▼2024 3月 地中海紀行 (１) ▼

2024/03/07 - 2024/03/08

第１日目＆２日目前半　2024年 3月7日(木) 8日(金)　【ミラノ】
関西空港＝ヘルシンキ空港＝ミラノマルペンサ空港＝ミラノ市街＝

大阪トラピックスの「憧れの４ヵ国地中海紀行８日間(2024年3月7～14日)」に参加。関空発着フィンエアー利用、イタリア・モナコ・フランス・スペインの４ヵ国周遊。地中海沿いに東から西へ進み美しい街と風景をたくさん見てきました。コロナ以前から目を付けていたツアーです。燃油込みでリーズナブルかつよく練られた旅程で大満足でした。

①②関西空港＝(ヘルシンキ)＝ミラノ＝ジェノバ 　泊
③　ジェノバ＝モナコ＝エズ＝ニース 　泊
④　ニース＝アルル＝ポンデュガール＝アヴィニョン 　泊
⑤　アヴィニョン＝カルカソンヌ＝バルセロナ　 泊
⑥　バルセロナ pm自由行動 　泊
⑦⑧バルセロナ＝(ヘルシンキ)＝(※リガ)＝関西空港。

エリア ミラノ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 飛行機
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

2024年3月7日(木)20:15、関西空港４Ｆ国際線ロビー。
20:55までに団体受付カウンター、飛行機は23:25発。やはり地元出国はらくちん、昨年は３回とも羽田や成田からでしたから。

関西国際空港 空港

リニューアルされて、以前からずいぶん変わった国際線ロビー。
10年少し前からほぼ年１回出かけていたヨーロッパ、昨年はコロナ明け＆退職後ということもあって、スペイン・バルト三国・クロアチアスロベニアと３回も。

今年もなるだけ実施したいです。第１弾はまたヨーロッパ。これまでフランスは、パリとモンサンミッシェルが２度、アルザス地方に１度行ってますが、南仏は初めてです。熱波が心配の南欧、なるべく早めに行っておこう。

ニースのカーニバルが見られる２月日程に申込みしたのですが催行になる気配なく(結局催行にならず)、この日程にチェンジしました。
フィンエアーは久しぶり。2012年のイタリア旅行が昼便利用でした。今回は23:25発のAY0068便。13時間05分乗ってヘルシンキへ。エアバスA350。お酒類は１回だけ。

満席だったかも。運良く夫婦並び席で取れていました。旅行社ツアーでも並び席にならないことも増えているとのこと。ＨＩＳは有料で並び確保のサービスを用意していますね。

機内の様子。かつてに比べると大きくなったディスプレイ。これがけっこうポンコツで…(泣)。フライト情報のモードは負荷が高いのかすぐにフリーズし再起動を待つ…というストレスフルなものでした。映画などもたまにギクシャクしたし。

23:25関空発。で、01:05こんな食事。お酒類はこの時限りでした。「夜便」に付き物のアメニティパックも無し。ブランケットありも小さなクッションは無し。フィンエアーって前からこんな感じ？ 経費節減モード加速中？　昨秋のターキッシュ航空の充実ぶりと好対照。

このビールは実に美味しかったです♪
私たち以外にも数団体が乗りました。同じ阪急交通社ではアイスランド行きの方々とかおられました。

灯りが落ちた暗い機内。長いフライトはやはりつらいです。北回りなのでオーロラ見られるかな～などと思っていたのですが、北極圏は日中飛行でした。

日本時間の05:50頃。ディスプレイの初期画面。

ＷＣに立ったついでに最後尾の非常扉小窓から撮影。北極上空。わずかに氷の割れ目が写っています。

これが問題児のフライト情報の画面。画像処理が重いのか、そっと動かさないとすぐフリーズ。そっと動かしてもじきにフリーズ。しばらーく待たされて勝手に再起動。

映画はなんとか観られました。このフィンランド映画、面白かったです。

これはスムーズに映りました。カメラ映像をそのまま流すだけなので当たり前。

07:50頃、北極点を通過したみたいです。あとで証明書みたいな紙が一人一枚配られました。

この映画も面白かった。日本語なり日本語字幕なり、日本人向けのコンテンツは少なめだった。

日本時間の10:25頃、２回目の食事、いわゆる朝食。たったこれだけでした、さすがに驚き！飲み物もソフトドリンク系のみ、有料でいろいろ。半ＬＣＣなり。

これが北極点通過の証明書、みたいなおみやげ。

現地時刻の05:05、ヘルシンキ空港。05:30予定が約30分早く到着。

パスポートの所へ移動。次の飛行機は08:00発です。

とりあえず次の搭乗口へ移動です。早朝ゆえひっそりとしていました。

早く着いたおかげで少し時間が増えました。しばし自由時間。外は寒そうですが雪は思ったほどありませんでした。

各ショップはすでに営業中。次の便は食事無しです。ミラノに着いたらすぐに観光なので、何か食べる物はここで確保しておかなくては。

ムーミンショップ。営業中ですが照明は落とし気味でした。

サンタクロースもいました。

フードコート。サブウェイみたいなサンドウィッチを買いました。飛行機の中で食べました。

あの顔は誰なんでしょう？ ノルウェー航空…で合ってるのかな。

これが次に乗る、ミラノマルペンサ空港行きのAY1751便。沖駐めでなくてよかった。

帰りはほとんど買い物の時間が無いということで、ヘルシンキのマグネット購入。2015年夏の北欧４カ国旅行で買ってはいるのですが、良いのがあったので。

ヘルシンキヴァンター国際空港 (HEL) 空港

あちらはどんな天気でしょうか。こちらは北の国らしくどんより。
今回からスマートホンには「eSim」を利用しました。前回まではSimカードの差し替えでしたが。

ヘルシンキ空港でしっかり電波キャッチしたので安心安心。
機内の様子。３席３席の中型機。

08:50、さっき空港で買ったサンドウィッチをいただきました。美味しかったです。

上手い具合にアルプス越えの際にＷＣに立ったようです。最後尾非常扉の小窓から撮影。

どの辺なのかさっぱりわかりませんが。

早春なので雪がいっぱいあります。撮れてよかった！

10:15、ミラノマルペンサ空港到着。ヘルシンキからさらに１時間の時差あり。ここ利用は３回目です。2012年のイタリア旅行の入口と、2016年のスイス一周旅行の出入口でした。

ミラノ マルペンサ国際空港 (MXP) 空港

スイス一周の時はミラノ到着泊でしたが、朝一番でアオスタへ移動だったので、ミラノ観光自体は二度目。

私たちのツアーは24人、バス座席も２席使いだったのでラクチンでした。
空港からミラノ中心街までは、ちょっと距離がありました。

おもしろい形の高層ビルあり。
バス座席は特に約束事とか指示されていなくて、お互いに譲り合って…的な感じでした。そんな場合はそれぞれ前寄り後ろ寄りの好みが自然に出てきます。

前回と近くの所に陣取る習性がきっとあるのです。私は前が好きです、できたら最前列がいい。酔いにくいからとかではなく、視界が広い多い方が好きだからです。眠ることはほとんどありません。道中も大切な観光なのです。
おっと、複雑な形のマンション？あり。こんな写真も好物なので。

道路橋脚にアヒル顔のモナリザ？ なんじゃこりゃ(笑)

伝統的なトラム車両。これはディスプレイとして置いてあるもの…かな。時計の下に日本語！…よく見ると中国語。

ブランデルク門ふうのものが前方に。「アルコ・デッラ・パーチェ」、ミラノの凱旋門です。下車見学は無かった。

11:50、「スフォルツェスコ城」の横っ腹でバスを下車。城壁を右に見ながら正面へ移動。

周辺は素敵な建物が並んでいました。

「スフォルツェスコ城」正面到着。たしか2012年に来た時は改修中でした。

スフォルツェスコ城 城・宮殿

立派なものですね。

あまり気にしていなかったのですが、中にも入ってみたいとこの時思いました。

正面の広ーい広場。広いから広場。では「狭い広場」…は間違った日本語？

GUCCI広告のトラムに遭遇。ミラノの路面電車、こういう伝統的な古い車両がいっぱいがんばってます。

「ジュゼッペ・ガリバルディ」の像。ルネサンス期以降、貿易で豊かで(国家統一の必要が無かった)都市国家群立状態だったイタリアを統一に導いた偉い人です。

ベネチア・フィレンツェ・ピサ・ミラノ・トリノ・ジェノバ・・・パルマ・ボローニア・ローマ・ナポリ、などなど、イタリア各都市がそろって個性的なのは、都市が国家だった歴史が長いから、なんだとか。

「ダンテ通り」をまっすぐ進みました。歩行者専用のにぎやかな区間。

ふりかえって「スフォルツェスコ城」

12:10「コルドゥジオ広場」にて。立派な建築です、調べると「アッシクラツィオーニ・ジェネラーリ宮」とあります。

これも立派な建築。「POSTE」とあるので郵便局かと思いましたが、スターバックスも入っている商業ビルになっているようです。

「Palace of the Italian Credit(Palazzo del Credito Italiano)」とあります。金融機関が入っているのでしょう。

12:15、「ドゥオーモ」到着。おお、久しぶり。美しいですね。ヨーロッパ各地でたくさんたくさん教会建築を観てきましたが、やはりこれが一番好きかな。

ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会

イタリア初代国王「ヴィットーリオ?エマヌエーレ2世」の騎馬像。あいにくの曇り空ですが、強烈な逆光に晒されるよりはましなのです。

2012年は午前一番に来たので朝の日光がまぶしかったです。ドゥオーモのてっぺんの像。

今回も中に入る時間は用意されていません、残念です。せっかくここまで来てるのに。添乗員同行ツアーもそろそろ卒業かなぁ。

お隣りの「ヴィットーリオ エマヌエーレ2世のガレリア」、突っ切った所に「スカラ座」

再集合の場所と時刻を合わせるため、まずここを突っ切って進むとのことでした。

中心地の天井。素晴らしい技術。

高級店が並ぶ歴史的アーケード。「あそこ」にはやはり人だかり。

ヴィットーリオ エマヌエーレ2世のガッレリア 散歩・街歩き

突っ切って広場に出ました。再集合場所の確認後、60分弱の自由時間に。

「レオナルド ダ ヴィンチ」先生の像。

「スカラ座」、オペラの聖地なんて言われている？
「オペラ座」という名称ではないのはなぜだろう。無知ですみません。

スカラ座 劇場・ホール・ショー

これは「Palazzo Beltrami」の名がある伝統的建築。「Francesca Balzani」という政府機関が入ってます、オリンピックのＰＲあり。

ガレリアの入口。斜めになっているのがかっこいい。

まずはＷＣへ。ガイドさんが数か所教えてくれた中から、ドゥオーモ横のデパートのＷＣへ。見つけにくいらしいですが。

人だかりの隙間から奇跡的に撮れました。「かかとを付けて３回まわると再訪が叶う牛のあそこ」…2012年に夫婦そろってやりました(笑)…叶ってるじゃん。

「ドゥオーモ」側面。ドゥオーモって「ドーム(丸屋根)」と同義ですよね。国によっては「ドム」と表記されていることも。

調べると、英語の「dome」は、イタリア語で教会を 「duomo(ドゥオーモ)」と呼ぶことに影響を受けた語で、どちらも語源がギリシア語の「domos (家.住居)」なんだとか。

ＷＣを無事済ませ、ドゥオーモを時計回りに一周しました。ガレリアの反対側にあった「パラッツォ・レアーレ」という美術館で、建物自体は18 世紀の宮殿。

ガレリアの正面を広場越しに。

その左にある建物。

イタリア初代国王の騎馬像。これの向こうにあったマクドナルドでテイクアウト(外国ではテイクアウェイ)のクロワッサンを買いました、安くてすごく美味しかったです。

名残り惜しいですが、旅は始まったばかり。さよなら、ミラノのドゥオーモ。

13:25、再集合のスカラ座前広場に来ました。これは「Banca Commerciale Italiana(イタリア商業銀行 )」、きれいですね。

バスが待っている所まで徒歩移動開始。あちこちで走ってるトラム。

重厚な建築がそこここにありました。

チョコレートメーカー「Lindt」、金色のうさぎは、キリストの復活祭(今年は3/31)向けの商品ＰＲ。

「スフォルツェスコ城」前まで来ました。もと来た道をたどって、

バスが待っているさっきの場所へ着きました。こんな所にもトラムが走ってました。

14:00、この日の宿泊地ジェノバに向けてバス発車。ここから先は初めて訪れる街ばかりで楽しみです、お天気がもちますように(祈)

後半につづく・・・

スフォルツェスコ城 城・宮殿

この旅行記へのコメント （2）

• ma-yuさん 2024/03/18 13:32:16

  ミラノ大聖堂♪

  はなはなさん
  
  こんにちは！
  
  盛りだくさんのツアーに参加されたのですね。
  表紙のドゥオーモの写真に目を奪われました(^^)/
  私も行ってみたい、絶対に見てみたい！
  
  アヒル顔のモナ・リザは笑っちゃいました。
  車窓からの風景も楽しいですね。
  続きの旅行記も楽しみにしています。
  
  　　　　　　　ma-yu

  はなはなさん からの返信 2024/03/18 15:56:51

  Re: ミラノ大聖堂♪

  ご覧いただき　ありがとうございます
  今後とも　よろしくお願いいたします