2024年度の年始休み中にかみね動物園へ（２）久慈サンピア日立でゆったり前泊～最上級夕食コース「金波」と天然鉱石の人工温泉と御膳朝食を満喫

2024/01/03 - 2024/01/04

我が職場の年始休みは１月４日まで。
それであれが１月３日に車でアクセスして前泊し、４日に１日だけレッサーパンダ動物園に行く遠征に行けるのでは？
と思い立って計画したのが、前回2023年９月にやっとビューした、茨城の日立市立かみねどうぶつえん（略して「かみねズー」）でした。
かみねズー遠征にぜひ行きたいと思ったのは、約２ヶ月前でした。

動物園の撮影散策中も、動物園に行く全体のプランを決めるのも、無限の選択肢の中から決めて、切り捨てた候補がどうしてもあります。
切れ捨てた候補にそれほどこだわりがないこともあれば、可能なら次回にそれを選びたいと思うこともあります。
今回約４ヶ月ぶりに、今度はかみねズーだけの遠征にすることにしたのは、そのためです。

前回は那須どうぶつ王国とのハシゴだったので、日立市に到着するのが遅く成るかも知れず、前泊ホテルはチェックインが遅くても大丈夫なところに限定されました。
日立に到着してから夕食を食べるところを探すのは億劫だったので、夕食付のホテルプランを探しましたが、ぜひ予約したいと思ったところは、チェックイン時間の〆切が18時とか、夕食開始が遅くとも19時とかで、アウトでした。
スムーズに移動すれば間に合うかもしれませんが、そのときの交通状況はどうなるか分からないし、夕食時間を気にしながらドライブするのは良くありません。

今度こそ、豪華なコース料理付きのプランで前泊したい！
１月４日にかみねズーに行くために１月３日に泊まるなら、年末年始の混雑は多少避けられるのではないか。
そう思ったのですが、２ヶ月前に決意してホテル検索したときは、前回と同じ宿のプランはヒットせず、思ったより選択肢がありませんでした。
でも、検索範囲を広げてみたら、同じ日立市でしたが、むしろ隣の市の方に近いところで、良さそうなホテルプランを見つけました。
それが、今回泊まった、久慈サンピア日立でした！

ここで楽しみだったのは、やっぱり懐石料理です。
どうせなら１番豪華なシェフお勧めコースを選びました。
あとでクチコミで確認したら、一度に食事が並べられる形式ではなく、１皿１皿運ばれる、いまの私にとって理想の夕食コースでした！
朝食はバイキング形式ではなく、御膳でしたが、最近の私はむしろ、バイキングであれこれ選ぶよりも、御膳朝食の方が気に入っています。
年齢を経て和食が昔よりも好きになったのと、早起きが苦手なので朝たてこむので、配膳に時間をかけずに、食べる方に注力できる御膳料理は好都合です。
それにその配膳も見た目がとても美しいです。料理は見た目も大事！と思うようになったのは、やっぱり年を経てからでしょう。

このホテルは大浴場もありました。
天然鉱石による人工温泉ですが、肌がつるつるになるリラックス効果があるといった効能が得られるのであれば、私はそんなに天然にこだわりはありません。
実際、すごく気持ちが良い湯でした。

予約したじゃらんのクチコミは総じて高評価でしたが、若干気になっていたのは、すぐ隣がスポーツセンターで、スポーツセンター利用者もホテルの駐車場を使えるらしいので、なかなか駐車できなかったというのと、時間帯によっては大浴場は日帰り利用客で混雑していて閉口した、というものでした。
でも私が泊まったのは１月３日で、スポーツセンターを使った大会やイベントはありません。
それに日帰り利用は短時間営業になっていて、ホテルのチェックイン開始前には日帰り客は利用できないようになっていました。
おかげで、そういった不便さには合わずにすみました。
なので、今回の宿泊で私の中でマイナスの感想はなくて、他の方同様に、高評価で満足できるホテルステイとなりました。
もっとも、私も、海外の安ホテルからトップクラスのホテルを含め、いろんなホテルに泊まったことがあるので、コスパ面からよほど不満がない限りは、良いところは積極的に味わい、期待に満たなかったところは相対比較してこんなもんだろう、と思う傾向はあるかもれしません。

なので、強いて言えば、食事の時のスタッフさんたちが、お部屋から海の向こうの日の出が見える、と薦めてくれて、日の出時間も教えてくれたし、公式サイトを見るとポートビューのリゾートホテルとあるので、海が見えることを自慢しているでしょう。
でも私の部屋は、数少ない反対向きの部屋でした。
もっとも部屋のカテゴリーでは１番狭いシングルにしたし、日の出を見ることをそこまで期待していたわけではなかったので、別にいいや、と思いました。
そもそも翌朝は曇天だったので、日の出は見られなかったでしょう。
ただ、天気が良ければ、海と反対向きの部屋に泊まった人でも、大浴場で日の出てが見られるようです。

今回のホテルはとても気に入ったし、実をいうと最初の2023年９月にあきらめた宿には泊まれなかったので、またそう遠くないうちに、日立で夕食をゆっくり堪能できる前泊付きのプランで、かみねズーを訪れたいと思いました。
そのときは、泊まり損ねた宿（実は２ヶ所）に泊まりたいし、また同じここ久慈サンピア日立に泊まるのもいいな、と思っています。
それに１番楽しみな夕食は季節が変わればメニューも変わりますから。

＜年始休みを利用し、前日にのんびり車でアクセスし、日立で懐石料理付きのホテルに前泊して４ヶ月ぶりに訪れた２度目のかみね動物園の旅行記のシリーズ構成＞
□（１）アクセス・みやげ＆かみね動物園の年賀状ほかいろいろ～友部サービスエリアは上下で外観そっくり
■（２）久慈サンピア日立でゆったり前泊～最上級夕食コース「金波」と天然鉱石の人工温泉と御膳朝食を満喫
□（３）かみね動物園（前）レッサーパンダはサクラちゃんも午後から元気でほっとしたけどリンゴの差入れ無し
□（４）かみね動物園（後）ゾウのトレーニングと午前中の猛獣舎がおーく～今回はふれあい広場やモンキー館も

日立市立かみね動物園の公式サイト
https://www.city.hitachi.lg.jp/zoo/

久慈サンピア日立の公式サイト
https://www.kuji-sunpia-hitachi.com/

＜タイムメモ・概要＞
【2024年１月３日（水）】
13:40　車で自宅を出発する
15:10-15:55　友部サービスエリアで買い物休憩
16:30-16:50　日立おさかなセンターで買い物
（冬期のショッピングエリア17:00まで）
16:55　久慈サンピア日立の駐車場に到着
17:00　久慈サンピア日立にチェックイン
18:30-19:30　懐石料理「金波」コースの夕食
22:15-22:45　光明石温泉（人工温泉）の大浴場
（営業は23:00まで）

【2024年１月４日（木）】
06:50　起床
07:05-07:30　ホテルの御膳朝食
（07:00／07:30の二部制）
08:15　ホテルの部屋を出る
08:20　チェックアウト
08:25　駐車場を出発する
08:50すぎ　かみね動物園の正門前駐車場に到着
09:00　かみね動物園に入園＆トイレ
09:00すぎ-16:10すぎ　かみね動物園を満喫
（10:45-10:50　カバさんハウスでさつまいもミルク休憩）
（14:55-15:40　エレファントカフェでかみねバーガーランチ）
（15:40-15:45　動物資料館）
16:15　動物園を出る（冬の閉園は16:15）
16:20　駐車場を出発する
16:50-17:00　日立おさかなセンターに寄る
（買い物したかったがショップエリアは臨時休業）
17:40-19:35　友部サービスエリアで夕食＆買い物休憩
21:05　日帰り温泉「蔵の湯 鶴ヶ島」に到着

※2023年９月の初かみね動物園の時の旅行記（那須どうぶつ王国とハシゴして訪れた時のアクセス・みやげや前泊編を含む）
2023年９月11日（日立に前泊）＆12日（かみね動物園来園）
「那須と初ひたちのレッサーパンダ遠征はまだ残暑（１）アクセス＆みやげの買い物編：初めての那須ハートランドお菓子の城や情報館「ぷらっとひたち」他」
https://4travel.jp/travelogue/11854241
「那須と初ひたちのレッサーパンダ遠征はまだ残暑（３）前泊の日立プラザホテルの夕食付きプランで常陸牛ぶり焼き＆動物園グルメやかみね動物園いろいろ」
https://4travel.jp/travelogue/11854244
那須と初ひたちのレッサーパンダ遠征はまだ残暑（８）かみね動物園（前）レッサーパンダはお年寄りサクラちゃんが１番元気～子ビーバーやフラミンゴ雛
https://4travel.jp/travelogue/11861783
「那須と初ひたちのレッサーパンダ遠征はまだ残暑（９）かみね動物園（後）ペンギンやヒグマのもぐもぐタイムやキリンやカバなど大型動物＆「がおーく」」
https://4travel.jp/travelogue/11861791

エリア 日立(茨城)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

2024年１月３日（水）16時55分に久慈サンピア日立ホテルに到着

ホテルというより、公民館みたいな外観だと思ったのが第一印象。
クチコミにあったとおり、すぐとなりにスポーツセンターがありましたが、１月３日なのでなんのスポーツもイベントも開催されていなかったでしょう。
目の前の駐車場の一番はじっこに駐しました。

車を駐めた脇から、看板と建物を撮ってみたところ

実はホテルの前に、すぐおとなりのおさかなセンターに寄ったのですが、すぐとなりと分かっていても念のためにスマフォのナビを使おうと思ったら、電波を拾ってくれませんでした、またかよドコモ！
６月に機種変更にしたら、こんなトラブルばかり！
（一応、ネットワークモードは、スマフォが５Gを探しにいかないように最高４Gにしてあります。）
でもすぐ隣だったので、はためにはすんなり到着できましたが、内心はドキドキ、あの看板が見えて、どんなにほっとしたことか！

空間をゆったり使った堂々たる入口

このあたりから、私は、長野の国民宿舎「松代荘」を連想してしまいました。
もちろん、ここは国民宿舎ではありません。

関連の旅行記
2022年４月９日（前泊）～４月10日
「動物たちの春まつりの茶臼山動物園2022（２）黄金色の源泉かけ流し温泉がすばらしい松代荘～御開帳コースの会席夕食や買い物と翌日の日帰り温泉も」
https://4travel.jp/travelogue/11749548
2021年５月22日（前泊）～５月23日
「初夏となった長野・茶臼山動物園再訪（２）黄金色の源泉かけ流し温泉３回＆椿コースの会席夕食を堪能したリニューアルオープンしたばかりの松代荘」
https://4travel.jp/travelogue/11694634

入口までほんとに広い

すぐ左手に併設のレストランが見えて

夕食の開始時間は早くて18時で、このときは17時だったので、テーブルの準備をしているところが見えました。

１月３日なので謹賀新年の挨拶や飾りがあったエントランス

どうも貸し自転車もあるようでした。

贅沢な空間使いの１階ロビー

やっぱりリゾートホテルのロビーというよりは、公民館のようなところに見えてしまいました。

羽子板を中心にした新年らしい飾りのお出迎え

変わった形の凧も飾られてありました。

新年イベントの案内と羽子板を中心とした正月飾りのテーブル

新年イベントってなにかな～と思ったら、１月４日から１月末まで、ここのレストランでランチを取った場合の、大浴場の日帰り入浴無料券でした。
あいにく１月４日以降にここでランチを取る予定はないので、私には無関係でした。
しかし、ここの大浴場はそれほど広くなかったので、ふつうの日帰り温泉施設みたいにたくさんの入浴客は入れないと思うし、そこまでは見込んでいないのでしょう。

テーブルの上のすてきな正月飾りいろいろ

打出の小槌や、かんざし？
獅子舞の仮面などもありました。

羽子板が飾られたガラスケースには日本人形もある

あとでちょっとぐぐって知ったのですが、茨城には、人形や羽子板や破魔矢の老舗があるようです。

ちなみにこれらの写真は、チェックインをすませた後に撮りました。
入ってすぐに、いらっしゃいませ、とカウンターからお声がかかりましたからね。

ロビーの一角の飾りも新年仕立

ウエルカムな飾り

一周年ってなんのこと？
と思ったら、この久慈サンピア日立のリニューアルオープン１周年でした。

１周年記念の飾りを中心に

１しゅうねんを迎えたのは、2023年７月１日のようです。

周辺観光資料やリーフレット

かみね動物園とかみね公園のリーフレットもある

アジアゾウのスズコさんとミネコさんが表紙の園内マップをもらっておきました。

ロビーの奥に応接エリアと自販機

ロビーのエレベーター前と奥の応接エリア

奥の応接エリア

たぶんこちらは海側。
１階なので海は見えなかったと思いますが。

奥からエレベーター前を見たところ

ホテルとしてはそんなにたくさん部屋数はないので（25部屋）、エレベーターで待つことはほとんどありませんでした。

エレベーター脇に浴とアメニティあり

浴衣の帯と丹前は部屋にあるとのことでした。

浴衣とアメニティは宿泊者限定

アメニティといっても、ヘアブラシ、かみそり、コットンセット（綿棒入り）くらいでした。
歯ブラシセットは部屋のバスルームにありました。

エレベーターを背にチェックインカウンターの方を見たところ

カウンターのすぐ左にあるのが売店エリア（精算はカウンターで）、そしてその左にあるのがレストランでした。
売店は、中を覗いたけれど、老舗のおみやげがちょこっと、あとはカップ麺とかあったかな。
ただ私はすでに常磐自動車道の友部サービスエリア（下り）でしっかり買い物をしてあったので、ここの売店では特に買い物をしませんでした。

奥に日立風流物の模型と説明あり

日立風流物のことは、前回2023年９月の初かみねズーのときの帰りに寄った、日立駅前の日立情報プラザで初めて知りました。

日立風流物の解説

さくら祭りの満開のさくらと山車のコラボがすばらしいです。
国指定有形民俗文化財のうち、山車としては第１号に登録され、祭りはユネスコ無形文化遺産にもなっています。

日立風流物の人形山車の模型全体

造花の飾りの部分はカットしてます。
頂上は五重塔や三重塔と岩山です。

門の前の花もフレームインさせたほんとの全体像

頂点の方に注目

左右の幟も美しいです。

ホテルの売店というかセレクトショップ

入口からちょこっとだけ撮りました。

ロビーの内側からエントランスの方をみたところ

エレベーターの中のフロア案内

建物は５階までで、４階と５階にしか客室がありませんでした。
３階の「たかすず」「かみね」「たつわれ」「ふうじん」は、宴会場のようでした。

年末年始の日帰り入浴営業は短縮であったことをここの案内で知った@

ここを予約したじゃらんのサイトのクチコミでは、大浴場は日帰り客で混雑して落ち着いて入れなかったというコメントもあったので、私は遅めの時間に入ろうと思いました。
でも本日は日帰り入浴の営業は、チェックイン時間より前に終わっていたので、心配する必要はありませんでした。

５階の客室フロアのエレベーター前

その目の前にあった自販機コーナー

ソフトドリンクの自販機と製氷機

アルコールの自販機と電子レンジもある

アルコールの自販機と電子レンジと製氷機は、５階にはあるけど、４階にはないようです。

客室フロアの廊下

今宵の私のへやは501号室

ドアを半開きにしたら、右手にオープンクローゼットがありました。

部屋の中から見たところ

大浴場に持参するタオルセットはクローゼットの方に網バッグの中に入っていました。

ドアに貼ってあったフロアの非常用案内

このフロアは、私のへやを含めて５部屋が海と反対でした。

入口のすぐそばのオープンクローゼットの下の方

こっちに金庫、消臭剤やくつべら、丹前と帯もありました。

姿見の向こうにバスルームへのドアと、へやがあって

シングルルームの様子

左手のデスクの手前にあるのは荷物置きと空気清浄機。

ベッドとデスクの間の空間は余裕がある

窓を背にして、ベッドとデスクを見たところ

デスクに左下にミニ冷蔵庫。

デスク回りの様子

ミネラルウォーターとお茶菓子のサービスがありました。

ドライヤーが入った巾着と、電源コンセントの差し込みの増設器

USBの差し込み口もあって便利でした。

ミネラルウォーターとパックのお茶とお茶菓子

お茶菓子は、なめらかお芋のケーキでした。

落ち着いたので、パックのお茶を入れて、お芋のケーキをいただく

今回の茨城・日立みやげでお芋のスイーツをたくさん買ったので、楽しみになりました。

関連の旅行記
「2024年度の年始休み中にかみね動物園へ（１）アクセス・みやげ＆かみね動物園の年賀状ほかいろいろ～友部サービスエリアは上下で外観そっくり」
https://4travel.jp/travelogue/11878725

部屋の窓からの眺め

あいにく海側ではないので、へやからオーシャンビューや日の出は望めません。
もっともオーシャンビューにこだわりはなかったし、夜明けの朝風呂にでも入れば、見られたのでしょう。曇天でなければ。

バスルームの様子

バスタブは広め。
でも大浴場に入ったので、ここの風呂は使っていません。

蛇口は洗面台とバスタブで別々

リニューアルオープンしてまだ１年半というのがうなづける新しさでした。

洗面台にあるのは洗顔料と化粧水！

おお、アメニティとしてパックの基礎化粧品はなかったし、大浴場の更衣室にもなかったけど、しっとり化粧水が、部屋のバスルームにどーんとあったのはうれしいです。

チェックイン時に予約した19時が迫ってきたので、レストランに向かう

右側はセレクトショップの入口。

こちらがレストランの入口

夕食の開始時間は18時、18時30分、19時の３段階でしたが、予約客はテーブル席の数の分だけみたいです。
懐石料理なので、食事に１時間くらいかかりますからね。
グループだと、ゆっくり飲んだりもするでしょう。

レストランの入口のテーブルにも羽子板を中心とした新年のディスプレイ

羽子板とか鏡餅とか門松とか

その向こうにレストラン

すぐ手前はソフトドリンクの無料サービスコーナー

部屋へのテイクアウトはなしですが、食事中はセルフサービスで飲み放題。
アルコール飲料は追加注文の有料です。

テーブルとカウンターの間もこんなにたっぷり

懐石料理でスタッフさんが料理を運んでくるので、あのカウンターは新年の飾りが置いてありました。

テーブルの様子

私の席は窓際でした。

テーブルに着く

料理長おすすめ！プレミアムプラン《金波》のお品書き

予約時にお品書きもホテルプランで確認していますが、私は好き嫌いや食品アレルギーはないので、どんな料理でも楽しみです。

すぐに準備された前菜と焜炉の常陸牛豆乳鍋

前菜は、あさりチャンジャ、海老の手毬寿司、巻ゆば含め煮、玉子チーズ寄せ、冬蕪金山寺みそ

可愛らしく盛りつけられた前菜は写真映えします。
どこかお節料理っぽいです。
どれもおいしかったけど、思った以上においしかったのは、みそをつけて食べた蕪。

常陸牛豆乳鍋

野菜はしっかり煮込みたいけど、牛肉はやわらかく仕上げたかったので、牛肉がだいたいできたかな～と思った段階で、いったん皿によけて、野菜だけしっかりぐつぐつ煮込みました。

前菜を、可愛らしいスプーンとフォークともう一度撮影

煮上がってきた常陸牛豆乳鍋

この豆乳の汁がめちゃくちゃおいしくて、常陸牛もやわらかく食べられて、めちゃくちゃおいしかったです！

お造り四種盛り

サーモンや冬の定番のカンパチもあるけれど、それ以外もなかなか贅沢では？

こりこりおいしいカンパチと、私の好物のサーモンと

器に入った生しらすと、なんかの白魚

生しらすは、酢醤油に浸されていて、おいしかったです。
生しらすを食べる機会なんてこれまでなかったかも。
白魚も、なんの魚かわからなかったけれど、けっこう肉厚で、さっぱりとおいしかったです。

蓋物の器

この器は別のホテルの併設レストランの懐石料理でも見たことがあります。
茶碗蒸し向きなのでしょうる

紅ずわい蟹あんかけ茶碗蒸し

茶碗蒸しはもともと大好物ですが、この蟹のあんかけと一緒にいただくと、めちゃくちゃおいしかったです！

焼物は、メヌケ西京焼き

上品な盛り付けです。
レンコン添え。

しっかりと味が染み込んだメヌケも絶品

揚物は、真ふぐの唐揚げ

レモンをかけていただきました。

唐揚げといっても衣は薄いけど、しっかり味がして、ふぐに合う

唐揚げだからか、けっこうもっちりしていて、食べ応えありました。

酢物は、鮟鱇（あんこう）の肝

アンコウも日立名物であることを、後で知りました。

濃厚で美味だった、鮟鱇の肝

レバーなのでほんとに濃厚。
たくさんは食べられないし、たくさん食べるものではないと思いましたが、ちょっとがちょうどよい絶品でした。

炊き込みご飯 しらすのせと香の物

このしらすのせの炊き込みご飯も、めちゃくちゃおいしかったです！
ごはんだけでごはんが進みました！

香の物と、椀物の清汁仕立て

つみれのような魚の練り物は、紅白でした。

水物（デザート）ガトーショコラとフルーツ

メロンはよく熟れていて、甘さ最高潮の時期だったんのでは。

ブラウニーの濃厚さと果物のさっぱりとした甘さのいい組み合わせ

大浴場は23時までなので、22時15分に３階の大浴場にいく

これは３階のフロアマップ。
大浴場は内湯のみ。
天然鉱石の光明石の人工温泉ですが、光明石の人工温泉の大浴場は、2023年12月の遠征の浜松のホテルでも入ったことがあり、とっても気持ちよかったので、期待できました。

エレベーター前は広めなロビー風で

３階のみ、乳製品の自販機がある

大浴場や温泉のあとは、やっぱり牛乳を飲みたくなるから。

あっさりした大浴場への入口

のれんの向こうに更衣室

日帰り客が来るわりには、更衣室も大浴場もそんなに広くなく、更衣室ではドライヤーは３個程度だったし、大浴場の洗い場も３箇所くらいだったと思います。
たしかに１グループ来ただけで、混雑感は否めなかったでしょう。
でもこのときは空いていて、浴槽には足を伸ばしていられたし、人工温泉のお湯はとても気持ちよかったです。

翌朝2024年１月４日（木）、部屋の窓からの景色

この部屋は海側に向いていなくて、窓の外に見えるのは駐車場の裏手の町の方です。
でもこの日は、少なくとも朝から厚い雲がたちこめた曇天だったので、海が見える部屋であっても、ホテルのスタッフさんたちが自慢するようなきれいな日の出は見られなかったでしょう。

部屋の窓からの眺め

こんな風に、町側でした。
すぐ下の屋根も見えました。
でも私は、ホテルの部屋を選ぶのに、部屋からの眺望を重視することはほとんどありません。

朝食のドリンク

ピッチャーにオレンジや牛乳はありましたが、ソフトドリンクサーバーは使えないようになっていました。

覆いがかけられたソフトドリンクサーバー

まあ私は、水と食後のコーヒーがあれば満足なんですけどね。

配膳されてあった御膳の朝食と鍋物

コンロに火が入ったのは、私が着席したあとです。

朝食の御膳と、窓際に食後のデザート

デザートは、ヨーグルトとオレンジと、ゼリーだったかな。

まだ薄暗い朝の景色を眺めながら

ごはんと焼き魚と味噌汁がきて、料理がそろいました。

みそ味が染み込んだ焼き魚と、ごはんとしらすと、御膳

予約したじゃらんのクチコミでは、朝食の白ごはんが好評価でした。
このときも、ごはん、ものすごくおいしい！という感想が聞こえてきました。
ただ私は、夕食の炊き込みごはんが絶品なのと、まだ胃が覚醒していなかったので、たしかにおいしい、くらいの感想になってしまいました（苦笑）。

御膳は器も食事も彩り豊か！

豆腐入りの汁物ができあがる

熱々の汁物って、やっぱり嬉しいです。
とても美味しかったです。

曇天の朝に見渡した入口

車のところに向かう途中で、少し離れて外観を撮ったところ

隣にある久慈サンピア日立スポーツセンターが見えます。
この後は、かみね動物園に向かいました。
平日ですが、車で25分程度で到着しました。

「2024年度の年始休み中にかみね動物園へ（３）かみね動物園（前）レッサーパンダはサクラちゃんも午後から元気でほっとしたけどリンゴの差入れ無し」へとづづく。