京の錦秋めぐり2023④　熊野神社・聖護院門跡・平安神宮・京都迎賓館

2023/11/25 - 2023/11/28

4日め　27,594歩

今回の目玉観光、京都迎賓館。
桂・修学院離宮・御所・皇居などの宮内庁管轄は制覇済み、こちらは内閣府管轄（だから拝観料が必要なんだと妙に納得）。

参観はインターネット予約、昔は往復はがきで申し込みって時代、格段の進歩。だけど、ちょっと遅れたら、14時の回になってしまったので、徒歩圏内の観光とランチを練り直さねば…、
どんどん時間にシビアになってきて、いつしか追いつけなくなりそう（笑）

て、今日は2回トチりました（笑）
聖護院門跡は秋の特別公開中でしたが、この日は行事のため中止。
そのうえ、ランチは同じ名前の同系列の「風花」で、予約違い！
さすが京都東急ホテルさん、たまにあることらしく、スムーズに対応してくれて、ランチを食べられました。
ここで食べれないとランチ抜きで京都迎賓館見学をするところでしたもん。

ホテル…朝食:朝のうどん…ホテル…四条烏丸バス停→熊野神社前バス停…熊野神社…聖護院門跡…平安神宮…ランチ:京都府立医科大学内風花…京都迎賓館…今出川駅→四条駅…ホテル…京都駅→（のぞみ）→東京駅

エリア 下鴨・宝ヶ池・平安神宮(京都)

7:10　今朝もうどんでスタート

あおさうどん＠490ときつねうどん＠590
持ち込みOKという事でしたが、帰りにコンビニでヨーグルトを購入し、ホテルでテレビを見ながらのんびり食べます

9:08　四条烏丸バス停出発
本当に京都はバス天国、でも観光客には同じバス停名でも乗り場が四方にあり、難しいのよね（笑）
9:31　熊野神社前到着

熊野神社 寺・神社・教会

聖護院門跡拝観は10時開始なので、かつては聖護院の鎮守社だった熊野神社にちょっと立ち寄り

なかなか由緒正しき神社です
なんたって狛犬さま方が違う（笑）

御祭神は、伊弉諾尊・伊弉冉尊とその御子神天照大神さま
そして導きの神、八咫烏

棟飾りにも八咫烏

熊野神社のお隣には八ツ橋発祥の「西尾」さんのお店
ただし、販売は通りを渡った先

9:40　本家西尾
昔、お正月にお汁粉を振舞っていました、寒空に美味しかった！

元祖八ツ橋屋 西尾為忠商店 銀閣寺店 グルメ・レストラン

9:45　聖護院門跡到着
ここで係の人から今日の拝観は中止ですよと告げられ、しばし茫然（笑）

聖護院門跡 寺・神社・教会

内部は見れないけれど、不動堂への参拝は可能という事で、

宸殿前のお庭を通り、

お不動さまに参拝

10:10　10分程南の平安神宮に予定変更

疏水周辺は普通に紅葉の見どころですね

マンホールもポケモンGOも好き（笑）

10:20　平安神宮到着

平安神宮 寺・神社・教会

老若男女、宗派も国籍も関係なく、来ていますね

広大な池泉回遊式庭園＝神苑＠600に入苑
日本初の路面電車（重文）

桜の季節もいいけれど、人が少ない紅葉の時季もなかなかの見応え

西神苑の池

カモがのんびりスイスイ

紅葉が映し出された池もなかなか

鷺も松に映えますね

太陽がいいライティング

中神苑

臥龍橋（沢渡り）①

地主社

臥龍橋（沢渡り）②
踏み外さないように慎重に渡り切りました（笑）

赤いモミジが池に映って、まことに美しい！

泰平閣（橋殿）が見えてきました

泰平閣（橋殿）

渡る前に左から全景

橋の真ん中に鯉の餌、買ったはいいけど、近くに姿が見当たらず…
ちょっと逆走して無事終了

渡り終えてもう1枚

平安神宮から30分徒歩移動開始

11:45　鴨川を渡って、河川敷を歩き、

12:05　京都府立医科大学4階風花さんへ
ここでブッフェ？と思いきや、京都東急ホテル内の風花に予約していて、プチパニック（笑）

あちらはキャンセルしてもらい、こちらでBランチ＠1,900をいただきます

ポークソテー、さすがホテルランチ

ランチ難民にならず一安心（笑）

13:10　立命館学園発祥之地を見つけました
たいてい、現在地と発祥の地って違う場所（笑）

梨木神社一の鳥居
参道にはマンションが建ち、迂回しないといけないので、今日は通過

13:15　清和院御門

御苑の中は大木がいっぱい

13:25　清和院休憩所
こちらに13:50までに集合

職員さんに予約状況を伝え、券売機で＠2,000を支払い、
コインロッカーに大きな荷物を入れ、
映像や口頭でレクチャーを受け、

14:20　京都迎賓館へ
大玄関の前から地下のスロープを下り、セキュリティーチェックを受け、地上へ戻り、スリッパに履き替え、やっと館内へ

1組30名程度を職員さん2名で引率、14時の回は2組出発
内部はほぼほぼ撮影OK
ただし、触るのは床でもNG

池にかかる廊橋を渡り、まずは「藤の間」へ

14:31　京都迎賓館で最も大きな広間で、洋食の晩餐会や歓迎式典の会場

大きすぎて全景の撮影するのが難しい（人物が映りこんじゃうし）

壁面装飾「麗花」は日本画家の鹿見喜陌画伯のの下絵を基に、綴織りの技法で織った織物だそうで、

日本の細やかな仕事に息を飲みますね

藤の花言葉は「歓迎」

でも桜は外せない（笑）

床に敷かれた緞通は、壁面装飾に描かれた「藤の花」が舞い散った様子を表現しているそうです

何と39種類の草花

格子光天井

「和凧」の連凧のような３段の笠も凄い

晩餐会用の食器や

セッティングも再現されています

舞台

舞台扉に光る「截金」作品名は「響流光韻（こうるこういん）」
流石、人間国宝さんの作品

漆がピカピカすぎて、映り込み

几帳(きちょう)

望遠で見ると、ここにも藤や

花菱などの文様が刺繡されていて、贅沢極まりなし（笑）

釘隠しもゴージャスに結び文様

何でもない様に見える白い襖も

この通り、目を見張る技術ばかり

あ、このベンチは座ってもOK（笑）

灯り、ひとつにも手を抜いていません、「折り紙」をイメージした行灯

周りに気を付けながら移動、カーペットの上を歩きます

高級旅館のような通路を通り、

「桐の間」へ
こちらは次の間

14:40　京料理を提供する「和の晩餐室」

全長12メートルの漆の一枚仕上げのテーブル

掘り炬燵式で最大24名まで着席

蒔絵「五七の桐」が描かれた座椅子

お座布団も素敵やわ（なぜか京ことば）

桐の間から見える庭園
ここで京料理を堪能…そんな身分には到底なれません（笑）
頑張って、お料理を提供する瓢亭さんに行くぞ！

二つの趣（太陽と月）で欄間を彩る截金

アップで撮影しましたが肉眼じゃないとよくわかりません

「五七の桐」の釘隠し
昔は皇室の裏紋として使用された五七の桐だそうですが、現在は日本国政府の紋章

中継ぎ表(なかつぎおもて)という昔ながらの技法の畳

襖の溝のつなぎめ部分にも大工さんの技が見てとれます
宮大工さんかな？？

雅感たっぷりの几帳
芸妓や舞妓による舞や箏の演奏時に使用かな？

ガラスに映った紅葉も素敵でしたね

14:53　廊橋を戻って、「和舟の間」へ

廊橋の上部（4隅）には昆虫の透かし彫り①蝶

昆虫の透かし彫り②蟋蟀

こちらは島の配された「海」に

反対側は水田に見立てているそうです

この石は鴨川の橋杭だったもの
「天正」の文字が読み取れます、どうらや秀吉さんの頃の物らしい！

振り返って、藤の間方向、柳が旅情を誘います

和舟が見えてきました

橋廊を渡り終える上部にも、昆虫の透かし彫り③鈴虫

昆虫の透かし彫り④蜻蛉

ポスターにもなっている和舟の間

ここで一旦外に出ます

15:00　樹齢700年の一枚板の欅で作られた正面玄関の扉

引き手は銅製の京都の組紐をデザインした「有線七宝」、もちろん触れません（笑）
職員さんは手袋使用

15:04　再度入館し、「聚楽の間」へ

招待されたゲストの控室、随行員の待合
鉄や釘を一切使わない伝統的技法である京指物を用いた安楽椅子

文箱や台（螺鈿）、

指物「柳筥形文箱」、

硯箱などが展示

現代風の行灯も素敵

平和への願いがこめられた錺金物、「千代結び」の釘隠し

橋廊や水田に見立てた池を見ながら、「夕映の間」へ

大臣会合などの会議や立礼式のお茶のおもてなし、晩餐会の待合として使用
壁面装飾「比叡月映（ひえいげつえい）」

「愛宕夕照（あたごゆうしょう）」の綴織りが左右に配置

飾り台は4台、それぞれに色違いの意匠

何にしたって、すべて豪華絢爛、日本の技を惜しみなく出し尽くしている迎賓館でした

15:30　京都迎賓館退出
15:50　今出川駅から烏丸線で
16:00　四条駅、ホテルでスーツケースを受け取り、
烏丸線で京都駅へ

16:15　モリタ屋さんで、しぐれ煮＠972（生姜・山椒）を購入

モリタ屋 JR京都伊勢丹店 グルメ・レストラン

京都駅コンコースで千枚漬＠1,080も購入
やはり、京都に来たら、お漬物は帰宅後の楽しみ

生八つ橋も多彩なバリエーション、ゴディバ￥972を見つけて購入

17:36　のぞみ434号乗車
帰りは普通席！
夕食は近江牛弁当＠1,290を食べて、19:51無事東京駅到着