京の錦秋めぐり2023③　八大神社・狸谷山不動院・金福寺・圓光寺・曼殊院門跡

2023/11/25 - 2023/11/28

3日め　26,915歩

今日は北山方面に紅葉狩り。
人を避け、狸谷山不動院さんまで歩きますが、やはり筋肉不足が露呈（笑）
途中の詩仙堂は案の定、人また人でしたが、こちらは静けさ一杯！

時間指定なので、大丈夫かな？と高をくくっていたら、大混雑の圓光寺さん（笑）
京都の紅葉めぐりは人混みをどう避けるかがキーポイントですね。

ホテル…朝食:朝のうどん…ホテル…四条烏丸バス停→修学院道バス停…一乗下り松…八大神社…狸谷山不動院…金福寺…ランチ:グリルにんじん…圓光寺…曼殊院門跡…一乗寺清水町バス停→四条烏丸バス停…ホテル…夕食：都野菜加茂…ホテル

エリア 東山・祇園・北白川(京都)

7:05　朝うどんを食べに5分程

その名の通り、朝のみ営業の「朝のうどん」
午後からは別のオーナーのボロネーゼ屋さん

朝うどん＠500
後で聞いたら持ち込み可能

8:45　今日も四条烏丸バス停からスタート

9:35　乗るバス違いで予定したバス停名がなく、修学院道近くまで乗り越し、住宅街を歩いて、八大神社一の鳥居前到着

看板の八大神社が目を引きますが、宮本武蔵さんが決闘した場所「一乗寺下り松」
いろんなところで決闘していますね、さすが剣豪！

一乗寺下り松 名所・史跡

一乗寺下り松裏のトイレ
公衆トイレがどんどんきれいになって行くのはうれしい

9:45　八大神社到着
御祭神は素盞嗚命・稲田姫命・八王子命（五王子・三王女）さまがた

花手水というより、まさに生け花

剣鉾「龍鉾」「菊鉾」
5月5日に氏子祭で剣鉾差し巡行があるそうです

石段にも生け花

宮本武蔵像、萬屋錦之介さん似

決闘当時の松、ご神木！

ご社殿の裏の留石

日吉大神社をはじめとする末社がずらり

八大神社の前の野仏庵、閉門

野仏庵 名所・史跡

10:10　ゆるい車道を10数分歩き、やっとお寺の入口
ここからは石段の連続!

狸谷山不動院 寺・神社・教会

参道には狸谷山という名の通り、狸の置き物の寄進が多い
タヌキは、「他を抜く」にも通じ、勝負事にご利益があるらしい

白龍弁財天に参拝

石段は続く…途中、お迎え大師を通過

本堂がやっと見えてきました
懸崖造りは斜面の洞窟のお不動さまを囲むため

10:23　石段数、励みになる？まだかと失望？

本堂正面（修験道大本山一乗寺狸谷山不動院）
木食正禅養阿上人さんが修業の場として入山し、享保3年（1718）開山

こちらが宮本武蔵さん修行の滝かな？

本堂の奥には願力鋭い「咤怒鬼不動明王」さまがドーンと鎮座
ものすごく近くでじっくり拝めました

谷の間から市内が垣間見えます

熊野権現に関係するものかな？

11:20　阪神タイガーズの優勝記念碑（前回1985年）
なぜか、狸谷山不動院の交通安全自動車祈祷殿に設置してありました

11:35　金福寺（臨済宗南禅寺派）到着

金福寺 寺・神社・教会

松尾芭蕉さんが滞在したとされ、芭蕉さんを敬慕する与謝蕪村さんとその一門によって再興された芭蕉庵があります

舟橋聖一さん作「花の生涯」のヒロイン村山たか女ゆかりの寺としても有名で、展示物もあります
奥にはご本尊の聖観音菩薩さま

縁側に座って、素敵な紅葉を眺めて一休み
残念なことに俳句を一ひねりなんて教養はありません（笑）

ちょっと登った先に見えるのが芭蕉庵

茅葺き屋根の庵で、千利休さんが造った待庵に似た三畳台目の茶室

その奥には与謝蕪村さんのお墓もありました

赤いモミジが印象的なお寺でした

12:50　グリルにんじん到着
ここら辺は食事する場所が少なそうなので、席だけ予約
なんたって、徒歩での移動は簡単ではありません（笑）

グリルにんじん グルメ・レストラン

ハンバーク＠1,600ライス＠290と
日替わりランチ＠1,650（ビーフシチュー・ライス・豚汁）で満腹！

コーヒー＠450
この時間でも後から入店者あり、繁盛店でした

14:00　圓光寺到着
秋の紅葉特別拝観＠1,000

圓光寺 寺・神社・教会

予約したメールを見せて入場

龍が奔り、雲海が煌めく「奔龍庭」

見事な龍！

しかし、予約していてものんびり拝観できるわけではありませんでした
後から後から参拝者が目白押し（笑）

このダイナミックな枯山水は平成の作

午後になりちょっぴり暗くなりましたが、瑞雲閣の講堂（畳）からお庭拝見

紅葉と人混みの鑑賞かも（笑）

この写真を撮影するだけでも行列（笑）

本堂と書院へ移動

禅寺らしい手水

襖も錦秋、煌びやか！
本堂で千手観世音菩薩坐像（伝運慶作）に参拝後、

書院から十牛之庭①
人が多くて退いた構図は撮影できませんでしたね

書院から十牛之庭②

書院から十牛之庭③
十牛図に書かれた牛は人間が生まれながらの持っている仏心をあらわしているそうです

書院から十牛之庭④

書院から十牛之庭⑤

裏山には東照宮と家康公の墓（歯）もありますが、挫折（笑）
家康さんとの所縁はこの圓光寺学校（最初は伏見）を建立したからだそうです

応挙竹林
「雨竹風竹図（重文）」はこの竹林がモチーフとか

静寂に紅葉を愛でたいな（笑）と思いつつ、圓光寺を後にし、

住宅街や田畑の小道を歩き、

15:15　曼殊院門跡入口

曼殊院 寺・神社・教会

勅使門までの長い参道

冬の到来を落ち葉が知らせているよう

15:20　曼殊院門跡＠600
写真を撮れる範囲が庭園のみと限定されていて、これは亀島

遠州好みの枯山水庭園

鶴島にある樹齢400年の五葉松も風格を感じます

「小さな桂離宮」と呼ばれ、不動明王像（黄不動）現在は京博に寄託のため複製ではありますが、その内部は一見の価値大ありです

16:21　一乗寺清水町バス停
17:00　ホテル帰着、一休み後、

18:00　都野菜・加茂さんへ

都野菜 賀茂 河原町四条店 グルメ・レストラン

＠1,530の畑バーを堪能
思いの外、インバウンドの人の利用が多いみたいでした