
フェリーで旗津を目指します。まずは宿からUberタクシーで5kmほど乗り、港へ到着。220元（1010円）でした。派手に広告でラッピングした船に乗ります。船から見えた「玉山1401」は今年６月、中国の軍事的脅威に対する自衛能力強化として配備された国産水陸両用軍艦です。台湾最高峰3952mを誇る玉山の名が冠され、中距離防空ミサイル、76mm機関砲、2つのファランクス火器で武装しています。

エリア 高雄(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 船 タクシー
• 航空会社: ピーチ航空

＜台北→高雄（21）＞台湾高鐵にて高雄へ向かいます。高鐵のＷＥＢで外国人が購入した場合、２割引で購入できる制度を使いました。パスポート持参で切符売場（写真）で切符を受け取ります。

高鉄台北駅 駅

１人1190元（5600円）でした。

台北駅は地下駅。列車は12両編成で1～９号車が指定席10～12号車が自由席です。

４号車に乗車します。台北→高雄まで途中、板橋と台中の２駅のみ停車する最速列車で所要時間１時間34分（営業キロは約340ｋｍ）で高雄に到着します。

昼どきなので駅弁を車内で頂きます。100元（460円）でした。

駅弁の包み紙（写真）。車内で食べた台湾高鐵限定弁当です。

台北に次ぐ、台湾第２位の人口281万人の大都市、台中に到着するとここで７割位の乗客が下車しました(台北から47分）。台中は写真左下のとおり、車窓からも高層ビルが林立する様子が見える街に変貌していて驚きました。

高鉄台中駅 駅

台中からも若干、乗客を乗せ、45分後に終点の高雄左営駅に到着（写真）。

高鉄左営駅 駅

密糖波堤と書いてポンデリングの意味です。草苺波堤はポンデストロベリーです。駅構内にミスタードーナツ（写真）や

源吉兆庵（写真）が出店しています。

＜高雄左営駅→新左営駅→高雄駅＞高速鐡道は高雄の中心まで行っておらず、左営駅が終点です。隣の台鐵新左営駅（写真）で

新左営駅 駅

在来線の列車（写真）に乗り換えました。連絡改札は無く、一旦改札口を出ます。自動改札機は日本でもよく見るオムロン製です。ＩＣのタッチがうまくいかない時の警報音も日本と同じでした。

８分ほどで高雄駅に到着。

高雄駅 駅

宿は駅前でした。12階の部屋からちょうど改築整備中の高雄駅の様子が見て取れました。

フェリーで旗津を目指します。まずは宿からUberタクシーで5kmほど乗り、港へ到着。220元（1010円）でした。乗船口に向かうには、人は人行道（写真）を通らなくてはいけませんが、前の人につられて車道レーンに入り込んでしまいました。

鼓山輪渡站 (鼓山フェリーターミナル) 船系

料金所は（１）後部座席の人、（２）オートバイ＋人、（３）自転車＋人に区分されていたので、（１）をタッチすれば人だけの料金でした。

派手に広告でラッピングした船（写真）に乗ります。

旗津フェリー 船系

船内

船から見えた「玉山1401」（写真）は今年６月、中国の軍事的脅威に対する自衛能力強化として配備された国産水陸両用軍艦です。台湾最高峰3952mを誇る玉山の名が冠され、中距離防空ミサイル、76mm機関砲、2つのファランクス火器で武装しています。

船は10分ほどで対岸の旗津に着きます。船着き場は赤煉瓦の建物（写真）でした。

旗津輪渡站 (旗津フェリーターミナル) 船系

旗津天后宮（写真）は航海の女神である媽祖を祀っています。台湾最初の媽祖廟で、かつ高雄最古の寺です。媽祖を祀った寺院としては神戸では関帝廟がありますね。

旗津天后宮 寺院・教会

「度化恩覃」の文字は、拡大してみると「蔡英文」の署名（写真）があることから、2021年に蔡総統自らが書かれた字のようです。高雄は造船所や海軍もあり、台湾海軍を率いる総統も、この旗津天后宮には何度か参拝されているようです。

旗津海岸に到着。

旗津海岸公園 / 海水浴場 広場・公園

旗津海岸で夕陽を見ました。

細長い砂洲のような島、旗津は海鮮料理が有名です。その中の一つ「旗津海産店」へ。

旗津海産店 シーフード

いけすや

ショーケースで女将お薦めの魚を聞き出して調理してもらいました。

二人で980元（4650円）でした。エビがとても美味かったです。

父も満足し、宿に帰ってから「今日は料理のオーダーを失敗した。明日は研究してもう一度行きたい」というほどでした。

帰りも旗津港から船で本土側に渡り、Uberタクシーで宿に帰りました。そのタクシーは珍しく三菱アウトランダーを使っていて、5.2kmで222元（1030円）でした。

高雄で近くのスーパーに行きました。「東急屋」日本を意識したネーミングです。

台湾鐡道の駅弁で使われているお米（写真）を売っていました。4kg235元（1090円）でした。

日本のビールも売っています。台湾は日本のような税率格差を設けていないので黒ラベル・一番搾り（6本で189元＝875円）が、淡麗グリーン（6本で209元＝970円）より安く売られていて驚きます。サッポロビールは中国語は「札幌」でなく「三宝楽（三寶楽）」と表記されるのですね。