遅延・運休・欠航 揃い踏み★クラブツーリズム個人では行きにくい秋の東北紅葉周遊３日間〈代替え観光；三内丸山遺跡～ワ・ラッセ〉

2023/11/18 - 2023/11/18

3日目は前日から危惧されていた八甲田山ロープウェイが強風の為に運休となり、旅程が大きく変更される事となりました。既に前日のうちにツアー一行には運休の可能性が高いと知らされており、むしろ代替え観光場所が何処になるのかミステリーツアー状態だったのです。

更に三沢空港でカレーを食べるのを楽しみにして、ランチを控えたPHOには辛い知らせが待っていました(-_-;)

エリア 青森市内(青森)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 2.5

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 観光バス 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

ダイワロイネットホテル八戸
部屋は普通の狭さでも、ベッド幅が広くて余裕(*^^*)
いや、その分、広いのか

ダイワロイネットホテル八戸 宿・ホテル

味噌貝焼き
名物ですが、味良く判らず

一番印象に残ったのはこれ、ます寿司です。
てか、この印象が強過ぎて、いつものように食べた物の写真を撮り損ねました

リオのカーニバルを彷彿とさせる八戸三社まつりの山車

ダイワロイネットホテル八戸
正面玄関ですが、フロントは2階でした

三内丸山遺跡にやって来ました
https://sannaimaruyama.pref.aomori.jp/
この地に遺跡が存在することは江戸時代から既に知られていましたが、本格的な調査は新しい県営野球場を建設する事前調査として平成4(1992)年から行われました。その結果、縄文時代前期～中期(紀元前約3,900～2,200年 現在から約5,900～4,200年前)の大規模な集落跡が見つかり、平成6(1994)年には直径約1ｍの栗の柱が6本も発見されて大型建物の跡とも考えられました。 これを受け同年、県では既に着工していた野球場建設を中止し、遺跡の保存を決定したのです

特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡

お洒落な美術館のような縄文自遊館
此処にさんまるミュージアム(常設展示)や縄文シアター、ミュージアムショップなどが在ります

祝・世界遺産登録2周年?
令和3(2021)年7月に「北海道・北東北の縄文遺跡群」として世界文化遺産に登録されました。
マスコットキャラクターは「さんまる」です(#^^#)

10時45分に到着して約1時間強の自由時間を貰ったので、即このガイドツアーに参加する事を決めて並びました

ガイドさんに連れられて外へ出て、一番最初に目が行ったのが、これ。
道路に沿って並んでるんだけど、直径4ｍの環状配石墓の保存状態だと思います

広いです。が、見えてるのはまだまだ一部。
遺跡の規模は全体で約42ha在ります｡ これは東京ドーム約9個分の大きさです

大型竪穴建物
三内丸山では幅10ｍ以上の大型竪穴建物跡がいくつも出土しています。その中でも最大なものは長さ32ｍ、幅10ｍのもので、これが復元されています

当時としては凄くシッカリした作りなのに驚かされます

子供の墓
子供は亡くなると土器に入れられて埋葬されました。これまでに800基以上見つかっているそうです

大型掘立柱建物(復元)
大型掘立柱建物跡をもとに、高さ14.7ｍの建物として復元されたものです。
用途としては神殿、物見やぐら、モニュメントなどの説が唱えられています。
三内丸山遺跡のシンボル的存在と言えるかな

復元住居跡などと道を挟んで反対側に、これまた並ぶ円盤状の盛り土。やっぱり大人のお墓のようです

大型掘立柱建物跡
これを基に建てられたのが

これ！

何、このドーム？凄い違和感の有る存在ですが

盛り土の断面の保存状態を見て歩きます。
竪穴建物や大きな柱穴などを掘った時の残土、排土や灰、焼けた土、土器・石器などの生活廃棄物を捨て、それが何度も繰り返される事によって周囲より高くなり、最終的には小山のようになりました。土砂が水平に堆積しているので、整地されていたと考えられます。中から大量の土器・石器の他に、土偶やヒスイ、小型土器などまつりに関係する遺物がたくさん出土しています

さんまるミュージアム
発掘された実物が保存ケースの中に展示されています。一番手前は柱の一部

土偶
吉野ケ里遺跡より5000年も古いとされているから、立体的じゃないし国宝級の土偶よりずっとシンプル

何だか今時のカフェのようなディスプレイ。
此処でもっと時間を取りたかったんですけどね

青森県観光物産館アスパム
https://www.aomori-kanko.or.jp/aspam/
バスを下車しての自由散策の時間となりました。添乗員さんは「勝手丼」を食べに行くツアーメンバーを案内して行きましたが、海鮮丼を食べる気がしなかったPHOは個人行動

青森県観光物産館アスパム 名所・史跡

食べるしかない！
お客さんが居ない時、大抵一番乗りはPHOなのですｗ

身の膨らみが違うでしょ、プリップリでした

串もち
こういうの見かけるとつい買いたくなっちゃいます。まして売り子が割烹着姿のおばあちゃんなら間違い無く

じゅね(えごま)、いただきます！

アスパム展望台
地上51m部分の13階展望台は青森港、青森市街を眼下に、快晴なら北海道まで眺望出来る有料施設ですが、三内丸山遺跡、後から行くワ・ラッセとともに乗らなかった八甲田山ロープウェイの代金を充当してるので、追加の支出は無し

ステンドグラスの説明
丁度、上の写真の3枚です

青森港
黄色い船体は八甲田丸です

青森市内

ロープウェイ運休中の八甲田連峰方向ですが、見えてない★

と、館内で夕べ一緒にカラオケに行った(八戸みろく横丁の後)Aさんとまたまたバッタリ。以降、バスに戻るまで2人で歩き回りました

さっき行列の出来ていたアップルパイ専門店Sweets Factory pampam、人が途切れたので

お買い上げ♪

ねぶたの家ワ・ラッセ
https://www.nebuta.jp/warasse/
この頃、一番雨が降っていたので赤い外観の写真を撮り損ねました。

お出迎えは判りやすい勧進帳の弁慶のねぶた

ねぶたの家 ワ ラッセ 美術館・博物館

第42回全国小・中学生ねぶた下絵コンクール小学生部門最優秀賞作品 「帝釈天と月の兎」画by木浦優希　製作by倉内裕太　推薦by諏訪慎

大迫力、360度見て廻れます(^^)v

原案図
って珍しい☆

NTTグループねぶた　「釈迦降誕」　制作/北村 春一
優秀制作者賞　市長賞
と、なるのでした

製作過程を覗いてみる

青森駅のホームが見えました、てか見えるところまで行ってみたのでした。45年と半年前(旅行記作成時点)に上野駅から、ゆうづる何号かに乗ってやって来て以来

青森駅 駅

ホームの端から真っ直ぐ歩いて直接青函連絡船乗り場へ行けた記憶が、って今も位置的には変わってないね

かつての青函連絡船八甲田丸

駅前ビーチ
在りがちな「I♡」はございません

県庁所在地の駅前にビーチって凄くない？まして東北ですよ

あおもり駅前ビーチ(A-BEACH) ビーチ

A-FACTORY
お土産物屋さん、混んでたけど天井が高いし、新しくて綺麗なので圧迫感は無かったです。てか、並んでる商品。女子好みで((^_^;)

色気より食い気のPHOは右端の写真のたまごかけご飯風ソフトクリームが気になります

可愛過ぎて食べられない!!

たまごかけ風ご飯ソフトクリーム
冷たかったな(当たり前)って印象しか無いんだよね

もうそろそろ日が暮れると言う頃にようやく山が見えてきました

何か日本じゃないっぽい

新青森駅
何故？って、自由散策時間を終えてバスに戻ると、帰りの便が欠航。しかも周辺空港からの代替え便も見つからないとの事で、「新幹線の新青森駅までお送りしますので、其処から各自切符を購入してお帰りください」と。
この時点では「飛行機代金は返金しますが、団体料金なので新幹線代より安い金額になってしまいます。差額は自己負担でお願いします」なんて言われてたんですよ。
結果的には、飛行機代金が返って来るのでは無く、新青森駅から東京駅間の新幹線代を全額負担(返金)してもらえる事で落ち着きましたが、大迷惑！
八戸空港のカレーを夕飯にしようと楽しみにしてたのに、ってソレか

新青森駅 駅

はやぶさ40号に乗ります。表示されてる新幹線はどれもたっぷり空席が在りました。バス1台分の団体(席は各自の選択に任せられたけど)が入っても余裕

左から、遮光器土偶ねぶた～金魚ねぶた～弘前ねぷた～

東北新幹線はやぶさ40号入線
何だかショボく見えるのはホーム壁のせい？

東北新幹線 乗り物

せめての対抗策として、新幹線は大宮で下車する事にしました。
にしても、偶然ながら40号の4号車の14番

八戸小唄寿司
新青森駅で駅弁が見当たらなかったので、停車時間の長い盛岡駅で一旦下車してダッシュ。駅のコンコースで見事、青森県の駅弁ゲット

余計な物が一切無い潔さが有難いです☆
美味しい、でも結構酸っぱい(^_^;)

PHO用のお土産はこれ、津軽せんべいです。
南部せんべいと同じ物だけど、地方によって呼び方が変わるだけのはずが、食感が全然違いました。まだ津軽せんべいはこれしか食べてないけど、南部せんべいの歯応えはサクッ、津軽せんべいはパキッ。もっと固くて重いの。好きです☆

最後までご覧いただき、誠に有難うございましたm(_ _)m