「みんなの九州きっぷ(全九州版)」で回る JR線乗りつぶしの旅 ver,1

2022/05/21 - 2022/05/22

期間限定で販売されていたJR九州のフリーきっぷ「みんなの九州きっぷ(全九州版)」でJR線乗りつぶしの旅を進める旅行記となります。昼行特急では日本最長である「にちりんシーガイア」や展望席が人気の特急「あそぼーい！」など、楽しい週末を過ごすことができました。

今回は九州到着～博多までとなります。
最後までご覧いただけると幸いです。

※観光や食事要素はありません
あらかじめご了承ください

エリア 福岡

出発地まではいつもの京急線で。(居住地がバレそうな・・・(汗

他にもリムジンバスやモノレールなどいくつか手段はありますが、値段が安い京急で向かうことが多い中の人であります。

感染症の影響も徐々になくなり旅客数は戻ってきているのですが、直通で向かうことができるエアポート急行は6両。日中でも混雑しているのでせめて8両にしてくれないかな・・・

京急本線 (空港線) 乗り物

保安検査場をくぐりやってきたのは本館では最遠となる68番ゲート。
4つある保安検査場のうち、一番南側にある検査場Dが閉鎖され続けているのでCから入らなければならず、動く歩道があるとはいえ(サテライトやバスラウンジからの搭乗を除けば)移動距離が最長となるこちらの搭乗口。

ローカル線だし機材も小さいししょうがないけど・・・
移動がもっと楽になれば良いなと思うところです。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

搭乗したNH609便は羽田空港を離陸し、一路西へ。


地上は厚い雲に覆われていましたが、一度上空に出てしまえばまさに快晴そのもの。

ということで(2枚目にも行先が写っていましたが）やってきたのは宮崎ブーゲンビリア空港。

前にも来たことがあるのですが、なぜこうもピンクピンクしているのか気になり始めると夜しか眠れません(笑)


・・・ということで調べてみたのですが、ブーゲンビリアの花がピンク色をしているとか。それなら納得ではありますが。。。

宮崎空港 (宮崎ブーゲンビリア空港) 空港

ターミナルは3階建てで1階に各社チェックインカウンターと到着ロビー、2階に出発ロビーや保安検査場、土産物店。3階にレストランが入る構造となっており発着本数も羽田・伊丹をはじめかなり多く利便性は高くなっています。

というわけでようやく本題へ。

本日のファーストランは宮崎空港発博多行の特急「にちりんシーガイア18号」となります。以前、鹿児島空港からの帰京時に新燃岳の噴火で滑走路がクローズ。欠航となった際に南宮崎以南は乗っているので、今回はこの特急列車で残りの日豊本線を一気に攻めようと思います！

JR宮崎空港線 乗り物

今回使用するのはJR九州が期間限定で販売していた「みんなの九州きっぷ(全九州版)」。土日限定ではあるものの、普通・特急列車の自由席は乗り放題で指定席も6回まで使用できるという乗り潰しをするには欠かせないお得なフリーパスであります。

土曜日の午後4時過ぎという微妙な時間ではありますが、仕事の都合上やむなしということで、、、

発車まで少し時間があったこともありドア扱いはまだされておらず。

外で時間をつぶすことにしましょう。

宮崎空港駅 駅

横の発車標が幕式だったので昔使用されていたものも一部見ることができました！

九州新幹線開業前に活躍していた特急「有明」。
昔は・・・と思い始めるとキリがありませんが、在来線特急にも良さがあるので今ある分は早めに乗っておかなくては・・・と思うところです。

他にもいくつかの幕を眺めたのち、ようやく「にちりんシーガイア」でストップ。当初は西側を走る鹿児島本線で使用される特急「つばめ」での投入を目的に新製されたこちらの787系も、現在はオールラウンダーとして九州各地で活躍している姿を見ると時代は変わったな・・・と思うのはオールドファンでしょうか？

特急 にちりん (にちりんシーガイア) 乗り物

乗務員室脇には形式名とツバメのマーク、「AROUND THE KYUSYU」の文字が輝いています。

宮崎空港駅はJR宮崎空港線の終着駅で1面2線の行き止まり式。
一度に2列車まで発着できるようになっています。

画像の右側には・・・？

乗ってきたANAのB737がちょうど東京/羽田に向かって離陸するところでした。

(現在は状況が変わっているので問題ないのですが)訪問時は感染症の影響が色濃く残る時期でもあり、JR九州も例外ではなく駅窓口の営業時間が大幅に短縮されている時期でした。

利用したのは宮崎空港発16:18の列車でしたが、窓口終了はなんと15時。搭乗してきたANAが定刻に着いていたとしても15:10なので間に合わない計算。
中の人は首都圏在住ですが、フリー切符は乗車前の受取が必須。郵送も不可でさてどうしようと頭を抱えていたのですが、とある方法で解決することになります。(これについては後述)

発車時刻の5分少し前になってドアが開扉。中に入ることができました。

普段ほとんど乗ることのないJR九州の特急にテンションは爆上げ。普通車ですが車体中央に荷物置き場を兼ねた仕切りがあり乗客が多くてもあまり気にならないような仕様(?)になっていたのが印象的でした。

せっかくなので少しばかり車内探検。

こちらは4人用のボックス席。普通車指定席となっておりグループでの利用に圧倒的オススメ。
ただ、通路とはドアで遮断されているわけではないので声のボリュームは気を付けたいところ。

かく言う私は普通車指定席で・・・

ほんとはグリーン車も乗ってみたかったのですが、グリーン席はフリーパス指定の対象外とのことでやむなくこちらへ(苦笑)

基本的に単線となっている日豊本線では普通列車との交換も。

白地に青帯のキハ47型が見られるのもここ九州だけ。
いずれかは引退となるので味わうなら今のうちです！

JR日豊本線 乗り物

車窓には宮崎リニア実験線の跡地が。
これは1974年に当時の国鉄が工事を開始したリニア実験線で、その後の走行試験では517km/hという最高速度も記録したことがある場所です。現在、走行試験はは山梨県に舞台を移しこちらでは一部の場所を使って太陽光発電がおこなわれているとか。

突然ではありますが、ここでフリーきっぷ購入の裏話を。

きっぷ購入ができるのが九州島内のみというのは先述した通りですが、幸運にも福岡に知人がいたことで解決というパターンなのでした(笑)

指定席も取ってもらっているので彼に私の行程は筒抜けなのですが、なんでも福岡在住の彼がこの日に東海岸エリアを南下しているとのことで途中駅で落ち合うことに。
その場所はまさかの佐伯。まさかの大分県というwww

初めての区間であるにも関わらず泊り明けの状態でウトウトしていましたが、九州限定のかぼすジュースを差し入れにもらい復活！この後も神庭ろうと思います！

列車は縦に長い宮崎を抜け大分県へ。夜7時過ぎですがここまで明るいのはさすが九州だな～と思うところです。
(何度か触れていますが)本日の目的地は博多。到着予定時刻は22:03なのでまだ半分も経っていないのです。。。

恐るべし日本最長の昼行特急。。。

途中で意識を失った区間もありましたが、なんとか終着の博多まで完乗！

また乗りたいと思うこともあるかもしれませんが、しばらくは良いかな・・・(笑)

JR鹿児島本線 乗り物

西側のように新幹線開業がない限り安泰・・・とも思える特急「にちりんシーガイア」ですが、少なくとも航空便もある宮崎～博多を乗り通した一般客はほぼいないと思われ、途中の大分や小倉などでかなり乗客の入替があるように見受けられました。
長時間乗って喜ぶのは一部のマニアくらいかもしれませんが、この列車が末永く走り続けてくれるように願うばかりです。

博多駅 駅

ホテルは博多駅から少しだけ歩いたヴィアイン博多口駅前へ。

夜遅い到着となりましたが、暖かく向かい入れてくださり快適な夜を過ごすことができました！


翌日以降の旅行記はまた回を改めて投稿しようと思います！
最後までご覧いただきありがとうございました。

ヴィアイン博多口駅前 宿・ホテル