2024/02/03 - 2024/02/03
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よしめさん
この旅行記スケジュールを元に
2024年2月2日(金)から4日(日)長女(以下1)、4年の姫、1歳5か月の若と4人で、次女(以下2)宅に遊びに行きました。3世代の4人の女子会(+ヤングマン1人のおまけ)で、美味しいものを食べ、良く晴れた暖かい空の下、のんびり梅や桜や美術品を鑑賞してきました。その3日間の家族旅行記です。ご覧いただければ幸いです。主な行程は以下のとおりです。①②③・・は旅行記の番号です。一部順不同です。
2月2日(金)旅行1日目 ①自宅=(姫の学校、習い事終了後、最寄りの駅で待ち合わせ)ーJR&新幹線で熱海へ。2宅連泊。1.2夫はそれぞれ不在。
3日(土)2日目 ②熱海梅園-①糸川桜祭りー買い物(於:熱海フルーツキング)③ランチ(於:いしだ商店)・買い物(籠清・①スーパー)ー④MOA美術館ー2宅
4日(日)3日目 ⑤熱海駅前で買い物ー新幹線&JR=バスで帰宅
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2024年2月3日(土)旅行2日目の続き
お腹も満たされ、次はMOA美術館。駐車場の守衛さんに、どこに止めればよいのか尋ねました。「P3が空いていたらそちらへ。空いていなければ、上の駐車場へ」
ずいぶん急な坂道を登って来たと思ったけれど、もっと上まで行くかもしれない???ベビーカーで行きやすい所が良いのですが?
P3駐車場に止められましたが、この入り口までは、坂道と階段。大人3人がかりで、荷物と、ベビーカーと若と分担して運び入れました。車椅子の方など、どうするの???
MOA美術館 美術館・博物館
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やっとたどり着いて入場します。
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なぜこの入場券が?と思われるかもしれませんが、これを見せると、大人1600円の入場料金が、1300円になるのです。シニア1400円ですから、それよりもお得。
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たまたまこの国宝「紅白梅図屏風」が展示されているというので、見に来ました。
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野々村仁清作「色絵藤花文茶壷」も出品されているとか。
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すっきりとした入場チケット。
重要文化財 色絵金銀菱文重茶碗 野々村仁清 江戸時代 -
チケット裏
入り口で、「ベビーカーでエスカレーターは乗れません。上階に貸し出しベビーカーはあります。」と。「抱っこで行って、上階で自分のベビーカーを使うことはできますか?」「はい、できます。」と。ここでも大人3人で分担。3人で来てよかった。2人だとちょっときつい。抱っこ紐を忘れた1。紐がないとちょっと堪えるでしょうが、自己責任ですから。 -
大塚美術館のような、長いエスカレーターが続いています。ここの天井は黄色。アーチ形の壁面や天井は美しい色彩で空間デザインされています。九州国立博物館の天井は虹色に変化してました。
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2本目のエスカレーター、ここの天井は青。まだ続くの?
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同じ青ですが、これは3本目のエスカレーター。長い。明かりが見えてきました。
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赤くて綺麗。
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今度は青く変わった天井。日本を代表する万華鏡作家の依田満・百合子夫妻による世界最大の万華鏡。
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ちょっと薄緑っぽくなりました。万華鏡のためにピアニスト・中村由利子が作曲した音楽が流れています。
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赤も入って来ました。
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淡い色になって来ました。
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床はこんな感じ。世界6か国から集めた大理石を床に敷いているそうです。直径20m。
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まだまだエスカレーターは続きます。東京駅京葉線も地下5階からなので、長いと思いますが、もっと長い気がします。
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まだ先なの?もちろん、エスカレーターを利用します。
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まだまだエスカレーター。姫によると7本乗ったそうで。遠い。長い。
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多分これが上の入り口。
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階段があります。この先がムアスクエアなのでしょう。
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ドアが閉まっています。
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レリーフがあります。「アポロンと瞑想」走りよる詩神たち
近代彫刻の父、アントワーヌ・ブールデルによる高さ3m、全長14mの巨大な物。1910年ン位パリのシャンゼリゼ劇場のために制作されました。本作品は、パリのブールデル美術館にある石膏像をもとに鋳造されました。 -
「うるしエントランス」内側は、片身替漆扉。桃山時代に流行したそうです。
現代アーティストの杉本博司と人間国宝の室瀬和美によるコラボ作品で、桃山時代の黒と赤の意匠を活かしたものです。
ドアまで凝っているのね。 -
メインロビー。外が見えます。
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あれは初島。船が向かっています。相模灘を一望。遠くは房総半島から三浦半島、伊豆七島まで180度の大パノラマが楽しめます。
初島 自然・景勝地
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黄金の茶室があります。
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豊臣秀吉ゆかりの黄金の茶室です。桃山時代の文献資料に基づき、数寄屋建築の第一人者堀口捨巳の監修のもと復元しました。茶室は組み立て式で、各部材のサイズや、組み合わせの仕組みなどは資料に基づいています。黄金の茶道具は、表千家不審庵に伝わる利休所持の真台子・唐金皆具等を参考に純金で復元しました。
写真×マーク以外の物は、すべて撮影可能とここで知りました。 -
さて、名品展 国宝「紅白梅図屏風」です。
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国宝「紅白梅図屏風」
尾形光琳 江戸時代 18世紀
白梅の大部分を画面外にかくし、紅梅は画面一杯に描いて左右対称の妙をみせ、中央には末広がりの水流をおく。デザイン的な梅花や水紋、樹幹のたらし込みなど、優れた要素が結集し、重厚なリズム感と装飾性を与えている。 -
しっかり目に焼き付けました。
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国宝「色絵藤花文茶壷」野々村仁清 江戸時代 17世紀
仁清の遺作中、この茶壷は最高の名作として名高い。仁清特有の白釉の上に、赤や緑、紫、金、銀などを用いて巧みな構図で藤が描かれている。薄く均等に挽き上げた端正な姿で、文様と器形が優れた調和を見せている。 -
もう一度。
梅まつりの期間に毎年展示されるそうです。MOA美術館 美術館・博物館
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重要文化財 「山中常盤物語絵巻」巻一(一二巻のうち)
伝 岩佐又兵衛勝以 江戸時代 17世紀
浄瑠璃を絵巻物化した作品の一例で、義経説話に基づく作品である。奥州に下った義経を訪ねて、都を旅立った母の常盤御前が、山中の宿で盗賊に殺され、義経がその仇を討つという筋書きである。津山、松平家伝来。 -
重要文化財 愛染明王像 鎌倉時代 1327
愛染明王は、煩悩を転じて菩提心とする働きを持ち、敬愛、増益を祈願する本尊として、通例は三目六臂(ぴ)の忿怒(ふんぬ)相に表される。特に、本図のように、左手第三手に宝珠を持つ像は、増益の本尊である。 -
重要文化財 仙さん形水瓶 平安時代 9~10世紀 白銅造
僧侶が修行に使用する浄水を入れた容器で、白銅で鋳造し、ろくろ挽きによって仕上げている。ゆったりとした膨らみをもつ美しい姿で、細長い頸部の上に尖台と呼ぶ飲み口が付き胴部には別の口がある。もと京都・東寺に伝来した。 -
重要文化財 聖観音菩薩立像(しょうかんのんぼさつりゅうぞう)
奈良時代 8世紀 木造(白檀造)金彩
聖観音は、様々に変化し、災い扉から衆生を救済する基本となる姿である。本像は、頭頂から蓮華の台座まで一木から掘り出し、量感ある体躯の表現や、宝飾の表現には、唐代の影響を見ることができる。 -
重要美術品 聖徳太子立像 康俊作 鎌倉時代 1320 木造彩色
聖徳太子没後まもなく起こった太子信仰は鎌倉期を全盛期に多くの像が造られる。本像は、太子2歳、東方に向き合掌し、「南無仏」と唱えた太子伝に基づく。 -
會席椀盛 うちまき絵 小川松民 1884
これらの椀は、国宝「梅蒔絵手箱」(三島大社)等、鎌倉時代の名品6点の内部の蒔絵を椀の内側に写したものである。遺品の数ない小川松民の珍しい作品である。 -
手箱蒔絵硯箱 小川松民 19世紀
方形、面取の被蓋造で、蓋表に籬(まがき)の中に咲く菊と、小鳥、土はなどを描いた手箱を配した硯箱である。蓋表の手箱は高蒔絵に螺鈿や切金で表し、内側は梨地に研出蒔絵で籬菊と小鳥を表している。 -
蒔絵八角菓子器 白山松哉(しらやましょうさい)
八角形、五段重ねの菓子器である。蓋表は螺鈿で花唐草文様を表している。側面は、各段で技法を変え、青貝や平目粉を蒔き分けたり、切金と色漆で幾何学文様を表している。いずれも非常に繊細で、蒔絵の手板見本ともいえる。 -
大慈大悲 救観世音菩薩(だいじだいひ ぐせかんぜおんぼさつ)
佐藤玄々(清三)1953 -
猫 佐藤玄々(清三)1944
玄々は大正時代、パリに派遣され、帰国後は西洋彫刻の量や塊を意識し、動物彫刻に取り組んだ。本作品はルーブル美術館で観たエジプト彫刻の影響を受けるが、前脚を開いて後ろを向く動的な姿は玄々独自の物である。 -
創立者 岡田茂吉の部屋
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岡田茂吉は1882年東京橋場生まれ、1955年逝去。青年時代東京美術学校(東京芸大)予備課程に入学。強度の眼病で退学。その後治癒。後年自然農法研究に至る。美術館建設を構想。その後宗教の道に入り、人生苦の原因が「病、貧、争」にあることを覚り、人間の幸せは大自然の摂理に従って生きること、その象徴として「真善美」を掲げた。
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1952年神仙郷内に箱根美術館を建設。開館時の挨拶
「元来美術品なるものは、できるだけ大衆に見せ、楽しませて、知らず識らずのうちに人間の心性を高めることこそ、その存在理由と言えましょう。」 -
MOA美術館とはMokichi Okada Assosiation の略。(associationとは書いてありませんでした)
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源氏夕顔蒔絵棚
図案 神坂雪佳(1866~1942)
蒔絵 神坂裕吉(1866~1938) -
MOA美術館の作品展
子供たちの絵画、書写の優秀作品が展示されていました。 -
絵画作品は子供らしい絵が沢山。書写作品は、のびのびと、でも大人が書いたような作品が多いように感じました。
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審査員はこの方々
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茶の庭があります。こちらは大人の雰囲気のようなので、次回のお楽しみにします。
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「そばの坊」という手打ちそば処があるようです。
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海鮮蒸し寿司、牛カツ御膳、和牛コロッケなどもあります。
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ここから降りて行きます。
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美味しそうなスイーツ。軽食もあります。
大人だけで来た時立ち寄りたいです。
「ラ・パティスリー・デュ・ミュゼ―・パール・トシ・ヨロイヅカ」のメニューです。 -
春らしい色合いのお花が生けられていました。
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クッキーなどを売っています。
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ピアスなども売っています。
そろそろ終わりにして家に戻ります。
さて、どうやったら戻れるの?近くの受付で尋ねました。一部来た道と別の道があったので、大人3人、迷子。来た時は、カフェコーナーを突っ切ってないけれど。 -
立派なパンフレット
エスカレーター7基のあの道は、アートストリートと言うのね。 -
国宝の「色絵藤花文茶壷」
あれは特別展示室で、この作品を展示するために設計された空間だと。高さ3mの展示ケースを黒漆喰の壁で囲い、宇宙空間の中に作品が浮かぶ設計だと。(へー。)
杉本博司の空間デザインと日本の古美術とのコラボレーションが楽しめます。
「ラ・パティスリー・デュ・ミュゼ―・パール・トシ・ヨロイヅカ」の美味しそうなケーキが目の毒。 -
今回ショップは立ち寄りましたが、行かなかった所がいくつか。
能楽堂、日本庭園と建築。春か、初夏か、紅葉の季節かに立ち寄りたいです。 -
レストランやカフェなども、目の保養で終わってしまったので。
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緋毛氈で休憩しましたが、そこの天井照明も素敵でした。
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周辺地図
今回は紅白梅図屏風が見られたし、姫の年齢に近い子たちの作品も見られたし、大人も子供もお勉強させていただきました。大人が3人いたし、一部エレベーターがあったので、7基のエスカレーターや階段があっても、ベビーカーや若運びは何とかなりました。が、車いすの方はどうやって鑑賞するのでしょう?ご存知でしたら教えてください。
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旅行記グループ 2月熱海
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