2022/05/27 - 2022/05/28
27位(同エリア99件中)
S...t...e...Pha...n...i...Eさん
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- 旅行記633冊
- クチコミ10件
- Q&A回答5件
- 780,705アクセス
- フォロワー161人
※2022年5月の旅行記です。
※できるだけ細かく記録残したかったので、進みも流れも悪いけど、細切れアップすることにしました。適当に飛ばしてください。
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●ざっくり旅程●<>はメイン
5/25 <序章>大阪→(中央線)→奈良井(泊)
5/26 <大糸線>奈良井→松本→信濃木崎(木崎湖温泉泊)
★5/27 <大糸線>信濃木崎→中土(小谷温泉泊)
★5/28 <大糸線>JR西の区間乗り倒し湯めぐり(来馬温泉泊)
5/29 <大糸線→富山地鉄>北小谷→宇奈月温泉(宇奈月温泉泊)
5/30 <富山地鉄>ひたすら乗りたおし(富山連泊)
5/31 <富山地鉄>ひたすら乗りたおし( 〃 )
6/01 <高山本線>富山→飛騨古川(飛騨古川泊)
6/02 <高山本線>飛騨古川→高山(福地温泉泊)
6/03 <高山本線>高山→郡上大和(郡上大和連泊)
6/04 <長良川鉄道>ひたすら乗り倒し(〃)
6/05 <長良川鉄道>乗り倒し(未定)
※一応6/5で帰るつもり
※この旅行記は★のところ、3日目午後~4日目午前です。
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離職のタイミングでやりたかったことを詰め込んだ旅に行ってくることにしましたー(´▽`)ゞ
今回の旅の一番の大本命は何と言っても【大糸線】!
そんな大本命★大糸線旅で絶対にやりたかったことは・・・
・駅巡り(特にJR西日本エリアはできるだけ降りたい)
・沿線の温泉巡り
大糸線はね~駅もいいけど温泉も周辺にゴロゴロしてまして、ずっと行ってみたかった場所ばっかりなんよ。
中でもここは入れたいな~と思ってたのが、、、
「木崎湖温泉」「小谷温泉(山田旅館)」「雨飾温泉(雨飾山荘)」「来馬温泉(風吹荘)」「姫川温泉(平岩駅周辺の宿)」。(白馬蓮華温泉は季節的にオフシーズンでクローズ中のため断念)
これをできるだけ組み込みこんで、結果、
アクセス的に厳しくて諦めた「雨飾温泉(雨飾山荘)」以外は温泉三昧な毎日で幸せでございました(´ω`*)
《大糸線編・旅行3日目お昼の部》
この旅で最初に使った片道切符の終着駅「小滝」で駅舎を堪能したあとは「中土」駅に一旦戻り、そこからバスで秘湯で名湯の【小谷温泉(山田旅館)】へ=З
今回の旅は「小谷温泉(山田旅館)」と翌日の「来馬温泉(風吹荘)」、この2つの日程を基準に逆算&付け足して旅程を調節した。
特に来馬温泉はこの頃は日帰り入浴も週末くらいしかやってなかったし、宿泊も金土日しか受け付けてなかったり、逆に小谷温泉の山田旅館はおひとり様の宿泊は平日のみとか要相談だったりで日程が難しかった~~;
【山田旅館】は歴史ある江戸時代から続く湯治宿。
お部屋も「江戸」「明治」「大正」「平成」とそれぞれの時代に造られたお部屋から選べたので、予約時に「江戸」をチョイス。
温泉も楽しみやけど、建物そのものもめっちゃ楽しみ・・・( *´艸`)
では念願かなっての山田旅館宿泊記・スタート=З
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル
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-
中土駅から村営バスにゆられること約25分!
15:07 小谷温泉・山田旅館前バス停に到着~
バスの本数少ないから明日の時間チェックしとこ。 -
バス停目の前にもうこの貫禄ある建物ですよ。
古い看板も本物のレトロ・・・これはすでに期待以上!!
3月、宿が今シーズンの予約開始してすぐに電話したんよね。まだ会社には言ってなかったけど仕事辞める前提ですでに動いてまして。
※当時私の仕事の契約は1か月単位でした。(まだ辞めるって言えない。さっさと言いたかった。)
「どうしても山田旅館さんに泊まりたいので、泊めていただける日を教えてください。予約できたら他の予定はその日に合わせて調整しますので!!」って女将さんに電話で直談判しました。
で、「5/27ならおひとり様1泊でもいいですよ^^」ということで、なんとか予約成立!(そしてすぐに翌日の5/28来馬温泉も電話で予約確保)
そんなこんなで予約も一筋縄じゃなかったからめっちゃ楽しみやったんよ~ -
蔵があったり、宿泊棟も建物が継ぎ足されて増築したような感じ。
探検し甲斐ありそう♪ -
宿の敷地入る手前に歌碑があった。
田中冬二さん・・・調べてみたら昭和の詩人さんで、ここで一泊したときにこの詩を残したらしい。
小谷温泉
ごろりごろりごろり
石臼に夜があける
豆腐が山のつめたい水に
ざぶんざぶんととびこむ -
立てかけられたホーローの看板も味がある!
-
玄関は素朴な雰囲気。
立派で貫禄たっぷりな「ザ・旅館!」みたいな玄関ではないけど逆に親しみ湧いて、好きやな~^^ -
こちら玄関(内部)
大きな板戸が釣り上げてあった。
玄関入るとすぐ右手には江戸時代のお部屋などが続いてて、左手にはフロント。
まずはチェックイン手続きを・・・
お世話になります~(´▽`) -
ワクワクしながらチェックイン手続きを始めたはいいものの、、、
申し訳なさそうに女将さんが、
「今日実はご希望されていた江戸時代のお部屋なんですが、急遽お隣に男性のお客様がお泊りになることになりまして・・・(中略)・・・申し訳ないんですが、できれば大正のお部屋をお使いいただけますか?」
え・・・・嫌だーーー( ;∀;)www
別に隣が男性でも気にしないし。鍵閉まらない襖のお部屋だろうと全然気にしない。(そういうとこ今までも泊ってきた)
その急遽泊まる方は耳の少し遠い方らしくて、壁も薄いしテレビの音とか気になるかもって言われたんやけど、私も実は右耳ほぼ聞こえてないからその点についても全然問題ない。
一瞬、一人旅で一番人気っぽい江戸時代のお部屋使うのがあかんかったんかな?とか思ったけど、その男性も一人旅で1泊やから私と条件は同じなんよねー。
でも女将さん的には(というか宿として)何かあったら困るっていうのがあるのかなって。「私が心配なんです」って言われてしまったらもうしょうがないよね・・・ご厚意なんやから。
「・・・・・・・。わかりました。残念ですけど、大正のお部屋でいいです」
って言ったもののやっぱり悲しい~
どうしても江戸時代のお部屋がよくて、めちゃくちゃ楽しみにしてただけにその分ほんまにめーーーーっちゃ残念で・・・涙
さっきまでのワクワクテンションどこ行った状態ww
※2022年5月当時、お部屋のプラン料金としては「江戸」が最安でした。「大正」の方が一応アップグレードでした。(あとで気づいて変更差額分支払いに行ったら、それはこちらからのお願いなので不要ですって言われました)
※2024年現在、江戸のお部屋の方が料金あがってる?? -
でもあまりにも落胆してたのが伝わったようで(笑、
私が泊まる予定やった江戸のお部屋も見てから大正のお部屋にご案内しますねって、仲居さんが案内してくださった!
ありがとうございます~~!!
※以下本館7号室(この部屋)の写真は後でもう一度探検してて見せていただいた際に撮ったものです。
本館2階にあるこの和室が泊まるはずだったお部屋。
広い! -
調度品の一部は江戸時代のものではないけど、素敵な茶箪笥やな~^^
違い棚になってるとこに茶碗を飾りたい・・・ -
この7番のお部屋。3部屋あるうちの真ん中やった。
そっか、襖でもなく障子なんや。
これは心配になる女将さんの気持ちは想像できるな~(´・ω・)
普通カギがない時点でアウトって人の方が多いやろうし。
私も海外なら論外やわ。
この障子たぶん鍵も取り付けるの難しそう。
登録有形文化財やから下手に改修もできへんやろうしね。
過去にもしかしてお部屋間違って開けちゃって~とかあったのかもしれない。 -
ズラーっと障子の戸が並ぶと確かにお部屋入口どこやったかなってなりそうやもんね;
でもやっぱり全然私的には不安になる要素はなかったかな。
もしかしたらお部屋を見れば諦めがつくと思われてたかもしれないけど、
むしろ思ってた以上にキレイに保たれててますます泊まりたくなった!
この壁の「本マル 元湯 山田」がいいわー
よし、また泊まりに来よう。
その時は誰か道連れにして2名以上で来よう。 -
廊下から見える木造の建物群、この江戸時代の本館含めて6棟が登録有形文化財。すごいな~
-
窓も大きくて周辺の自然風景がパノラマで見えるの良いな~*
-
窓の外、この部分だけバルコニーみたいなのあるな~ってさっき外から見てて思ったんやけど、廊下から出れるわけではないっぽい・・・
-
さて、江戸時代のお部屋を見学させていただいた後は今日泊まる「大正時代のお部屋」へ~
壁に六角形の明かり窓がオシャレ*
確かに大正モダンっぽいデザインやな。 -
お部屋は小ぢんまりと。。。
一人やから全然問題なし~
さすがにさっき見てきた江戸時代のお部屋よりも壁とか新しい感じはする。
ゆうても大正ですがw -
広くはないけど縁側スペースもあった!
窓の外は裏庭?中庭?が見えるんやな。
宿のHPによると、あの小さなお堂は本館よりも前からこの地にあった「薬師堂」だそう。湯治場らしいな~^^ -
落ち着いたお部屋で気に入った~♪
あれだけ残念がってたのに単純やなーと自分でも思うww
最初の希望ではないから残念に思ったけど、そもそも大正期のお部屋も十分貴重でスバラシイからね。 -
さて、お部屋でまったりしたら恒例の探検タイム~♪
お客さんが増える前に見学はしておきたい。
館内はこんな感じでいくつかの建物がつながってる造り。
大正時代の建物は江戸期の本館からつながった「新館」にあたる部分。 -
まずは江戸時代の本来泊まるはずやったお部屋に戻ってきた。
向かう途中で女将さんに出会って、
「どうぞ何度でも見て行ってください。お写真も全然大丈夫ですよ~」ってお許しを頂きました(・∀・)ゞ
このお部屋は今日は予約不可にしてあるらしく、私がどうしてもほんまに納得できないならここに泊まってもいいみたいやった。
でもわざわざ大正のお部屋と2部屋用意してまで気を遣ってくださったのは素直にありがたいし嬉しいから、もう今日はすっぱり諦めてます。
大正のお部屋も素敵やったしね。 -
この太くて大きな柱は大黒柱やねんて。
材質はケヤキ。
この大きな柱が江戸時代から冬の豪雪に耐えてきたと思うと。。。感動する。 -
他の柱と比べると大きさは歴然やね。
-
ここは本館3階部分。
大きな梁や柱と白い壁、広い踊り場もイイ感じ。
主に本館は湯治とかで連泊のお客さんが使うようになってるみたい。 -
3階はひらがなバージョンの「もとゆ やま田」
-
さらに上にも階段は続いてたけど立ち入り禁止。
-
階段の踊り場から見た眺め。
やっぱりあのとって付けたようなバルコニーみたいなの気になる・・・ -
続いて踊り場挟んで繋がってる新館(大正3年築)の方行ってみよ~
ちょっと段差があるんやね。 -
階段の手すりというか柱の意匠が細かい!
めっちゃ素敵ー( *´艸`) -
窓はガラスが大きく使われてるのも明るくていいな。
(新館から本館方面を振り返った図) -
新館のこの階段が私的お気に入りポイント!
踊り場の床板の幅すごくない?!
こんな板がとれるほどデカい木ってことやんな。 -
で、この細かい飾り。。。
ちょっとクラシックホテル思い出す*
HP見たら、地元の宮大工で名棟梁・山岸市太郎さんが手がけたそう。
やっぱ宮大工か~スバラシイ仕事、職人技やね!
感動しまくってバシバシ撮ってたらまた女将さんに遭遇。 -
女将さん「本館の1階奥のお部屋見られましたか?」
え、1階の奥??見てないです!見ていいんですか(*'▽')?
女将さん「ぜひぜひ電気もつけて見て行ってください!こんな古い建物ですがよろしければ、、、写真がお好きなんですか?」
私「写真というか、歴史ある建物が大好きで・・・」
そこからお話色々させてもらいつつ女将さんと一緒にお部屋見学スタート=З
フロント目の前にあるこのお部屋を抜けて、奥に進むと、、、 -
こんな廊下があって、その奥には、、、
-
三間続きの豪華なお部屋が!
今は宿泊で使ってなくて、見学は自由にしてOKだそう。 -
一番奥のお部屋。
たぶん当時は一番良いお部屋やったっぽい。 -
見事な絵の掛け軸の床の間。
黒電話懐かしーー!! -
そしてこの書がカッコいい。
女将さんがここにお泊りにくるお客さんとのエピソードとかも聞かせてくださったんやけど、中にはこの書を見に泊まりに来られる方もいるとか。
「ここに来てしっかり休まったら、この書を見て、また気を引き締めて仕事に戻れる。また頑張ろうって思える」とおっしゃっていたそう。 -
書の意味はコチラ。
西郷従道(西郷隆盛の弟)の筆で、山田旅館で湯治してた時に書いたものらしい。
いや~~~納得。確かにそう。
仕事から離れて休むために山奥の秘湯まで来てリフレッシュしてるけど、、、帰ったらまた仕事か~みたいなね。でもそれがまた仕事がんばるか!ってなる気力も回復してくれて・・・って感じかな。
私も離職したタイミングで心情的に近いものがあるからすごい共感するなー -
他にもカッコいい書は色々ありました。
西郷従道さんだけでなく、画家、文人、たくさんの方が利用してきた宿なんやね。 -
この天井の梁もすごいな・・・
階段のとこでも思ったけど、立派な木材ばっかり! -
1階一番手前のお部屋に戻ってきた。
ここは今でいうフロントというか、共用くつろぎスペース的な場所かな? -
女将さん「上を見てください。これなんだと思いますか?」
・・・囲炉裏みたいな?
女将さん「そうそう、これは火鉢というか、昔は暖房設備が無かったからここに焼けた石とか入れて・・・」
なるほどねー!
そのために床くりぬいちゃったんやね。大胆~ww
こうなってるのはここだけなんやったかな。2階のお部屋の床、今度泊まれるならチェックしてみたい。 -
囲炉裏もあってぬくもり感じる~*
落ち着くわー -
これもなつかしいテレビやなー(´□`)
-
大きくて立派な神棚。
-
止まってしまってる柱時計があったり。
この時計の彫刻が素敵やったんやけどうまく写真撮れんかった; -
この低い机とか昔の番台みたいな感じかな?
番頭さんが座って帳簿書いてるイメージ。
飾られてる写真は建築に関するものが多かった。 -
これは新館増築時の写真やったかな。
床の高さがどうとか言ってはったと思うねんけど、忘れてしまった;
たしか右下に写ってる石積みの基礎の部分が今もそのままとか言ってはった気がする。メモしとけばよかったな~ -
さて、しっかり見学して大満足。
じゃぁお風呂行きましょか!
江戸時代からある元湯は本館と新館の間にある。 -
上り口からレトロ感満載。
明治期建築部分やね。
あらー先客さんがいらっしゃるのかな? -
ほなまだ明るいうちに露天のある展望風呂行こう!
-
渡り廊下をずーっと奥へ。
あの張り出した赤い屋根の展望スペースみたいなところが露天風呂(男)のはず。
なかなか、開放的ですなぁ・・・(´ー`)
だれもいないタイミングで良かった; -
古い建物は迷路みたいな所多いよね。
でもそれが楽しい。
階段降りて、左方向へずーっといった先にお風呂あった。 -
やった~貸し切り状態ヾ(*´∀`*)ノ
お?思ってたより新しい感じやねー -
こっちは内湯の大浴場と違って新しく後から造られてるし、かなり設備は現代的。
でもお湯はしっかりいいお湯。
後で入る露天よりも温度高めやったな。 -
そしてやっぱこの露天がもう・・・( *´□`)
さわやか~~** -
緑に囲まれた絶景が癒し度MAX。
お湯は熱すぎないからいつまでも入ってられる。
男湯程開放的ではないけど女湯もなかなかやね。
あんまり近寄ると多分道路から見えるので要注意。 -
お湯はちょっと茶色がかってて赤褐色の湯の花やった。
匂いはほんのり温泉らしい、ちょっと鉄っぽい匂い。
泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉やねんて。 -
自家源泉が2つあって、露天のあるこっちは「新湯」ていうそう。
加水・加温なしの完全かけ流し。
めちゃめちゃ気持ちいい! -
ふぅ・・・極楽ぅ~(´-`*)
-
かな~りゆっくりまったり。
平日ってのもあって宿泊客少なくてよかったな。
露天は6:00~22:00やし、また夜も来よう♪ -
いい湯でございました。
さっぱりした~
レトロ広告がかわいい。 -
山田旅館さんも「秘湯を守る会」会員宿やったんよ。
・・・最近秘湯を守る会の宿に泊まること増えてきたな。
温泉にこだわると、っていうか一回泊まってみたいところが多いんよね。
そろそろスタンプ帳もらった方がいいかもしれん。 -
そのままさっき人多めであきらめた「元湯」に寄ったら、誰もおらんかった!!
入りましょう入りましょう♪
元湯はさっきの新湯に比べて昔ながらの湯屋らしい感じ。
明治期に建てられたそう。
感動したのがこの右のほうにあるレトロ洋風な柱というか、、、 -
ここ!!
滝みたいにお湯がここから注がれてるねん! -
造りも素敵やし。
-
これ源泉から直通らしい。
下から湧いてるんじゃなくて上から流れ落ちるタイプかΣ(゚Д゚) -
鍾乳洞状態なんですけどww
成分たっぷりなんやな(;゚Д゚)スゲー
ちょうどうまい具合にお湯の流れ落ちてくる位置に入れば(入ってよい)打たせ湯みたいになって、これがめちゃくちゃ気持ちいい!源泉温度44℃やけど流れてきて丁度いいくらいの温度やからそれもスバラシイんよね。
ph6.8くらいで刺激少な目なのもいいかも。 -
ここのお湯は本気で効いた。
重い荷物と元からある肩こり、腰痛部分の痛みとかスーって和らいで、お風呂上りには体が軽くなる感じ。他のどんな温泉もある程度はそういう効果あるもんやけど、ここは特に私にあってるのか、何かもう全然違うんよ!
個人差あるよ?って予防線はりつつもみんなにおすすめしたい良いお湯やな~
私的にはさっきの露天風呂よりお湯は元湯のこっちが好きやな。 -
寝湯もできます。
ザバザバとかけ流されててお湯が新鮮なのも最高。
気持ちよかった・・・いろいろ回復した。 -
成分やらなんやらはコチラをどうぞ。
ブレて見にくくてすみません。
アトピー性皮膚炎や切り傷、火傷にもいいらしい。結構お肌にいいんやね。
飲泉もできて、消化器・肝臓系・糖尿・痛風に効果あるそう。 -
さて~お風呂のあとは夜ご飯~(´▽`)
ちょっと早めの17:30ごろから食べれた。
山の幸がずらっとお膳に並んでめっちゃ豪華! -
お約束の山菜天ぷらは、こごみ、タラの芽、フキノトウ、ウド、ウドブキ(ウドの葉っぱ)。
ウドブキは初めて食べた!
大好きな山菜ここ連日食べれて嬉しいな~
全然飽きへんわ。 -
焼き魚は「山女」。
初日は「岩魚」やったから違っててラッキー♪
山女も美味しいんよな~( *´□`)大好き。
身がホクホクで、良い塩梅の焼き具合でした。 -
こちら「イラクサのお浸し」やねんて。
イラクサも初めて食べた。
これ美味しい!好きです。 -
前菜的なものとして筍やフキノトウもあったよ。
どれも程よい濃すぎない味付けでよかった。
こういった山の幸は山菜に詳しい調理場のスタッフが自ら採集してくるそう。私には見分けつかへんから山菜やキノコ採れる人尊敬します。
あ、食べるのは任せて(・∀・)ノ -
このお椀は「玉子豆腐」。
最初お吸い物かと思った。
こんな上品な玉子豆腐見たことないよ?
つるっとして滑らかで、しかもお出汁が美味し~~
味も上品でしたわ。
そういや一昨日、奈良井宿の「いかりや」さんで朝食に出た「玉子豆腐(暫定)」もちょっと変わってたな・・・
私の中で卵豆腐と言えばプッ〇ンプリンみたいな四角いパックのやつやったんやけどww
どうやら長野の玉子豆腐は奥が深そうや。 -
これは暖かい「炊き合わせ」
こちらのお出汁も私好みでした。
(お品書きに◎つけてたw) -
順番おかしいけど、こちらお品書き。(今更やな
お部屋に帰ったあと料理の感想をメモしまくった~
お料理担当の調理場の方?とかがちゃんと山菜の説明とかしてくださったんよ。 -
メインと思われる陶板焼きは
「小谷放牧豚」の朴葉焼き。
やわらかヘルシーな豚、茸たっぷりで美味しかった^^ -
飲み物は悩んだ結果、「自家製どぶろく」にしてみた。
どぶろく好きでして。
まったりしててちょっとドロっとしてて、、、美味しいよね~(´▽`)
うん、このどぶろく、濃いけど意外と飲みやすくて美味しい!
甘みもあるし、飲みすぎ注意やな。 -
他にもこのようなラインナップで・・・
ワインとかもいいよな。 -
長野の美味しい地酒も各種揃ってます。
いい宿や。 -
〆のごはんとお味噌汁まで美味しくいただきました♪
デザートがメロンなのが意外やったな。
大好きやから大歓迎やでーb(´▽`) -
で、こちら。
食事の途中に「凌ぎ」として出てきた「よもぎ草餅」。
宿のおばあちゃんの手作りやねんて^^
おばあちゃん・・・て大女将のことやろか?
これはお部屋持ち帰らせてもらいます。
※お部屋で食べました。
(あんこは無理やけどよもぎもちは好き。)
ごちそうさまでしたー! -
いつもなら食べたあとしばらく動かれへんねんけど、今日はスッキリしてて全然しんどくない。品数のわりに量は多くなかったのが良かったかも。
そのまま散歩しよ~ -
そういや撮ってなかったなーと思って「登録有形文化財」プレートを撮ってみたり。玄関にて発見。
-
えー只今の時刻は18:50過ぎ。
まだまだ全然明るい! -
~~~~*°.・*.。・°
-
ノスタルジックぅ(´ー`)
-
玄関先でラムネが冷やされてた。
こうゆうのいいね~
(このあと露天行って、そのあと買って飲んだ) -
床というか、基礎部分は何重にもなってる。
ちょっと見えにくいけどこのガラスの向こうに元湯があるねん。 -
レトロな木製の看板も発見!
明治時代にドイツで開催された温泉博覧会で日本代表として4つの温泉が世界に紹介されたんやけど、その4つが別府・草津・登別、そしてここ「小谷」やったんやって。確かに他3つに並ぶ納得のお湯やもんな。
他3つに比べると規模が違いすぎるけど、最初に世界に紹介された日本の温泉代表ってすごいよな~
で、たぶんこの看板はそんな「選ばれし名湯である」とアピールしたものかと。 -
夕日は山の向こうかな。
キレイ。 -
この建物が私のお部屋もある大正期の建物やと思う。
-
バス停のあたりから全体図を。
-
あ、明りがついた。
古い建物とオレンジの明かりっていいよね。 -
あったかみあって好き。
-
そしてまた同じような写真を量産してしまうw
-
露天(男性用)のあの建物は特に印象的やな~
薬師堂の建物を利用して、昔あった外湯を再現したものらしい。
入ってみたい・・・こういうとき男やったらよかったのにって思うんよねー -
このまま外からも露天風呂行けるんやね。
じゃぁもうこのまま露天へ直行=З
新湯の露天風呂景色よくてやっぱ最高~
あがる頃にはすっかり暗くなって星も見えた☆
夜の露天では少し視力が悪い年配の女性と一緒になって、暗くてちょっと大変そうやったから入るお手伝いしたんやけど、そこから会話が始まって・・・最初は旦那さんが定年退職して、旦那さんが行ってみたかった温泉宿をめぐる旅をしてるって話やったのが段々愚痴にwww
旦那さんの好みの宿とおばちゃんの好みが違うらしくて(笑)、でも仲いいんやろうなぁって節々で感じるねん。面白かった(´ー`*)
仕事の話とか娘さんの話とか地元が関西同士ってのもあって話弾んでしまったわー
お湯も熱すぎへんから長湯しててもしんどくなくて、30分は軽く超えてたと思う。他にお客さんも来なくて、ずーっと2人でしゃべってたな(笑)
あったまったし、早く寝よ~ -
~~と思ったんやけどね。
私のお部屋横の廊下、トイレ行くのに通らなあかんからか人通りが多いみたいで。しかも0時~3時くらいの時間に廊下でけっこう大きな声でしゃべるおっさんおって、もー最悪やー。
これやったら結局江戸のお部屋の方が静かやったんちゃうかと思うw
というわけで朝。
旅行4日目、5/28ですー
もう4時くらいには明るい!
この写真は4時半くらいかな。お風呂行ってこよ~ -
まずは24時間入れる元湯へ。
丁度入れ違いで上がったところやったおばあちゃん(膝が痛いそう)も毎年1週間は湯治に来てるらしくて、「ここは特別よく効くのよ。来るまでが大変だけど帰るころにはすっかり良くなって、スッスッと歩けるようになるの^^」って言ってはった。
やっぱり~!効果大なんやな!
今回もすっかり良くなって大満足って感じでニコニコしてはった(*´ω`*)
おばぁ「いつまで居るの?」
私「残念なんですけど、今日帰るんです~。もっと居たかった~」
おばぁ「え!!!もったいない~~!せっかく来たのに1日なんて勿体ないわよ。次は絶対に少なくとも3泊はした方がいいねぇ。あらぁそうなの、、、残念ねぇ(´・△・)」
っておばぁちゃんの方が私よりすごい残念そうやんwww
一週間の湯治か・・・いいなぁ一回そういうのやってみたいなぁ。 -
ふぅ・・・朝から最っ高のお湯でした。
ほんまここのお湯大好きー
かなり明るくなってきたなー*
さすが一年で一番日が長い季節。まだ6時前やもんね。
天気よくて最高! -
外にも飲泉所?みたいなのあったんやね~
(浴室内にもあります)
消化器系に効くのは白骨温泉みたいやね。
私は飲泉したら効きすぎるから基本飲まないようにしてるねん。だから味についてはよくわからんけど美味しくはなさそう。 -
宿へのスロープというか、道路に「鎌池」てかいた小さい道しるべ発見した。
この先に登山道とかあるのかも。
丁度この上の建物が露天風呂やね。
やっぱかなりオープンやから要注意かも。
そんなに人も車も通らんけどねー -
かわいいピンクの花咲いてた。
これなんやろう?
あとで山菜に詳しいスタッフさんに聞いてみよ~ -
このまま露天風呂も寄って行こ~
露天風呂は朝6:00~やから5:58くらいに行ってみたんやけどもう開いてて、しかも入ってる人いてびっくり!
まぁそれは全然いいねんけどさ、その先客の方は脱衣所散らかしまくっててマナー悪かったんよ;
さらに露天も角の外が見える位置にずっと居座ってて、窓から(肩から上だけ)外に乗り出して、まさかの男湯に入浴中のお連れ様としゃべってるってゆうね。。。
景色見たくてもそのおばちゃんが邪魔で見えんし、かといって外見える位置(おばちゃんの隣)に近寄りたくてもしゃべってる相手がすぐそこにおるわけやろ?絶対無理やん。
ないわー(´ー`)チッ -
早々に切り上げて、湯上り散歩再開。
あれ、もしや雪山見える?!
やったー!昨日は天気悪くてほぼ見えんかったんよ。 -
散歩のあとお部屋でしばらく休憩しててんけど、朝ごはん前にまた元湯へw
露天であんまりゆっくりできんかったし、やっぱ元湯のお湯が好きやし、最後にもう一回だけ入っておきたくて・・・
入りすぎも良くないってわかってるねんけどな~
また、できれば連泊で、、、堪能しに来たい! -
朝ごはんは7:30から。
量は多すぎず、ごはんのお供が色々並んでる。
せっかくなので珍しく納豆にも挑戦したんやけど、あかんかった~;
気分悪くなってしまった。納豆は味とかじゃなくてマーライオンなるからダメや。。。
他は美味しく完食!ごちそうさまでした~^^ -
ご飯後、明治期の建物の2階(だったと思う)のラウンジっぽいスペースで休憩したり。
-
そうや、昨日行かなかった資料館行ってみよう♪
(写真は本館の玄関) -
本館を出て左へ。
資料館は9:00頃オープンやったはず。 -
館内は自由に見学していいみたい。
レトロな看板~
「信濃鐵道」て書いてる。
そこからは・・・え、馬? -
あ、これは昨日見た歌碑のやつや。
田中冬二さんの直筆かな? -
この蔵そのものも明治18年に建てられたもので、登録有形文化財の一つ。
その中いっぱいに色んなものが展示されてて結構見ごたえある!
丁度昨日の夜に露天風呂でお話したおばちゃんとその旦那さんに出会った。入れ違いでもう出られるみたいやった。この先もお気をつけて^^ -
私はまだのんびり過ごす予定なのでじっくり見せてもらいましょ。
岡本太郎氏も来てたのか!
芸術家、著名人のサインや作品もあったり・・・ -
土地関連の資料もあったり。
これは江戸期の信州と越後の国境を決める地検の記録らしい。
揉めてたんやろな・・・ -
全体図かなりデカイ。
けっこう細かく書き込まれててすごいよなー -
雨飾山は東の端っこあたりに発見!
-
こっちは暗くて見え辛いけど、入浴の掟みたいなやつ。
-
その解説。
よくよく読むと結構面白い。
江戸時代は一般に湯治の効果は1週間で出るって言われてたんやね。
胡散臭いヤツは入ったらあかんとか、面白いな~ -
天井見上げたら梁になんか書いてた!
火事から守ってくれるように・・・みたいなやつかな? -
蔵の2階はギャラリーみたいな絵画コーナーになってた。
このアルプスの絵、めっちゃ素敵( *´艸`) -
椿もかわいい・・・
-
大作も色々。
どれも素敵でここにまとめて置いてあるのがもったいない気がする・・・
たまに館内のものと取り替えたりするんやろか。 -
また1階に戻ってもう一周。
これ山田旅館やな。 -
スキー関連資料も色々あった。
19代目の山田寛さんは日本の山岳スキーの草分け的存在らしい。 -
今でいうフリースタイル?
すごいな・・・Σ(゚Д゚)
昭和の懐かし家具や道具だけじゃなくて色んな資料があって楽しかったな。
山田旅館に泊まるならぜひ見て行ってほしい! -
お部屋が当日変更になったりはしたけど、
それでも大大大満足の滞在やったな~
チェックアウトの時にまた女将さんと少しお話しした。ユーチューブで空撮の映像とか紹介してるらしくてぜひ見てねって宣伝もアリw
ほんまにお世話になりました(´ω`)
リピーターさんが多いのも納得のスタッフさんのおもてなしと気遣いと、お湯もごはんも最高やし、
で、次こそぜひ江戸時代に泊まる!
どうせなら10時ギリギリまで居たいとこですが、9:30ごろチェックアウト。
これからさらに山を登って雨飾荘方面にある露天風呂に行くねん♪
まだまだ今日も温泉三昧は続く=З
つづく
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この旅行記へのコメント (2)
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- 4traさん 2024/04/17 18:50:40
- え~ど
- 指定して予約取れてた部屋が宿に到着したら急遽来た別の客で泊まれないって事あるんですね。お金のせいかと思ったが、大正と江戸2部屋を抑えてるという事は宿側の気遣いなんですね。
値段は建物古くて鍵もなく音漏れも酷い部屋は安くしとこと旅館の人は考えてたが、S...t...e...Pha...n...i...Eさんみたいにそれでも江戸がいいと希望する人が増えて人気で逆に値段が上がったのかもしれませんね。ちなみに私なら、絶対指定したとこに泊まるか、泊まれなければ2度と来るか、となるでしょうが、「大正も素敵」とか「これはまた人呼んで泊まりにくるぞ」とかいう辺り、ステさんの人間性レベル高すぎです。
- S...t...e...Pha...n...i...Eさん からの返信 2024/04/18 00:16:05
- 次こそえどー!
- 4traさん、こんばんは〜
私もこんなことは初めてやったので(ダブルブッキングは除く)、びっくりしましたし、すぐには受け入れられなかったですよー( ;∀;)
全然人間性とかまだまだですよ〜;
実はそういうこともあるのなら予約時に断ってほしかったなーとか。
でもある瞬間にスパっと「もういいや!」ってなったんです(笑)
女将さんから気持ちは伝わってきましたし、もう深く考えないことにしましたw
このお部屋に泊まるのは今じゃないんだと・・・そういうことなのかなって。
あの江戸期のお部屋は古いですけど、確かに希望者はけっこういるような気がします。
歴史のある建物って趣ありますもんね〜
やっぱりまた泊まりたい!
私諦め悪いので近いうちにリベンジしたいと思います(・∀・)ゞ
ステファニー
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