【赤犬の尻尾】喰探 - 米子

2023/08/21 - 2023/08/25

この旅行記は、2023年末に一時帰国し、所用で米子に飛んだときに訪れたいくつかの食堂の様子を記した、「喰いもん探訪」です。

いつものごとく、備忘録として記しているため、締りも旅行ガイド的要素もほとんどない、皆さんにとっては「面 白くない」内容ですが、どうぞご了承ください。

なお、一連の旅行記は、
【赤犬の尻尾】2023年３度目の帰国
https://4travel.jp/travelogue/11856412
【赤犬の尻尾】喰探 - 東京／城東下町
https://4travel.jp/travelogue/11883145
【赤犬の尻尾】喰探 - 米子
→今ここ
【赤犬の尻尾】蒜山高原
https://4travel.jp/travelogue/11849826
【赤犬の尻尾】喰探 - 大田の大あなご
https://4travel.jp/travelogue/11849829
【赤犬の尻尾】出雲大社
https://4travel.jp/travelogue/11880784
【赤犬の尻尾】東京遊覧飛行、だよねぇー?!
https://4travel.jp/travelogue/11849827
が公開済み。どうぞご覧ください。これ以外にもいくつか追加する予定です。

エリア 米子(鳥取)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

東京国際空港から米子に向け出発の前に、腹ごしらえ。
日本にお住いの皆さんには、どーってことないうどんですが、外国に住んでいる我々には、「安くて旨い」もんです。
ﾄﾘ飯定食(ﾀｸｱﾝ)並￥580、ちくわ天￥140、野菜かき揚げ￥170、温泉たまご￥90、かけ(並)￥390、きつねあげ￥150（税込）。
こんだけの物を、フランクフルトで食べたら、30オイロは下りません。このときの円安レートでは4500円以上します。それに選択肢は少なく、麺も冷凍ですからね。

丸亀製麺 羽田空港第2ビル店 グルメ・レストラン

デザートも奢って、薩摩芋のアイスクリーム。
焼きいもｿﾌﾄ(ﾜｯﾌﾙｺｰﾝ)￥400（税込）。

満願堂 羽田空港店 グルメ・レストラン

ほぼ甲州街道上空、横田の空域を飛んで、左舷に富士山が見えました。
ヘリ屋さんちの運転手は英語が苦手な人が多く、特にネイティヴ アメリカンの理解が大変だという話を聞いたことあります....

富士山 自然・景勝地

米子鬼太郎空港という俗称の（航空自衛隊）美保飛行場に着きました。
目玉おやじがお出迎え。

米子鬼太郎空港 (米子空港) 空港

伯耆富士といわれる大山(ﾀﾞｲｾﾝ)です。
この間、
【赤犬の尻尾】蒜山高原
https://4travel.jp/travelogue/11849826
【赤犬の尻尾】喰探 - 大田の大あなご
https://4travel.jp/travelogue/11849829
【赤犬の尻尾】出雲大社
https://4travel.jp/travelogue/11880784
があります。

山陰最古の鉄道、境線の列車です。
ケチーぃ、じゃなくて物持ちが良いＪＲ西では、未だに国鉄時代（35年以上前）のハコをたくさん持っていて、それらの気動車には「ゲゲゲの鬼太郎」の意匠が描かれているものがあります。
これは、子泣き爺を纏った「こなきじじい列車」。

富士見町駅 駅

これは、砂かけ婆を意匠とした「砂かけばばあ列車」。

河崎口駅 駅

ワンマン運用時の降り方案内。

座席のモケットにも....

JR境線 乗り物

この車は、国鉄時代に製造されたもので、扇風機も懐かしい！
https://youtu.be/7VVHKreDLOM（細かいネット様の網は、国鉄時代にありませんでした。）

後藤駅に併設された後藤工場には、除雪時にディーゼル機関車に連結するとラッセルヘッドと、木次線で運転される（た？）トロッコ列車牽引用の機関車が止まっていました。

後藤駅 駅

博労町に進入直前。
ホーム手前に建植されている信号機はこの駅に対するものではなく、ひとつ先の米子駅の遠方信号機です。取り敢えず、米子の進路は空いてますね。
もっとも、この支柱には場内信号機の信号喚呼標識が付けられているので、（主体の）信号は見えるはず。この駅を高速で通過する列車は皆無（60km/h制限だし）なので、この遠方信号機は無駄じゃね？

博労町駅 駅

米子に到着。
ここにもゲゲゲ～関連のものがたくさん！

米子駅 駅

乗り換え用階段にも。

ホーム屋根を支えているのは、使い古したレールです。
それが、今ではなくなった特殊な「双頭レール」ゆえ、説明が施されています。

岡山からの特急「やくも」が入ってきました。
これも国鉄時代からの車です。

JR伯備線 乗り物

閑散期には簡単に編成を短くできるよう、中間車と先頭車がくっ付いています。
国鉄時代には使われなかった、先頭車の貫通路がやっと陽の目を見ていますね。

特急 やくも 乗り物

出札口と改札です。
山陰随一の中核駅として、その昔は繁栄を極めていたのですが、橋上化された今、ずいぶんに貧相になりました。

橋上化は、駅南側への自由通路「がいなロード」も新設され、車両基地（旧米子客貨車区）も良く見えるようになりました。

奥には、旧米子機関区の転車台と扇形庫も見えます。
蒸気機関車時代の名残りで、それが（一旦）全廃された今では当然全国的に数えるほどしかなくなりました。なお、ここのは現役です。

新設された南口。
出来たてゆえか、超ー閑散！

メインの北口。
鉄道管理局も入っていた立派な駅舎（ビル）が、こんなに貧相になっちゃったと思うのは、昭和のジジィのノスタルジー？

駅から徒歩10分くらいのところの広場に、現存する最古の客車が展示されています。

旧日ノ丸自動車法勝寺鉄道車両「フ50」 名所・史跡

その能書き。

ここからが、肝心の喰探です。
上の広場近くにある、小沢(ｺｻﾞﾜ)そば屋。

店内。
右のガラスの向こうは、打ち場のようです。

品書き。
安い！ でも、本来このくらいじゃないと、気軽に喰えないよねぇー?!

ざる。
味は普通に旨い！ そして、量が多い。大喰いには良！（被写体への角度が悪くて、てんこ盛りがよく分からん！）
ホントは天ぷらも欲しかったけど、あいにく売り切れ。

シャッタ―街と化した、ほんどおり商店街。
どこもそうだけど、昔はけっこう賑わっていました。
今では、地上げ屋が暗躍しているとか....

米子ほんどおり 名所・史跡

ほんどおりの西の延長上にある、林そば屋。

林そば屋 グルメ・レストラン

店内。

品書き。

いか天ぷらそば。
濃い目の汁に天ぷらが沁み込んで、旨い！

ざるも試してみました。
「小盛り」にしましたが、これも充分に旨く、普通盛りにすれば良かった！

続いては、この辺りで有名な、上代（かみだい）。
ここでは、この辺りの大山・出雲そばに多い挽ぐるみだけでなく、一番粉のみを使った更科様の洗練されたものも味わえます。

「野上」と炊き込みごはん。
そばは喉ごしが良く、双方とも美味！

ある夜は、廻らない鮨屋に行きました。

からすみ、玉、
穴子、烏賊、
何バイ？、？、さざえ、中トロ軍艦。

鯖、
鰤、鯛？、
カッパ、中トロ、白バイ（エッチュウバイ）、鮴。
白バイは、ご当地山陰の名産です。
どれも旨かった！
ただ、米子では全国チェーンでない地元の回転すし屋が数軒あり、そこもけっこう新鮮で良いネタを出すので、費用対効果的にはどっちが良いんだろう？

スーパーでは、地元産のメロンパンが売られていました。
試してみたけど、格別に旨いとは思わず。

山陰での食の楽しみを胸（ハラ）に、米子をあとにします。

米子鬼太郎空港 (米子空港) 空港

弓ヶ浜半島を横切り....

弓ヶ浜 ビーチ

離陸上昇中、左舷に美保関漁港が見えました。

美保関 名所・史跡

機は御前崎を目指し、途中名古屋の南を飛びました。
この琵琶湖あたりからは、ウロ戦争勃発後に南廻りとなったフランクフルト発便とほぼ同じです。

JRゲートタワー 名所・史跡

富士山南の駿河湾から東京湾に向かいます。

富士山 自然・景勝地

このあとは、
【赤犬の尻尾】東京遊覧飛行、だよねぇー?!
https://4travel.jp/travelogue/11849827
に続きます。

東京タワー 名所・史跡