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2024年1月。新春の京都へ。辰年にちなんで、龍を探しに出かけました。<br /><br />その2は京の冬の旅の特別公開。西本願寺の飛雲閣や、廬山寺本堂、相国寺慈雲院など。龍は京都国立博物館や、西本願寺の唐門に。京の冬の旅のスタンプラリーでいただいた俵屋吉富の「雲龍」にも。<br /><br />・京都国立博物館の特別展「辰づくし」<br />・細見美術館<br />・興正寺から西本願寺へ<br />  唐門内外、御影堂、阿弥陀堂、特別拝観の飛雲閣<br />・京の冬の旅 特別公開<br />  廬山寺、相国寺慈雲院<br />・京菓子資料館でスタンプラリーのお菓子、俵屋吉富の雲龍をいただく<br /><br />表紙写真は、西本願寺唐門の外側、龍神に乗って沓を捧げる張良の図

2024新春、龍を求めて京都へ その2「京の冬の旅」

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2024/01/28 - 2024/01/29

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2024年1月。新春の京都へ。辰年にちなんで、龍を探しに出かけました。

その2は京の冬の旅の特別公開。西本願寺の飛雲閣や、廬山寺本堂、相国寺慈雲院など。龍は京都国立博物館や、西本願寺の唐門に。京の冬の旅のスタンプラリーでいただいた俵屋吉富の「雲龍」にも。

・京都国立博物館の特別展「辰づくし」
・細見美術館
・興正寺から西本願寺へ
  唐門内外、御影堂、阿弥陀堂、特別拝観の飛雲閣
・京の冬の旅 特別公開
  廬山寺、相国寺慈雲院
・京菓子資料館でスタンプラリーのお菓子、俵屋吉富の雲龍をいただく

表紙写真は、西本願寺唐門の外側、龍神に乗って沓を捧げる張良の図

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
交通
4.0
交通手段
高速・路線バス 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 午前中に伏見まででかけて、一旦京都市内に戻りました。<br /><br />京阪の1日チケットを活用します。七条から京都国立博物館へ。

    午前中に伏見まででかけて、一旦京都市内に戻りました。

    京阪の1日チケットを活用します。七条から京都国立博物館へ。

    京都国立博物館 美術館・博物館

  • お目当ては、新春特集展示の「辰づくし」。<br /><br />絵画や陶磁器など、辰のモチーフをじっくり見学。

    お目当ては、新春特集展示の「辰づくし」。

    絵画や陶磁器など、辰のモチーフをじっくり見学。

  • 勢いを駆って、細見美術館へ。<br /><br />開館25周年記念展が本日までだったのです。

    勢いを駆って、細見美術館へ。

    開館25周年記念展が本日までだったのです。

    細見美術館 美術館・博物館

  • パネルになっていた春日神鹿御正体や前の写真、ポスターの普賢菩薩像を始め、素晴らしい展示品の数々。<br /><br />日本の博物館、美術館は内部が撮影禁止なのが残念です。<br />マナーの悪い人も多いからでしょうか。<br /><br />このあと、再び伏見に戻って、魚三楼に行きました。

    パネルになっていた春日神鹿御正体や前の写真、ポスターの普賢菩薩像を始め、素晴らしい展示品の数々。

    日本の博物館、美術館は内部が撮影禁止なのが残念です。
    マナーの悪い人も多いからでしょうか。

    このあと、再び伏見に戻って、魚三楼に行きました。

  • 翌朝、西本願寺へ。<br /><br />その前に、紅梅が見えたのでお隣の興正寺の境内に入りました。

    翌朝、西本願寺へ。

    その前に、紅梅が見えたのでお隣の興正寺の境内に入りました。

    興正寺 寺・神社・教会

  • 続いて、西本願寺の唐門を外から。<br /><br />国宝。唐破風の四脚門で、檜皮葺き。たくさんの彫刻で飾られています。

    続いて、西本願寺の唐門を外から。

    国宝。唐破風の四脚門で、檜皮葺き。たくさんの彫刻で飾られています。

  • 唐門は伏見城の遺構とも言われ、極彩色の彫刻に見入っていると日の暮れるのを忘れることから”日暮門”とも呼ばれています。

    唐門は伏見城の遺構とも言われ、極彩色の彫刻に見入っていると日の暮れるのを忘れることから”日暮門”とも呼ばれています。

  • 正面から。

    正面から。

  • 唐破風のすぐ下には唐獅子牡丹。

    イチオシ

    唐破風のすぐ下には唐獅子牡丹。

  • その奥、扉上部には孔雀、梁の部分に青い龍、扉には唐獅子。

    その奥、扉上部には孔雀、梁の部分に青い龍、扉には唐獅子。

  • よく見ると、親子の唐獅子。上を向いてなんだかお茶目です。<br /><br />唐獅子には牡丹がつきもの?

    よく見ると、親子の唐獅子。上を向いてなんだかお茶目です。

    唐獅子には牡丹がつきもの?

  • 両袖壁には中国の故事にちなんだ彫刻。<br /><br />こちらは、馬上の黄石公が沓を川の中に投げているところ。

    両袖壁には中国の故事にちなんだ彫刻。

    こちらは、馬上の黄石公が沓を川の中に投げているところ。

  • 反対側には、龍神に乗った張良が沓を捧げているところが描かれています。

    反対側には、龍神に乗った張良が沓を捧げているところが描かれています。

  • 境内に入って、中から唐門を眺めます。

    境内に入って、中から唐門を眺めます。

  • 内側ももちろん絢爛豪華。<br /><br />中央には鳳凰が。

    内側ももちろん絢爛豪華。

    中央には鳳凰が。

  • 唐破風の下にはブルーの麒麟。キリンビールのラベルに似ています。

    イチオシ

    唐破風の下にはブルーの麒麟。キリンビールのラベルに似ています。

  • こちらの両袖壁にも中国の故事。<br /><br />俗世での出世を嫌う中国の伝説上の高士である許由と巣父の物語。<br />「許由は帝堯の国を譲るとの申し出に対し耳が汚れたと言って水で洗い」

    こちらの両袖壁にも中国の故事。

    俗世での出世を嫌う中国の伝説上の高士である許由と巣父の物語。
    「許由は帝堯の国を譲るとの申し出に対し耳が汚れたと言って水で洗い」

  • 「巣父はそのため川の水が汚れたと言って牛に水を飲ませず帰ったという。」<br />(東京国立博物館の説明から)

    「巣父はそのため川の水が汚れたと言って牛に水を飲ませず帰ったという。」
    (東京国立博物館の説明から)

  • 巣父図を外側から見ると、上には豹がいます。<br />許由の上には虎がいました。<br /><br />確かに時間を忘れてしまいそうです。

    巣父図を外側から見ると、上には豹がいます。
    許由の上には虎がいました。

    確かに時間を忘れてしまいそうです。

  • 飛雲閣の公開は10時からなので、その前にお参りします。<br /><br />御影堂。これも国宝です。

    飛雲閣の公開は10時からなので、その前にお参りします。

    御影堂。これも国宝です。

    西本願寺(お西さん) 寺・神社・教会

  • 内部も撮影OK。<br /><br />キンキラの内陣は、まさに神々しい。

    内部も撮影OK。

    キンキラの内陣は、まさに神々しい。

  • 東西48メートル、南北62メートル、高さ29メートル。巨大な空間が広がります。

    東西48メートル、南北62メートル、高さ29メートル。巨大な空間が広がります。

  • 渡り廊下を伝って、阿弥陀堂へ。こちらも国宝です。

    渡り廊下を伝って、阿弥陀堂へ。こちらも国宝です。

  • 天井から下る電灯の装飾も見事です。

    イチオシ

    天井から下る電灯の装飾も見事です。

  • 渡り廊下で御影堂に戻ります。

    渡り廊下で御影堂に戻ります。

  • 御影堂の前には、天水受け。<br /><br />その四隅には・・

    御影堂の前には、天水受け。

    その四隅には・・

  • 二頭身の像。

    二頭身の像。

  • 天の邪鬼だそうです。

    天の邪鬼だそうです。

  • さて、いよいよ飛雲閣です。<br />外観だけの参観ですが、「京の冬の旅」で特別公開されています。<br /><br />金閣、銀閣と並んで、京都の三名閣とされています。<br />もちろん国宝。秀吉の邸宅「聚楽第」の遺構です。

    さて、いよいよ飛雲閣です。
    外観だけの参観ですが、「京の冬の旅」で特別公開されています。

    金閣、銀閣と並んで、京都の三名閣とされています。
    もちろん国宝。秀吉の邸宅「聚楽第」の遺構です。

  • 滴翠園の池の前に建っていて、渡り廊下の先は黄鶴台。

    滴翠園の池の前に建っていて、渡り廊下の先は黄鶴台。

  • 池の周りを歩きながら、色んな方向から飛雲閣を眺めます。<br /><br />アシンメトリーなのが特徴。<br />一階は「招賢殿」を中心に、八景の間、舟入の間、茶室憶昔亭。<br />二階は「歌仙の間」。<br />三階は「摘星楼」。

    イチオシ

    池の周りを歩きながら、色んな方向から飛雲閣を眺めます。

    アシンメトリーなのが特徴。
    一階は「招賢殿」を中心に、八景の間、舟入の間、茶室憶昔亭。
    二階は「歌仙の間」。
    三階は「摘星楼」。

  • 二階は外側にも歌仙が描かれています。

    二階は外側にも歌仙が描かれています。

  • アップで。

    アップで。

  • 一層の「舟入の間」。その名の通り、もともとはこちらが玄関で、舟で乗りつける形をとっていたそうです。<br /><br />今は一枚岩の龍背橋で、歩いて入れるようになっていますが。

    一層の「舟入の間」。その名の通り、もともとはこちらが玄関で、舟で乗りつける形をとっていたそうです。

    今は一枚岩の龍背橋で、歩いて入れるようになっていますが。

  • 池のほとりには鐘楼もありました。

    池のほとりには鐘楼もありました。

  • こちらも豪華な彫刻が施されています。

    こちらも豪華な彫刻が施されています。

  • 豹ですね。

    豹ですね。

  • 東屋の胡蝶亭前から見た飛雲閣の全景。<br /><br />画面右の橋が龍背橋です。

    イチオシ

    東屋の胡蝶亭前から見た飛雲閣の全景。

    画面右の橋が龍背橋です。

  • 飛雲閣の庭(滴翠園)にも梅がチラホラ。

    飛雲閣の庭(滴翠園)にも梅がチラホラ。

  • 御影堂門から外へ。

    御影堂門から外へ。

  • 仏教道具店などが並ぶ正面通を歩いていくと、洋風建築が。<br /><br />本願寺伝道院です。明治45年の建物。もとは真宗信徒生命保険株式会社の社屋として建てられたものだそうです。

    仏教道具店などが並ぶ正面通を歩いていくと、洋風建築が。

    本願寺伝道院です。明治45年の建物。もとは真宗信徒生命保険株式会社の社屋として建てられたものだそうです。

  • 続いては、「京の冬の旅」特別公開の廬山寺へ。<br /><br />こちらには昨年、追儺式を見に来ました。

    続いては、「京の冬の旅」特別公開の廬山寺へ。

    こちらには昨年、追儺式を見に来ました。

    廬山寺 寺・神社・教会

  • 紫式部の邸宅跡ともされています。

    紫式部の邸宅跡ともされています。

  • 入り口には紫式部像。今年の大河ドラマの主人公ですものね。

    入り口には紫式部像。今年の大河ドラマの主人公ですものね。

  • 桔梗の庭(源氏庭)。もちろんこの季節には桔梗はありません。

    桔梗の庭(源氏庭)。もちろんこの季節には桔梗はありません。

  • 境内には、紫式部とその子・大弐三位の歌碑が。<br /><br />「めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに<br />雲隠れにし 夜半の月かな(紫式部)」<br /><br />「有馬山 いなのささ原 風吹けば<br />いでそよ人を忘れやはする(大弐三位)」

    境内には、紫式部とその子・大弐三位の歌碑が。

    「めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに
    雲隠れにし 夜半の月かな(紫式部)」

    「有馬山 いなのささ原 風吹けば
    いでそよ人を忘れやはする(大弐三位)」

  • 廬山寺の本堂(元三大師堂)。<br /><br />特別公開で、内部の重要文化財・阿弥陀三尊像や、元三大師像、鬼面坐像、明智光秀公念持仏などを拝観できました。

    廬山寺の本堂(元三大師堂)。

    特別公開で、内部の重要文化財・阿弥陀三尊像や、元三大師像、鬼面坐像、明智光秀公念持仏などを拝観できました。

  • 次は相国寺。

    次は相国寺。

  • 総門を入った突き当りが庫裏です。<br /><br />今日はこちらには寄らずに、左へ。

    総門を入った突き当りが庫裏です。

    今日はこちらには寄らずに、左へ。

  • 法堂の前を通り過ぎて・・

    法堂の前を通り過ぎて・・

  • 法堂の天井には、鳴龍の名で知られる蟠龍図が描かれていますが、こちらも以前拝観したので、今日はパスします。

    法堂の天井には、鳴龍の名で知られる蟠龍図が描かれていますが、こちらも以前拝観したので、今日はパスします。

    相国寺 寺・神社・教会

  • 特別公開の「慈雲院」へ。<br /><br />若冲を見出した梅荘顕常(大典禅師)ゆかりのお寺です。

    特別公開の「慈雲院」へ。

    若冲を見出した梅荘顕常(大典禅師)ゆかりのお寺です。

  • 太陽と月、衆生を表した石庭。<br /><br />本尊・釈迦如来像や、虎の板絵などを拝観しました。

    太陽と月、衆生を表した石庭。

    本尊・釈迦如来像や、虎の板絵などを拝観しました。

  • 「京の冬の旅」三箇所のスタンプラリーで、茶菓をいただけます。<br /><br />相国寺のすぐ近くの、京菓子資料館です。

    「京の冬の旅」三箇所のスタンプラリーで、茶菓をいただけます。

    相国寺のすぐ近くの、京菓子資料館です。

    京菓子資料館龍宝館 美術館・博物館

  • 俵屋吉富の「雲龍」をいただきました。<br /><br />辰を尋ねる旅らしい結末でした。

    俵屋吉富の「雲龍」をいただきました。

    辰を尋ねる旅らしい結末でした。

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