2023/10/24 - 2023/10/24
1422位(同エリア3722件中)
おくさん
10/24(火) 長崎のドミトリー カサブランカ
7時過ぎたので1階に降りていってトーストを食べましょう。冷蔵庫に昨日はあったマーマレードが無くなっている。代わりにイチゴジャムの新品が入ってたな。マーマレードが好きなんだけど。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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トーストを食べながら明日の東京上陸作戦を練ります。今までは成田のウェイティングエリアがお気に入りだったが、コロナで廃止になったので快適に成田で泊まる手だてがなくなった。来るときに寝た第三ターミナルもイマ3くらいだったしなー、成田で寝るのは嫌だな。とすると上野の安宿を探すか。
成田到着が16:25 なので、飛行機が着く第三ターミナルで荷物をピックアップしてから時間を掛けて荷物の詰め替え。電車が出る第二に移動して京成電車で上野行きに乗るまでには1時間は必要だろう。時間的には17:23,17:39,18:01 と、この辺りのどれかだろう。18時半に上野に着ければ泊まるにしてもまずまずだ。まぁ後で考えることにしましょう。それより今日の観光だ。 -
9時出発。まずはオランダ坂を目指します。オランダ坂は昨日うろちょろしたすぐ側だった。まぁ有名と言っても坂があるだけなのでこんなもんか。日本三大がっかりは札幌時計台、高知のはりまや橋、そして長崎オランダ坂のみっつ。時計台は過去に二回訪れていて、はりまや橋は昨年行きました。残るひとつがこれ長崎オランダ坂。これで日本三大ガッカリ制覇致しました。って、ちっとも嬉しくありませんが。w
でも、他のふたつはガッカリ度が強いのでランキングに入れても良いとして、札幌時計台は歴史もあるしガッカリに入れなくても良いんじゃないのかね?不名誉な称号からは外してあげて、代わりに伊勢の夫婦岩を入れてやるのはどうでしょう?あそこは実際に行ってみたら写真とは違ってしょぼくて相当なガッカリを感じました。伊勢の人怒る?
坂の途中には活水女子大学と言うのがあって、どうやら歴史有る学校らしい。オランダ坂ばかりに目がいってしまうが、こういう隠れた名所(名所か?)があるのを見つけるのも現地に来てならではだ。 -
オランダ坂終点には東山手十二番館と言うのがあって、無料なものは入るようにしています。朝も早いし観光客は誰もいないだろうと思って入ったが、なぜか欧米人ばかりが何人も見学してるので、どうやらこの建物の住人だった国の人達らしいと想像した。
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次に目指すのはグラバー園。長崎の町は道が入り組でいるので面倒そうだなーと思ってたけど、グラバー園はオランダ坂から道路標識が続いていて何も考えなくても行けました。途中の道筋には昔からあったであろう由緒ありそうな建物が点在していたので、それらを横目で見るのも楽しい。おまけに海星学園まであったので儲けた気になった。海星ってこんな所にあったのか。
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地図で見ていた無料の斜行エレベーターと垂直エレベーターを乗り継いでグラバー園へ行くことが出来る。案ずるより産むが易しでした。
斜行エレベーターは降り口が5つもあって観光客のためであると同時に住民の足になっているのが分かりました。一番てっぺんで降りると今度は垂直エレベーターに乗って、降りた所がグラバー園。みんな無料でありがたいこってす。相当な坂なのに苦労することなくグラバー園に到着。 -
入園料620円なり。シニア割引きがあるかと料金表をじっくり見てしまいましたがないわ。シニア割引、欧州には普通にあるのに日本には滅多にありませんな。スペインのソフィア美術館なんて外国人問わず65歳以上は無料で、しかも年齢を言うだけでパスポートも見ずに「ムイビエン」と言って無料の切符を貰えましたからね。日本も見習って欲しい。
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入り口で無料の記念撮影チケットを配ってました。無料のものは取り合えず試したいのでチケットを握りしめて期待しながらグラバー園の中を徘徊しました。その撮影場所は写真で何度も見たグラバー園のハイライトの場所でした。なるほどね、撮るならここだよね。並ぶならいいやと思ってたけど私の前には欧米の旦那が一人撮ってもらってただけなので私もお願いしました。ミニ新聞の中に白黒で小さな写真を挟んだもので、これが無料でした。
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こんな感じです(私は合成です)。
だがそれは呼び水で、本当は大きなカラー写真を買ってもらいたいらしい。欧米の旦那は言われるままに買ってましたが、私は無料の写真以外はいりませんがな。観光地で良くある、既に綺麗に出来上がった大きいカラー写真を見せて「買え買え」と迫ってきますが野宿までする節約観光者の私には無駄な足掻きですよ。千円だそうです。みんなカメラ片手に観光してるのに、千円出す人そんなにいなかろう。
グラバー園最大のスポットなので、ここでは誰かにシャッター頼みたいなとキョロキョロしていると、どっかのご婦人と目が合いました。あちらもシャッター係を捜していたのでお互いに押しっこができました。日本人かと思ったら外国の人でした。台湾だったかな?車いすのお婆さんを伴っての親孝行の最中らしい。 -
グラバー園の出口から出たところが大浦天主堂前でした。良くできてますな。どうやらこっちが本来の入り口になるようです。
お昼の時間だし天主堂に入る前にチャンポンでも食べようかと思ってた所、目の前に休めの食堂があったので渡りに船と入っていくと、お土産コーナーはやってるけど食堂コーナーは定休日とのこと。まぁ仕方ありませんな、他を探しましょう。 -
でもこのお土産ルートには適当な店がなくて、近くのホテルのレストランはチャンポンが1500円もするのでヒェ~と悲鳴が上がりました(嘘)。お土産屋さんの女性に安い店を教わって歩くことしばし、やっと見つけたその店も定休日でした。結局、昨日食べたジモティー御用達のレストラン前までやって来てしまった。同じ店も芸がないなーと思ってると、隣りに渡りに船のチャンポン屋がありました。
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二階が店で入っていくと時間的なこともあり大層賑わってますが、すぐに通されました。ここはもうチャンポンの一択しかありません。高級なのは1200円もするので普通のにしましたが、それでも950円もしました。チャンポンって高いのな。
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また延々と歩いて大浦天主堂前まで戻ると、天主堂前の安いチャンポン屋はマリア館といって、大浦教会の地下で経営してるようだと分かった。それで安かったのかと納得。ここんちのチャンポンは800円と今まで見たどこよりも安かった。ここで食べたかったよ。
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隣にあった同じ名前の大浦教会ですが、どうやら古い方の教会は博物館ぽくなっているので普段の教会活動は新しい方の教会になったと推察できました。
そりゃぁ国宝(だったかな?)になった教会で普通にミサはたてらんないよね。と言うことで新しい大浦教会の中にも入ってみました。でも残念ながらここにスタンプはなかった。 -
それにしても、グラバー園から大浦天主堂と、この長崎の名所は数珠繋ぎだったのかと意外すぎる事実に驚いた。きっと最初は二つは名所でもなんでもなくて、グラバーさんはきっと大浦天主堂が近いから家を建てたんじゃないのかな?想像で。その後、あとから後から土産屋やレストランが押し寄せてきて今の名所になったんだろう。これも想像で。
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さすが長崎観光のハイライトゾーンなので、修学旅行の団体が至る所にいます。右にいるのはバスガイドさんでしょうか「こっちの生徒はやかましくて嫌になっちゃ」「うんうん、うちとこも同じだよー」とかこぼし合ってるのでしょうか?
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大浦天主堂は教会の癖して入場料取るのかよと思ったが、維持するのに金が掛かるんだろなと嫌々納得する。大枚千円を払ってお参りさせて貰いました(シニア割引き無し)。京都の拝観料が高いなんて言えなくなったな。
堂内は撮影禁止だったので、外に出た玄関先から中を撮してみました。
ここからなら良いんじゃろ。 -
世界の宗教史上、類を見ない200数十年の間、宗教指導者なしで信仰が繋がれた奇跡を発見した聖堂ですよ。身震いしそうですがな。明治のはじめ、教会ができたと耳にして訪ねてきた潜伏キリシタンが発見され、世界では東洋の奇跡と驚愕されたそうです。その後、後から後から潜伏キリシタンが信仰を表明して明治政府が一網打尽にしたそうです。何百人の人が殺されたことでしょう。あの牢屋の窄教会の悲劇もこの時代でした。キリシタン弾圧は明治6年に外国からの非難でやっとおとがめなしになったけど、外国の圧力がなかったら一体いつまで弾圧が続いたんでしょう?ひどい時代だね。恥を知れ明治政府。
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大枚千円を払って(また言ってる)んだから見られる物は全て見ます。
同じ敷地内には博物館があったので、こちらも勿論見ます。
やっぱりここでもメインとなるのは潜伏キリシタン迫害の歴史でしたね。
長崎って異国情緒な雰囲気で、坂本龍馬やグラバー園なんかの華やかな所にスポットが当たってますが、実際はキリシタン迫害の方がずっと強烈な印象でした。 -
さてさてこれで長崎の旅はお仕舞いです。宿に戻ってwi-fiがある内に明日の身の振り方を考えないといけません。明日の飛行機で成田にひとっ飛びですが、帰りも成田の待合室で一晩過ごすのは気が進まないので京成上野すぐ側のカプセルホテルに宿を予約しました。Smart Stay SHIZUKA上野駅前、初のカプセルホテルです。穴蔵カプセルなのに4,255円、税425円で合計4,680円とカプセルってもっと安いのかと想像してた。まぁ上野駅前なのでこんなもんか。なぜか予約に利用したbookingcomが281円負担してくれるそうで支払いが4,399円になりました。意味不明だが安い分には深く考えないことにしています。予約してから下段ベッドが良いとメールしたら少ししたらOKが来たのでこれで安心。ここんちの良いところは次ぐ日のチェックアウト後に荷物を預けて国立博物館巡りが出来そうなので、これも楽しみ。
宿には歯ブラシ、タオルに絵はがきが置いてありました。どれも百円。
絵はがきは書いておくとクリスマスに届くように投函してくれるとか何とかのサービスだそうです。
耳栓は無料らしい。 -
欧米の兄ちゃんがいたので話しかけてみました。こちらは簡単な英語だけだよと言ったら、兄ちゃんは「日本語ベリーリトル」と笑わせてくれた。兄ちゃんは今晩泊まるのかと思ったが、でっかいバックパックを出してきて、これから広島に行くそうだ。個包装された文明堂のカステラをひとつくれた。ちょっとだけしか話さなかったのにフレンドリーな奴だな。話しかけられたのがよっぽど嬉しかったのかも知れない。多くの日本人はシャイだからね。
次は欧米の女の子がチェックインに来たので、誰も係がいないので私が一通り教えたる。この子は2階のレディースルームだった。次にやって来たのは親子の三人組。この人達にも同じようにガイドして上げました。40代ほどの息子と両親は80代に見えるが5階のペントハウスらしい。気の毒~、エレベーターが無いんだよ。後から娘がやってくるそうだから4人でフロア全部を使えるらしい。その後、男性がセブンに買い物に行って、大荷物を抱えて帰ってきました。老夫婦に5階の階段往復は辛すぎるので、この人が運搬係をやってるようだ。 -
愛想の良い外国女子がやってきたので、セブンで買って来てここで食べられるよと教えたけど、近くの中華街でディナーだそうで出ていった。まぁ普通の観光客はそうだよね。戻って来たときもニコニコと手を振ってくれて愛想抜群だった。
自分の隣の部屋にはソロの年配男性が入ってきたが、良い人そうなので後で話しかけてみよう。ドミトリーの良いところはこのようにすぐ仲良くなれる所と思います。貧乏旅行者同士は親近感強めです。 -
団らんスペースでのんびり日記を書いていたら、初日にお世話になったボランティアのご婦人がやって来たので洗濯機の使い方を教わりました。明日は長崎を離れるので一通り洗濯を済まして置きたかったので。丁寧に教えてくれて隣の乾燥機の使い方も教わりました。縦型の洗濯機初めて使いました。
本日の歩数 14,614歩
長崎五島の旅22へ続く
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