2023/12/29 - 2023/12/29
1183位(同エリア12740件中)
akkiiさん
- akkiiさんTOP
- 旅行記95冊
- クチコミ1543件
- Q&A回答1件
- 292,758アクセス
- フォロワー194人
この旅行記スケジュールを元に
2023年12月28日~29日に下呂温泉と飛騨街道(金山宿)の筋骨めぐりに行ってきました。
下呂温泉では、2度目の「湯めぐり手形」を使って、温泉三昧(水明館、湯快リゾート本館、小川屋)してきました。
飛騨街道(金山宿)の筋骨めぐりは、下呂駅近くの観光案内所で「筋骨巡り案内パンフ」を見つけて、行くことを決定しました。
金山宿は、江戸時代には4つの藩の境にあった宿場町として栄え、1970年頃の岩屋ダム建設の際に最も賑わったそうです。
案内図を頼りに2時間程度の滞在でしたが、結構楽しかったです。
注)筋骨 “きんこつ”とは…
せまい路地や赤道(あかみち)のこと
岐阜県の飛騨地方では、せまい路地のことを 「筋骨(きんこつ)」 と呼びます。右の赤絵図にあるように、赤線で書かれた道(あかみち)が筋骨で、かつては国が所有する道でした。のちに主要道と区別され法廷外道路となり、現在金山の筋骨は、下呂市へ合併した年(2004年)から市の所有となりました。(http://hidakanayama.com/kinkotsu.html 引用)
主な行程です。
【12月28日】
名鉄名古屋駅(6時31分発)→新鵜沼駅→鵜沼駅→下呂駅(8時52分着)
下呂温泉街をウロウロ(無料足湯)→湯めぐり手形で「水明館」の露天風呂→宿泊地(下呂観光ホテル)でのんびり→湯めぐり手形で「湯快リゾート本館」のお風呂→下呂観光ホテル泊
【12月29日】
下呂観光ホテルの露天風呂→下呂温泉街をウロウロ→湯めぐり手形で「小川屋」の畳風呂→下呂駅(13時59分発)→飛騨金山駅(14時21分着)→飛騨街道(金山宿)の筋骨巡り→飛騨金山駅(16時29分発)→鵜沼駅→新鵜沼駅→名鉄名古屋駅(18時32分着)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
下呂駅から約20分(14時20分過ぎ)に飛騨金山駅に着きました。
飛騨金山駅は無人駅で、上下線とも2時間に1本位停車する位です。 -
数十年前につくられた様な「WELCOME」の文字が昭和感を醸し出します。
ここから下呂駅の観光案内所で入手した「散策マップ」を頼りに、徒歩観光です。
一通り歩くのに90分位かかる様です。
16時29分発の美濃太田駅に乗るまでの、2時間程度で戻って来る予定です。 -
最初のポイントは「大船渡の渡し跡」です。
1928年に金山橋ができる前は、駅側の飛騨から対岸の美濃に行く手段は船しかなかった様です。
「跡」ですが、何もありません。 -
今も現役の昭和の写真館です。
-
金山橋から見る「飛騨川」と「馬瀬川」の合流点です。
-
馬瀬川沿いに建つ、両面宿儺(りょうめんすくな)です。
(仁徳天皇の時代の飛騨に現れたとされる異形の人物、もしくは鬼神)
伊能忠敬が飛騨測量を開始した、飛騨と美濃の境にあたる場所でもあります。 -
馬瀬川の境橋近くにある「最恐の階段」です。
36段ありほぼ垂直の様ですが、実際は45度だそうです。 -
奥飛騨酒造(資料館)です。
180年以上の歴史がある建物で、酒類の販売や昔の酒ラベル等の展示もあります。 -
街中にあるガソリンスタンドで、今も現役の様です。
-
「2024 Miss SAKE Japan」の岐阜県大会のポスターです。
優勝賞金は300万円で、グランプリ者は日本文化と日本酒を紹介するアンバサダーになるそうです。 -
飛騨街道沿いに、かつての金山宿の街並みを伺えます。
左側の木造3階建ての建物(清水楼)は、明治初期に平屋の料理屋として建てられ、その後2階→3階と増築したそうです。飛騨街道 名所・史跡
-
この付近にはいくつかこの様な水場があり、今でも管理組合が管理しています。
飲料水→炊事→洗濯等のエリアに分けて利用しています。 -
幅1m程の路地を入って行きます。
生活用の細い路地を、人間の体に例え「筋骨」と名付けたそうです。
平成15年まで国道指定されていましたが、現在は下呂市市道とのことです。
人家と人家の間の私道らしき路地を入って行くので、「散策マップ」なしでは気づかない程、細いです。 -
路地を抜けると水路の上に建物が建っています。
現在の建築基準法では、とても許可が下りない状況です。 -
中には崩れそうな建物や廃墟になっている建物もありました。
-
建物の下を通り抜けていきます。
プロパンガスボンベがあったり、上から物音がしたりするので、今でも実際に人が住んでいる様です。 -
「ハウルの動く城」と称される建物です。
この建物の下にも水路が走っています。 -
イチオシ
ブロック塀を基礎にしています。
いつブロックが崩れて建物が倒壊してもおかしくない様な気がしますが、いらぬ心配でしょうか。 -
右側の木樽は、かつてお風呂として使われていた様です。
-
少し上から見ると、こんな感じです。
建物の間に路地があり、公道の上に民家があるという不思議さです。 -
イチオシ
水路に向けて配管が出ているのは、雑排水を流すためでしょうか?
手前下の赤い鋼パイプの上の塩ビ管は、水道管でしょうか? -
水路の上の小さな橋を通じて、自宅に出入りする様です。
3階建ての建物の1階は食事、2階は商売、3階は寝所にしていた様です。 -
昭和50年代まで現役だった「銭湯(旭湯)」です。
男湯のみ内部も公開されています。(女湯は「覗くとセクハラ」と表示あり) -
当時は100円/人だった様です。
(現在は、500円/人) -
水路に跨る筋骨通りの正面側(飛騨街道)は、こんな感じです。
-
少し郊外に出て1545年建立の「長福寺」までやってきました。
山門とその中の仁王像が見事です。 -
こちらの右側の仁王像は口を開けているので、「阿形(あぎょう)像」です。
ちなみに、左側の仁王像は口を閉じているので、「吽形(うんぎょう)像」です。 -
下呂市立金山小学校です。
2021年度に近くの3小学校を併合したので、児童数は200名を超える様ですが、遠くの学区からは10km近く離れている様です。 -
最近めっきり減った「二宮金次郎(尊徳)像」です。
「薪を背負ったまま勉強したという事実が確認できない」ことや「歩きながら本を読むと交通安全上問題がある」ことなどから、撤去されている様です。 -
劇場通りに並ぶ和菓子屋「餅幸」です。
「黒豆大福」が売りの様でしたが、売り切れでした。餅倖 グルメ・レストラン
-
筋骨を歩いていくと大きな「こちょこちょの木」(さるすべり)を見つけました。
幹をくすぐると、くすぐったくて葉っぱが揺れるから、その名がついたらしいです?
近くのおばさんが、祠を掃除をしていました。 -
国道41号線上市場交差点脇のAコープ金山で、昼食兼晩ご飯用のトンカツを調達しました。(令和7年に、閉店予定だそうです)
年末らしく、つきたてでまだ柔らかい「のし餅」を販売していました。 -
今後は、車の運転が難しいお年寄りは、この様な移動販売車頼みでしょうか。
-
金山橋たもとに建つ「居酒屋しのぶ」です。
ひっそりしていましたが、閉店してしまったのでしょうか。 -
飛騨金山駅まで戻ってきました。
最近、少し盛り上がった感のある「筋骨めぐり」でしたが、見かけた観光客らしい人は3グループ位で、16時29分の列車に乗るのは自分だけでした。
事前情報が少ない方は、ガイドツアーがいると見落としが少なくより楽しめると思います。
飛騨金山駅(16:29発)→鵜沼駅→名鉄新鵜沼駅→名鉄名古屋駅(18:32着)でした。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
この旅行で行ったグルメ・レストラン
岐阜 の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 下呂温泉の湯めぐり手形2nd(水明館→湯快リゾート→小川屋)と飛騨街道金山宿の筋骨巡り
0
35