博多旅行記(ブログ) 一覧に戻る
旅行1日目(12月28日)後編。<br />19:00に福岡空港に到着して地下鉄で博多駅まで移動し、HOTELにチェックインして身軽になってから再び博多駅へ。博多DEITOS1階の立ち飲み屋が並ぶ博多ほろよい通りをウロウロして、タイミング良くカウンター席が空いた“大衆欧風酒場 ニューコマツ”で年末年始旅の始まりを乾杯した。<br />旅行2日目(12月29日)。<br />バスで寺町付近まで移動して栄西禅師が開いた日本最初の禅寺“聖福寺”を訪れると、大通りから1本入った場所に位置するので静かな雰囲気が漂い、広い敷地には見どころも多く、佛殿の中央須彌壇の上に安置された釈迦・弥勒・阿弥陀の三世仏の厳かな表情に目を奪われる。<br />住宅街を抜けると弘法大師が806年に創建したという日本最古の密教寺院“東長寺”が大通り沿いに姿を現した。福岡大仏として親しまれる高さ16.1mの木造釈迦仏は坐像として国内最大級の大きさを誇り、見下ろされるような至近距離で拝観したあとは大仏の台座内にある地獄極楽めぐりを体感した。<br />その後は博多の総鎮守で博多祇園山笠が奉納されることでも有名な神社“櫛田神社”を参拝し、川端通商店街にある“ラーメンはかたや”で昔懐かしい味のラーメンを味わい、バスで移動して夫が今日1番楽しみにしていた角打スタイルの立ち飲み屋“小谷酒舗”で福岡の美味しい日本酒を楽しんだ。<br />博多駅に戻ってから立ち飲みのシメに“ワインと天ぷら あら木 都ホテル博多”で天ぷらとワインとのマリアージュを嗜んで、福岡グルメを満喫した1日になった。

美食と異国情緒漂う2都市で過ごす年末年始旅 in 福岡&長崎★2023-2024 02 1-2日目【福岡】

5いいね!

2023/12/28 - 2024/01/06

4430位(同エリア6082件中)

RiE

RiEさん

旅行1日目(12月28日)後編。
19:00に福岡空港に到着して地下鉄で博多駅まで移動し、HOTELにチェックインして身軽になってから再び博多駅へ。博多DEITOS1階の立ち飲み屋が並ぶ博多ほろよい通りをウロウロして、タイミング良くカウンター席が空いた“大衆欧風酒場 ニューコマツ”で年末年始旅の始まりを乾杯した。
旅行2日目(12月29日)。
バスで寺町付近まで移動して栄西禅師が開いた日本最初の禅寺“聖福寺”を訪れると、大通りから1本入った場所に位置するので静かな雰囲気が漂い、広い敷地には見どころも多く、佛殿の中央須彌壇の上に安置された釈迦・弥勒・阿弥陀の三世仏の厳かな表情に目を奪われる。
住宅街を抜けると弘法大師が806年に創建したという日本最古の密教寺院“東長寺”が大通り沿いに姿を現した。福岡大仏として親しまれる高さ16.1mの木造釈迦仏は坐像として国内最大級の大きさを誇り、見下ろされるような至近距離で拝観したあとは大仏の台座内にある地獄極楽めぐりを体感した。
その後は博多の総鎮守で博多祇園山笠が奉納されることでも有名な神社“櫛田神社”を参拝し、川端通商店街にある“ラーメンはかたや”で昔懐かしい味のラーメンを味わい、バスで移動して夫が今日1番楽しみにしていた角打スタイルの立ち飲み屋“小谷酒舗”で福岡の美味しい日本酒を楽しんだ。
博多駅に戻ってから立ち飲みのシメに“ワインと天ぷら あら木 都ホテル博多”で天ぷらとワインとのマリアージュを嗜んで、福岡グルメを満喫した1日になった。

同行者
カップル・夫婦
交通手段
高速・路線バス JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • スーツケースを受け取ったとき、片方のスーツケースだけ妙に反動が大きくタイヤ回転がスムーズじゃないのが気になったものの、外観に違和感なかったのでそのまま地下鉄へ。

    スーツケースを受け取ったとき、片方のスーツケースだけ妙に反動が大きくタイヤ回転がスムーズじゃないのが気になったものの、外観に違和感なかったのでそのまま地下鉄へ。

    福岡空港駅

  • 地下鉄車両にスーツケースを乗せるため夫が持ち上げて床に下ろしたら、気になっていたスーツケースが大きく傾いたので慌てて足回りを確認すると、1か所ボディの根元からヒビが入っていたようで大きくのめり込んでいた。<br />ちゃんと確認すれば良かったと思っても空港を出てしまったし、負傷したスーツケースを携えての都市移動もあるのに不安しかない。

    地下鉄車両にスーツケースを乗せるため夫が持ち上げて床に下ろしたら、気になっていたスーツケースが大きく傾いたので慌てて足回りを確認すると、1か所ボディの根元からヒビが入っていたようで大きくのめり込んでいた。
    ちゃんと確認すれば良かったと思っても空港を出てしまったし、負傷したスーツケースを携えての都市移動もあるのに不安しかない。

  • 博多駅からスーツケースを引っ張っていると5分ほどかかる“アパホテル<博多駅筑紫口>CENTRAL”に今夜から2泊するけど、私はアパホテルに宿泊するのが今回初めてで、妙にギラギラした圧迫感あるフロントに圧倒された。<br />詳しい口コミは下記をご覧くださいませ。<br />https://4travel.jp/dm_hotel_tips/15138305

    博多駅からスーツケースを引っ張っていると5分ほどかかる“アパホテル<博多駅筑紫口>CENTRAL”に今夜から2泊するけど、私はアパホテルに宿泊するのが今回初めてで、妙にギラギラした圧迫感あるフロントに圧倒された。
    詳しい口コミは下記をご覧くださいませ。
    https://4travel.jp/dm_hotel_tips/15138305

    アパホテル 博多駅筑紫口 宿・ホテル

    アパホテル<博多駅筑紫口>に泊ったよ by RiEさん
  • 軽く荷解きをしてから再び博多駅へ。<br />博多DEITOS1階の立ち飲み屋が並ぶ博多ほろよい通りをウロウロしていると、2周した辺りでタイミング良くカウンター席が空いたので“大衆欧風酒場 ニューコマツ”に入店した。<br />お通しの茹でピーナッツをシェアで、クリームチーズ豆富ハニー&ペッパー・アボカド塩昆布・山芋のビアフリット・鶏の白レバーなど軽めのつまみを注文して合計:6424円だった。<br />中央下の鮮やかなレッドのドリンクは生スパークリングワインで炭酸強め、見た目に反してスッキリした味わいで美味しい。

    軽く荷解きをしてから再び博多駅へ。
    博多DEITOS1階の立ち飲み屋が並ぶ博多ほろよい通りをウロウロしていると、2周した辺りでタイミング良くカウンター席が空いたので“大衆欧風酒場 ニューコマツ”に入店した。
    お通しの茹でピーナッツをシェアで、クリームチーズ豆富ハニー&ペッパー・アボカド塩昆布・山芋のビアフリット・鶏の白レバーなど軽めのつまみを注文して合計:6424円だった。
    中央下の鮮やかなレッドのドリンクは生スパークリングワインで炭酸強め、見た目に反してスッキリした味わいで美味しい。

    ニューコマツ グルメ・レストラン

  • 旅行2日目。<br />フロントで布テープを借りて足回りが負傷しているスーツケースの応急処置をしていたら、出発予定時刻を30分以上過ぎていて結局HOTELを出たのは11:00。<br />この旅で何度となく通過する博多駅沿いの通路を歩いて行くと…<br />

    旅行2日目。
    フロントで布テープを借りて足回りが負傷しているスーツケースの応急処置をしていたら、出発予定時刻を30分以上過ぎていて結局HOTELを出たのは11:00。
    この旅で何度となく通過する博多駅沿いの通路を歩いて行くと…

  • HOTELから最短で“博多バスターミナル”に到着。<br />

    HOTELから最短で“博多バスターミナル”に到着。

    博多バスターミナル 乗り物

  • 市内を巡回しているバスを1階から発着しているけど、乗降口が多いので不慣れだと乗り場を見つけるのも大変だったのでGoogleMapに助けてもらう。<br />ちなみに太宰府行きと福岡空港行きのバスも1階11番乗り場から出ている。

    市内を巡回しているバスを1階から発着しているけど、乗降口が多いので不慣れだと乗り場を見つけるのも大変だったのでGoogleMapに助けてもらう。
    ちなみに太宰府行きと福岡空港行きのバスも1階11番乗り場から出ている。

  • 今回の目的地を通過するのは2番乗り場で、3つ先なのでどれに乗っても通過するから待ち時間はほとんど無く、5分ほどバスに揺られた後にバス停:奥の堂で下車した。

    今回の目的地を通過するのは2番乗り場で、3つ先なのでどれに乗っても通過するから待ち時間はほとんど無く、5分ほどバスに揺られた後にバス停:奥の堂で下車した。

  • “聖福寺“は1195年に鎌倉幕府初代将軍:源頼朝より賜り栄西禅師が開山した日本最初の禅寺で、1969年に山内寺院を含め境内一帯が国の史跡に指定されている。<br />この総門は黒田長政が筑前国に入り福岡城を造ったため、名島城にあったものを移築したと伝わっている。

    “聖福寺“は1195年に鎌倉幕府初代将軍:源頼朝より賜り栄西禅師が開山した日本最初の禅寺で、1969年に山内寺院を含め境内一帯が国の史跡に指定されている。
    この総門は黒田長政が筑前国に入り福岡城を造ったため、名島城にあったものを移築したと伝わっている。

    聖福寺 寺・神社・教会

  • 総門をくぐると山号である「安國山」の扁額が掲げられていた。

    総門をくぐると山号である「安國山」の扁額が掲げられていた。

  • 総門と接している特徴ある土塀は「博多塀」と呼ばれており、外から見ると横線の入った普通の土塀だけど、境内側は豊臣秀吉が九州平定しようとした時代に起きた相次ぐ合戦で焼け跡から出た石や瓦を埋め込んでいて、その特徴的な壁を鑑賞することができた。

    総門と接している特徴ある土塀は「博多塀」と呼ばれており、外から見ると横線の入った普通の土塀だけど、境内側は豊臣秀吉が九州平定しようとした時代に起きた相次ぐ合戦で焼け跡から出た石や瓦を埋め込んでいて、その特徴的な壁を鑑賞することができた。

  • 日差しが強くて風のない穏やかな日で、参道に降り注ぐ木陰が心地良い。

    日差しが強くて風のない穏やかな日で、参道に降り注ぐ木陰が心地良い。

  • 鐘楼の手前で左に曲がると…

    鐘楼の手前で左に曲がると…

  • 無染池にかかる小さな太鼓橋が見える。<br />楕円形を描く無染池は太鼓橋の付近がくびれたように細くなっていることから、瓢箪池と親しまれているそう。

    無染池にかかる小さな太鼓橋が見える。
    楕円形を描く無染池は太鼓橋の付近がくびれたように細くなっていることから、瓢箪池と親しまれているそう。

  • 無染池の正面には風格ある山門がどっしり構えていて、正面中央に後鳥羽上皇の勅額「扶桑最初禅窟」が掲げられていた。<br />

    無染池の正面には風格ある山門がどっしり構えていて、正面中央に後鳥羽上皇の勅額「扶桑最初禅窟」が掲げられていた。

  • 正面左側に周ってみると、壁か建物の跡か分からないけど直角に石が置かれている。

    正面左側に周ってみると、壁か建物の跡か分からないけど直角に石が置かれている。

  • 菩提樹は日本や中国など冬の気候を持つ国ではなかなか成長できないため、中国原産のシナノキ科の落葉高木が植えられているそう。<br />ちなみに聖福寺の境内には4か所菩提樹が植えられている。

    菩提樹は日本や中国など冬の気候を持つ国ではなかなか成長できないため、中国原産のシナノキ科の落葉高木が植えられているそう。
    ちなみに聖福寺の境内には4か所菩提樹が植えられている。

  • 鎌倉時代創建当初の姿を今に残す仏殿から厳かな空気が漂う。

    鎌倉時代創建当初の姿を今に残す仏殿から厳かな空気が漂う。

  • 参道中央にそびえる背の高い柱は「回向柱」と呼ばれるもので、仏前に安座している三体の本尊である三世仏それぞれの右手から伸びる金糸は善の綱で結ばれ、この回向柱と繋がっているので回向柱に触れれば間接的に三世仏に触れられるという有難い柱なのだそう。<br />タイの寺院では法要の際に、本尊と繋がる格子状に張り巡らされた天井から垂れる白い糸を、合掌した指の間に挟んで読経している姿を何度も見たことがあるけど、多分同じ仕組み。

    参道中央にそびえる背の高い柱は「回向柱」と呼ばれるもので、仏前に安座している三体の本尊である三世仏それぞれの右手から伸びる金糸は善の綱で結ばれ、この回向柱と繋がっているので回向柱に触れれば間接的に三世仏に触れられるという有難い柱なのだそう。
    タイの寺院では法要の際に、本尊と繋がる格子状に張り巡らされた天井から垂れる白い糸を、合掌した指の間に挟んで読経している姿を何度も見たことがあるけど、多分同じ仕組み。

  • 丸窓がアクセントになっており内部は開放されていないため、屋外通路から僅かに開いている隙間を通じて本尊である3体の黄金如来仏(向かって左から弥陀・釈迦・弥勒)に手を合わせた。<br />三世仏は眩さを感じるくらいピッカピカに輝いていて、鮮やかな青色の螺髪が印象的だった。

    丸窓がアクセントになっており内部は開放されていないため、屋外通路から僅かに開いている隙間を通じて本尊である3体の黄金如来仏(向かって左から弥陀・釈迦・弥勒)に手を合わせた。
    三世仏は眩さを感じるくらいピッカピカに輝いていて、鮮やかな青色の螺髪が印象的だった。

  • 仏殿を右に進むと「尊門道場」と看板が掲げられた入口があり、奥は社務所などになっているようで立ち入り禁止になっている。

    仏殿を右に進むと「尊門道場」と看板が掲げられた入口があり、奥は社務所などになっているようで立ち入り禁止になっている。

  • 門正面に見えるのは庫裡。

    門正面に見えるのは庫裡。

  • Uターンして総門に向かうと木漏れ日が美しく、静かな世界が心地良かった。

    Uターンして総門に向かうと木漏れ日が美しく、静かな世界が心地良かった。

  • 住宅街を通り抜けて大通りに向かうと、弘法大師が806年に創建した日本最古の密教寺院“東長寺”山門が姿を現した。<br />大博通りに面しているし、地下鉄:祇園駅も目と鼻の先にあるので人通りも多い。

    住宅街を通り抜けて大通りに向かうと、弘法大師が806年に創建した日本最古の密教寺院“東長寺”山門が姿を現した。
    大博通りに面しているし、地下鉄:祇園駅も目と鼻の先にあるので人通りも多い。

    東長寺 寺・神社・教会

  • 山門正面の大きな建物の2階に大仏殿がある。

    山門正面の大きな建物の2階に大仏殿がある。

  • 階段を上っていくと木造座像では日本最大級の大きさを誇る福岡大仏が安置されている。<br />このエリアだけは有料拝観になっており、1人:50円で現金のみ対応だった。

    階段を上っていくと木造座像では日本最大級の大きさを誇る福岡大仏が安置されている。
    このエリアだけは有料拝観になっており、1人:50円で現金のみ対応だった。

  • 薄暗い大仏殿に入ると見下ろされるような至近距離で待ち構える福岡大仏に圧倒される。<br />高さ16.1mの木造釈迦仏は坐像として国内最大級の大きさを誇り、大仏正面左側には台座内にある地獄極楽めぐりの入口があるので入ってみると、死後の地獄八景が描かれた恐ろしい絵図が展示された通路を進む。<br />奥まで進むと先が見えない真っ暗な通路があり、左手で手摺を握りながら柔らかい人工芝のような壁を手探りで進んでいくと、途中にある「仏の輪」に触れてチャリンと金属音が響いたので私は極楽に行けるらしい。<br />先を進む夫は後方から聞こえた金属音に動揺していたので見つけられなかった様子。<br />鈍くぼんやりした出口の灯りに目が慣れてくると、目の前に地蔵が並んでいて大きな安堵感包まれた。<br /><br />

    薄暗い大仏殿に入ると見下ろされるような至近距離で待ち構える福岡大仏に圧倒される。
    高さ16.1mの木造釈迦仏は坐像として国内最大級の大きさを誇り、大仏正面左側には台座内にある地獄極楽めぐりの入口があるので入ってみると、死後の地獄八景が描かれた恐ろしい絵図が展示された通路を進む。
    奥まで進むと先が見えない真っ暗な通路があり、左手で手摺を握りながら柔らかい人工芝のような壁を手探りで進んでいくと、途中にある「仏の輪」に触れてチャリンと金属音が響いたので私は極楽に行けるらしい。
    先を進む夫は後方から聞こえた金属音に動揺していたので見つけられなかった様子。
    鈍くぼんやりした出口の灯りに目が慣れてくると、目の前に地蔵が並んでいて大きな安堵感包まれた。

  • 六角堂内部にある六角形の厨子扉には、1842年建立当時の文人・墨客の書画を蔵しており、毎月28日に開帳される。

    六角堂内部にある六角形の厨子扉には、1842年建立当時の文人・墨客の書画を蔵しており、毎月28日に開帳される。

  • 六角堂横に伸びる東長寺の外壁内側には軒があり、軒下には四国四十八か所の本尊を模した大小様々な石仏が並べられていた。

    六角堂横に伸びる東長寺の外壁内側には軒があり、軒下には四国四十八か所の本尊を模した大小様々な石仏が並べられていた。

  • 本堂には弘法大師自作と伝えられる弘法大師像・不道明王立像・木造千手観世音菩薩立像(重要文化財)の3体が安置されている。

    本堂には弘法大師自作と伝えられる弘法大師像・不道明王立像・木造千手観世音菩薩立像(重要文化財)の3体が安置されている。

  • こちらは靴を脱げば堂内で参拝可能。

    こちらは靴を脱げば堂内で参拝可能。

  • 高さ26m総檜造りの五重塔はは2011年に完成した新しい建物で、5階の瓦のすぐ上にある相輪の伏鉢に空海が持ち帰ったと言われる仏舎利が納められている。

    高さ26m総檜造りの五重塔はは2011年に完成した新しい建物で、5階の瓦のすぐ上にある相輪の伏鉢に空海が持ち帰ったと言われる仏舎利が納められている。

  • 大師堂の扉は閉ざされていたけど巨大な数珠のようなものが垂れ下がっていて、引っ張ると木の球がぶつかり意外に大きな音が響いた。

    大師堂の扉は閉ざされていたけど巨大な数珠のようなものが垂れ下がっていて、引っ張ると木の球がぶつかり意外に大きな音が響いた。

  • 東長寺から歩いて7分、博多の総鎮守で博多祇園山笠が奉納される神社としても有名な“櫛田神社”に到着。

    東長寺から歩いて7分、博多の総鎮守で博多祇園山笠が奉納される神社としても有名な“櫛田神社”に到着。

    櫛田神社 寺・神社・教会

  • 迫力ある楼門に圧倒されつつも境内に入ってみると…

    迫力ある楼門に圧倒されつつも境内に入ってみると…

  • 最初に出迎えてくれたのは、鼻と角先端だけよく撫でられるようで地色が見えていた牛。

    最初に出迎えてくれたのは、鼻と角先端だけよく撫でられるようで地色が見えていた牛。

  • 年末最後の参拝に来る人が多いのか境内は混雑していて、中神門の外まで参拝行列が伸びていたから驚いた。

    年末最後の参拝に来る人が多いのか境内は混雑していて、中神門の外まで参拝行列が伸びていたから驚いた。

  • 戦国時代はこの辺り一帯を島津軍が支配しており、豊臣秀吉が九州討伐に乗り込んだ際に島津軍が火を放って博多を焼け野原にしたため、1587年に豊臣秀吉によって現社殿を建立・寄進された。<br />櫛田神社の御祭神は左殿に天照皇大神(大神宮)・正殿に大幡主大神(櫛田宮)・右殿に須佐之男命(祇園宮)が祀っているけど、かつては3社別々にの地に祀られおり、天照皇大神の奉祀については古すぎて史実としてはっきりしないそう。<br />手前の霊泉鶴の井戸は本殿地下から湧き出る霊泉で満たされていて、不老長寿水として信仰されている。

    戦国時代はこの辺り一帯を島津軍が支配しており、豊臣秀吉が九州討伐に乗り込んだ際に島津軍が火を放って博多を焼け野原にしたため、1587年に豊臣秀吉によって現社殿を建立・寄進された。
    櫛田神社の御祭神は左殿に天照皇大神(大神宮)・正殿に大幡主大神(櫛田宮)・右殿に須佐之男命(祇園宮)が祀っているけど、かつては3社別々にの地に祀られおり、天照皇大神の奉祀については古すぎて史実としてはっきりしないそう。
    手前の霊泉鶴の井戸は本殿地下から湧き出る霊泉で満たされていて、不老長寿水として信仰されている。

  • 雷神が安置されている脇門から出ると、鮮やかな黄色が目に飛び込んできた。

    雷神が安置されている脇門から出ると、鮮やかな黄色が目に飛び込んできた。

  • 向かいに建つ背の高い蔵のような建物の中には、博多祇園山笠の【番外 櫛田神社】が常設展示されていた。

    向かいに建つ背の高い蔵のような建物の中には、博多祇園山笠の【番外 櫛田神社】が常設展示されていた。

  • 表は「歌舞伎十八番暫」<br />初めて目にする山笠は、上から迫りくるような力強さと色鮮やかさに満ちていた。

    表は「歌舞伎十八番暫」
    初めて目にする山笠は、上から迫りくるような力強さと色鮮やかさに満ちていた。

  • 見送りは「神話八俣遠呂智」<br />細部にまでこだわった精巧な造りと豪華絢爛さがに思わず感嘆の声が漏れる。

    見送りは「神話八俣遠呂智」
    細部にまでこだわった精巧な造りと豪華絢爛さがに思わず感嘆の声が漏れる。

  • 夫婦ぎなんと呼ばれる大樹。<br />3本の内1本が雌木で秋にはたっぷりと黄金色の実を付けて子孫を宿すことから、夫婦円満・縁結びの霊樹として信仰を集めている。

    夫婦ぎなんと呼ばれる大樹。
    3本の内1本が雌木で秋にはたっぷりと黄金色の実を付けて子孫を宿すことから、夫婦円満・縁結びの霊樹として信仰を集めている。

  • 櫛田神社境内にある小さな夫婦恵比寿神社横には、鮮やかなピンクの椿が華を添えていた。

    櫛田神社境内にある小さな夫婦恵比寿神社横には、鮮やかなピンクの椿が華を添えていた。

    櫛田神社 夫婦恵比寿神社 寺・神社・教会

  • 見送り側の向かいにはガラス張りの小屋が建っていて中が覗けるようになっている。

    見送り側の向かいにはガラス張りの小屋が建っていて中が覗けるようになっている。

  • こちらには博多おくんちで用いられる朱色と紺の獅子頭と、大きな黄金色に輝く立派な3基の神輿が納められていた。

    こちらには博多おくんちで用いられる朱色と紺の獅子頭と、大きな黄金色に輝く立派な3基の神輿が納められていた。

  • 私たちが南神門から出ると次々に参拝客とすれ違い、厚い信仰を集めているのが窺い知れる。

    私たちが南神門から出ると次々に参拝客とすれ違い、厚い信仰を集めているのが窺い知れる。

  • 南神門を右手に歩くと直ぐ“川端商店街”のアーケードが展開されており、どこもかしこも年末年始の営業告知が貼りだされていて年末感が強くなった。<br />川端商店街は130年以上の歴史があるらしく、全長400mに現在130軒を超える店舗が営業していて活気がある。

    南神門を右手に歩くと直ぐ“川端商店街”のアーケードが展開されており、どこもかしこも年末年始の営業告知が貼りだされていて年末感が強くなった。
    川端商店街は130年以上の歴史があるらしく、全長400mに現在130軒を超える店舗が営業していて活気がある。

    川端通商店街 市場・商店街

  • 13:30を越えても人気飲食店には長い行列が出来ているので、400mの商店街を1往復半して結局夫が好きなラーメンに決定。<br />

    13:30を越えても人気飲食店には長い行列が出来ているので、400mの商店街を1往復半して結局夫が好きなラーメンに決定。

    博多ラーメン はかたや 川端店 グルメ・レストラン

  • 回転率が良さそうな“博多ラーメン はかたや 川端店”は年中無休24時間営業で、入店前に外の自販機(現金のみ対応)で食券を購入するのだけど、ベーシックな博多ラーメンなら290円という驚きの価格だった。<br />入口で待機してスタッフに声を掛けられたら食券を提出し、席を確保する。<br />

    回転率が良さそうな“博多ラーメン はかたや 川端店”は年中無休24時間営業で、入店前に外の自販機(現金のみ対応)で食券を購入するのだけど、ベーシックな博多ラーメンなら290円という驚きの価格だった。
    入口で待機してスタッフに声を掛けられたら食券を提出し、席を確保する。

  • 【博多ラーメン】290円×2<br />【辛子高菜】100円×2<br />【ポテトフライ】290円<br />【鶏むね天】290円<br />【ハイボール】400円<br />【レモンサワー】400円<br />飲む気満々のスタイルでこれだけ注文しても合計2110円。<br />ラーメンは薄切りのチャーシューとネギが入った博多らしくとんこつ味で細麺、あっさりしているからラーメンを年1くらいしか食べない私でもスルスルといける軽めの口当たりで、どこか懐かしい味がした。<br />高菜は1人1個ずつ注文したけど結構ボリュームがあったのでシェアで良かったかも。<br />

    【博多ラーメン】290円×2
    【辛子高菜】100円×2
    【ポテトフライ】290円
    【鶏むね天】290円
    【ハイボール】400円
    【レモンサワー】400円
    飲む気満々のスタイルでこれだけ注文しても合計2110円。
    ラーメンは薄切りのチャーシューとネギが入った博多らしくとんこつ味で細麺、あっさりしているからラーメンを年1くらいしか食べない私でもスルスルといける軽めの口当たりで、どこか懐かしい味がした。
    高菜は1人1個ずつ注文したけど結構ボリュームがあったのでシェアで良かったかも。

  • 次の目的地に向かうバス停を探しがてら川端通商店街を歩いていくと、“川端ぜんざい広場”に走る飾り山笠の異名を持つ【八番山笠 上川端通】展示案内があったので入ってみることに。

    次の目的地に向かうバス停を探しがてら川端通商店街を歩いていくと、“川端ぜんざい広場”に走る飾り山笠の異名を持つ【八番山笠 上川端通】展示案内があったので入ってみることに。

  • 商店街沿いには表の「慶 歌舞伎十八番押戻」

    商店街沿いには表の「慶 歌舞伎十八番押戻」

  • 川沿いには見送りの「外郎売」<br />こんなに太陽光を浴びていて平気なのか心配になる。

    川沿いには見送りの「外郎売」
    こんなに太陽光を浴びていて平気なのか心配になる。

  • 商店街を通り抜けて大通り沿いのバス停:川端町・博多座前からバスに乗車して、10分ほどでバス停:西鉄グランドホテル前に到着した。

    商店街を通り抜けて大通り沿いのバス停:川端町・博多座前からバスに乗車して、10分ほどでバス停:西鉄グランドホテル前に到着した。

  • バス停から歩いて5分ほどの場所にある“小谷酒舗は”角打スタイルの酒屋で、日本酒や焼酎だけじゃなくてワインも角打が出来るし、つまみMenu豊富なのもうれしい。<br />チャージもなければ、角打ちでは珍しくクレジットカードや電子マネーにも対応しているので人気も高く、店舗外のテーブルは外国人観光客だらけで入店できないかと思う程だったけど、たぶん彼らは真冬でも外で飲みたいだけっぽく店内の埋まり具合は7割程度だった。<br />これだけ食べて(ワインは3杯)飲んでも4090円!

    バス停から歩いて5分ほどの場所にある“小谷酒舗は”角打スタイルの酒屋で、日本酒や焼酎だけじゃなくてワインも角打が出来るし、つまみMenu豊富なのもうれしい。
    チャージもなければ、角打ちでは珍しくクレジットカードや電子マネーにも対応しているので人気も高く、店舗外のテーブルは外国人観光客だらけで入店できないかと思う程だったけど、たぶん彼らは真冬でも外で飲みたいだけっぽく店内の埋まり具合は7割程度だった。
    これだけ食べて(ワインは3杯)飲んでも4090円!

    小谷酒舗 グルメ・レストラン

  • 酒屋なのでもちろん酒販売もしており、明日から長崎に移動するので長崎滞在中の日本酒を2本調達して、地下鉄:赤坂駅からで乗車してHOTELに戻った。

    酒屋なのでもちろん酒販売もしており、明日から長崎に移動するので長崎滞在中の日本酒を2本調達して、地下鉄:赤坂駅からで乗車してHOTELに戻った。

  • 夜ごはんをデパ地下で調達するため博多駅に向かおうと思い、最寄り出口の都ホテルから入ると地下1階に“ワインと天ぷら あら木 都ホテル博多”を発見。<br />旅行前に立ち飲み屋を調べたとき気になっていたけど、ちょうどテーブルが開いていたので入ってみることにした。

    夜ごはんをデパ地下で調達するため博多駅に向かおうと思い、最寄り出口の都ホテルから入ると地下1階に“ワインと天ぷら あら木 都ホテル博多”を発見。
    旅行前に立ち飲み屋を調べたとき気になっていたけど、ちょうどテーブルが開いていたので入ってみることにした。

  • カウンターと立ち飲みテーブルが2-3個のコンパクトな店内はホテルらしく天井が高めで、最初に驚いたのは天ぷら屋なのに全く油の匂いどころか、食べ物の匂いさえ気にならない配慮。<br />小谷酒舗で散々飲んでから時間が経っていないから、好きなドリンク2杯+おまかせ天ぷら2種&手作り小鉢2品で1100円の【大人のハッピーセット】を1人ずつオーダーした。

    カウンターと立ち飲みテーブルが2-3個のコンパクトな店内はホテルらしく天井が高めで、最初に驚いたのは天ぷら屋なのに全く油の匂いどころか、食べ物の匂いさえ気にならない配慮。
    小谷酒舗で散々飲んでから時間が経っていないから、好きなドリンク2杯+おまかせ天ぷら2種&手作り小鉢2品で1100円の【大人のハッピーセット】を1人ずつオーダーした。

  • こちらはドリンクMenuで、差額が必要なものは価格の後ろに(+〇〇〇円)と記載があるからわかりやすい。

    こちらはドリンクMenuで、差額が必要なものは価格の後ろに(+〇〇〇円)と記載があるからわかりやすい。

  • おまかせ天ぷらは蓮根と茄子で、小鉢は白菜昆布とシェリービネガーたれを使った酢モツで、これに焼きナスを追加して合計:3140円。<br />ドリンクと天ぷらのマリアージュが楽しめて、服や髪に匂いが付かないなんて最高!<br />午後から飲みっぱなしだけど、このあと阪急で軽めのつまみを調達して部屋飲みした。<br />明日からは福岡を離れてしばらく長崎に滞在する予定。<br />続きは03へ。<br />

    おまかせ天ぷらは蓮根と茄子で、小鉢は白菜昆布とシェリービネガーたれを使った酢モツで、これに焼きナスを追加して合計:3140円。
    ドリンクと天ぷらのマリアージュが楽しめて、服や髪に匂いが付かないなんて最高!
    午後から飲みっぱなしだけど、このあと阪急で軽めのつまみを調達して部屋飲みした。
    明日からは福岡を離れてしばらく長崎に滞在する予定。
    続きは03へ。

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