筋斗雲で行く　西アフリカ４か国ブードゥー教の世界⑧　OMGガス欠！　ブードゥーの森とガンヴィエの水上集落

2023/11/13 - 2023/11/26

今日は１１月２２日（水）
ベナンの経済上の中心地であるコトヌーを目指します。
途中、ブードゥーの拠点ウィダの聖なる森にも立ち寄りました。フォン族のパッセ王は亡くなる時に木に姿を変えたと信じられています。その木が今もある神聖な森です。森の中にはブードゥー教の神や信者の人形が展示されていました。しかし、本当の聖域には部外者は立ち入り禁止です。
アフリカ最大の水上集落ガンヴィエを見学します。この水上集落にもホテルが有り、GONTARAはこんなホテルに泊まってみたいと思いましたが、他の参加者からはブーイングでした。
「ガンビエ」
大西洋岸に近い潟湖であるノコウエ湖の上に広がる水上都市。アフリカ最大の水上都市であり、アフリカのヴェネチアとも 呼ばれる。家は浅い湖の中に立てられ、家々の間の行き来は船によっておこなわれる。
ガンビエは16 世紀から17 世紀にかけて、トフィヌ人によって建設された。水上に都市を建設した理由は、当時は奴隷貿易の時代であり、この地方も内陸部にあるダホメー王国のフォン人の戦士によって常に奴隷狩りの危険に脅かされていたた め、安全なラグーンの中に移住したためである。
途中、ガス欠で立ち往生しましたが、通りがかりのバイクでＧＳまで行き給油、ディーゼルエンジンなので空気抜きをする必要があるかと思いましたが、無事エンジン再始動し、事なきを得ました。

エリア コトヌー(ベナン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

今朝の朝食はチョット寂しい

玄関にはトイレマット(笑)

ランドオーバーに設置されたモニュメント
アフリカは未完成だけど、みんなで水漏れを防いで一つになろうと言うメッセージ

この辺りではフフを突く杵が売られてました

バオバブに白い粉を売ってる、食品なんやけど何やったか忘れてしもた

道端でランチのデザート用にパイナップルを買うことになった
ひと盛で２００円ほど

試食にと器用に剥いてくれる

子ども達が寄って来る
こんなのがアフリカの旅の一番ホッとできるシーンかな
ベナンとトーゴの学生服は同じ。かつて西アフリカの国々が同じ時期に独立した時その旧フランス植民地の国々は同じ制服を採用した、その名残

アチャー

有料道路の料金所
あくまで関所程度の考え方で

なんかバスがプスン、プスン言い出したで～
ついに止まってしもた
いわゆるガス欠ちゅーやつ

クンタさんが通りかかったバイクにＧＳまで乗せてもらい軽油を買って戻ってきた

給油
ディーゼルエンジンはガス欠になると噴射ポンプのエア抜きをする必要が有るので大変
どうやらセルフプライミングだったようで、そのままエンジンが再始動、ホッ

大きな市場っぽい

アフリカではミシン１台で稼ぐってパターンがよくあるけど、4台、しかも電動まであるから大企業？

大きな教会も有る

聖なる森に到着

入り口、右手はスーベニアショップ

どうでもいい事やけど、ここのバイクはホンダやヤマハ日本車やった
中国製が多い中で珍しい

これは多分アレやね

倒れても自ら立ち上がった聖なる巨木。モニュメントの後ろに立っているのがその木で、1988年6月4日に落雷がこの樹を直撃し、倒れて道をふさいだ。道を通すために仕方なく樹を切断しようとすると、自力で巨木が立ち上がり元どおりになったという。

２面制を表してる神

トレバ神の角は強さを、貝は繁栄を、男性器は豊穣を表している村の入口や家の門に置かれる守護神。

王宮直属の占い師　悪い予告をどう王に伝えるか悩んでいる

シャンゴ神 雷鳴の神。夫は裁きの神でもある

このように現代アート風なものも含め沢山の像が立ち並んでました

王が姿を変えたイロコの木
死期を予感したパッセ王は息子たちを王宮に呼び、「これからイロコ樹に姿を変える」という言葉を残して姿を消しました。 数日後、一羽の鳥が王子たちの前に現れ、「私が父王のもとに案内しましょう」と言い、飛び立ちました。すぐに王子たちは鳥を追い、南へ南へと向かった。草地に茂る林にたどり着いたとき、鳥は木立の中へと姿を消した。意を決した王子たちが林の中へと足を踏み入れると、2 匹のヒョウが彼らを待ち構えていた。危険を感じて王子たちが踵を返そうとすると、今度はヒョウが王子たちに話しかけた。 「我々は王の守衛なり。王はこの奥におられる。我々が王のもとに案内いたそう。さあ、入られよ」 ヒョウはパッセ王の象徴でもあった。2 匹のヒョウに導かれて、王子たちは 1 本のイロコの大樹の前に通された。王がそこにいるとことを疑うものはなかった。王子たちはひざまずき、ひれ伏し、王への賛辞を高らかと唱えた。という逸話が残されています。

丁度学校帰りの子ども達

ポーズを取ってくれる子も多い

唐草模様のバカボンか？

内陸で捕まった奴隷達がここで売買された市場跡・チャチャ広場。ここまで運んできたのはヨーロッパ人ではなく、同胞のアフリカの人であったことも
忘れてはいけません。 ドン・フランシスコ・デ・スザ(ポル トガル人の奴隷貿易の豪商)の旧居。 現在は博物館になっています。

この広場でちょと写真撮らせて

このボールは鎖で繋がれた奴隷を表現していると

広場の一角にあるここでランチ

あまり食べられなかった

奴隷は海岸までの５kmを歩かされた

時には湿地に足を取られ前へ進むことが難しかったと

この道は奴隷がボートへ乗る前に歩いた道。ここも現地のコーディネーターにバイクで先導してもらう。現在のベナン大統領は観光業に力を入れていて、コトヌーからの直線ハイウェイや、スタジアムをこの場所に建設中。エルミナやケープコーストで見た史跡であるドアオブノーリターンとは違い、92年のアメリカからの帰還黒人が建てたもので大きく新しい

この沖合に奴隷船が停泊していたのだろう

現在博物館が建設中

この辺りの露店では植木も販売されてる

何れはお洒落なホテルが完成するのかな

ガンビエへの渡し船のチケット売り場

どれに乗るのかなぁ

船が足替わり

沢山のボートが行きかいます

生活そのもの

航路ブイが設置されてる
笑ってしまいそう

このような生簀をそれぞれの漁業者が持ってるそうです

水上集落

生活が有る

マーケット

移動販売船

スーベニアショップ

このようなホテルも何軒か有るそう

ここに泊まってみたいと思うにはGONTARAだけらしい

何かの協同組合？

モスクも学校だって有る

こんな帆掛け船でも３knot（漕ぐより早い）ぐらいのスピードが出てる

戻ってきました
このノクエ湖は一部海と繋がっているので汽水域になります

周辺には魚市場だけではなく色んなお店が立ち並んでます

さてホテルへ向かいますか

ゼミジャンはコトヌーのバイクタクシー。黄色いジャケットが目印。80年台のタクシー一斉ストライキの時に困った人々を自分のバイクで乗せて
あげたゼミという人物の名前から。

日系のディーラーも

少し都会チック

スーパーに立ち寄ります

早くもクリスマスの雰囲気

露店と大違いの雰囲気

生鮮食料品も有るけどパッションフルーツは無かった

ベナンメイドの物も有りますが結構いいお値段

何じゃ巨像は？
ダボメー王国で活躍したアマゾネスらしい

これは世界一長い壁画らしい

ホテルに到着

そんな怖い顔しないで

チョット良さげな部屋や

お湯も出そうな

屋外の素敵な雰囲気

小エビのサラダに

パスタに

アイスのデザートが嬉しかった
明日はベナンを去ってナイジェリアへと向かいます

この旅行記へのコメント （2）

• ほいみさん 2023/12/12 17:40:55

  西アフリカ

  には、行ったことない・・・あ、カメルーンも西アフリカ？　ので、S社のこのツアー、興味深かったんだけど、ひとり部屋が高いし、ビザ代が「おっかしいら～」って値段ですよね。筋斗雲は同じ旅先でも面白いところに連れてってくれるから、高いだけのことはありますね。
  
  長かったコロナも終わって、各旅行会社もいろいろ出して来たのに・・・とりあえず腰を治さなくっちゃ。
  
  ほいみ
  
  

  gontaraさん からの返信 2023/12/13 13:09:02

  RE: 西アフリカ

  ほいみさんからコメントも頂けるようになって安心しました。
  シャバの空気には慣れましたか？
  かく言うGONTARAも、いよいよボケが進んできたようで、ホテルの予約の日付を間違えるし、昨日は飛行機の時間を次便と間違えて乗り遅れました。
  カミさんに言わせると、緊張感皆無やからと言われましたが・・・
  旅行も、日常に戻って来た証拠？
  
  カメルーンも現在訪問可能なようですし、機会が有れば訪れてみたいと思ってます。
  筋斗雲の西アフリカのツアー一人部屋代は安いけど、安いだけの事はあります。
  って、ホテルはチープでしたから、この泊数で８万円。
  アフリカチック（ある意味高級）なホテルを期待してましたが、ああやっぱりな！
  という、ホテルが多かったです。やっぱり都会は外国人も居るので、多少なりともマシだったかも。
  VISA代、高いですね。
  日本のパスポートって再開最強クラスじゃ無かったけ？
  尽くビザが必要ですね。
  これってハードルになりますね。
  来年３月にコートジボワールから西の４か国に行きますが、これもビザ代高いです。
  一部の国では観光客の受け入れ云々とと言ってるようですが、ビザはハードルになると言う意識は無いのかなぁ
  収入の少ない国庫収入としてなのでしょうか？
  まぁ、同じ西アフリカの人からは取らないから、ある意味辻褄が有ってるのかも。
  
  僕も元々腰痛持ちなので記を付けなくっちゃ。
  GONTARA