2024/03/10 - 2024/03/12
83位(同エリア1274件中)
3104ねえねえさん
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この旅行記のスケジュール
2024/03/12
この旅行記スケジュールを元に
以前私が大塚国際美術館に5時間も滞在したにも関わらず、1Fと2Fをコンプリート出来なかったとボヤいた事を覚えていた友人(仙台へ一緒に旅行した)がトラピックスのツアーに誘ってくれました。
トラピックスは70周年の時にJAL機貸切スイス周遊ツアーで豪遊して以来、久しぶりの参加です。前回には行かなかった淡路島・かずら橋等を巡り、最終日は大塚国際美術館に3時間半も滞在し、目指していた全館コンプリートが叶いました。天候にも恵まれ、ゆったり出発のスケジュールで目一杯楽しんで来ました。
まさか羽田空港が遠く感じる事になるなんて・・・。
大塚国際美術館編は後半に旅行記番外編として記録に残す事にしました。興味のある方は合わせてご覧いただければ嬉しいです。
これから旅行を予定されている方々への情報提供として少しでもお役に立てたり以前旅行なさった方々に現在の様子をお伝え出来たら幸いです。
旅行編①から⑧・番外編大塚国際美術館は⑨~⑫まであります。
よろしければ目を通してみて下さい。
①羽田空港~徳島阿波おどり空港
②あわじ花さじき~伊弉諾神社
③徳島『魚一番 新』~『スマイルホテル』
④阿波の土柱~うだつの町
⑤かずら橋~大歩危峡
⑥鳴門アオアオリゾートホテル前編
⑦鳴門アオアヲリゾートホテル後編
⑧大塚国際美術館・渦の道・ハレルヤスイーツキッチン・徳島阿波おどり空港・羽田空港
⑨大塚国際美術館1F 927~1009
⑩大塚国際美術館2F 822~924
⑪大塚国際美術館2F 1010~1074
⑫大塚国際美術館 抜粋
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2022年、大塚国際美術館を訪問した時にコンプリートを目指し、約5時間滞在しても無理でした。前回諦めた1Fと2Fの作品を今回は思う存分に鑑賞して来ました!残った時間で新しい作品とも出会えて嬉しかったです。
『』はオリジナルを鑑賞した作品・「」は鑑賞していない作品です。今後、『』作品が増えて旅行記更新出来たらいいなと淡い期待を込めています。
尚、作品番号がとんだり、前後したりする箇所は全て2024.3.12大塚国際美術館にて配布されている展示作品リストを参考に展示室番号順に作成しているためです。更に自分的には耳慣れている「エゴン・シーレ」⇒【シーレ・エゴン】・「パブロ・ピカソ」⇒【ピカソ・パブロ】や「ルーベンス」⇒【リュベンス】等々、表記が異なる?部分も全て作品リストに準じて記録してあります。 -
庭園を歩いて本館1Fへ移動するつもりで別館からスタートを試みたのですが叶いませんでした。それならばとB1Fの展示室60【7つのヒマワリ】へ直行しました。
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残念ながら雨が降っていたので別館内からパチリ!⑫は1F・2Fをコンプリートした後、残された時間の許す限り、B3F・B2F・B1Fで素人本能のままにパチリした作品を記録しました。前回の作品の記録は、こちらです。興味がございましたらどうぞ!
https://4travel.jp/travelogue/11778085
⑦~⑰が大塚国際美術館編です。 -
南フランスのアルルに移り住んだゴッホは共同生活をするゴーギャンを迎え入れるために明るい「ヒマワリ」の絵でアトリエを飾りたかったと言われています。7点のヒマワリは殆ど1888年8月から1889年1月に描かれているそうです。
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B1F展示室60
7つのヒマワリ
世界中に散らばっているゴッホのヒマワリが一堂に揃っているなんて大塚国際美術館の陶製絵画でなければ不可能ですね!まさに夢の競演ですね! -
1076 ゴッホ・フィンセント・ファン「ヒマワリ」個人蔵。
★解説プレート★
ゴッホがヒマワリを描き始めるのはアルルに移る前のパリ時代で、いずれもテーブルの上に乗せた切り花である。アルルに来て初めて花瓶に入ったヒマワリを描いたが、これはおそらく最初のもので花の数が少ない分シンプルな構図である。青緑の背景はミュンヘンとフィラデルフィアのヒマワリを予告するが緑の花瓶は他のヒマワリには登場しない。これら3輪のヒマワリは殆どその位置関係を変えずに、かつて芦屋にあった「幻のヒマワリ」の上半分に引き継がれている点に注意したい。 -
1075 ゴッホ・フィンセント・ファン「ヒマワリ」1945年兵庫県芦屋市にて消失
これは凄いです!芦屋の実業家の家にあった「ヒマワリ」でしたが第二次大戦により焼失し、現在オリジナルは存在しません。それが陶板技術により蘇りました。本当に凄いです! -
幻の《6輪のヒマワリ》の写真が芦屋の実業家山本氏と懇意にしていた作家・武者小路実篤氏の記念館にあったのです。そこで写真をもとにそっくりそのまま復元され、見事に蘇りました。この写真が基になった写真だそうです。素晴らしい技術に拍手!
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1077 ゴッホ・フィンセント・ファン「ヒマワリ」ノイエピナコテーク・ミュンヘン・ドイツ
★解説プレート★
ゴッホは間もなくアルルで合流するはずのゴーギャンへの期待感もあり、アルルのアトリエを一連のヒマワリの絵で飾る事を考えた。花瓶に入った大型のヒマワリが何点もあるのはそのためである。この作品は7点のヒマワリの内3番目に描かれたもので青系統の背景が花の黄色を引き立たせる。何点も描いていくに従って花の数が次第に増えるのは、よりゴージャスで装飾的な効果を狙ってであろうか。 -
1078 ゴッホ・フィンセント・ファン『ヒマワリ』ナショナルギャラリー・ロンドン・イギリス
★解説プレート★
向日葵とも書くヒマワリは英語でサンフラワー(太陽の花)で「向日性」の画家として太陽に、その光に憧れたゴッホには最もふさわしい花であった。同時に陽光あふれる夏の花でもあり、ゴッホがヒマワリに熱中したのもうなずける。但し、どの花も一様に満開ではなく様々な段階が描かれている。いずれにしても「花の命は短くて」で制作はまた時間との競争でもあった。太陽の光を黄色と見たゴッホにとって黄色は一種の「聖なる色」であり、ここでは背景の色まで黄色系で統一されている。 -
1079 ゴッホ・フィンセント・ファン『ヒマワリ』SONPO美術館・東京・日本
★解説プレート★
東京新宿にあるこのヒマワリには署名がないが花の位置関係、構図、それに花瓶を乗せたテーブルの色は1888年の夏に描かれたロンドンのヒマワリに近い。ヒマワリの季節が終わり、生花からは描けなくなったのでロンドンのものを年が明けてから模写した可能性はある。これからおよそ20年後の1910年頃、この絵を持っていたのはドイツの大作曲家フェリックス・メンデルスゾーンの末裔であった。 -
1080 ゴッホ・フィンセント・ファン「ヒマワリ」フィラデルフィア美術館・フィラデルフィア・アメリカ
★解説プレート★
「ヒマワリ」の内、ミュンヘンのものは1888年の盛夏に描かれ、一方この作品は1889年の1月の制作とされる。つまり、これはミュンヘンのものの模写とされている。黄色一色の他の3点に対し、これら2点の背景は明るい緑で花瓶の色は部分的に異なるが署名の位置まで同じである。花の数が少ない分、サイズが若干小さい。他の4点は描かれた後、パリの画商に勤務していた弟のテオに送られたが、これだけは、その形跡がなく、アルルに残された。 -
706 ゴッホ・フィンセント・ファン「ヒマワリ」
ゴッホ美術館・オランダ
★解説プレート★
構図的にも色彩にも、これも夏に制作されたロンドンのものに酷似しており、その模写とされる。つまり、東京のヒマワリにも近いと言える。但しサイズにこだわれば数センチの違いではあるが5点の内では東京のものが最も大きい。ゴッホはこの頃(1889年1月)立て続けにやはり5点の似たような子守唄(ルーラン夫人)を描いており、これらとヒマワリとの競演、つまり並べて部屋を飾る事を考えていたようである。 -
1081 ゴーギャン・ポール「ヒマワリを描く画家」ゴッホ美術館・アムステルダム・オランダ
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1082 ゴッホ・フィンセント・ファン「タラスコンへの道を行く画家」1945年消失・マグデブルク・ドイツ
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1083 イサーク・イスラエルス「ヴァン・ゴッホ〔ヒマワリ〕の前に立つ女」ゴッホ美術館・アムステルダム・オランダ
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1088 ゴッホ・フィンセント・ファン「夜のカフェテラス」2023年3月14日~公開 クレラー=ミュラー美術館・オッテルロー・オランダ
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★解説プレート★
アルル時代のゴッホにはカフェを描いた名品が2点ある。ひとつは既に当時あったオールナイトの「悪所」としてのカフェの室内で、もう1点がこの「カフェテラス」である。遠近感の強調された奥行きのある画面で、色彩的にはアルル時代のゴッホにとって太陽の色である黄色がまばゆいばかりの輝きを放っている。客たちで賑わうテラスの終わるところ、見上げれば青い夜空に満天の星が輝いている。黄色い「ホットなゴッホ」と青い「クールなゴッホ」を象徴するかのような画面である。
額縁は徳島県の地場産業である木工の職人が原画が飾られたものを再現した。 -
皆さん、B3Fのシスティーナ礼拝堂からスタートしているので贅沢にも展示室60を貸切状態で鑑賞してしまいました!直行して大正解でした!この後、1Fと2Fをコンプリートしました。
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B1F 展示室58
489ゴヤ・フランシスコ・デ『着衣のマヤ』プラド美術館・マドリード・スペイン -
B1F 展示室58
490ゴヤ・フランシスコ・デ『裸のマヤ』プラド美術館・マドリード・スペイン -
絵画鑑賞からの休憩スペースも工夫され、ステキな演出エリアがありました。
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B1F 展示室61
496 ヴァトー・アントワーヌ『ピエロ(ジル)』ルーヴル美術館・パリ・フランス
ピエロもジルも同じ意味でモデルは長い間コメディアンとして活躍した人物だそうです。 -
B1F 展示室61
537 ブーシェ・フランソワ「ポンパドゥール夫人の肖像」ウォーレスコレクション・ロンドン・イギリス
ポンパドゥール夫人の存在を知ったのは週間マーガレットの連載マンガ「ベルサイユのばら」でした! -
B1F 展示室61
538 ラトゥール・モーリス・カンタン・ド『ポンパドゥール夫人の肖像』ルーヴル美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室65
539 ダヴィット・ジャック=ルイ『レカミエ夫人の肖像』ルーヴル美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室65
541 アングル・ドミニク・アングル『泉』オルセー美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室65
544 アングル・ドミニク『リヴィエール嬢の肖像』ルーヴル美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室65
542 アングル・ドミニク『グランド・オダリスク』ルーヴル美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室65
543 アングル・ドミニク『ヴァルパンソンの浴女』ルーヴル美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室65
545 アングルド・ミニク『トルコ風呂』ルーヴル美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室65
550 パンニーニジョヴァンニ・パオロ『ナヴォーナ広場』ルーヴル美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室65
551 カナレット『突堤:サンマルコ港からの眺め』ルーヴル美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室65
552 カナレット『カナルグランデのレガッタ』ナショナルギャラリー・ロンドン・イギリス -
B1F 展示室65
554 グァルディ・フランチェスコ『サン・マルコ広場』ナショナル・ギャラリー・ロンドン・イギリス
サン・マルコ広場には3回ほど訪れました。行くたびにカフェ前の階段が3段から2段になり、最後に行った時には広場と1段目の差が殆どない状態になっていました。時の流れを感じます。 -
B1F 展示室65
555 ジェラール・フランソワ『アモルとプシュケ』ルーヴル美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室66
571 ドラクロワ・ウジェーヌ・『民衆を導く自由の女神』ルーヴル美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室67
573 オーヴァベック・フリードリヒ「ヴィットリア・カルドーニの肖像」ノイエピナコテーク・ミュンヘン・ドイツ -
B1F 展示室67
574 ティッシュバイン・ヨハン・ヴィルヘルム「カンパーニャのゲーテ」シュテーデル美術館・フランクフルト・ドイツ -
B1F 展示室67
576 ティエポロ・ジョヴァンニ・バッティスタ
『無原罪の御宿り』プラド美術館・マドリード・スペイン -
B1F 展示室68
584 コロー・カミーユ・コロ『真珠の女』ルーヴル美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室68
596 ミレー・ジャン・フランソワ『落穂ひろい』オルセー美術館・パリ・フランス
★解説プレート★
ミレーが43歳の時の作品で、この頃の彼は既に農民画家として十分な実績をあげていた。落ち穂拾いというのは豊かな農民が収穫を終えた後、貧農が彼らの土地でおこぼれにあずかるというものであり、ここでも背景で山のような穀物を運ぼうとしている「持てる」農民と前景の「持たざる」貧農との階級的な落差が強調されている。 -
B1F 展示室68
597 ミレー・ジャン・フランソワ『羊飼いの少女』オルセー美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室68
598 ミレー・ジャン・フランソワ『晩鐘』オルセー美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室68
612 モネ・クロード「ラ・ジャポネーズ」ボストン美術館・ボストン・アメリカ
★解説プレート★
モネのジャポニズムの作品の中でも最も顕著に、華麗に日本趣味の出た作品である。着物に縫い取りされた髭面の男と、画家の妻カミーユの愛らしい表情とが対照をなし、後ろの壁に飾られている団扇の中の花魁が着物を着たブロンド娘を驚いたように振り返っている(かのように見える)のは、モネの巧まざるユーモアであろうか。幸せいっぱいのカミーユであるが、この3年後わずか32歳の若さで世を去る事になる。 -
B1F 展示室68
613 ルノワール・オーギュスト『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』オルセー美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室68
615 マネ・エドゥアール『オランピア』オルセー美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室68
616 マネ・エドゥアール『草上の昼食』オルセー美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室69
617 マネ・エドゥアール『笛を吹く少年』オルセー美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室69
622 マネ・エドゥアール「フォリー・ベルジェ―ルのバー」コートールド美術研究所・ロンドン・イギリス
★解説プレート★
1883年に世を去る前年の最後の大作であり、マネがそれまで繰り返し描いてきたバー、カフェ等の集大成とも言うべき作品である。正面を向いたバーの女給と共に、この絵のもう一つの主役とも言うべきは後ろの大きな鏡である。虚実が交錯する空間とイメージの中、矛盾する実像と鏡像の位置関係に(鏡の中の男女に注目)、芸術とは事実の再現、模倣ではなく、あくまでも虚構、虚像である事を改めて表明しているかのようである。 -
B1F 展示室69
626 ルノワール ・オーギュスト『セーヌ川の舟遊び』ナショナル・ギャラリー・ロンドン・イギリス -
B1F 展示室69
629 ルノワール・オーギュスト「ブージヴァルのダンス」 ボストン美術館・ボストン・アメリカ
630 ルノワール・オーギュスト『都会のダンス』オルセー美術館・パリ・フランス
631 ルノワール・オーギュスト『田舎のダンス』オルセー美術館・パリ・フランス
ルノワールのコーナーは「田舎のダンス」「都会のダンス」「ぶらんこ」等々オルセー美術館で見た作品がずらりと並んでいました。 -
B1F 展示室69
632 ルノワール・オーギュスト『ピアノに向かう娘たち』オルセー美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室70
642 モネ・クロード『日傘の女』オルセー美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室70
643 モネ・クロード『ルーアン大聖堂』オルセー美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室70
644 モネ・クロード『睡蓮:バラ色のハーモニー』オルセー美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室70
645 モネ・クロード『睡蓮:緑のハーモニー』 オルセー美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室70
646 モネ・クロード『ロンドンの国会議事堂』オルセー美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室70
モネ・クロード「印象、日の出」マルモッタン美術館・パリ・フランス
★解説プレート★
1874年(明治7年)にパリで開催された「画家、彫刻家、版画家による共同出資会社第1回展」(後の印象派展)に出展した中の一枚で「印象派」の名前の由来となった作品。モネは5歳の頃、ル・アーブル(フランス・ノルマンディ地方のセーヌ河口)に移り青年期までそこで過ごす。その故郷の港に真っ赤な太陽が昇る一瞬をすばやいタッチで描いた。朝もやの中、刻々と変化する海面とそこに反射する陽の光の移ろい、また、微妙な色彩の変化を印象的にキャンヴァスへ閉じ込める・・・。印象派の誕生である。 -
B1F 展示室71
647 ドガ・エドガー『オペラ座のオーケストラ』オルセー美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室72
676 スーラ・ジョルジュ『サーカス』オルセー美術館・パリ・フランス
この作品はスーラ最後の大作で絶筆だそうです。 -
B1F 展示室71
683 レメン・ジョルジュ『アイストの浜辺』オルセー美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室72
678 スーラ・ジョルジュ「グランド・ジャット島の日曜日の午後」シカゴ美術研究所・シカゴ・アメリカ
★解説プレート★
ここに用いられた点描法は近くで見ると小さな色点の集積にすぎないが離れて見ると隣り合った色同士が混ざり合ってみえる。そしてパレットの上でその二色を混ぜ合わせた場合よりも、ずっと明るい効果を得る事が出来る。生き生きとしてみずみずしい感覚にあふれた、この作品はスーラの代表作である。グランド・ジャット島は週末はパリの市民たちが多数訪れたセーヌ下流ある中洲の名前である。 -
B1F 展示室73
704 ゴッホ・フィンセント・ファン「麦藁帽子の自画像」デトロイト美術館・デトロイト・アメリカ -
B1F 展示室73
705 ゴッホ・フィンセント・ファン『自画像』オルセー美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室73
707 ゴッホ・フィンセント・ファン『アルルのゴッホの部屋』オルセー美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室73
708 ゴッホ・フィンセント・ファン『ローヌ川の星月夜』オルセー美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室73
709 ゴッホ・フィンセント・ファン「種まく人」クレラー=ミュラー美術館・オッテルロー・オランダ
★解説プレート★
ミレーはゴッホが最も敬愛した画家でミレーの「種まく人」を下敷きにした作品をゴッホは繰り返し描いている。しかしミレーを踏まえつつも高く取られた地平線、中央の目もくらむばかりの光を放つ巨大な夕日は構図、色彩ともにゴッホ独自のものになっている。これはミレーに事寄せたゴッホの太陽賛歌であり、労働の聖化であり、豊かな大地への画家の信仰に近い思いを謳いあげた作品である。 -
B1F 展示室73
710 ゴッホ・フィンセント・ファン『ガシュ博士の肖像』オルセー美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室73
711 ゴッホ・フィンセント・ファン『オーヴェールの教会』オルセー美術館・パリ・フランス
★解説プレート★
この教会は今でも当時と変わらない姿で立っているが、どっしりと大地に腰を下ろしたようなこのロマネスク様式がゴッホの手によって全てがゆらめき、燃え上がるかのようなゴシック末期のいわゆる火炎フライボワイヤン様式に生まれ変わっているのである。それは空の下でのたうつゴッホ自身の不安な魂の象徴でもある。 -
B1F 展示室74
745 ルソー・アンリ「異国風景」ノートン・サイモン美術館・パサディナ・アメリカ -
B1F 展示室74
746 ルソー・アンリ『蛇使い』オルセー美術館・パリ・フランス
★解説プレート★
ルソーの熱帯幻想とも言うべき作品群の中でも最も有名なもので、直接的には画家ドローネーの母親がルソーに語ったインド旅行に想いを得て描かれた。鬱蒼と繁る密林で笛を吹く女、地面や木の枝を音もなく伝わって首をもたげる蛇、色鮮やかな羽を持つ水鳥、月光を照り返す川。ここではあらゆる物が神秘的な詩情に溢れており、真の傑作にふさわしい風格を備えている。 -
B1F 展示室74
747 ルソー・アンリ『戦争』オルセー美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室74
748 ルソー・アンリ「子供と人形」ヴィンタートゥール美術館・ヴィンタートゥール・スイス -
B1F 展示室74
749 ルソー・アンリ「田舎の結婚式」オランジェリー美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室74
750 ミレイ・ジョン・エヴァレット『オフィーリア』テート・ギャラリー・ロンドン・イギリス
★解説プレート★
オフィーリアはシェイクスピアの「ハムレット」の登場人物でハムレットに冷たくあしらわれて発狂した挙句、川に落ちて死ぬ悲劇のヒロインである。ミレイは時代物の衣装を着たモデルを浴槽に沈め、その様子を写したという。背景はイギリスの田舎の実景で、いわば人物は「はめ込み」であるが違和感はない。驚嘆に値する細部描写と薄幸な女の悲しくも美しい死というロマンティックな主題が融合したラファエル前派を代表する作品である。 -
「詳細に描かれた花々に与えられた意味」が説明されたプレートが、そばにありました。
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B1F 展示室76
744 リヴィエール・ヒュー・ゴールドウィン『エデンの園』ギルドホール・アート・ギャラリー、ロンドン・イギリス
1度は追放された2人が罪をあがなってエデンの園に帰る事を許されたアダムとイブという題材だそうです。 -
B1F 展示室76
769 クリムト・グスタフ『接吻』オーストリア美術館(ベルヴェデーレ宮殿)・ウィーン・オーストリア
★解説プレート★
クリムトはラヴェンナの教会で見たモザイクをひとつのきっかけとして「黄金様式」へと移行し始める。これはその代表作で工芸的な美しさに満ちた絢爛たる作品である。抱き合う男女の頭部と顔、手足は写実的で、それ以外は平面的に描かれている。足元には楽園の花が咲き乱れているが、具体的にどんな場所かについては曖昧に描かれている。そうした超現実的な空間でこそ純粋な愛の夢は実現されるというのがクリムトの主張だったようである。 -
B1F 展示室76
770 クリムト・グスタフ「アデーレ・ブロッホ・バウアーの肖像Ⅰ」ノイエ・ギャラリー・ニューヨーク・アメリカ -
B1F展示室77
736 ダヴィット・ジャック=ルイ『皇帝ナポレオン1世と皇后ジョセフィーヌの戴冠』ルーヴル美術館・パリ・フランス
★解説プレート★
この作品は皇帝の座にのぼりつめたナポレオン一世の注文によって制作された。パリのノートルダム寺院で行われたナポレオンの戴冠式でナポレオンが自ら戴冠した後、皇后ジョセフィーヌの頭上に冠を載せようとする瞬間が描かれている。これ程の大画面を破綻なくまとめる技量は並大抵のものではない。保守的な画壇での評価は分かれたが注文主のナポレオンは、この絵の出来映えにいたく満足したと伝えられている。 -
ヴェルサイユ宮殿の方は皇妃のマントを持つ2人の女性の後ろに並ぶ5人の内、左から2番目の妹だけピンクのドレスを着ていました。
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ナポレオンではなく皇妃ジョセフィーヌの戴冠の様子が描かれている理由はナポレオンは、わざわざ教皇にローマから赴いてもらったにも関わらず教皇から戴冠されるべき王冠を自ら手に取り、自分自身で頭に乗せてしまったからだそうです。ヴェルサイユ宮殿にも同じような作品があります。2枚の絵画には当時の法律の関係上、微妙に違うところがあります。中央正面の一際高い椅子に座っているナポレオンの母親がヴェルサイユ宮殿の方はヴェールを被っていました。
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B1F 展示室78
695 セザンヌ・ポール『リンゴとオレンジ』オルセー美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室78
697 ゴーギャン・ポール「光輪のある自画像」ナショナル・ギャラリー・ワシントン・アメリカ
698 ゴーギャン・ポール「自画像(レ・ミゼラブル)」ゴッホ美術館・アムステルダム・オランダ -
B1F 展示室78
700 ゴーギャン・ポール「説教の後の幻影」スコットランド国立美術館・エディンバラ・イギリス
699 ゴーギャン・ポール『美しきアンジェ―ル』オルセー美術館・パリ・フランス
★解説プレート★
この作品のユニークな点はモデルを円形の枠に入れて周囲から独立させている事である。これに近い構図は既に広重の「名所江戸百景」にも見られ、画家がこれにヒントを得た可能性は高い。モデルはゴーギャンの友人の妻、左下に丁寧に書かれた彼女の名前には、画家が親愛の情と感謝の意を込めて制作した事が現れている。画家自身はその出来栄えに満足であったが肝心のアンジェールとその夫はその「醜女」ぶりに引き取りを拒否した。 -
B1F 展示室78
701 ゴーギャン・ポール「黄色いキリストオールブライト・ノックス美術館・バッファロー・アメリカ -
B1F 展示室78
702 ゴーギャン・ポール「イア・オラナ・マリア(マリアを拝む)」メトロポリタン美術館・ニューヨーク・アメリカ -
B1F 展示室78
703 ゴーギャン・ポール『ヴァイルマティ』オルセー美術館・パリ・フランス -
B1F 展示室80
813 ムンク・エドヴァルト『叫び』オスロ国立美術館・オスロ・ノルウェー
初来日の「叫び」お目にかかりに上野のムンク展へ行きました。
★解説プレート★
「黒く青いフィヨルドと町の上には血まみれの舌のような形の炎がかかっていた。友人は先を行き、私は恐ろしさに震えながら後に残った。その時、自然を駆け抜けるような大きな終わる事のない叫びを聞いた」(ムンク)。斜めに走る欄干から生まれる、画面左奥へ収斂してゆく遠近法的な空間が心理的な緊迫感を一層高めている。画家の個人的な体験に重ね合わせた世紀末の目次録的な世界である。 -
B1F 展示室80
817 ムンク・エドヴァルト「生のダンス」オスロ国立美術館・オスロ・ノルウェー -
B1F 展示室80
1057 ムンク・エドヴァルト「マドンナ」ムンク美術館・オスロ・ノルウェー
「マドンナ」のリトグラフをムンク展で見ました。 -
B2F 展示室28
247 アンジェリコ・フラ「受胎告知」サン・マルコ美術館・フィレンツェ・イタリア
こちらの画面構成は伝統的な中世の受胎告知と比べると斬新でルネサンス的だそうです。 -
B2F 展示室29
252 レオナルド・ダ・ヴィンチ『受胎告知』ウフィツィ美術館・フィレンツェ・イタリア
★解説プレート★
この初期の作品には筋の通った幾何学的遠近法による空間、精密な祈祷台の浮き彫りの描写など成熟したレオナルドには見られないリアリズムがある。しかし注目すべきはマリアが腹に黄金の布を巻いている事で、これは聖母の胎の純潔を意味するレオナルド固有の記号である。最もレオナルドの特徴を表しているのは天使の横顔の繊細さと霊的な高貴さで、それは肉体的・形態的な美ではない精神的な妙なる美である。 -
B2F 展示室30
259 ドゥッチョ『荘厳の聖母(ルチェッライの聖母)』ウフィツィ美術館・フィレンツェ・イタリア
空間の感覚や身体の物質性がないルネサンス時期絵画の典型的特徴が表れた絵画だそうです -
B2F 展示室30
269 ラファエッロ『小椅子の聖母』ピッティ美術館(パラティーナ絵画館)・フィレンツェ・イタリア
この絵が見たくてピッティ美術館へ行きました! -
B2F 展示室30
292 ボッティチェッリ・サンドロ『ヴィーナスの誕生』ウフィツィ美術館・フィレンツェ・イタリア
西風の神ゼピュロスとニンフのクロリスが風を送ってヴィーナスの乗った帆立貝を押し流し季節の女神がローブを差し掛けている場面が描かれています。 -
B2F 展示室30
293 ボッティチェッリ・サンドロ『春(ラ・プリマヴェーラ)』ウフィツィ美術館・フィレンツェ・イタリア
★解説プレート★
絵の舞台は世界の西にある永遠の春の園ヘスペリデスで右に青春の生殖力を象徴する西風ゼフュロスがいる。西風はニンフを我がものにしたが、ニンフが嘆くので、その代償に彼女を春の女神フローラに変身させた。つまり、この右手の3人は愛と性・死と再生・永遠の寓意である。一方左で踊るのは古代の三優美人で右から美・貞節・愛欲の擬人像である。中央には聖母のように気高いヴィーナスがいる。ここは愛と豊饒の季節、春とヴィーナスの国である。 -
B2F 展示室31
257 ラファエッロ「アテネの学堂」ヴァティカン
宮殿・署名の間・ヴァティカン
古代ローマ大聖堂のアーチ下中央に立つ二人は左プラトン(左)・アリストテレス(右)だそうです。 -
B2F 展示室31
258 ラファエッロ「聖体の議論」ヴァティカン
宮殿・署名の間・ヴァティカン -
B2F 展示室33
270 ラファエッロ『美しき女庭師』ルーヴル美術館・パリ・フランス
4回ルーヴルを訪れて4回立ち止まって鑑賞してしまう程私をラファエッロ好きにした作品です! -
B2F 展示室33
273 ミケランジェロ『聖家族(ドーニ家の聖家族)』ウフィツィ美術館・フィレンツェ・イタリア
初めて見た時、若々しく筋肉質なマリアと額縁に5人の胸像が強く印象に残りました。 -
B2F 展示室39
316 ブリューゲル・ピーテル(父)「子供の遊び」ウィーン美術史美術館・ウィーン・オーストリア
100以上の遊びが描かれているそうです。 -
B2F 展示室39
317 ブリューゲル・ピーテル(父)「 バベルの塔」 ウィーン美術史美術館・ウィーン・オーストリア -
B2F 展示室39
318 ブリューゲル・ピーテル(父)「雪中の狩人」ウィーン美術史美術館・ウィーン・オーストリア -
B2F 展示室40
320 カルパッチョ・ヴィットーレ「聖女ウルスラの船出」アカデミア美術館・ヴェネチア・イタリア -
B2F 展示室40
322 ベッリーニ・ジェンティーレ「サン・マルコ広場の聖十字架遺物の行列」アカデミア美術館・ヴェネチア・イタリア -
B2F 展示室41
346-1 レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」(修復前)サンタ・マリア・デッレ・グラーツィエ修道院食堂・ミラノ・イタリア
修復前の傷んでいる様子がリアルに再現されていました。 -
B2F 展示室41
346-2 レオナルド・ダ・ヴィンチ『最後の晩餐』(修復後)サンタ・マリア・デッレ・グラーツィエ修道院食堂・ミラノ・イタリア
長方形の部屋の両側に向かい合って「最後の晩餐」が飾られています。1977年から20年以上かけて修復が行われた前と後の作品です。サンタ・マリア・デッレ・グラーツィエ修道院食堂で壁に描かれたオリジナルを見た時の感動が蘇りました。完全予約制で頑張って予約しました!15分間貸切となりますがあっという間でした。時間厳守で遅れて来た方々は涙を呑んでました。 -
B2F 展示室41
347 アンブロ-ジョ・ディ・プレディスとレオナルド・ダ・ヴィンチ『岩窟の聖母』ナショナル・ギャラリー・ロンドン・イギリス
現在ルーヴル美術館にある作品と異なり、弟子の手が多く加わっていると考えられている後に描かれたといわれるバージョンだそうです。 -
B2F 展示室41
348 レオナルド・ダ・ヴィンチ『岩窟の聖母』ルーヴル美術館・パリ・フランス
ほぼ同じ構図と構成で最初に描かれたバージョンです。重要な相違点は天使の視線の向きと右手の位置だそうです。 -
B2F 展示室42
329 ホルバイン・ハンス(子)『大使たち』ナショナル・ギャラリー・ロンドン・イギリス
大使たちの足下の奇妙な円盤は斜めに引き延ばされた頭蓋骨でした。 -
B2F 展示室46
340 ヴェロッキオとレオナルド・ダ・ヴィンチ『キリストの洗礼』ウフィツィ美術館・フィレンツェ -
B2F 展示室46
341 レオナルド・ダ・ヴィンチ『東方三博士の礼拝 』ウフィツィ美術館・フィレンツェ・イタリア -
B2F 展示室46
342 レオナルド・ダ・ヴィンチ『聖アンナと聖母子』ナショナル・ギャラリー・ロンドン・イギリス -
B2F 展示室46
343 レオナルド・ダ・ヴィンチ『 聖アンナと聖母子 』ルーヴル美術館・パリ・フランス -
B2F 展示室46
344 レオナルド・ダ・ヴィンチ『モナ・リザ』 ルーヴル美術館・パリ・フランス
高校生の時、4時間も並び来日した『モナ・リザ』に「立ち止まらないで下さい!」の連呼指示に歩きながら一瞬お目にかかった事は忘れられません。上野公園で並んだのは『月の石』の時と2回のみです。防弾ガラス内に鎮座する『モナ・リザ』には、この後4回ルーヴル美術館で再会しています。 -
B2F 展示室46
345 レオナルド・ダ・ヴィンチ『洗礼者聖ヨハネ』 ルーヴル美術館・パリ・フランス
★解説プレート★
洗礼者ヨハネはキリストの到来を予言したが人々はこれを信じず処刑された。画面は非常に暗く、顔と肩と腕だけが光に照らされている。この先駆者の姿はレオナルドが描いた最後の油彩画で死後彼の許に残された。ヨハネはアンナと同じ笑い方で同じ手つきで天を指している。天には真実があるという意味である。瞑想の闇の中で、ただ一人真理の光について証し真理する者。時代に遥か先んじた先駆者レオナルドの精神的自画像である。 -
B2F 展示室46
1087 レオナルド・ダ・ヴィンチ「白貂を抱く貴婦人」チャルトリスキ美術館(クラクフ国立美術館分館)・クラクフ・ポーランド -
11:50 ランチはB2Fのレストラン『カフェ・ド・ジヴェルニー』の〈海鮮丼〉1,500円にしました。
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たっぷり過ぎるくらいの量が入った鳴門ワカメのお吸い物・ミニサラダ・香物・お茶がセットになっていました。
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価格のわりに具だくさん(ハマチ・大鳴海鯛・ワカメ・オリーブサーモン・イクラ・海老・玉子・キュウリ・海苔・紫蘇・山葵)で美味しかったです!思っていた以上に鯛がたくさん入っていてビックリしました。笑
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〈ポットコーヒー〉500円も良心的でした。歩き疲れた足を休める事が出来ました。待ち合わせはシスティーナ礼拝堂前で13:15と決めて、再び別行動で鑑賞しました。
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B2F 展示室57
モネの睡蓮の池のエリアです。過去2回周遊ではなく、パリに1週間フリー滞在した時にオランジュリー美術館チャレンジをしました。でも大改装工事中でモネの大睡蓮との対面は叶いませんでした。今年こそリベンジしたいと計画中です! -
483 モネ・クロード「大睡蓮(二本の柳)」オランジュリー美術館・パリ・フランス
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483 モネ「大睡蓮(樹木の反映)」オランジュリー美術館・パリ
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483 モネ・クロード「大睡蓮(明るい朝としだれ柳)」オランジュリー美術館・パリ・フランス
雨上がり!こちらの作品を独占鑑賞しました。 -
B2F 展示室57
483 モネ・クロード「大睡蓮(朝の柳)」オランジュリー美術館・パリ・フランス -
B2F 展示室47
380 ラ・トゥール・ジョルジュ・ド『大工の聖ヨセフ」』ルーヴル美術館・パリ・フランス
蝋燭の灯りだけで映し出される世界の描写に感動しました! -
B2F 展示室48
390 レンブラント・ファン・レイン「夜警」 アムステルダム国立美術館・アムステルダム・オランダ
コロナ禍、最初にツアー中止になったのがチューリップと「夜警」目当てのベネルクス周遊3国ツアーでした。こちらでガマン。悔しいです。 -
B2F 展示室51
424 ベラスケス・ディエーゴ『バッカスの勝利(酔っ払いたち)』プラド美術館・マドリード・スペイン -
B2F 展示室51
426 ベラスケス・ディエーゴ 『ラス・メニーナス(女官たち)』プラド美術館・マドリード・スペイン
巨大なキャンバスの前で誇らしげに絵筆を握っているのはベラスケス自身・鏡の中に写っている人物はフェリペ4世夫妻です。国王夫妻はこちら側から画中の人物を眺めているという構図ですね。初めて見た瞬間、王女マルガリータが可愛くて残り僅かだったフィルムカメラで思わずパチパチ撮影してしまいました。その日はレティロ公園以降の写真がありません。更に慌てて購入したフィルムはスライド用で現像代が高く付きました!笑 -
B2F 展示室51
427 ベラスケス・ディエーゴ『皇太子バルタザール・カルロス騎馬像』プラド美術館・マドリード・スペイン
★解説プレート★
父王フェリーぺ4世、母のイサベル王妃の騎馬像(ともにプラド美術館)と共に新装となった離宮ブエン・レティーロの「諸王国の間(サロン)」を飾った作品。皇太子は1629年の生まれで当時5、6歳。指揮棒をもち、軍総司令官の装いで緋色の帯を風になびかせる。比較的静的な構図が多いベラスケスの作品中、最もバロック的なダイナミズムにあふれた一枚である。 -
B2F 展示室52
432 ル・ブラン・シャルル『大法官セギエの肖像』ルーヴル美術館・パリ・フランス -
B2F 展示室52
434 リゴー・イアサント『ルイ14世の肖像』 ルーヴル美術館・パリ・フランス
★解説プレート★
リゴーは宮廷の肖像画家として名をなし、貴族や国王ルイ14世の肖像を数多く手がけた。尊大に胸を
張って立つ王の姿からは、絶対王権を確立し「朕はこ国家なり」と言い放った太陽王ルイ14世の威厳と品位が漂って来る。この作品では華麗なバロック的肖像画の伝統が踏襲されているが、それに留まらず、少なくとも洗練された優美さを備えている点で18世紀の典雅なロココ美術の始まりを告げてもいるのである。 -
B2F 展示室52
442 ヴァン・ダイク・アンソニー『狩猟場のチャールズ1世』ルーヴル美術館・パリ・フランス
若かりし頃、何の知識もない(さほど現在も変化無し)中でチャールズ1世よりも白馬に惹き付けられた作品です。 -
B2F 展示室53
446 リュベンス・ピーテル・パウル『三美神』プラド美術館・マドリード・スペイン -
B2F 展示室53
449 リュベンス・ピーテル・パウル「キリスト昇架」 アントウェルペン大聖堂・アントウェルペン・ベルギー
「フランダースの犬」の主人公ネロが見たかった絵の1枚として当時アニメを見ていた世代には有名です。リュベンス(ルーベンス)に憧れ、画家になりたいと願っていた貧しい少年ネロ。しかし不幸は続き、やっと観る事が出来た祭壇画の前で力尽き、愛犬パトラッシュと共に天国に召された物語でした。けっこう主題歌を気に入って口ずさんでました。 -
「キリスト昇架」扉の裏側です。祭壇画の表裏を見られるよう工夫されている素晴らしい展示です!
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「キリスト昇架」のもう一方の扉の裏側です。首が痛くなる程、見上げてしまいます。
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B2F 展示室54
453 カラヴァッジョ『バッカス』ウフィツィ美術館・フィレンツェ・イタリア -
B2F 展示室54
459 ムリーリョ・バルトロメ『無原罪の御宿り』
プラド美術館・マドリード・スペイン -
B2F 展示室55
461 カラヴァッジョ『女占い師』ルーヴル美術館・パリ・フランス -
B2F 展示室54 フェルメールギャラリー
413 フェルメール・ヤン「デルフトの小路」 アムステルダム国立美術館・アムステルダム・オランダ -
B2F 展示室54 フェルメールギャラリー
414 フェルメール・ヤン「デルフトの眺望」 マウリッツハイス美術館・ハーグ・オランダ -
B2F 展示室54 フェルメールギャラリー
463 フェルメール・ヤン『手紙を読む女』アムステルダム国立美術館・アムステルダム・オランダ -
B2F 展示室54 フェルメールギャラリー
464 フェルメール・ヤン『牛乳を注ぐ女』アムステルダム国立美術館・アムステルダム・オランダ
★解説プレート★
一般には35点とされるフェルメールの全作品の中で本作品は古くからフェルメール作として正確に伝えられてきた貴重な一枚である。テーブルの上のパン籠、パン、水差し、ミルク、ボールといった静物は、それらの表面にあたる光の反射が種々の絵の具を組み合わせて巧みに点描で描き出されており、それぞれの物体のもつ材質感が見事に表現されている。特に流れ落ちるミルクの描写は奇蹟とさえ呼べよう。 -
B2F 展示室54 フェルメールギャラリー
1060 フェルメール・ヤン『真珠の耳飾りの少女(青いターバンの少女)』マウリッツハイス美術館・ハーグ・オランダ
オリジナルに会いにフェルメール展に行きました。 -
B2F 展示室54 フェルメールギャラリー
1084 フェルメール・ヤン『ヴァージナルの前に立つ女」』ナショナル・ギャラリー・ロンドン・イギリス
2019年4月20日より公開が開始された日本未公開作品です。 -
B2F 展示室54 フェルメールギャラリー
1085 フェルメール・ヤン「ワイングラスを持つ娘」ヘルツォーク・ウルリヒ美術館・ドイツ -
B2F 展示室54 フェルメールギャラリー
25周年追加展示 フェルメール・ヤン「音楽の稽古」王室コレクション・ロンドン・イギリス -
B2F 展示室54 フェルメールギャラリー
★解説プレート★
フェルメールの室内画でもっとも多いのが音楽にかかわるテーマである。完璧な透視図法のもと我々の眼は豪華な緞帳、青い椅子、ヴィオラ・ダ・ガンバなどを越えてヴァージナルを弾く後ろ姿の女性に注がれる。その隣には師匠か恋人か、紳士風の男が彼女を見つめて立つ。女性はそれに応えるかのごとく、その上方の鏡に映った姿では男の方に顔を向けようとする。その奥にはイーゼルの脚も映り、画家の存在がほのめかされた。ヴァージナルの蓋にはラテン語で「音楽は歓びの友、悲しみの癒し」とあり恋のレッスンを授けられているのだろうか。実際には小さいが壮大に見えたこの空間において、右隅で輝く白磁のワイン壺が図らずも全画面の要をなしている。 -
B2F 展示室54 フェルメールギャラリー
1086 フェルメール・ヤン「地理学者」シュテーデル美術研究所・ドイツ -
B2F 展示室54 フェルメールギャラリー
25周年追加展示 フェルメール・ヤン『ヴァージナルの前に座る女』ナショナルギャラリー・ロンドン・イギリス -
B2F 展示室54 フェルメールギャラリー
★解説プレート★
ヴァージナルを弾きながら一瞬、我々の方を見つめる若い女性。妖艶さがただよい、秘密の扉を開けてしまったかのようだ。華やかな装いや真珠の首飾り、絵の構成の点でも対作品とされる「ヴァージナルの前に立つ女」(本館所蔵)を思わせる。ただ本作では、緞帳をひいて室内をほの暗くし、手前にヴィオラ・ダ・ガンバをおいて合奏をいざなう。背壁の絵は画家の義母が持っていたファン・バビューレンの「取り持ち女」で欲得ずくの愛を象徴する。それはこの女性の生き方か、それとも彼女への訓戒なのか判断は鑑賞者に委ねられよう。簡略なスタイルと流麗なタッチで描かれ、40歳の頃、晩年に向かう時代の円熟した一作である。 -
B2F 展示室55
466 ムリーリョ・バルトロメ「パイを食べる少年たち」アルテ・ピナコテーク・ミュンヘン・ドイツ -
B2F 展示室55
467 リベーラ・フセぺ・デ『えび足の少年』ルーヴル美術館・パリ・フランス -
B2F 展示室44
358 マイセス・クェンティン『両替商とその妻』ルーヴル美術館・パリ・フランス -
B3F 展示室26
232 「わが唯一の望み」(「一角獣を従えた貴婦人」より)クリュニー美術館(国立中世美術館)・パリ・フランス
6枚一組作品の一つです。タピスリーまで再現出来るのですね! -
B3F 展示室2
6 エル・グレコ「ドーニャ・マリア・デ・アラゴン学院の祭壇衝立画の復元」プラド美術館・マドリード・スペイン/ルーマニア国立美術館・ブカレスト・ルーマニア
中央の下段『受胎告知』・左「羊飼いの礼拝」・右『キリストの洗礼』・上段の中央『キリストの磔刑』・左『キリストの復活』・右『精霊降臨』 -
祭壇衝立画詳しい解説図です。
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B3F 展示室2
2 エル・グレコ『三位一体』プラド美術館・マドリード・スペイン
スペインで華やかなデビューを飾った作品郡の1枚だそうです。プラド美術館へ1990年に訪れた当時は枚数に限りのあるフィルムカメラでした。なんちゃってバックパッカー貧乏旅行でしたから撮影したのは『ゲルニカ』と『ラス・メニーナス(女官たち)』の2枚のみでした。2019年に再訪した時には残念ながら館内は撮影禁止になっていました。だからこそレプリカと言えどオリジナルと同サイズで撮影出来るのは嬉しいです。 -
B3F 展示室3
4 エル・グレコ「聖マウリティウスの殉教」エル・エスコリアル美術館・エル・エスコリアル・スペイン -
B3F 展示室3
5 エル・グレコ『オルガス伯爵の埋葬』サント・トメ聖堂・トレド・スペイン
トレドにあるグレコの作品の中で唯一写真撮影が出来なかった作品です。手前の少年はグレコの息子のホルヘ・マヌエルで彼のポケットのハンカチには「ドメニコ・テオトコプーロス」とグレコの本名が書かれているとプラド美術館とトレド観光で、お世話になった現地ガイドさんが教えてくれました。 -
文字通り「システィーナ礼拝堂」が原寸大そっくりそのまま存在しています!ヴァティカン市国に行った時、サンピエトロ寺院へは入りましたがシスティーナ礼拝堂は当時、修復工事中を理由に入れませんでした。擬似体験出来るのは嬉しいです。
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1つ1つ細かく眺めて行くと時間がいくらあっても足りません。
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デルフォイの巫女は地上でも展示され、大きさがわかります。ミケランジェロは見上げた時、自然に見えるよう計算して描いたそうです。
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天地創造の9つの物語の中でも有名な「アダムの創造」です。神が手を伸ばしてアダムに生命を吹き込もうとする瞬間が描かれています。
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中央には人間の形をした悪魔のヘビが木に巻き付きながらアダムとイブを誘惑する姿と禁断の果実を食べたアダムとイブが楽園を追放される姿が描かれています。
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B2Fから眺めると天井画が近くに見えます。足場を組んでいたとはいえ、辛い姿勢でミケランジェロもさぞかし苦労しただろうと思ってしまいました。笑
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ミケランジェロが4年の歳月をかけて制作した史上最大の天井画だそうです。旧約聖書「創世記」から「天地創造」「アダムとイブ」「ノアの物語」の場面と12人の預言者と巫女が囲むように描かれています。
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正面は1541年完成したミケランジェロ「最後の審判」です。天国へ登っていく者と地獄へ落される者が左右に振り分けられて描かれています。
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中央がイエス・キリスト、左側が聖母マリアです。周囲をキリストの使途達が囲んでいます。聖人が持っている抜け殻のような皮の顔はミケランジェロ自身だと言われているそうです。
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B3F 展示室1
米津玄師「Lemon」のジャケット画です。 -
「デルフォイの巫女」はミケランジェロが描いた女性像の中で最も美しく、太陽神アポロンの声を聞き人々に預言を伝えた巫女だそうです。実際の大きさが展示されています。
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B3F 展示室1
1 ミケランジェロ「システィーナ礼拝堂天井画および壁画」システィーナ礼拝堂・ヴァティカン
システィーナホールは大塚国際美術館の代名詞ともいえる環境展示です。B2Fからの眺めです。大塚国際美術館2回に分けてコンプリート達成!堪能しました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (1)
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- よしめさん 2024/04/03 21:33:12
- Re: こんばんは、よしめです。
- 3104ねえねえ様
コンプリートお疲れさまでした。現地で観た感動、そしてその時の思い出が、絵と密接に結びついていますね。今度のパリでも、美術館に行かれるのでしょうね?新たな感動を楽しみに、体力作りも頑張ってください。
よしめ
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