2021/08/06 - 2021/08/16
124位(同エリア501件中)
Emmyさん
この旅行記のスケジュール
2021/08/06
-
飛行機での移動
ニューアーク国際空港(6:20 pm) ー チューリッヒ国際空港( 8/7 8:05 am)
2021/08/07
-
電車での移動
チューリッヒ空港駅(9:08 am) ー ベルン中央駅(10:28 am)
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
2020年以降、世界中がコロナ禍で大変な目に遭いました。まるで時間が止まったかのようでした。
そんな中、ヨーロッパはかなり早くに国境オープン。スイスもワクチン接種2回と入国前の陰性証明提出を条件に隔離なく入国できるようになりました。
私たちはコロナ以降初めての海外は、兼ねてから憧れていたスイスにしました。出発前は一体どうなっているんだろうと不安でしたが、観光地はどこも観光客で賑わい普通に混んでいて、びっくりするくらい全くの通常でした。
私はスイスでは1999年にチューリッヒで数泊しただけです。ほぼ初めてのスイスは、大自然も人々も料理も全て素晴らしく大変気に入りました。あまりに良かったので、今年2024年夏に再訪予定です。その前に気分上げ上げで行きたいのと、まだこれは旅行記にしてなかったので備忘録と反省も兼ねて当時を思い出しながら、ダイジェストにまとめたいと思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- スイスインターナショナルエアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
まだ旅行記にすることを考えてなかったので、かなり写真が飛びますがお許しください。
いきなりベルンから開始です。ベルンはスイスの首都で人口14万人。ヨーロッパで最も古い町並みが残っています。この「中世の町並み」のあるベルンには是非一度訪れてみたかったので、ハイキングを前に立ち寄りました。
8/7(土) 朝、チューリッヒ空港には順調に到着。エコノミークラスでしかも深夜便でしたが、久しぶりの海外で興奮状態だったのでかなり元気でした。空港直結の駅でハーフパス(120CHF)を購入。空港駅9:08am発、乗り換えなしでベルン中央駅10:28am着(28CHF)。スイス滞在中、全て2等車利用です。
ホテルは駅近のNational Hotel。(Expediaから予約。朝食付き1泊$138。二日前までキャンセル可)今回のホテルは、割高でも直前までキャンセルできるプランにしました。まだチェックインするには早かったので、荷物を預かってもらい宿泊カードをもらいます。ベルンは一泊でもすると宿泊カードがもらえ、市内の交通機関が無料になります。グルテン山のケーブルカーも含まれています。
では、いざ観光へ出発。
ベルン旧市街は大変コンパクトで徒歩で十分な感じ。しかも大通りはトラム以外は進入できないようで、逆に歩きやすいです。ベルン中央駅からメインストリートを歩きます。
ベルンの街歩きで楽しいのが、このユニークな噴水巡り。全部で11基あるとのことなので探してみます。最初に見えたのは「パイプ吹きの泉」。貧しい音楽家を称えているそう。そういわれてみると、靴が破れている。パイプ吹きの泉 建造物
-
「牢獄塔」
1256年にベルンの新しい(ここ重要)西門として造られたもの。1641年から1897年まで牢獄として使われていたのでこんな名前がついています。牢獄塔 建造物
-
牢獄塔からメインストリートを右折して「ベーレン広場」に行きました。ここではマーケット開催中。
ベーレン広場 広場・公園
-
季節の野菜、果物があって見ていて楽しいです。みなさんの生活に根付いているようです。
ベーレン広場 広場・公園
-
すぐ近くには「連邦議事堂」。スイスの首都だと今更ながら納得します。
連邦議会議事堂 建造物
-
この「連邦議事堂」の裏手にテラスがあって、アーレ川と町並みが見渡せます。
連邦議会議事堂 建造物
-
またメインストリートに戻ります。このメインストリートですが、同じ通りなのに4回も名前が変わっていきます。歴史と関係あるようです。
「投獄塔」を超えてすぐのところに「アンナ・ザイラーの泉」。アンナ ザイラーの泉 建造物
-
私財をなげうって町に最初に病院を立てた女性だそう。
アンナ ザイラーの泉 建造物
-
噴水巡りと共にベルンの街歩きで楽しいのが、この建物の装飾見学。
マルクト通り 散歩・街歩き
-
意味は分かりませんが立派です。
-
「時計塔」(1218年)
当時の城壁の西門として最初に作られたもの。
天文時計と仕掛け時計は1530年に作られたそう。まだ現役です。すごい。時計塔 建造物
-
振り返るとこんな感じ。「牢獄塔」と「時計塔」の間に噴水が立っています。
マルクト通り 散歩・街歩き
-
「射撃手の噴水」
-
これも立派な装飾です。
マルクト通り 散歩・街歩き
-
これはもと劇場っぽいですが、カジノとだけあります。
-
メインストリートに沿ってスイスの国旗がなびいてます。いい演出してます。
クラム通り 散歩・街歩き
-
「ツェーリンガー泉」
12世紀に町を作ったツェーリンゲン公の記念碑。ツェーリンガー泉 建造物
-
「シムソンの泉」
シムソン泉 建造物
-
旧約聖書に出てくるシムソン。
シムソン泉 建造物
-
ベルンの街、かわいいわ~。
クラム通り 散歩・街歩き
-
また建物の装飾。至る所にあります。
クラム通り 散歩・街歩き
-
「時計塔」の仕掛け時計は毎時56分から動き出すというので、戻ってみます。
時計塔 建造物
-
人が集まり出しています。
時計塔 建造物
-
11:56の回が一番長くて楽しめるのだそう。あと1分で始まるよ。
想像していたのよりかなり地味でしたが、なんせ16世紀の作品ですから。技術の高さには驚きます。時計塔 建造物
-
さらにメインストリートを東に進みます。これは変わった人形。
クラム通り 散歩・街歩き
-
お店の看板っぽい。で、何屋さん?
クラム通り 散歩・街歩き
-
メインストリートから少し離れたところにある「兵士の噴水」。
-
ベルンの紋章の旗をちゃんと持っています。
-
旧市街はアーレ川にぶつかって終わります。ニーデック橋を超えたところにバス停があり、バスで「パウル・クレー・センター」に行きます。ここでホテルでもらった「宿泊カード」が役に立ちます。バス無料。
パウル クレー センター 博物館・美術館・ギャラリー
-
ベレンの中世の町並みから、一気に未来的な建物になるのが面白いです。
ここにはベルン出身のクレーの膨大な作品のコレクションがあります。地味にクレーのファンなのでとても嬉しいです。ここはバスに乗っても入場料を払っても絶対に来ようと思ってました。そうしたら入場料無料でした。(土曜日はMuseum Free Dayだった!)バス代もタダだったし、もう作品を見る前から上機嫌ですわ。パウル クレー センター 博物館・美術館・ギャラリー
-
内部はかなり広いです。所有する4,000点のうちどれだけ展示してあったかは分かりませんが、すごい作品数です。
パウル クレー センター 博物館・美術館・ギャラリー
-
クレーの作品は抽象画ですが、なんか可愛いというか優しい感じが好きです。
パウル クレー センター 博物館・美術館・ギャラリー
-
色使いも好き。
クレーの作品を十分に楽しんだあとは、またバスで戻ります。パウル クレー センター 博物館・美術館・ギャラリー
-
「熊公園」で下車。
クマはベルン州のシンボルだそうで、紋章にも描かれています。もう少しクマを大事にしようということで、2009年に新しくできた施設だそうです。 -
かなりの数のクマがいました。
-
広々とした敷地で楽しく暮らしているようです。結構雨は降ってますが、お構いなし。
-
私たちは時差ぼけもあって、やっとお昼タイム。この向こうにあるカフェに行ってみます。
-
スープとパスタとビール。
スイスに来て最初の食事。スイスは物価が高いとかなりビビってきましたが、お値段は良心的で一安心。しかもチップ税金込みだから更に良し。 -
残念な雨模様ですが、カフェからはベルンの旧市街を見渡せます。
-
素晴らしい街並み。
スイス到着後1日目が雨でやれやれと思ったものですが、このあとはずっと晴天続きだったんです。今から思うと観光日に雨が降ったのは、ラッキーだったかもしれません。ハイキング中はずっと良いお天気でした。 -
1840年創業の「チレン」
見ているだけで楽しい。スイス到着初日なので何も買わず。コンフィセリー チレン 専門店
-
「リフリの噴水」
-
アップで見るとこんな感じ。
-
おしゃれでエレガント。
-
「正義の女神の泉」
正義の女神の泉 建造物
-
これまた素敵。一つ一つ全部違うので見ていて楽しいです。
-
コルンハウス広場にある「子喰い鬼の泉」。
子喰い鬼の泉 建造物
-
ちょっと写真が暗いのですが、次々に子供を食べている恐ろしい鬼。子供を怖がらせるためのモチーフなんだとか。一説によると子供には怖いもにが必要なんだそうです。「ナマハゲ」みたいなもの?
子喰い鬼の泉 建造物
-
「モーゼの泉」
旧約聖書「出エジプト記」の預言者モーゼの像。手には十戒の石版。
これでベルン旧市街に11ヶ所ある泉のうち10ヶ所見つけました。残り一つは雨のため断念。それぞれ個性的な泉ばかりで、探しながら歩くのは楽しかったです。 -
完成まで400年以上かかった「ベルン大聖堂」(1893年完成)。
この尖塔 (100.6m)はスイスで一番。ベルン大聖堂 寺院・教会
-
入り口のレリーフが精巧で美しいです。
ベルン大聖堂 寺院・教会
-
エルハント・キュング作「最後の審判」(1495年作)
ベルン大聖堂 寺院・教会
-
ステンドグラス。
ベルン大聖堂 寺院・教会
-
5040本のパイプを持つパイプオルガン(1726年作)
ベルン大聖堂 寺院・教会
-
このステンドグラスも素敵。
ベルン大聖堂 寺院・教会
-
一通り観光を終わらせました。夜景を見にグルテン山に行こうにも夏で日の入りが遅い。先ほど昼食を取ったばかりなのに、先に夕食にしようということになりました。しかし事前に目をつけていたレストランは予約が一杯で入れず。仕方ないので近くの適当なお店に入ります。結果、適当だった割に大変いいお店でした。
スイス産の白ワインで乾杯。美味しい~。 -
チーズの盛り合わせも大変美味しい。
-
「タルタル」
盛り付けもおしゃれ。大変美味しかったです。 -
デザートはチョコレートムース。
どれも大変美味しく、お店の雰囲気もとても素敵でした。
まだ少し日没には早いので、一旦ホテルに戻りチェックインすることにしました。そこで、問題発生!雨で足が濡れたので、ソックスを履き替えたいと夫が言い出しました。そしてソックスを持ってくるのを忘れたことが判明。(私達は自分の荷物は自分でパッキングします。)「え~!」ですよ。もう土曜日の夕方ですから。土地勘がないのでとりあえずデパートに行ってみますが、もう閉店。閉店時間が早いわ。仕方ないのでベルン中央駅のモールの中へ移動。結局、安い靴屋の隅っこにぶら下がっていたソックスを定価購入したのでした。私、こういう買い物は嫌いなんですよ。いいものを安く買うのがモットーですからね。私のポリシーに大きく外れるんですわ。せっかくベルンでお得に観光できてホクホクだったのに、いい気分が一気にすっ飛びましたよ。 -
気を取り直してバスでケーブルカー乗り場まで行き、そこで乗り換えます。これも「宿泊カード」で無料。
グルテン山 山・渓谷
-
到着しました。ベルンの夜景です。
この一帯は公園になっているようでしたが、雨が降っているのでさっさと引き上げました。
このあとはホテルに戻って就寝。
ホテルは決して4つ星とは言い難いです。かなり古いし狭い。駅近だし、一泊なので別にいいです。年季の入ったエレベーターはカッコよかったです。朝食もかなり普通でした。
ベルン、思っていた以上に綺麗で素敵な町でした。今年は行く予定はありませんが、いつか日帰りでもいいので再訪したいです。
翌日はグリンデルワルトへ行きます。グルテン山 山・渓谷
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
スイス旅行 2021年
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
ベルン(スイス) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ スイス旅行 2021年
0
61