2022/05/25 - 2022/05/25
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S...t...e...Pha...n...i...Eさん
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※2022年5月の旅行記です。
※【悲報】まーた長いシリーズが始まってしまいましたw
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話すと長くなるので割愛しますが、、、よし、離職しよう!
って決めたのがだいたい2022年の2月くらい。
コロナが落ち着いてきたらやりたいこといっぱいあったんよね~♪
その「やりたかったこと」は色々あるけど、デカいのがこの2つ
①【ローカル線巡りと、ちょっと行きにくいからなかなか行けなかった温泉を巡りたい】
②【リゾートバイトがしてみたい(できれば北海道)】
①を決行するならGW後で梅雨入るまでの間がいいから、5月半ば~かなー。じゃぁ4月末で仕事は辞めよう。
そんな感じで勝手に離職するつもりで計画し始めた2月3月から徐々に宿の予約やルートを調べたり考えたり。。。楽しかったー!!!
いくら時間が自由とは言え、あれもこれもと詰め込むのも違うかなと、いくつかは断念して、メインは大きく4つに絞った。
<大糸線>
・大糸線全線乗り倒しする。特にJR西はできるだけ駅巡りする。
・その大糸線沿線で湯めぐりする
<富山地方鉄道>
・駅巡りがしたい
→できれば黒部渓谷鉄道とその奥の秘湯も行きたかったが、コロナの関係で営業開始が遅れるとのことで断念
→アルペンルートも行きたかったが、大糸線との兼ね合いで断念
<高山本線>
・駅巡りかねてゆっくり巡りたい
・飛騨古川で一泊したい
・奥飛騨温泉郷でただひたすら温泉だけの1日を過ごしたい
<長良川鉄道>
・もちろん乗り倒しが目的
この中で主に中心になったのは大糸線から行ける温泉。ここの予約がいつになるかが肝やった。そこから逆算したり、肉付けしたり、日程を調節して、、、最終こうなった↓
●ざっくり旅程●<>はメイン
5/25 <序章>大阪→(中央線)→奈良井(泊)
5/26 <大糸線>奈良井→松本→信濃木崎(木崎湖温泉泊)
5/27 <大糸線>信濃木崎→中土(小谷温泉泊)
5/28 <大糸線>JR西の区間乗り倒し湯めぐり(来馬温泉泊)
5/29 <大糸線→富山地鉄>北小谷→宇奈月温泉(宇奈月温泉泊)
5/30 <富山地鉄>ひたすら乗りたおし(富山連泊)
5/31 <富山地鉄>ひたすら乗りたおし( 〃 )
6/01 <高山本線>富山→飛騨古川(飛騨古川泊)
6/02 <高山本線>飛騨古川→高山(福地温泉泊)
6/03 <高山本線>高山→郡上大和(郡上大和連泊)
6/04 <長良川鉄道>ひたすら乗り倒し(〃)
6/05 <長良川鉄道>乗り倒し(未定)
一応6/5で帰るつもりではいるけど、ズレるかもしれんしもう一泊したくなるかもしれんし未定。多分11日間で出発!!
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《序章・1日目》
大大大本命の大糸線まで、どのルートで行く?
新潟までワープ?飯田線も付け足しちゃう?いや、ここは中央本線で。
なんのお得切符もない時期なので、一旦片道切符にしてみた。
何かあっても融通が利くし、都度買うよりも少しはお得になるし、距離があるから有効期限も長めやしね。
なら、せっかくやし途中で1泊しよう!そうすれば日程的にも丁度いいし。
となればもう絶対【奈良井宿】一択やな。
前々からこの宿場町で1泊してみたかったんよ~( *´艸`)
ではわがまま詰め込んだ私的贅沢旅・序章からスタート=З
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-
今日から3日間ほどお世話になる切符がこちら。
券売機じゃ買えないので、ルートをお伝えしてみどりの窓口で予め前日までに発券しておいた。
計算があってるか自信がないけど、たぶん、1日ごとに買ったり、都度買うより約1000円くらいはお得になってるかな?
なにより毎回支払いが無いだけでも便利やと思う。
この切符の場合、券面記載の経由路線内であれば、後戻りしなければ途中下車は何度でも可能。(大阪市内など大都市近郊駅は不可)
有効期限は5/25~28までの4日間。
ではでは~地元を始発で出発~
いつもの18きっぷの旅みたい^^ -
阪和線から天王寺で大和路線に乗り換えて奈良へ。
ここまでもいつも通り。
名古屋まで行くなら京都まわりの東海道本線経由の方が速いんやけど、運賃は奈良まわりの関西本線経由の方が安いんよ。
あと、ただ私がこっちの方が好き。 -
6:52加茂着→ダッシュ→6:54加茂発
18きっぷの時期じゃなくてもこの乗り換えはダッシュやなー;
すぐ向かいのホームやねんけど、8両→2両になるし、ボックスシート少ないからスタンバってたんやけどね、まさかの1両でさらに焦った(;´Д`)
座れたけど、この時間のこの路線は相席が基本やねー -
あ~でもいいわ~
久しぶりの関西本線!
駅舎も木造の立派なのが残ってるんよね。
ここは「笠置(かさぎ)」駅
近いといつでも行ける気がして後回しになっててアカンよな~ -
癒しの車窓・・・*
-
山がちな区間。
鹿とぶつかったり倒木があったりで結構しょっちゅう遅延や運休も発生するけど。 -
景色が良くて、東方面に行くときは毎回ルートの候補にしてる。
-
学生さんの利用も多い時間。
各駅から結構乗って来る。
ここは「大河原」駅。 -
こちらは「月ヶ瀬口」駅。
関西本線も待合室に地元学生さん作成と思われる絵が描かれてます。
これいいよねー^^ -
こちらも立派な駅舎の「島ヶ原」駅。
ここから三重県! -
山区間はほぼ出たかなー
-
良い駅揃ってる(´ω`*)
「佐那具」駅 -
レンガの倉庫も残ってる、大きな駅は・・・
-
「柘植」駅。
三重県内で最初に開業した駅らしい。
草津線との乗換駅でもあるし、かなり人も増えてきたのでこの先は写真自粛・・・ -
8:16亀山駅着!
乗ってきたのはこの電車。ありがとうございましたー(´▽`)ゞ -
亀山駅のこのホーム好きなんよねー
駅は新しく、大きくてキレイになって、駅前も変わっちゃったけど、このホームだけは昔ながらのベンチもそのままでほんまに好き。
8:26 亀山駅始発の名古屋行で発車~ -
クロスシートのタイプでよかったー
平日のこの時間やから相席はしょうがない。
人も多いし写真はこの1枚だけw
(たぶん四日市?)
9:56名古屋着
名古屋の売店でお昼ご飯をゲット。 -
10:24 名古屋発
ここからはこの5月やたら乗ってる中央線へ
高蔵寺まではほぼ満席。立ってる人もそこそこ。
恵那に着くころにはほぼみんな降りてようやく景色楽しめるようになってきた。
恵那山も見える~(´▽`) -
ロングシートは人が少なければ景色いいので、これはこれでアリかなと。
パノラマビュー♪ -
でも、この新しい車両ってばロングシートオンリーで、しかも椅子が薄っぺらくてそんなに長時間乗ってないのにお尻痛くなったー;JR東海も東と同じようなカタイ椅子採用するなんて・・・悲
-
11:40 中津川到着!
こないだこの辺うろうろしてたからただいまーって気分(笑 -
今日は中津川での時間はほぼない;
できればここで駅そば食べたいとこですが。
次の電車がもうすぐ入線なので待機。
おかげで無事、川側の椅子確保♪
今度はクロスシートでよかった~ -
12:00 中津川駅 発
さて、名古屋で買っておいたおにぎり食べよかな。
せめてご当地物にしようと思って「天むす」と「たらこ&高菜(ご当地?)」にしてんけど、これどっちも食べにくかった;
味は美味しかったで! -
古い吊り橋が見えてきた~
-
そして木曽川~**
今日もキレイな水の色!けど相変わらず水量が少ないのが心配・・・ -
曇ってるなー;
御嶽山は見えないか。
ここは多分「須原」らへん。 -
毎度おなじみ「寝覚ノ床」も。
ここは何度通っても写真撮ってしまうw -
上松駅に停車中。
あれは森林鉄道のやつやったっけ。 -
そして木曽福島着。
木曽福島は数日前にも来たばっかり。
でもかなりよかったからまた今日も立ち寄る案があった。
あの時見学し損ねた関所跡とか見学したいなーって思ったり。
あと、ここまで来る途中の「南木曽(なぎそ)」途中下車案もあった。 -
でも全部パス!
もう奈良井駅に直行しちゃおう=З
今日は奈良井を楽しむ!
そのためにGW後の中央本線駅巡りを事前にやっておいたんやから。
降りたくなるのは目に見えてたからなー(笑)
13:24 奈良井駅 着 -
そして前回はあえて「奈良井」はパスした。
それもこれも、この旅で立ち寄ることにしてたからねー^^
さっそくホーローの「指さし確認」発見! -
あぁ~木造駅舎のこのかんじ。好き(´-`*)
さすがに奈良井は観光地でもあるから利用者多くて、結構降りたんやけど、まだ駅舎の写真撮ってるのは私くらい;
みんなもっと駅も見て行ってー! -
ほらぁーーー!!素敵すぎるーーー( *´□`)
簡易委託駅になるんかな。
駅員さんが居てはった。(切符のチェックは車内) -
落ち着いた、昔ながらの木造駅で、そこまで観光地っぽくなってないのもイイ。宿場町の雰囲気にあってる。
-
駅玄関はこんな感じ。
看板カッコいい。 -
外観は田舎の駅ーって感じで、これまた良い。
中央本線(西)はこうゆう駅けっこう残ってるから大好きです。
バックの山の緑も合うんよね~ -
駅前には木曽五木(高野槙・あすなろ・鼠子・椹・檜)が植わってた。
-
さて、さっそく散策に出発~
でも大きな荷物はできれば宿で預かってもらえると助かるねんけどなぁ・・・
まだチェックインには早いけど、先に寄ってみようかな。 -
~~~~**
わー・・・( *´□`)相変わらず素敵。
奈良井宿は数年前(2017年夏)にも来てて、そのときいつか泊まってみたい!って思ったんよね。
そういやあの時もそのあと大糸線に乗ったんやったなw
やってること全然変わってへんやんww
(きっと撮ってる写真もコメントもほぼ同じ。爆)↓
https://4travel.jp/travelogue/11274284 -
5年越しの夢・叶えにきました☆
昔ながらの街並みが良く残された、落ち着く景観。
電線は地中なんやったっけ。 -
駅から街並みを歩くこと5分、本日のお宿【民宿 いかりや】さんに到着!
ダメ元で暖簾をくぐって声をかけて見たら、
快く、もうお部屋入って大丈夫ですよ~^^
って!!
ありがとうございますー(´;ω;`) -
間口は小さいけど奥に長い、町屋らしい造り。
中は改装されてる部分がほとんどで、特に奥の方は思ったよりも古くない。 -
廊下をず~っと進んで2階へ。
そしてここが私のお部屋。
すっきりとキレイな和室!改装したんやね。
掃除もバッチリ。
浴衣、タオルなども揃ってました。
ドライヤーは無かった。お風呂場にはあるかな?
冷蔵庫は共用で、現在コロナの影響もあるのか使用中止してた。使えなくはないから使うなら声かけてってさ。
※ちなみに本日の宿泊は私含め2組だけらしい -
そして広い。
3~4人くらい泊まれそう。
ただし、お部屋の鍵は内からは閉めれるけど、外からは閉められへんw
金庫とかもないから、貴重品の管理は各自でせなあかんな。
お手洗いやお風呂は共同です。
荷物を置いたら、、、散策へ戻りましょ~
私「行ってきます^^」
女将さん「行ってらっしゃい!気を付けてね~」
あ~なんか和む。民宿のアットホームな感じ好きやな~ -
身軽になって散策開始~
こちら【いかりや】の目のまえのお店の前に飾ってあったお人形。 -
平日ってのもあってか、そこまで人も多くないから静かでいいなー
落ち着いた雰囲気* -
まずは駅の方へ少し戻って・・・
一度見てみたかった「橋」を見に行こう。
線路の向こう側にあるんやけど、この地下通路を通れば近道できそう! -
木曽の大橋まで250m。
いまここ。
潜り抜けて、橋のところまで行く途中に道の駅とか売店もあった。 -
見えてきた~
しかし暑い; -
いやーでもキレイなアーチの橋やね!
橋桁がないタイプなんやなー -
渡ってみよ~^^
-
~~~~**
のどかで、いい眺め~
日差しが暑いし、渡り切ったあとはそのまま引き返した。 -
橋の裏側もすごいΣ(゚Д゚)
この木組み、、、職人技やねぇー!
この美しい橋は樹齢300年以上の総檜造りやねんて。
ライトアップもされるらしい。 -
日陰がなくてとにかく暑くて;
橋はそこそこにして宿場のメイン通りに戻ってきた。
花しょうぶは涼し気で・・・いいなぁ(´д`) -
お店もそこそこ開いてるから覗きつつ歩くのも楽しい♪
これは染物を使った雑貨屋さん。
※ここら辺から似たような写真続きます。
飛ばしてください。 -
屋根の上には糸車??
-
こっちは漆器屋さんかな~
-
店前にはなぜか薬の箱のピラミッド。
これが当たり前に似合ってしまうのが宿場マジックw -
こちらは喫茶店やね。
めっちゃ入りたい~
でもまずは5年前は行けなかった、宿場の一番端っこまで行きたい! -
看板もそれぞれのお店、凝ってる。
-
こちらも漆器店。
さすがに漆塗りが有名な街だけある。
特に有名なのは櫛らしい。 -
大きな杉玉やなー
てことはお酒屋さんやな。
木曽のお酒は美味しいの多いから絶対買わないとな! -
来た道を振り返ってみた。
-
国の重要伝統的建造物群保存地区の碑発見!
選定されたのは1978年だそう。 -
えーっと現在地は??
・・・・えー全然まだ手前の方やん!
ゆっくり進みすぎ(笑)??
これはまだまだ先が長そうやなぁ(・∀・)嬉
さすが日本最長の宿場町やな。なんと南北約1kmもあるねんて。
昔は「奈良井千軒」とか言われたりもしたらしい。 -
マップのあったあたりに大きな松が立派ですごい存在感~
-
ここはちょっと広場みたいになってた。
水汲み場?
通り沿いにはこういう水汲み場が何か所かあった。
木曽の美味しい湧き水やね^^
これが昔から宿場を通る旅人を癒してきたんやな~ -
街並みはさらに古そうな建物が並ぶ区間に。
このお宅は板戸がピッタリ閉められてるわー
ここもかなり古そうなお家。 -
格子が美しい*
-
「奈良井宿」のレトロな街灯も良い。
-
整然としてて美しいなー
日本らしさを感じる。 -
タイムスリップしたみたいなそんな気分。
この街並み好きやな~
高山とかもいいけどさ、めっちゃ好きなんやけどさ、素朴さとか落ち着きとかはこっちの方が感じられていいかなー -
奈良井宿は難所である鳥居峠の手前にあって、木曽11宿の中で一番標高が高いんやって。
このメイン通りもなだらかに坂道になってる。 -
~~~~。・°。*・.°*。・
たしかこの左手の松坂屋さん、5年前ここでコーヒーを頂いたと思う。
その漆器のカップが素敵やったんよね。
お茶請けみたいに出てきたお漬物も美味しかったなー
またあとで寄ってみようかな・・・
(あとで戻って来た時にはもうお店しまってて寄れなかった;) -
こちらの「伊勢屋」さんは文政~明治まで代々「下問屋」だったお家だそう。
あと、脇本陣も兼ねてたらしい。
建物はそのころのものやねんて。 -
今は宿泊できる宿として営業してる。
ここも素敵な宿みたいで気になったけど、長旅なので予算の関係から「いかりや」さんにした。 -
ちょっと気になってたお食事処「かなめや」さんは準備中か~
五平餅が食べたかったな。 -
貫禄ありまくりな建物の前に「明治天皇奈良井行在所」碑と「明治天皇御駐輦所」碑が。
こちらの建物は上問屋史料館で、ここで明治天皇がご休憩されたらしい。
見学できる施設やから時間があれば入ってみてもいいなー -
古い建物もいいけど・・・
こっちも気になるww
木曽の「中乗(ナカノリ)さん」は美味しいお酒。
お店の方に念のため閉店時間を聞き込みしてみたら、今日は18:00クローズらしい。散策して、またあとで寄りますね~(´▽`)ノ -
色んなものに気がひかれてなかなか進まへん。。。
まぁ通常運転やね(・∀・)
今度は?こちらはお寺さんかな? -
おぉ~~かっこいい~~
「玉龍山」か。
調べてみたら、こちらは曹洞宗のお寺で正式名を【玉龍山 長泉寺】というそう。
創建はなんと南北朝時代の貞治5年やってさ! -
門をくぐったら整った小さなお庭と静かな境内が。
本堂は自由に見れるのかな?
あまりにも静かでここで引き返してしまったんやけど、どうやら本堂の龍の天井絵が圧巻らしい!見てみたかったなー -
大通りに戻る。
道がクランク状に折れ曲がってるポイントに到着~
ここは宿場町恒例の・・・「升形」とかそんな名前やったっけ? -
違った。へー「鍵の手」て名前なんやね。
ここが宿場町の「仲町」と「上町」の堺になっているらしい。
こうやってクランクにすることで敵の直進や見通しを防いで、侵攻を邪魔する役割をしてたそう。 -
道祖神様発見!
信州に多い旅を見守ってくださる道祖神さまやからね。
・・・・・。
どうかひとつ・・・いい旅になりますようによろしくお願いいたします(´人`) -
ここから上町ね!
やっと最終エリアに到達したな。
だんだん駅前よりもさらに静かな雰囲気。 -
屋根のこのナミナミしたの面白いなー
※あとでこれが何なのか判明した -
人も減ったしお店も少ないかも。
ここまで来る人ってあんまりいないんかな? -
木造の建物に紛れて近代レトロな建物発見。
営業はしてないみたいやけど、元病院とかかな? -
やーーーっと着いたー!!
東の端っこ、高札場でゴール~
高い位置にあるから文字が読めないけど禁止事項とか書かれてるはず;
昔の人は目が良かったんやな・・・ -
そしてここからの景色が・・・( *´艸`)
頑張って良かった!! -
踏切も近くて、丁度電車が走り抜けていった。
-
高札場のすぐ近く、町の端っこには神社があった。
神社は宿場の反対側の端にもあるらしい。 -
この右手の赤い鳥居の向こうが境内。
さらに奥はもう街並みではないし、ここでひとまずお参りしよ。
神社の名前は「鎮(しずめ)神社」
『元和四年(1618)、奈良井宿に疫病が流行り、これを鎮めるために下総国(千葉県)香取神宮から経津主神をまねき、祭祀をはじめたとされています。by塩尻市観光ガイドHP』 -
神社は他にもお参りの方がいらっしゃったので写真なし。
まだ降ってはいないけど、遠くで雷がゴロゴロなってて変な天気やな~
なんとか降らずにもってほしい;
神社からはUターンして、来るとき気になったお店やら建物に寄りつつ戻ろかな。 -
まだ時間は14:50ごろ。
1軒くらいなら見学できる??
さっきの上問屋もいいけど、ここも気になる。 -
上町エリアにある【中村邸】。
この看板も年季入って、歴史感じるし・・・
んー・・・気になる!よし、入ってみよ!
入館料300円お支払いして、、、お邪魔しまーす
(16:30まで入場可) -
おぉ~~~天井高い~~(・∀・)
-
早速広い空間でびっくりするわ。
こういう建物って外観と中で印象全然違うよね。
中村邸は木曽名産品である「お六櫛」の職人だった櫛問屋中村利兵衛のお屋敷だそう。 -
二階から見学するようなので、、、まずはお二階へ~
-
2階の通りに面したお部屋からは、格子越しに街並みが。
さっきの古い看板もすぐ近くで観察できる~ -
ちなみにこんな感じ。
この【中村邸】は漆塗りの櫛を売るお店やったらしい。
丁度このすぐ下がお店として使われたお部屋で、その真上にあたるこのお部屋は茶室やったんやって。
上客をおもてなししたりしたんやろか。 -
趣のある素敵なお部屋・・・( *´艸`)
-
この説明書き、ブレちゃっててすみません。
ちょっと見えにくいんやけどね、左の間取りを見ていただきますと・・・
一番上が2階、その下が1階。
表通りはこの図でいうと右なので、入口を入れば奥に向かって4間並んでることになる。真ん中部分は2階まで吹き抜けで、手前の通りに面したところと、一番奥だけ2階がある造りでした。(階段が2か所)
1843年に建てられた奈良井宿の伝統的な町屋のひとつらしい。
2020年には国の重要文化財に登録されました。 -
そんな奈良井宿の町屋の特徴がこちら~
ちょっと2階部分が前にせり出す格好になってるんやね。
こう言うのを『出梁(だしばり)造り』っていうねんてー
ほー・・・(・O・) -
あ、これ屋根に乗ってるナミナミしたやつ!
「猿頭」て名前やったんやな。
ガイドのおじさん「これね、横からみると猿の頭に見えるでしょ^^?」
おぉ~ほんまや~!おさるがつながってるように見えるー(・∀・)
これは奈良井宿の建物独特なものらしい。 -
ここからどこからともなく現れた案内ガイド?のおじさんの説明を聞きながら見学。ラッキー♪
この障子の部分は、引き戸ではなく、こうやって板戸部分を上にあげるタイプのいわゆる「蔀(しとみ)」。 -
表通りから見た写真。
1階部分はお店としても使われてたので、障子や蔀を全部上げることもできる。
で、この畳のところに商品を並べてね・・・ -
2階の窓部分を横から見た図。
こういう昔の建物の造りに興味あるから面白い。
詳しいことはよくわからんけど、見るのが好き(´ー`) -
2階の軒?張り出した屋根を裏側から見た図。
けっこうしっかりカバー力のある屋根やな。
板を重ねて、重厚な造りに見える。 -
むかいのお宅の格子も美しい*
-
こちらお部屋側。
こうやって、蔀戸は吊るして収納。 -
1階に降りてきた。
これは一番奥のお部屋とその向こうのお庭。 -
中庭が・・・落ち着く*
-
奥のお部屋の欄間の彫りも素敵やった~
-
奥の間から表通りの方を見た図。
4間ズドーンと繋がってるのでかなり広い! -
奥の間から2階へ~
奥の2階は資料館みたいになってた。
これは髪の結い方見本?「婦人の心得」やって~^^
今でいうファッション誌みたいな?面白いなー -
うわぁ細かい!
すごいキレイなかんざしやな~* -
べっ甲??
繊細過ぎて・・・芸術品やね( *´艸`) -
色も模様も形もいっぱい!ずら~っと並んでる。
どれも良いものなんやろね。 -
「奈良井のぬり櫛」って書いてある。
江戸初期から奈良井の「お六櫛」は有名ではあったんやけど、元々色のない木目だけの櫛だったらしい。それに漆塗りを施したのが中村屋恵吉さん。そして、さらに旅人にもてはやされはじめ、奥さんや娘さんへのお土産として定着していったそう。
それがさらに漆塗りからそこに吉野屋治兵衛さんが蒔絵を付けて奈良井の産業として成立させたんだとか。 -
お屋敷の奥には落ち着いたお庭~
あ、まださらに奥に蔵がある!
蔵も見学できるっぽいから行ってみよ~ -
蔵の中も資料館みたいになってた。
へー蔵の中が作業場やったんやな!
漆には程よい湿気が必要らしい。
蔵の中という環境が丁度よかったのか。 -
櫛のカタチにこんなに種類があったとは!
その時代ごとの流行とかもあるんやろな~ -
これらは見本。
この見本をお店で見せて商談したらしい。
めっちゃ見ごたえあったなー!
じっくりゆっくり見学できて満足♪ -
さて、次はさっき見かけたカフェでも入ろうかな~
とりあえず宿の方に帰る方向で・・・ -
緑の山と街並みが良い雰囲気や。
・・・・でもさ、カフェとかはほとんどのお店閉まっちゃってるね^^;
どうも15:00クローズのお店が多いみたい。
コロナの自粛とかもあるんかもしれんな; -
まだ16:00なってへんかったんやけど。
こちらのお蕎麦屋さんはいつか食べてみたいお店。(メモ代わりに写真撮るw)
とりあえず往路でチェックしてた仲町らへんの酒屋さんに寄ってお買い物。あれもこれも飲んでみたいけど、まだ初日やから控えめに・・・w
お店の方とちょっとおしゃべりしてんけど、奈良井の宿場の皆さん、5年前に来たときもそうやったけどすごくあったかく迎えてくださる感じが嬉しくて好きです。。。今日はお世話になります(´-`*) -
それにしても雷の音が相変わらず激しいんよねー
まだ降ってないのが不思議なくらい。
急に大雨来そうで怖い;
マリヤ地蔵のいらっしゃるこちらのお寺さんも寄るつもりやったんやけど、雨降る前に宿に戻りたいから一旦パスで=З -
お寺さんはパスしたけど、駅はパスできなかったww
これでやっと宿場町1往復!めっちゃのんびり巡れてよかった。
帰らなくていいってスバラシイなぁ(´▽`)
で、電車に乗らないのになんで駅に来たかなんて、、、、
そんなの、ねぇ(´▽`)?
駅横の白い藤の花が満開* -
ほんま素敵な駅舎。
私以外にも1人の女性がバシバシ撮ってらっしゃったので、私は遠慮気味にしておいた。。。どんどん撮ってくださいませ~←勝手に親近感 -
女性の邪魔にならんよう・・藤の花を愛でつつ待機。
・・・・してたんやけどね、この女性かなり熱心な方だったので、私はそこそこでお先に失礼しまーす。
藤とのコラボ楽しめたので良し。 -
ただいま~(・∀・)
16:00過ぎか。お店が閉まってたのもあって思ってたより早く帰ってきたな。
ご飯までまだ時間あるし、他のお客さんと被らないうちにお風呂入らせていただきましょ。
家族風呂?くらいの大きさで、
貸し切り状態にして使うようになってた。
あ、温泉ではないよ! -
シャワーは二つ。
脱衣所にドライヤーあった。
お風呂も新しくしたんかな~ -
そして夕飯の時間♪
お店閉まるやろなーと思って2食付きにしてん。
初日からごはん難民は避けたいw
おぉー!品数すごい! -
こちらは鯉の甘辛煮つけ。
鯉ってけっこう淡泊な味やから、しっかり目の味付けがあってた。
すみませーん、お酒いただけますかー(゚∀゚)? -
1種類だけあるって言われてた日本酒がマスに入って登場~♪
これ銘柄控えるの忘れてたんよね。クセ強くなくて飲みやすかったのは覚えてる。
こういうお料理にはバッチリ合うタイプでよかった!400円も安い。 -
こちら馬刺し!
正直夕飯がこんなに豪華やとは思ってへんかった。
美味しい(´;ω;`) -
大好きな山菜の天ぷらも◎
-
さらに岩魚の塩焼き!!
も~好きな物ばっかり~
焼き加減・塩加減ともにバッチリでした。旨~* -
さらに鍋物は牛すき焼き(すき煮?)。
主役級のお料理だらけでボリュームありまくり!
さすがに食べ過ぎたwww
味は私にとっては少し濃いめに感じたけど美味しかった。その地域それぞれの味の違いも旅の楽しみやんな~^^
で、これで1泊2食付きの宿泊費がなんと5800円。(当時)
脅威のコスパ!! -
お部屋に帰ったら完全に動きを停止してたらしく、気が付いたのは2時間後。爆
しかも暑くて起きた。
冬寒い地域やからやろうけど、窓が開けられへんのはちょっとキツかったなぁ;
(夏は開けれるかな?)
・・・・・・・。
・・・2時間も電池切れしてたのか私。
やっちまったー(´Д⊂ヽ
せっかく泊まるなら夜の宿場町も見てみたかったのにー!
暑いし、外も行けないし、
もぅそういう時はコレしかない。
明日電車で飲むはずやってんけどなー。しゃーない。←
食べて、飲んで、寝て、、、好きなだけ旅して~って夢のような時間ではあるけどさ、初日からこんなんで大丈夫かww?
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つづく
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