2024/03/11 - 2024/03/11
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りこままさん
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青春18の旅。
神奈川から水戸へ。
メインは水戸城かなと思ってますが、梅もまだ残ってるので偕楽園とセットで見てきます
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まずは水戸駅から徒歩で弘道館へ。
水戸城三の丸にあります。
こちらは正門で重要文化財になってますが、ここからは入れず、入り口は横にあります。弘道館 名所・史跡
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水戸藩第九藩主、徳川斉昭(烈公)が建てた総合大学のような学舎。
外観は御殿のようですね。
最後の将軍、徳川慶喜が幼少期に学び、大政奉還後に謹慎生活をおくった場所だそうです。 -
中に入る前にぐるっと外を観ます。
が、ここで失敗。本来建物の右手側からぐるっと回る道があったようですが、逆にきてしまいました。逆時計回りが正解です。
逆回りがダメと言うわけではないのですが、下にゴザを敷いてくれてるのが逆周りになると足を引っ掛けやすくなるので注意が必要になります。 -
烈公梅
斉昭公は梅を数多く植樹していたとのこと。
春の魁として咲く梅は詩歌な題材になるのと、軍事や飢饉の時の非常食の意味もあったようです。 -
対試場。
武術の試験が行われた場所です。
縁側の長押に掲げられている扁額の文字は斉昭筆で「游於藝」(芸に遊ぶ)だそうです。
文武にこりかたまらず悠々と芸をきわめるという意味だそうです。 -
梅はもう終わりかけですが、遅咲きのものが残ってる感じですね。
今年は暖かいので早いようです。 -
辰年だからとガイドの方が教えてくださった臥龍梅
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中に入ります。
玄関入ると諸役会所。来館者控えの間。
長押中央の扁額は斉昭書の弘道館の文字だそうです。
大床の「尊攘」は藩医が書いたものらしいです。 -
畳のヘリが三つ葉葵なのがさすが水戸藩って感じがしました。
家康の子どもの頼房が初代藩主、その子供の二代藩主の光圀は水戸黄門。
斉昭の子供の慶喜が最後の将軍になります。
もうちょっと真面目に日本史受けておけば良かったなぁと城を見るようになってから感じます。 -
正席の間にある弘道館記碑拓本。
正席の間からは対試場を見ることができます。 -
十間畳廊下。
広い廊下が畳敷なのがすごいです。
ここで合宿とかできそうな広さがあります。 -
至善堂 御座の間
藩主の休息所で諸公子の勉学所
明治維新で将軍職を辞した徳川慶喜が恭順謹慎した場所だそうです。 -
長持。
徳川慶喜が使用していたものだと伝えられてるそうです。 -
雲龍水
消火用ポンプだそうです。
安政4年の銘があるとか。1857年。
水戸城は天守等残ってないので三之丸にある弘道館が現存する水戸城の一部と言えるのか、日本100名城スタンプは弘道館の入り口にありました。 -
大手門
三の丸と二の丸を結ぶ橋を渡ったところにあります。
発掘調査を行い復元されています。水戸城大手門 名所・史跡
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立派な門ですよね。
現在、二の丸には小学校や中学校が建っていて、通学で門を潜っていました。 -
練塀
瓦と粘土を交互に積み上げて作った塀だそうです。
波のようになってるのが火除けの意味もあるようです。 -
二の丸展示館には模型の展示もありました。
水戸城址(二の丸展示館) 名所・史跡
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二の丸角櫓も復元されてました。
水戸城二の丸角櫓 名所・史跡
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櫓の中には復元された大手門の大棟鬼瓦の展示などがありました。
弘道館の瓦もそうみたいですが、波とハートになってます。三つ葉葵が盛り上がるようになってます。 -
大手門軒丸瓦。
焼成前と焼成後。焼くと小さくなってるのがわかります。 -
櫓の鬼瓦も先ほど見た波とハート。屋根には鯱もありました。
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杉山門。
再生整備してあります。
学校通りみたいなところですが街並みが城下町風に造られててキレイです。 -
薬医門。
水戸第一高等学校の敷地内にありますが入れます。
旧水戸城の現存する唯一の建造物。
城外に移されていたものを移築したらしい。
本丸の表門で佐竹氏の時代のものと考えられているとのこと。旧水戸城薬医門 名所・史跡
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横から見るとこんな感じ。板蟇股が見えます。
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こちらの方が蟇股、装飾がよく見えるわ。
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駅に向かう途中で徳川頼房公像
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柵町坂下門。
高麗門形式の門です。 -
水戸駅からバスに乗って偕楽園にきました。
弘文亭表門入口のバス停で降りて表門から入ろうと思ったら運転手さんから門が閉まってると言われて偕楽園常磐神社前まで行ったけど、表門、開いてました。偕楽園 名所・史跡
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江南所無
江南地方にこれ以上の梅はないという意味でつけられた名前だそうです。 -
八重の濃いピンクでかわいい梅でした。
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これはとっても梅らしい梅だと。
約100種3000本の梅だそうで、種類はぜんぜん頭に入らずです。 -
木によっては見頃。全体的には終わってる時期でした。
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梅のエリアが陽、竹や杉などのエリアが陰となるので対比をお楽しみくださいと言われました。
竹林もキレイに整備されてて美しいです。 -
好文亭も観ます。
木造二層三階建の好文亭本体と木造平屋の奥御殿からできてる建物です
斉昭が詩歌や養老の会などを催してたらしいです。好文亭 名所・史跡
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奥御殿は藩主夫人と女中のエリアでしたね。
襖絵が素敵です。
すごい人でなんとなく流れながら見る感じでしたのでゆっくり観れず。
人の多さにも波があったので少しずらすとゆっくり見れそうですね。 -
庭の梅などを楽しむことができますね。
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藩主の間
床の間はなく、竹の柱の部屋です。 -
藩主の間の先は現在カフェになってて中でお茶などを楽しむことができます。
かつて斉昭が見た景色を観ながら休憩。
座った席から好文亭の文字が見えました。 -
ケーキセット
梅ゼリー -
升ティラミスとコーヒー
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三階部分に上がります。
滑車を使った配膳用昇降機がありました。 -
近くには囲炉裏も。
三階で食事やお茶を楽しんでいたことがわかりますね。 -
楽寿楼
斉昭が景色を楽しんだ場所ですね。 -
外側から見ると楽寿楼の扁額が。
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御殿の方角はこんな感じ。渡り廊下は太鼓橋のようになってます。
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良い眺めです。
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戸袋が視界を遮らない構造になってるので見える景色が広いです。
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二階部分は武者控室、武者隠しですね。
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一階には外から入る茶室もありました
何陋庵、かろうあん。 -
床柱は鹿児島県産のつつじの古木だとか。
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何陋庵に呼ばれるまで待っているための待合
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入り口には井戸も。
好文亭、楽しかったです。 -
好文亭中門。
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吐玉泉
以前はここから出る湧き水は飲むことができたそうですが、東日本大震災後に地下の水脈が変わってしまい飲めなくなったそうです。
泉が湧き出るところに大理石が置いてあり、4代目の石だそうです。吐玉泉 名所・史跡
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吐玉泉の向かいには太郎杉。
パワースポットですと好文亭の警備をしていたお兄さんが教えてくれました。 -
線路沿いの梅はまだ結構花が残ってました。
白とピンクが綺麗です。 -
ちょっと離れて好文亭。
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東門付近にもキレイに残ってる梅がありました。
偕楽園、屋台も出てて梅祭りもやってる期間なので賑わってました。 -
常磐神社に寄って行きます。
常磐神社 寺・神社・教会
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能舞台のある神社でした。
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中には雛飾りがあってかわいいですね。
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バス停までの途中で土塁跡を発見。東門のすぐ横です。
ちょっとわかりづらいですね。
バスに乗って水戸駅に戻ります。 -
水戸駅には水戸黄門、助さん、角さん像が。
実在した人物がモデルですが、学者さんで一緒に旅はしていないとか。
水戸を満喫した一日でした。水戸黄門像 名所・史跡
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