2023/10/02 - 2023/10/05
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MIUMIUさん
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2020年、コロナ禍に突入して以来、耐えること苦節4年、
やっと、ついに、日本脱出を決行しました。
その口火を切った先は、UK。
円安、現地の物価高、航空運賃の上昇など。。。
コロナ以前には想像出来なかった世界に踏み出すことになりました。
きっかけは、各国のエアライン運賃が高止まりしている中、たまたまエディハド航空の関空初就航便のチケットを格安で入手できた事。
UKは子供の頃から行きたい国No.1でしたが
何故か今まで訪れる事なく、満を持しての渡航となりました。
とは言え、老化現象が進みつつあり、それがどの程度影響するか…
と不安でもあり。。。
でも、どうしても行きたい!という気持ちは抑えられる訳もなく
マイペースと安全運転を信条に
ロンドン→オックスフォ-ド→コッツウォルズ→チェスター→ウェールズ→湖水地方→エジンバラ→ロンドンを巡る2週間、というルートの旅行を計画。
そして、準備万端で心弾ませて出発したのですが、旅は中断してしまったのでした…
ざっくりと説明しますと
ロンドンから順調にレンタカー移動し、4日目夕方にチェスター郊外のホテルに到着。 …と、ここで予想外のアクシデント発生!!
翌日は楽しみにしていた北ウェールズの古城群を訪ねることができる♪
とワクワクしていた矢先だったのに…
やむなく旅を中止せざるを得ない事態となり、
急遽手じまいしてヒースロー空港にUターン、ホテルに一泊し、翌日帰国。
こんなに辛い経験は初めてでした。
よって、本ブログは中途半端なまま、後味悪く…終わります(-_-)
が! この旅行の続きは、無事にリベンジ致します!
「 We shall return ! 」
==全日程==
2023年
◇10/2(月)
17:25発 関空 (エディハド航空831便)
↓
22:55着 アブダビ空港着
◇10/3(火)
2:05発 アブダビ空港発(エディハド航空388便)
↓
6:45着 ロンドンヒースロー空港着 レンタカー調達
【1】 ブレナム宮→オックスフォードのホテル ←◆ 今ここ!
【2】 オックスフォード市内観光
◇10/4(水)
【3】 バ-フォ-ド →
【4】 バイベリー →
【5】 ボートン・オン・ザ・ウォーター →
【6】 アッパー&ローワースローターズ→ドーバーズヒル→
【7】 チッピングカムデン
◇10/5(木)
【8】 チェスター観光(その1)
【9】 チェスター観光(その2)
◇10/6(金)
◆◆◆◆◆◆ 旅行中断 ◆◆◆◆◆◆
2024.8.10 EDIT
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エティハド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
【2023/10/2】晴れ
13時頃、神戸空港 [海上アクセスターミナル] に到着した。
神戸空港は今までにも何度か利用したが、ここからベイ・シャトルに乗るのは初めて。
広い屋外駐車場は、シャトルを利用して渡航し帰国するまで無料なのでオトクで便利。ベイ シャトル 乗り物
-
ターミナル内。
自動販売機やテーブル席もあるので軽く飲食もできる。 -
14時発に乗船します。
-
正面2台は券売機。それほど混まないので係の方が丁寧に対応してくれる。会員になれば顔パスも使えるらしい。
-
高速船ベィシャトル。
大阪湾をまっすぐ突っ切って進み、30分ほどで関空の桟橋に着く。
(今までは関空まで車で行き、関空近辺か関空内の駐車場に停めていた)
私は乗り物酔いしやすいので心配だったが、そんなに揺れは酷くなく大丈夫だった。 -
駐車場を無料で使う為に、ここで駐車券を処理する。
-
14時半頃に関空桟橋に到着。
待機していたバスに乗り、関空第一ターミナルには14:50頃に入る事が出来た。
コロナ前と変わらない賑やかな関空内を歩いていると
懐かしさと共に、次第にワクワク感がよみがえってくる。関西国際空港 空港
-
今回利用するエディハド航空は、この日から関空就航がスタート!という事で、それを祝うイベントをやっていた。
アブダビから関空に来る便が初就航で、これはアブダビへの帰りの便ということになる。 -
こんなものもあったけど、あまり目立ってはいなかったような~
-
この機体(EY831)に乗ります。
乗り継ぎのアブダビ空港までは10時間半。 -
恒例、搭乗前のマッサージ。
マッサージ機は4年前よりもかなり進化していて大満足。
コリをほぐしまくっていたらボーディングタイムとなり、いざ出陣! -
機内のヘッドレスト部分。
何となく機内も座席前の空間も狭いような…
最初は、気のせいか…と思いたかったけど、やはり本当に少し狭かった。 -
小さなチョコのサービスあり。
-
トランクに付けるタグも。
-
夫の一回目の食事。(なぜか写真が赤っぽくなってます)
ウィンナーが目立つけど、なんだったかな。
フルーツと激甘ババロア。 -
私の一回目の食事。
口にあわず殆ど食べられず… フルーツとパンをいただきました。 -
2回目の食事。メニューを選択できず2人ともコレだった。
やはりこれも食べられず…
珈琲、紅茶も初体験といえるほど独特の味…
夫はがんばり屋?なので7割ほどは食しておりましたが
完食されてる方もおられたようなので、これは好みの問題ですね。 -
バングラデシュからインド上空に入ったところかな。
-
予定通り23時頃、アブダビ空港に着陸。
アラビア文字を見ると ドバイ空港に着いた時のように
アラブに来たんだなぁ!と実感します。アブダビ国際空港 (AUH) 空港
-
次は、2:05発でロンドンに向かいます。
予定通り飛ぶようでよかった! -
出発まで3時間ほどあるので、初めてのアブダビ空港を少しだけウロついた。
が、眠気でボーッとしていたような… -
アラブらしいラクダの置物がどこにもズラ~リ。
-
ドバイ空港よりも小規模かな、と想像していたけど、そうでもなかった。
ドバイに負けないほど広くて立派な空港かも。 -
ボーディングスタートまで、この広いスペースで待つ事になっている。
ガラスで仕切られており、入る時にはチケットチェックとアトランダムに手荷物検査もあり、夫だけ手荷物検査をされた。
いったんここに入ると出るのは難しいようなので、乗り遅れ防止にもなるのかな。
この中にトイレもあるが、一人分しかない。 -
【10/3】午前1時頃、搭乗。
-
2時を少し過ぎてtake off!
ヒースロー空港まで7時間40分の空の旅、スタート。 -
やっぱり眠たいが、食事タイム。
さっきと同じような感じですね。 -
パンとボイル野菜を何とか口にした。
調理して下さった方には申し訳ない気持ちですが、仕方ありません…
そして、入眠。 -
-
フランス上空を通過し、もうすぐUK!
-
6:45 ロンドン ヒースロー空港に無事着陸。
ロンドン ヒースロー空港 (LHR) 空港
-
ターミナル4に到着。
ボーディングブリッジを通過するとこんな表示がある。 -
最近はパスポートにスタンプを押さなくなっていて
指定された場所に行けば押してくれるんですね。
私達としては、今までどおり押してほしい・・・! -
早朝なのでガラーーン
-
自動化ゲート(E-Gate)は、ICチップが内蔵されたパスポートを所持し、18歳以上、または12歳以上の子供で家族(18歳以上の大人)と同伴で旅行の場合利用できます。
-
空港を出たら、レンタカーのオフィスに直行。
今回は、Europe Carの車を予約している。 -
レンタカーオフィスには、バスで向かいます。
-
レンタカーオフィスに着いた。
-
オフィス内。
ここで思いのほか時間をとられた。
というのも、予約車両のアップグレードにしつこく勧誘され、挙句の果てに今の予約車は小さいのでスーツケースを乗せられないとかいろいろ言われた。確かに小さい車を予約しで多少の不安があったので、こちらも粘って、最低限の増額でベンツの新車にアップグレードすることで合意した。しかし、首を横にふるとどんどん値段がさがっていくのは、その時のセールス事情によるのだろうけど、昔の香港で買い物をしているようで、可笑しかった。 -
これが今回の車。
-
さまざまなチェックをし、車体のアチコチを撮影し、
常にグーグルマップを見る為のスマホをしっかりと設置し、
9時過ぎスタート!
今日はブレナム宮殿を見学して、オックスフォ-ドに向かいます。
最初はウィンザー城の見学を予定していたが、この日は見学できない事がわかったので、チャーチルの生家であるブレナム宮殿に変更しました。
ロンドンから北西へ90キロ、オックスフォ-ド郊外のウッドストックに位置する。
空港のバスロードに出て、M4に入る。インターチェンジでM25に入って、さらにM40に分岐する。そのまま直進しウルバ―ゴート・ラウンドアバウトで北方向のM44に入り直進すると、ウッドストックの街に入る手前に宮殿の入り口が見える。 -
約1時間強のドライブで着いた。
この道路は既にブレナム宮殿の敷地内!
石造りの門を通過し、延々と走る。バスだとその門から徒歩になるらしい。
かなり走り続けてもずっとこの景色・・・どんだけ広いんだ!
と調べたら、敷地4600ヘクタール(万)㎡とのこと。
これは東京ドームの173個分にあたり、想像ができない広さ。 -
11時半頃、やっと駐車場に着いた。
どこまでも続いているようなこんな草原が駐車場で、勿論ラインなどなし。
他の車を見習って適当に停めた。
・・・と、ここでちょっとしたアクシデント発生!ブレナム宮殿 城・宮殿
-
車を降りて数分歩いたところで、後方からいきなり警告音が鳴り始めたのだ!
ワケわからないまま慌てて走って車に戻り… を2回繰り返してしまった。 -
一件落着し、駐車場からブレナム宮殿までの先の見えない道を歩く。
他の観光客の後ろをついていきました。
敷地内にはミニSLが走っているが、遭遇しなかった。 -
宮殿の建物のほうに歩いていくと、ミニチュア鉄道の停車場があった。
これはブレナムパーク鉄道で、ウォールドガーデンとつながっている。
時間があれば乗ってみたかった。
ここが駐車場の出口っぽい。 -
駐車場出口を出て振り返ったところ。(牧場みたいですね)
ここからミニチュア鉄道に乗って広い宮殿の庭を見学出るようだ。 -
しばらく歩くと工事中の建物が見えてきた。これが今回入場できる東門。
(工事中なので、いつもとは変更になってるかも)
防御用の要塞として建てられた宮殿への入場ゲート。ユニオンジャックが掲げられる東門の上部には、第9代マールボロ公の碑文があるらしいが、見れなかった。
この手前にチケット売り場がある。 -
入場チケットは予約しておくほうが安心らしいけど、この日はほんの少し並んだだけですぐに買えた。
Palace, Park & Gardens £38、7000円ちょっと… たかっ!! -
入るときは工事中でよくわからなかったが、
入って振り返ってみるとどっしりとした豪華な門で、漆黒の門扉にはマールボロ家の紋章が輝いている。 -
ブレナム宮殿は、ウィンストン・チャーチルさんの生家として知られているが、私は今回の旅を計画するまで知りませんでした(;^^
眼光鋭い恰幅のいいお姿から、裕福な階級出身の頭のきれる人物だろうな~
くらいにしか思ってなかったわけです… -
進んでいくと立派な「時計塔」がある。
ウィンストン・チャーチル元首相の功績をひとことで言うと、
第二次世界大戦中にイギリスをヒットラーの侵攻から救った、という事ではないでしょうか。
ノーベル文学賞も授与されているし、偉大なる英雄として国民から尊敬され続けているんですね。 -
時計塔の上のほうをよく見ると、2頭のライオン像が向かい合っており
それぞれが鶏を襲っているらしい(よく見えなかった)
なんと、その鶏はフランスを表しているそうです…(-.-) -
この宮殿を建てたのは、ウィンストン・チャーチルの祖先、マールボロ初代公爵ジョン・チャーチル。
1704年のスペインの王位継承の戦いで連合軍を率いてフランス軍と戦い、
大勝利をおさめた功労をアン女王から讃えられ、
王室の狩猟場だった土地と建設費用がプレゼントされて建設したのが、この宮殿。
17年かけて1722年に完成。 代が変わるごとに少しずつ改造されている。
王族ではないのに「宮殿」と名がついている唯一の公爵大邸宅としても有名だそうです。
イギリスでは貴族の領地における本邸はカントリーハウスと呼ぶのですが、実は、ブレナム宮殿は、王室関係以外で唯一パレスを名乗ることを許された建物なんだそうで、アン王女とのかかわりの深さが伺える。
ブレナム宮殿は現在もマールバラ公爵スペンサー=チャーチル家所有の宮殿で、私邸として使用されているそうです。
そして、1987年に世界文化遺産に登録されています。 -
イギリス・バロック様式の華麗なつくりで、コリント式の列柱が重厚。
-
メインエントランスの両側には大砲が鎮座。
スペイン王位継承戦争で使用された大砲かも。 -
柱廊式メインエントランスを見上げると圧倒される。
-
メインエントランス脇の勝利記念品を表現した石像。
-
メインエントランス天井部分。
-
メインエントランス天井に巨大な「目」が6つ描かれている。
これは真ん中に描かれているひと際大きな目。
第9代公爵夫妻の目なんだとか。
入ってくる人達をしっかりチェックするぞ、ということですね。
フリーメイソンのプロビデンスの目を想起させる。 -
宮殿前の広場、グレートコート。
遠くに小さく見える尖塔は、高さ41mの「勝利の塔」
スペイン継承戦争で勝利を治めたことを記念する塔。
先端に初代マールバラ公爵の像がある。
戦いの場がドナウ川ほとりのブレナムという地だったことから、
完成したこの宮殿は「ブレナム宮殿」と呼ばれるようになった。 -
巨大な目のチェックを受けて入口を入ったら、
高さ20mもある「グレイトホール」と呼ばれる玄関ホール。
大広間かと思ったら、玄関ホールとは!
扉はオーク材で、鍵はポーランドにあるワルシャワ門を模して真鍮で造られている。 -
あまりにも高い天井。
アーチ型の窓が並び、彫像もズラリ。 -
高さ約20mある天井には天井画が描かれており、壁紙まで金箔が散りばめられラグジュアリーな雰囲気です。天井画は、初代マールバラ公爵がブレナムでの戦いの勝利を女神に報告している場面とか。
あまりにも高すぎて細かいとこまで見えない… -
壁面には歴代のマールバラ家の公爵や王族(多分)の肖像画が並んでいる。
-
200を超える部屋があるそうですが、全ては見学可能ではない。
現在の居住スペースも広いんでしょうね。 -
1874年、ウィンストン・チャーチルさん誕生の間。
グレートホールのすぐそばにある小さな部屋。 -
ベビーベッドの横にあるのは、ウィンストン・チャーチルが子供の頃の巻き毛とか。
-
記念すべき写真が多く展示されている。
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各国の著名人も数多く訪れているそうで、最近では大統領だったトランプ夫妻も。
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この絵は、もしかしたらウェストミンスター寺院?
ウィンストン・チャーチルは結婚式も葬儀もウェストミンスター寺院だった。 -
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多分チャーチルさんの愛猫? 急に親近感がわく。
彼はニャンと!猫好き?
数多くの猫と暮らしていたようですが、その中でも88歳の誕生日に贈られた茶トラのジョックに心を奪われ、
彼は死後、自宅を英国政府に寄付するかわりに、愛猫ジョックを永久に住まわせることを条件として提示したそうです。 -
廊下沿いにこのような食器棚がたくさん並んでいる。(多分ごく一部)
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大小様々な絵画が実に多い。
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歴代の公爵家の人々の肖像画でしょうか。
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戦士らしきミニチュア人形も。
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彫像も数えきれないほど置かれていて、美術館のよう!
最初気づかなかったが、このレッドカーペットが見学ルートを示している。 -
これは最近の公爵家族の写真のようです。
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ポーランド国王から贈られたマイセンの食器も。
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マイセンの伝統的な花柄のデザインですね。
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繊細なこの花柄を、昔、トールペイントで描いてみたのを思い出した。
余白とのバランスが絶妙! -
通称「緑の客間」
大きなシャンデリアは19世紀にヴェルサイユ宮殿から購入したもの。
代々の公爵の肖像画が飾られている。 -
緑の客間の天井。
品のあるモスグリーンで統一されている。 -
暖炉の上。
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「赤の客間」
ここも公爵家の栄華を表す肖像画や風景画がズラリ。 -
鮮やかな目の覚めるような赤い壁。
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「緑の書斎」
ブレナムの戦いを刺繍した大きなタペストリーがかけてある。 -
ここは、落ち着きのある深いグリーンの壁。
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素晴らしいタペストリーと絵画が所せましと飾られている。
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「ザ・サロン」
ゲストを迎える為の大広間で、現在も来賓用のダイニングルームとして使われているそうだ。
よく見ると、芸術的なだまし絵ばかり!
人物が飛び出して見えたり、窓越しに空や風景が見えているかのように描かれている。 -
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後方の凝った装飾の銀製品はこのサロンの象徴的なものらしい。
料理を入れる器かな? -
入口上部。初代公爵の紋章と黒い双頭の鷲が合体している!
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ゲストを圧倒させる為の重厚で豪華な装飾ですね。
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テーブルはビクトリア王朝時代のもので、今も使用されている。
最大40人が食事することができるとはビックリ。
(ダウントンアビーのディナー場面を思い出す…が、こっちの方が大規模) -
「第一ステートルーム」
大広間の続きにある。ステートルームとは、大邸宅の客間という意味だそうです。
3つあるステートルームには、美しい装飾や肖像画の部屋、来客用の寝室がある。 -
ここにも壁一面に大きなタペストリー。
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著名人からの手紙かな。
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「第二ステートルーム」
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凝ったつくりの銀食器。ステートルームで客人に使用していたのかな。
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ブレナム宮殿は、多くの有名な映画の撮影も行われている。
007、ハリーポッター、シンデレラなど…
この映画(ネットフリックスで見た事あるけどが題名忘れた)も、この部屋で撮影されたということですね。 -
「第三ステートルーム」
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「ロングライブラリー」つまり長方形の大図書館。全長56m、高さ10m。約1万冊の蔵書があり、公爵家の肖像画や写真、スペンサー家の一員である故ダイアナ妃の写真も飾られている。
イングランドで2番目に長ーい部屋だそうです。一番目はどこなんだろう。 -
ロングライブラリーの突き当りには、アン女王の石像。
ジョン・チャーチル初代公爵にこの土地と建築資金をプレゼントした女王様。 -
ロングライブラリーの天井。
グレートホールと同じような窓が並んでいるのでとても明るい。 -
暖炉。
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宮殿の正面の模型。
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図書室のもう一方の突き当りにあるパイプオルガン。
これはヨーロッパ内で個人が所有する最大規模の大きさなんだそう。オルガンの下にある小さな入り口を抜けると、その先は礼拝堂になっている少し不思議な造りになっており、ここは礼拝堂も兼ねているのかな。 -
オルガンの上部。本格的な立派なパイプオルガンだなぁ!
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鍵盤部分の蓋や周囲もマホガニー調で美しい。
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実際に使用されていた電話。
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この辺りからはウィンストン・チャーチルに関する常設展示場になる。
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使用されていたデスク。
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設計図など。
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ここで洗礼を受けたのかな。
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ちょっと変わった階段が気になったので撮影。
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上のレリーフの解説。
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だまし絵のような額、面白い。
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中央の女性は、ウィンストン・チャーチルの愛妻、クレメンタインさんですね。
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第二次世界大戦関連の展示も。
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チャーチルさんと夫のツーショット。(今にも動き出しそうなよくできた蝋人形)
ここで写真撮ってる人多い。 -
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チャーチルさんの描いた絵のようです。
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リラックスする為の部屋ということですね。
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南国の雰囲気がお好きだったようで。
あ、この壁の絵はチャーチルさんが描かれたのかな…
としたら、多才ですね。 -
色んな部屋を見学できて楽しめました、
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外へ出ると、晴れてて気持ちいい。
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レストラン、カフェ、土産物ショップもあるが、行かなかった。
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家畜小屋もあった。
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馬具置き場。
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次はいよいよ庭園へ。
17年かけて完成したイングランドで最も広大な庭園。東京ドーム173個分とか! -
庭園の入口を入っていくと…
-
ラベンダーの咲く小径が続いていて、ゆるやかに下っていくと…
-
こんな景色が広がってくる。
「ウォーターテラス」と呼ばれる宮殿の西側に広がるフランス式庭園だ。
この日このウォーターテラス付近だけを見学したが、
全て見て回るには一日かかるほどの広大さだという。 -
ブレナム宮殿の庭園が特別視されるのは、18世紀においてイングリッシュガーデンの様式のパイオニア的な存在だったからだそうです。
それまでは土地をはっきり区切った整形庭園が主流でしたが、ブレナム宮殿には自然のあるがままを取り入れた風景式庭園が取り入れられ。これが後のイングリッシュガーデンの基礎となったといわれている。
基本的には自然を大切にしたロマン主義的なイギリス式庭園。
何世紀にも渡り改造を繰り返し、1920年代に今の姿になり、ブレナム宮殿の庭園は「自然主義のヴェルサイユ」と評されるまでになった。 -
池に宮殿や雲が映り込んでとても美しく、見とれてしまう。
-
クィーン・プール(レイク)と呼ばれる湖は、18世紀に川をせき止めて造られた。
宮殿をぐるりと取り囲んでいる。
この池には趣のある人工の島や、カモなどの水鳥も多く生息しているそうです。 -
ここから眺める宮殿は、正面から見るのとはまた違う美しさ!
重厚というより壮麗な雰囲気かな。 -
赤いパラソルはレストランのテラス席。気持ちよくのんびりと食事ができそう!
掃除や手入れがぬかりなく完璧なのも印象的。
(高めの入場料や土産物販売などの収入できちんと管理されているのだろう…と勝手に納得) -
建物のファサードの装飾にカリアティードが使われている。
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そういえば、若き日のウィンストン・チャーチルさんは、この庭園内の神殿のような東屋で、愛するクレメンティーさんにプロポーズしたのだそうで、その建物は保存されています。
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段々の噴水(シャンパンタワーのような)が並んでいて、水音が涼やかに響いている。
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ポールの先端にある天使の像。
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壁面には多くの人物の彫刻がある。カリアティードを模した装飾。
-
-
スフィンクスの体はユニコーン、顔は女性の像。
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2体が向かい合っている。
(なんだか狛犬みたい) -
宮殿前からクィーンプールに向かってなだらかに下るつくり。
他には小川や小さな滝があったり、バロック様式のヴァンブラ橋という石橋(内部に部屋がある)が架かっていたりするとか!
18世紀に流行った均整のとれた美しい風景式庭園が広がっているんですね。
あーーー見たかったなぁ!
また、広大なローズガーデン、蝶の飼育ハウス、大きなチェスセット、フィールドアスレチック、そして、プレジャーガーデンという生垣で造られた欧州最大の巨大迷路もあるとか!
遊園地も兼ねているということか。。。
そーそ、ハリーポッター「不死鳥の騎士団」の撮影で使用された、幹に大きな穴のあるぐにゃりと曲がった木もあるそうです。
見どころ満載過ぎますね! 網羅するにはまる一日かかるんじゃないかな? -
最後にもう一度グレートコートから勝利の塔を眺める。
芝生でピクニックを楽しんでいるような人達もいて、のどかな雰囲気。
そしてここからは見えないが、敷地内の端のほうには教会もあり、ウィンストン・チャーチルさんの墓地があるという。
本来なら殆どの著名人はウェストミンスター寺院の霊廟に葬られるそうですが
この地に埋葬するよう強く希望していたそうです。
ブレナム宮殿は桁外れに広大で、壮麗な宮殿と庭園には驚きましたが、
いかにウィンストン・チャーチル元首相が国民から尊敬され続けているか、
いかにこの地を終生心のより所にしていたか、がわかったような気がしました。
また、強面ながら(失礼)奥様を死ぬまで大切にしていた心優しい人だったんですね。 -
ブレナム宮殿をあとにして、一路オックスフォ-ドに向かう。
-
14:15、30分ほどでオックスフォ-ド郊外の住宅街にあるホテルに到着。
観光客は、オックスフォードの市街地には駐車場がないため、市街地の入口に何ヶ所か設けられた駐車場に置いてからバスで市内に入らなけばならない。
今回は、市街地のホテルを予約したので、ホテルの駐車場に車を置くことができた。 -
ルモント・オックスフォ-ド・ホテル、に1泊する。
-
建物の敷地内、部屋の前あたりに駐車することができた。
南北2戸で1棟の住宅を1件のホテルに改造したもので、北側の建物に受付がある。
私達の部屋はこの左(南)側建物1階のR窓のある部屋でした。 -
南側建物の玄関ドアを入ったら廊下があり、この右側のドアを入るとすぐに部屋。
-
内側から南側建物の玄関入口ドアを見たところ。
-
明るい中庭。南北2戸の住宅の庭を合体してあるので広い。
-
二階建てのフツウの大きめの民家に見えます。
-
部屋はまぁまぁの広さかな。清潔感あってよかった。
-
広めのバスタブがある。
-
洗面所、バス、トイレ一体の水回り。棚も広くて使いやすい。
-
気持ちよさそうなベッドを見ると、少し休みたいなぁ…と思ってしまったけど
いやいやまだ我々には使命がある!
オックスフォ-ドの街歩きをするのだ! と、ひと段落したら出発しました。
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