筋斗雲で行く　西アフリカ４か国ブードゥー教の世界⑥　国境を越えてベナン・タタソンバの郷

2023/11/13 - 2023/11/26

コンチネンタルの少し寂しい朝食を済ませホテルを出発。一路カラの町を目指します。
近年大統領のテコ入れにより、ソコデを抜いて、カラの街がロメに次ぐ、トーゴ第二の街になっています。カラはカビエ族の街(現大統領もカビエ族)で、トーゴ軍にはカビエ族の出身者が8割と多く、軍の駐留地にもなっているそうです。カビエとは「石の農夫」という意味だそうで、石の多い土地を耕していたからそのようになりました。 周囲はトーゴ山脈です。
カラの町を過ぎると、要塞のような家と形容されるベタマリバ族が暮らすサバンバ村へ
国境を越えベナンに入境しても同じような部族の家々が存在します。
タタソンバの郷のタガイ村も大きな見所の一つです。

エリア その他の都市(ベナン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

このホテルには別棟のロッジも有って、中を見せてもらったら

グルーと回ったシャワーが有るって、意味が分かった
こっちに泊りたかったなぁ
添乗員は公平を期すため、部屋割りは抽選にしてる

コンチネンタルの朝食を済ませ出発

ソコデ
トーゴ中部の都市。トーゴ第2の都市で，ロメ北方約 320kmに位置し，バサールを経由してロメと鉄道で結ばれている。
農牧地帯の商業中心地で，綿花，ナンキンマメ，シアナッツなどを集散。バター製造，製陶も行われる。

いきなりこれ！
トラックが突っ込んでる

東洋チックなモスク

人さらいじゃないよ
荷台の前には女性が一杯乗ってた

田舎道を行く

道端でこのようなものをよく見かけるのですが、炭を焼いてこして置いておくと、回収業者が来て町へ持って行ってくれるとのこと

有料道路っぽい

山には岩が多い

東北大震災でトーゴから被災地に届けられたチークの林

町の名前の由来にもなっているカラ川

GSで給油とトイレ休憩

周辺散策

GSの前でパンを売る

交差点には信号機

やたらと長いトレーラーの事は紹介したけど、これを見て欲しい

なんと６軸！
一両で何個タイヤが付いてるんや？
６Ｘ２Ｘ２にトラクター側２Ｘ２Ｘ２＋２　３４輪！

また、事故
この辺りの木はユウカリ
成長が早く、燃料用の木材として重宝される
ナンバープレートの付いてない車をよく見かけるが、ヨーロッパからの輸入した中古車がロメ港で荷揚げされた後、その車は一台一台ひとりずつのドライバーによって北部の市場、内陸の国々まで運転しながら送り届けられる。その後ドライバーは路線バスでまたロメへと戻っていく。ガーナやコートジボワール、マリなどでは輸入する中古車は5年以内のものと規制がある。それを新車として販売する悪徳な業
者がいるのでメーカーのイメージを保つためという。万が一の事故に備えて保険への加入が義務付けられている。

また、有料道路

バオバブの木がチラホラ

街灯が有るのに未舗装路

ユネスコマークが有る、怪しげな小屋
サンバ村へ行くのに同行してやろうかと、小さな親切大きなお世話の、押しかけガイドらしい
丁重にお断りした

トイレ休憩

水のある所に人々の暮らしが有る

小学生が手を振って迎えてくれる

なんじゃこりゃ
丁度学校が終わった所かなワラワラと
・学校はクラスの数、先生の数が足りないので午前と午後に分かれる。今週午前中に通った子どもたちは翌週には午後の部に通う。

観光客が珍しいのか追いかけて来る

タンバルマ郷のバサンバ村は少数民族べタマリバ族が暮らす地。泥で作られた要塞のような村々が点在し、要塞のような家は、奴隷狩りや猛獣から身を守るために造られました。

お邪魔しまーす
落花生の選別中

このようなスタイルの家をタキヤンタといいます。最初の部屋の左側床の穴が石臼に、右側には土台があり、そこで作業ができます。土台の下方部分には、物入れだったり、夜間に鶏を入れる小屋があります。

家族一人一人の祭壇と、家族全体の大きな祭壇がある。これは個人に生まれる前から備わるポリ=運命を祀るための祭壇でヤゼと呼びます。

これは元長老の家だったそうですが、風雨により崩れてきた

村の一コマ
角のある帽子はウーオと言います

お邪魔しまーす

最初の部屋の左側床の穴が石臼に、右側には土台があり、そこで作業ができます。

かまど

屋上の小部屋は寝室で、お尻の方から入ります

左のは階段
中は穀物倉庫になってます

村人全員集合

https://youtu.be/NUGvhgebTFg

僕たちも負けてないぞ

ブルキナファソから移動してきたベタマリべ族の人々は山に逃げ込み、その後農業に必要な土地を必要として平地に降りてきました。大きなバオバブを見つけてうろの中に住み始め、外敵の来襲にも上から監視しました。その後家を作り始める時にこのバオバブを参考にして強く隠れられるような家の構造を考え出したといいます。

中はこんなに大きな空洞

空洞から外へ出た

ここでランチ

自己調達したサンドイッチ用のバゲット(オイルサーディン、トマト、玉ねぎスライス、アボガド、羊のバーベキュー肉)バナナ

そこに生えてたバオバブの実をジャンプして取りました。
白いスポンジ状の果肉（乾燥してる）酸味が有りますが食べる事が出来ます（中には種子が入ってる）
ジャンプした際にサングラスを落としてしまったようです。
バオバブを手に入れたけどサングラスを失った。

こんな所に世界遺産マーク

この野っ原みたいな所で

トーゴの出国手続き

この辺りが国境らしい
時差が有るので、時計を１時間進めよう

ウエルカムベナン！

この辺りにもベタマリバ族の住居がある
まぁ、国境ってのはベルリン会議で机上で引かれた線に過ぎんからなぁ

いきなり綺麗な道路へ
これからベナンの入国事務所を探すらしい

建物は撮れないので
この場所が警察署、入国書類をまとめてハンコ押してる

なんかアフリカらしくないイメージ？

タタソンバの郷タガイ村
モリンガの木やタバコの葉、唐辛子などを栽培していて、とても穏やかな家族でした。

家畜小屋かな

長閑な村の風景

鍛冶屋が顔中に刺青を施す。家壁の模様と同じ刺青。村長アルフォンソさんの大きなお宅。子どものデビッドくんが案内してくれました。基本的な家の作りはトーゴ側の家と同じですがフェティッシュ(祭壇)は家の一階の隅の暗がりに隠されていて、あまり外部の人間には見せないです、屋上に上がり穀物貯蔵庫に梯子をかけて上って見てもらいました。

超炉の顔にも入れ墨

壁の模様と同じ

屋外で調理してたけど屋内にかまども

屋上です
三角の建物は寝室と穀物倉庫

これは寝室

こっちは穀物倉庫

コンチハ～～

子ども達がワラワラと帰ってきた

性かなぁ～
元職教師の大阪のおばちゃんの指導が入った

この後警察に国境近くまで引き戻され、足りない手続き(観光税の支払い)をする事に。
実はこの手前でバリケードで停車させられたけど、そのまま通過した場所。
オフィシャルな観光税の支払いなら、ガイドが把握しておくべき内容では無いのかな？
停車させられた時に、なぜ止められているのか確認しておけよ！
僅か一人当たり１００円ほどの支払いの為に、２時間近くを無駄にした（話のネタだと考えれば腹も立たないけど）

記を取り戻して

ナティチンゴの町

博物館の敷地内

芸術品の販売か？

博物館の内部は撮影禁止
植民地時代の部屋と対フランスで戦ったカバの話などの展示がありあました。

今夜のお宿はホテル・タタソンバ

古ーい感じの部屋です

こうして見ると良い感じ？

夕食は:ミネストローネかレバノン風サラダ、ビーフフィレかアヒルのもも肉、パパイヤかスイカのチョイスでした
これがフィレ？という感じでしたが、食べられました。

この旅行記へのコメント （2）

• きなこさん 2023/12/05 23:38:51

  長閑な村

  何ヶ所かの村を散策されてますが、これって観光地化してるんですか？
  リアルな村を散策されたんですか？
  どこも特徴のある家屋ですね。
  バオバブの果実と引換にサングラス(^^)
  まぁそれも旅の楽しみ
  食べれるんですね。お腹大丈夫でした？
  大阪のおばちゃん面白いーー笑
  1人で参加されるだけあって何事にも積極的ですよね
  
  きなこ

  gontaraさん からの返信 2023/12/06 03:12:47

  RE: 長閑な村

  おいでやす
  観光地として何も目玉の無い地域としては、特徴的な家屋は客寄せになるかなと思うけど、観光客慣れしてないので、丁度イイ感じですよ。
  実際にそこで暮らし、生活をしてるリアルな村なんだと感じました。
  
  バオバブの実、美味しくな無いけど食べる事は出来るんです。
  バオバブジュースってのもレストランなどで飲めるんやけど、果実のパウダーとサトウキビのジュース。
  バオバブって美味しいと言う観光客も居るけど、それはチョット違うかな！
  以前、マダガスカルから持って帰ったバオバブも蒔いたらちゃんと発芽して、バオバブの並木道にしようと目論んだけど、５０センチ程になった所で枯れてしもた。
  
  大阪のおばちゃんは元気やからな。
  ものおじしいひんし。
  
  GONTARA