シニアトラベラー！淡路島・徳島満喫の旅⑪大塚国際美術館1010～1074

2024/03/10 - 2024/03/12

　以前私が大塚国際美術館に5時間も滞在したにも関わらず、1Fと2Fをコンプリート出来なかったとボヤいた事を覚えていた友人(仙台へ一緒に旅行した)がトラピックスのツアーに誘ってくれました。
　トラピックスは70周年の時にJAL機貸切スイス周遊ツアーで豪遊して以来、久しぶりの参加です。前回には行かなかった淡路島・かずら橋等を巡り、最終日は大塚国際美術館に3時間半も滞在し、目指していた全館コンプリートが叶いました。天候にも恵まれ、ゆったり出発のスケジュールで目一杯楽しんで来ました。
　まさか羽田空港が遠く感じる事になるなんて・・・。
　大塚国際美術館編は後半に旅行記番外編として記録に残す事にしました。興味のある方は合わせてご覧いただければ嬉しいです。
　これから旅行を予定されている方々への情報提供として少しでもお役に立てたり以前旅行なさった方々に現在の様子をお伝え出来たら幸いです。
　旅行編①から⑧・番外編大塚国際美術館は⑨～⑫まであります。
　よろしければ目を通してみて下さい。
①羽田空港～徳島阿波おどり空港
②あわじ花さじき～伊弉諾神社
③徳島『魚一番　新』～『スマイルホテル』
④阿波の土柱～うだつの町
⑤かずら橋～大歩危峡
⑥鳴門アオアオリゾートホテル前編
⑦鳴門アオアヲリゾートホテル後編
⑧大塚国際美術館・渦の道・ハレルヤスイーツキッチン・徳島阿波おどり空港・羽田空港
⑨大塚国際美術館1F　927～1009
⑩大塚国際美術館2F　822～924
⑪大塚国際美術館2F　1010～1074
⑫大塚国際美術館　抜粋

エリア 鳴門(徳島)

2022年、大塚国際美術館を訪問した時にコンプリートを目指し、約5時間滞在しても無理でした。前回諦めた1Fと2Fの作品を今回は思う存分に鑑賞して来ました！残った時間で新しい作品とも出会えて嬉しかったです。
『』はオリジナルを鑑賞した作品・「」は鑑賞していない作品です。今後、『』作品が増えて旅行記更新出来たらいいなと淡い期待を込めています。
尚、作品番号がとんだり、前後したりする箇所は全て2024.3.12大塚国際美術館にて配布されている展示作品リストを参考に展示室番号順に作成しているためです。更に自分的には耳慣れている「エゴン・シーレ」⇒【シーレ・エゴン】・「パブロ・ピカソ」⇒【ピカソ・パブロ】や「ルーベンス」⇒【リュベンス】等々、表記が異なる？部分も全て作品リストに準じて記録してあります。

キャラクターとのフォトスポットです。

2Fのテーマ展示エリアです。

テーマは【食卓の風景】です。

展示室97
1010　ムリーリョ・バルトロメ「カナの婚礼」バーミンガム大学バーバー美術研究所・バーミンガム・イギリス　〔イエスは最強の宴会サポーター〕

展示室97
1011　バウツ・ディルク「シモンの家での食事」ベルリン国立美術館・ベルリン・ドイツ　〔食事中に泣いて土下座の罪深き女〕

展示室97
1012　カラヴァッジョ『エマオの晩餐』ナショナル・ギャラリー・ロンドン・イギリス　〔復活したキリストにみんなビックリ〕

展示室97
1013　フアネス・フアン・デ『最後の晩餐』プラド美術館・マドリード・スペイン　〔白いお煎餅はキリストの聖なる身体　どんなお味がするのかな〕
解説ボードの上に吹き出しコメントが添えられています。

展示室97
1014　ル・ナン兄弟『農民の食事』ルーヴル美術館・パリ・フランス　〔パンやワインだけなんて！子どもや犬は我慢できません〕

展示室97
1015　スルバラン・フランシスコ・デ「聖ユーグの奇跡」セビーリャ美術館・セビーリャ・スペイン　〔修道院の食堂で起こった肉食をめぐる奇跡〕

展示室97
1016　モスタールト・ヤン「食卓の聖家族」ヴァルラフ＝リヒャルツ美術館・ケルン・ドイツ　〔家庭内のささやかな幸せ〕

展示室97
1017　ハルス・フランス「シント・ヨーリス自警団幹部の祝宴」フランス・ハルス美術館・ハールレム・オランダ　〔17世紀オランダのマッチョな男たちの食卓〕

展示室97
1018　ブリューゲル・ピーテル(父)「農民の祝宴」ウィーン美術史美術館・ウィーン・オーストリア　〔16世紀フランドルの農村のお祝いにご招待〕

展示室97
1019　ルノワール・オーギュスト「ボート遊びの人々の食事」フィリップス・コレクション・ワシントン・アメリカ　〔19世紀後半フランスの優雅なランチはいかが〕

展示室97
1020　ヨルダーンス・ヤーコブ「王様が飲む」ブリュッセル王立美術館・ブリュッセル・ベルギー　〔17世紀のフランドルのお下品などんちゃん騒ぎ　よいこの皆さんは、まねしないように〕

1021　ベラスケス・ディエーゴ「卵を料理する老女と少年」スコットランド国立美術館・エディンバラ・イギリス　〔若きベラスケスのほとばしる才能〕

展示室97
1022　ゴッホ・フィンセント・ファン「ジャガイモを食べる人々」ゴッホ美術館・アムステルダム・オランダ

展示室97
1023　マニャスコ・アレッサンドロ『ジプシーたちの食事』ウフィツィ美術館・フィレンツェ・イタリア　

展示室97
1024　ボナール・ピエール『食卓』テート・ギャラリー・ロンドン・イギリス

展示室97
1025　ゴーギャン・ポール『食事(バナナ)』オルセー美術館・ロンドン・イギリス　〔ゴッホのジャガイモ　ゴーギャンのバナナ　ボナールのお菓子　あなたなら何を食べる？〕

展示室97
1026　カラッチ・アンニーバレ「豆を食べる男」コロンナ美術館・ローマ・イタリア

テーマは【家族】です。

展示室98
1027　エル・グレコ「聖家族と聖アンナ」タベーラ病院・トレド・スペイン　〔優しい両親とおばあちゃん、まるで普通の家族みたい〕

展示室98
1028　ハルス・フランス『風景の中の家族』ナショナル・ギャラリー・ロンドン・イギリス　〔この時代の「家族」には、その家の使用人も含まれているんだよ〕

展示室98
1029　ヨルダーンス・ヤーコプ『画家の家族の肖像』エルミタージュ美術館・サンクトペテルブルク・ロシア　〔亡くなった姉妹も家族の集いに参加しているんだって〕

展示室98
1030　レンブラント・ファン・レイン「家族の肖像」ヘルツォーク・アントン・ウルリヒ美術館・ブラウンシュヴァイク・ドイツ　〔現代の家族の肖像写真にも通じるものがあるね〕

展示室98
1031　アルチンボルト・ジュゼッペ「皇帝マクシミリアン2世とその家族」ウィーン美術史美術館・ウィーン・オーストリア

展示室98
1032　ヴァン・ダイク・アンソニー「家族の肖像」デトロイト美術館・デトロイト・アメリカ　〔背後の像が不気味です〕

展示室98
1033　ル・ナン兄弟『祖母の家を訪れる家族』エルミタージュ美術館・サンクトペテルブルグ・ロシア　〔質素なのに神々しいのはなぜだろう〕

展示室98
1034　リュベンス・ピーテル・パウル『エレーヌ・フールマンと子供たち』ルーヴル美術館・パリ・フランス　〔もう一人、子どもを描き足そうとしてたらしいけど、どこかわかるかな〕

展示室98
1035　ホガース・ウィリアム『ストロード家の人々』テート・ギャラリー・ロンドン・イギリス　〔イタリア旅行をすることは名門の証だったんです〕

展示室98
1036　ロンギ・ピエトロ「貴族の家族」カ・レッツォーニコ・ヴェネチア・イタリア　〔みんな気取ってて、ちょっと滑稽だね〕

展示室98
1037　ゲインズバラ・トマス『ベイリー家の人々』テート・ギャラリー・ロンドン・イギリス　〔非の打ち所がない家族という感じ〕

展示室98
1038　マルティノー・ロバート『懐かしい我が家での最後の日』テート・ギャラリー・ロンドン・イギリス　〔賭事はほどほどにしておかなくちゃね〕

展示室98
1039　ヨルダーンス・ヤーコブ「老いは歌い、若きは奏でる」アントウェルペン王立美術館・アントウェルペン・ベルギー　〔子は親の鏡〕

展示室98
1040　バージル・フレデリック『家族の集い』オルセー美術館・パリ・フランス　〔視線はバラバラだけどブルーがうまく画質をまとめています〕

展示室98
1041　サージェント・ジョン・シンガー「ヴィッカーズ家の娘たち」グレーヴズ美術館・シェフィールド・イギリス　

展示室98
1042　レイセルベルヘ・テオ・ファン「果樹園の家族」クレラー＝ミュラー美術館・オッテルロー・オランダ　〔顔が隠れていると想像力が掻き立てられるね〕

テーマは【運命の女】です。

展示室99
1043　クーザン・ジャン『エヴァ・プリマ・パンドラ』ルーヴル美術館・パリ・フランス　〔壷の中には何が入っていると思う？どうして頭蓋骨もあるのかな〕

展示室99
1044　モロー・ギュスターヴ「まぼろし」モロー美術館・パリ・フランス　〔宙に浮かぶ切られた首に、睨まれるって、どんな気分かな〕

展示室99
1045　コリント・ロヴィス「サロメ」ライプツィヒ美術館・ライプツィヒ・ドイツ　〔生首の片目をぐいっと開くなんて怖くない？〕

展示室99
1046　ヨルダーンス・ヤーコプ「カンダウレス王の寝室のギュゲス」ストックホルム国立美術館・ストックホルム・スウェーデン　〔ちょっと　いったい誰が覗いているの〕

展示室99
1047　リュベンス・ピーテル・パウル『サムソンとデリラ』ナショナル・ギャラリー・ロンドン・イギリス　〔信じていた恋人に裏切られました。髪の秘密をばらされました〕

展示室99
1048　レンブラント・ファン・レイン『ダヴィデの手紙を持つバテシバ』ルーヴル美術館・パリ・フランス　〔夫を殺した男性を新しい夫とした女性の心の苦しみがわかりますか〕

展示室99
1049　アッローリ・クリストーファノ『ユーディット』ピッティ美術館・フィレンツェ・イタリア
〔弱い者いじめは、やめましょう　傲慢な人は結局は謙虚な人に負けますよ〕

展示室99
1050　クリムト・グスタフ『ユーディットⅠ』オーストリア美術館(ベルヴェデーレ宮殿)・ウィーン・オーストリア　〔美は剣よりも強し　美の力は暴力も打ち負かします〕

展示室99
1051　ジェンティレスキ・アルテミジア「ユーディット」デトロイト美術研究所・デトロイト・アメリカ　〔この英雄的な女性たちによって国は救われました〕

展示室99
1052　バーン＝ジョーンズ・エドワード「水底深く」フォッグ美術館・ケンブリッジ・アメリカ　〔人魚って実は結構怖いんです　海に引き釣り込みます〕

展示室99
1053　「ローレライ」シャック・ガレリー・ミュンヘン・ドイツ　〔船を沈没させるほどの美しい歌声って　いったいどんな声なんだろう〕

展示室99
1054　ウォーターハウス・ジョン・ウィリアム「海に毒を流すキルケ」南オーストラリア美術館・アデレード・オーストラリア　〔私って怖いんです　恋敵を魔法で怪物に変えてしまいます〕

展示室99
1055　シュトゥック・フランツ・フォン「罪」ノイエ・ピナコテーク・ミュンヘン・ドイツ　〔蛇に睨まれた私たちは誘惑されてしまいます〕

展示室99
1056　サンズ・フレデリック「モーガン・ル・フェイ」バーミンガム市立美術館・バーミンガム・イギリス　〔魔女が呪いをかけている真っ最中　手の動きの怪しさって　こんな感じ〕

展示室99
1058　セガンティーニ・ジョヴァンニ『悪しき母たち』オーストリア美術館(ベルヴェデーレ宮殿)・ウィーン・オーストリア　〔子どもに愛情を注がないと悪い母として枯れ木に縛りつけられますよ〕

展示室99
1059　クノップフ・フェルナン「愛撫」ブリュッセル王立美術館・ブリュッセル・ベルギー　〔スフィンクスに頬ずりされるのって気持ちいいのかしら〕

テーマは【レンブラントの自画像】です。

展示室100
1061　レンブラント・ファン・レイン『無帽の自画像』ルーヴル美術館・パリ・フランス　〔服の下には鎧の喉当て　兵士のつもりかな？〕

展示室100
1062　レンブラント・ファン・レイン『縁なし帽をかぶった自画像』ルーヴル美術館・パリ・フランス　〔ちょっと気取ったポーズと表情だよね〕

展示室100
1063　レンブラント・ファン・レイン「羽飾り帽をかぶった自画像」ベルリン国立美術館・ベルリン・ドイツ

展示室100
1064　レンブラント・ファン・レイン『サスキアを膝に抱く自画像』ドレスデン古典絵画館(アルテマイスター絵画館)・ドレスデン・ドイツ　〔新妻を自慢してるの　照れてるの〕

展示室100
1065　レンブラント・ファン・レイン『死んだゴイサギを掲げる自画像』ドレスデン古典絵画館(アルテマイスター絵画館)・ドレスデン・ドイツ　〔死んだ鳥は何の意味？〕

展示室100
1066　レンブラント・ファン・レイン「自画像」スコットランド国立美術館・エディンバラ・イギリス　〔画家と直に向き合っているみたい〕

展示室100
1067　レンブラント・ファン・レイン「腰に手を当てる自画像」ウィーン美術史美術館・ウィーン・オーストリア　〔堂々としてきたレンブラント〕

展示室100
1068　レンブラント・ファン・レイン『自画像』ナショナル・ギャラリー・ロンドン・イギリス　〔色といい筆触といい　まさに円熟の極地〕

展示室100
1069　レンブラント・ファン・レイン『カンヴァスに向かう自画像』ルーヴル美術館・パリ・フランス　〔私は画家ですという意外に珍しい作例〕

展示室100
1070　レンブラント・ファン・レイン「パレットを持つ自画像」ケンウッド・ハウス・ケンウッド・ロンドン・イギリス　〔2つの円は　いったい何〕

展示室100
1071　レンブラント・ファン・レイン「聖パウロに扮した自画像」アムステルダム国立美術館・アムステルダム・オランダ　〔別の人物に変身した自画像〕

展示室100
1072　レンブラント・ファン・レイン『自画像』ウフィツィ美術館・フィレンツェ・イタリア

展示室100
1073　レンブラント・ファン・レイン「ゼウシクスとしての自画像」ヴァルラフ・リヒャルツ美術館・ケルン・ドイツ　〔どうして笑っているの〕

展示室100
1074　レンブラント・ファン・レイン「自画像」マウリッツハイス美術館・ハーグ・オランダ　〔肌と髪とターバンの質感を描き分ける筆触の魔術！〕

展示室100
「レンブラントの自画像（模写）」マウリッツハイス美術館・ハーグ・オランダ
⑫に続きます。