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コロナ禍あけを待って4年ぶりとなるロマネスク紀行の復活はベルギーからスタートしました。今回も車でオランダ、ドイツ、フランスを巡りました。10日目(5月14日)。この日5番目の訪問地アヴァロン(Avallon)と宿泊地ニトリー(Nitry)です。

2023年5月ベルギーからのドライブ旅行42 アヴァロン、ニトリー(Avallon, Nitry)

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2023/05/03 - 2023/05/18

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クリス

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コロナ禍あけを待って4年ぶりとなるロマネスク紀行の復活はベルギーからスタートしました。今回も車でオランダ、ドイツ、フランスを巡りました。10日目(5月14日)。この日5番目の訪問地アヴァロン(Avallon)と宿泊地ニトリー(Nitry)です。

同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
レンタカー
航空会社
ANA

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  • アヴァロン(Avallon)はブルゴーニュ地域圏のヨンヌ県の郡庁所在地となっている人口7,000人規模の中核都市です。ヴェズレーからは東方に18kmほどの距離になります。また長野県の佐久市の姉妹都市になっています。

    アヴァロン(Avallon)はブルゴーニュ地域圏のヨンヌ県の郡庁所在地となっている人口7,000人規模の中核都市です。ヴェズレーからは東方に18kmほどの距離になります。また長野県の佐久市の姉妹都市になっています。

  • アヴァロンのサン・ラザール参事会教会(Collégiale Saint-Lazare d&#39;Avallon)。建設は11世紀に始まりました。建設当初はノートルダム大聖堂となっていましたが、聖ラザロの聖遺物を得たことによりサン・ラザール教会と変更されました。<br />1562年に宗教戦争により破壊、また1633年には火災により焼失被害を受けています。フランス革命の被害もありましたが、1840年に歴史的記念物に指定され1860年に全面改修を受けております。<br />鐘楼の真下にあった北側のポータルは1633年の火災のおりに投壊したので、簡単な扉口に変更されました。

    アヴァロンのサン・ラザール参事会教会(Collégiale Saint-Lazare d'Avallon)。建設は11世紀に始まりました。建設当初はノートルダム大聖堂となっていましたが、聖ラザロの聖遺物を得たことによりサン・ラザール教会と変更されました。
    1562年に宗教戦争により破壊、また1633年には火災により焼失被害を受けています。フランス革命の被害もありましたが、1840年に歴史的記念物に指定され1860年に全面改修を受けております。
    鐘楼の真下にあった北側のポータルは1633年の火災のおりに投壊したので、簡単な扉口に変更されました。

  • 現在ロマネスク様式を残しているのは中央と南側のポータル部分となります。

    現在ロマネスク様式を残しているのは中央と南側のポータル部分となります。

  • 中央ポータル。タンパンは喪失しており窓に変えられていますが、上部のアーチにはロマネスクのレリーフ彫刻が残っています。

    中央ポータル。タンパンは喪失しており窓に変えられていますが、上部のアーチにはロマネスクのレリーフ彫刻が残っています。

  • 1160年から1170年にかけての彫刻と考えられています。

    1160年から1170年にかけての彫刻と考えられています。

  • アーチには黄道十二星座や月の暦等がメダリオンとして刻まれています。

    アーチには黄道十二星座や月の暦等がメダリオンとして刻まれています。

  • 植物文様の柱頭、捻じれた柱等が印象的です。

    植物文様の柱頭、捻じれた柱等が印象的です。

  • ひとつの柱だけに像が刻まれていますが、これは預言者モーゼの像といわれています。

    ひとつの柱だけに像が刻まれていますが、これは預言者モーゼの像といわれています。

  • 中央の柱はネオロマネスクの物です。

    中央の柱はネオロマネスクの物です。

  • こちらは南側のポータル。中央より保存状態が良く東方三博士の場面を刻んだタンパンも残っています。

    こちらは南側のポータル。中央より保存状態が良く東方三博士の場面を刻んだタンパンも残っています。

  • 残念ながらまぐさは欠落していますが、彫刻も中央よりも際立った作品となっています。

    残念ながらまぐさは欠落していますが、彫刻も中央よりも際立った作品となっています。

  • この捻じれ柱は19世紀の建築家ヴィオレ・ル・デュクも絶賛しています。

    この捻じれ柱は19世紀の建築家ヴィオレ・ル・デュクも絶賛しています。

  • ライオンの刻まれた柱。

    ライオンの刻まれた柱。

  • 以上、ロマネスクとしての見どころはこの扉口になります。

    以上、ロマネスクとしての見どころはこの扉口になります。

  • 身廊から撮影した教会の内部。

    身廊から撮影した教会の内部。

  • この植物文様の柱頭はロマネスクのようです。

    この植物文様の柱頭はロマネスクのようです。

  • カウンターファザード脇の磔刑像。

    カウンターファザード脇の磔刑像。

  • 木製説教壇。

    木製説教壇。

  • 身廊、聖歌隊席については、改修を経てこの地方のロマネスク様式が保持されています。クリプタもあるのですが閉鎖されていますので見学は出来ません。

    身廊、聖歌隊席については、改修を経てこの地方のロマネスク様式が保持されています。クリプタもあるのですが閉鎖されていますので見学は出来ません。

  • フレスコ画は19世紀に改修保全されています。

    フレスコ画は19世紀に改修保全されています。

  • 袖廊部分。

    袖廊部分。

  • 側壁にある礼拝堂。

    側壁にある礼拝堂。

  • 後陣部分。

    後陣部分。

  • 主祭壇の彫刻。

    主祭壇の彫刻。

  • カウンターファザード。

    カウンターファザード。

  • 1847年から1852年にかけて設置されたオルガン。

    1847年から1852年にかけて設置されたオルガン。

  • 19世紀の木製彫刻が見事でした。

    19世紀の木製彫刻が見事でした。

  • 見学を終えて、教会前のサン・ラザール広場にある駐車場に車を止めていました。アヴァロンの旧市街は丘の上にあり城塞化されています。市門にあたる時計塔T(our de l&#39;Horloge)。1456年の建築です。

    見学を終えて、教会前のサン・ラザール広場にある駐車場に車を止めていました。アヴァロンの旧市街は丘の上にあり城塞化されています。市門にあたる時計塔T(our de l'Horloge)。1456年の建築です。

  • こちらはツーリストインフォメーションの建物。

    こちらはツーリストインフォメーションの建物。

  • いきなりホテルの室内写真で恐縮ですが、宿泊はアヴァロンから北に20kmほどの村ニトリー(Nitry)にあるオーベルジュ・ラ・ブルソディエール(Auberge La Beursaudière)。

    いきなりホテルの室内写真で恐縮ですが、宿泊はアヴァロンから北に20kmほどの村ニトリー(Nitry)にあるオーベルジュ・ラ・ブルソディエール(Auberge La Beursaudière)。

  • ニトリーの村にある農家を改造したオーベルジュです。レストラン前で車を止めてチェックイン手続きをし、荷物を持って移動した関係で撮影が後回しになってしまいました。

    ニトリーの村にある農家を改造したオーベルジュです。レストラン前で車を止めてチェックイン手続きをし、荷物を持って移動した関係で撮影が後回しになってしまいました。

  • 専用のバスルーム、バスタブもついています。

    専用のバスルーム、バスタブもついています。

  • トイレは別になっています。

    トイレは別になっています。

  • 部屋を出た廊下。2階なのでトランクを抱えて登ってきました。

    部屋を出た廊下。2階なのでトランクを抱えて登ってきました。

  • 中庭。

    中庭。

  • 宿泊者用のフロントの眺め。

    宿泊者用のフロントの眺め。

  • 聖ヤコブの像があります。

    聖ヤコブの像があります。

  • レストラン側の入口。

    レストラン側の入口。

  • 駐車場からの入るさきほどとは別の中庭。

    駐車場からの入るさきほどとは別の中庭。

  • 2階から見える村の教会。

    2階から見える村の教会。

  • ニトリーのサン・クリストフ教会(Église Saint-Christophe de Nitry)は16世紀の教会です。

    ニトリーのサン・クリストフ教会(Église Saint-Christophe de Nitry)は16世紀の教会です。

  • レストラン前庭からの眺め。ニトリーはオーセール(Auxerre)の南東34kmに位置し村の北15kmにシャブリ(Chablis)があります。この村はブルゴーニュを代表する白ワイン、シャブリの産地なんですね。もちろんこのオーベルジュもシャブリの生産農家がオーナーなんです。

    レストラン前庭からの眺め。ニトリーはオーセール(Auxerre)の南東34kmに位置し村の北15kmにシャブリ(Chablis)があります。この村はブルゴーニュを代表する白ワイン、シャブリの産地なんですね。もちろんこのオーベルジュもシャブリの生産農家がオーナーなんです。

  • レストランの玄関。

    レストランの玄関。

  • ブルゴーニュの伝統的な料理を提供しているとの宣伝でしたので。

    ブルゴーニュの伝統的な料理を提供しているとの宣伝でしたので。

  • エスカルゴと

    エスカルゴと

  • ポークのソテー。

    ポークのソテー。

  • 最後はなぜかテラミス。

    最後はなぜかテラミス。

  • 朝食ルーム。

    朝食ルーム。

  • 標準的な内容ですが、ブルゴーニュですからやはり美味しいです。

    標準的な内容ですが、ブルゴーニュですからやはり美味しいです。

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