2023/05/03 - 2023/05/18
27位(同エリア28件中)
クリスさん
コロナ禍あけを待って4年ぶりとなるロマネスク紀行の復活はベルギーからスタートしました。今回も車でオランダ、ドイツ、フランスを巡りました。11日目(5月15日)。この日はメッス(Metz)への移動日です。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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この日はニトリーからメッスへの移動日になります。全工程340kmほど約4時間かかる道のりですが途中2か所ほど寄らせていただきました。シレ(Chesley)はニトリーから44km北にあるグランド・イースト地域圏のオーブ県の小村です。
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最初の教会はシレのサン・ディディエ教会(Église Saint-Didier de Chesley)。文書では1101年に記録がありますが、聖歌隊席のみロマネスクが残されているようです。鐘楼は1846年に破壊されています。
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身廊はゴシックとありますがアーチ等にロマネスクが残されています。特に行く予定でいた訳ではありませんが通りがりに見つけたので写真だけ撮りました。中に入る事が出来たら良かったのでしょうが仕方ありません。
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こちらは北東に更に170km移動したポンピエールのサン・マルタン教会(Église Saint-Martin de Pompierre)。グランド・イーストのヴォージュ県のポンピエール村にある教会です。
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教会自体は1858年から1862年に建てられたネオロマネスクの教会です。しかしながら、このポータルは解体された旧教会の12世紀に建てられた門が移設され、ブルゴーニュ風の美しいレリーフ彫刻が残されています。
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ポータルの風化を防ぐ木製の屋根が設置されております。
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タンパン中央は東方三博士の礼拝が刻まれています。
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小さいですけれどタンパン上部には聖家族のエジプト逃亡。
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まぐさにはイエスのエルサレム入場が刻まれています。ストーリとしては下部から上部へとつながっています。
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左右の柱を見ていきましょう。
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柱を支えるアトラス。
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怪物の頭と鳥獣の柱頭。
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柱頭はイエスを向かいいれたマルタとマリアの姉妹。ラザロの復活。
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土台にある彫刻は不鮮明でよくわかりませんが、ライオンなのか蛇なのか?
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こちらも人物らしきものが。
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教会内部は閉まっていますが、この扉口はわざわざ立ち寄る価値の高いロマネスクでした。
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こちらはメッスのホテル、ホテル・ラ・シタデル・メッス-Mギャラリー(Hotel La Citadelle Metz-MGallery)。名の示すとおり1559年に城塞、弾薬庫として建てられた軍事施設をリニューアルしたホテルです。リパブリック広場に隣接し公園等の一郭にあり便利な位置取りになっています。
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客室。
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チェックイン後に外出です。
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まずホテルのすぐ側にあるテンプル騎士団の礼拝堂(Chapelle des Templiers)。1180年から1220年にかけてテンプル騎士団により建設された礼拝堂です。
普通に見学出来るはずだったのですが、何かのフェスティバルがあるとの事で閉鎖されていました。このホテルを選んだのは教会がすぐ近くにあるからだったのですが思惑が外れてしまいました。 -
同じくその近くのサン・ピエール・オー・ノナン大聖堂(Basilica of Saint-Pierre-aux-Nonnains)。礼拝堂と同じく貼り紙がされていて中に入れませんでした。
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ヨーロッパでも最も古い教会のひとつといわれ、元は古代ローマの浴場跡だったそうですが、4世紀に建設が始まっており、内容的には7世紀、10世紀の歴史が残るカロリング朝の教会という位置づけです。
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16世紀にフランス軍に占領されてからは倉庫として利用されるようになり1909年に歴史的建造物に認定された後は、改修を経てコンサートホールや展示会場として利用されています。
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教会として機能していませんので、悪くいえば内部は床と壁だけ入れなくてもそれほど残念ではないと強がりをいっておきましょう。
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サン・ピエール大聖堂から1kmほど歩くとメッスのサン・エティエンヌ大聖堂(Cathédrale Saint-Etienne de Metz)に着きます。
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1220年に建設開始され300年ほど工期がかったと記されています。ヨーロッパ最大のガラス屋根を持つ教会といわれステンドグラスの美しさから光の灯籠とも呼ばれているようです。
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正面のポータル。ゴシック様式になっています。
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教会よこのアルム広場を少し北に行った所にあるクール・ドール博物館(Musée de La Cour d'Or de Metz)。1839年に設立された考古学博物館です。2010年代に近代化改修が行われ、現在はとても充実した内容の博物館となっています。
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展示はガロローマン時代に始まります。これらは円形闘技場のモザイクです。
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夫婦の葬送石碑です。
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メッスで発掘されたガロ・ローマン時代の浴場遺跡になります。
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メッス近郊モーゼル県のメルテン(Merte)のジュピター像の柱。
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同じ発掘場所で発掘品で柱の下部。
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ミトラ教のレリーフで牛を屠るミトラス神。
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先ほど見学したサン・ピエール・オー・ノナン大聖堂で発掘されたレリーフが並んでいます。
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石棺。
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クジラの骨から加工された遺物箱の断片。
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市内の教会から移設されたロマネスクのまぐさ石。
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ロマネスクのレリーフですが市内の廃院になった教会の遺品です。
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コピーだと書いてありましたが、ヘラ鹿の角を加工した装飾品です。
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博物館の一部は旧修道院の建物を利用したもです。
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展示スペースに改装されゴシック期の彫像が並んでいます。
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メッス市内の古い建物から見つかった木製天井の板絵。13世紀の物です。
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中世の絵画コーナー。15世紀に彫られた木彫の三博士礼拝。
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聖クリストファーの絵画は16世紀。
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博物を出て先ほどは素通りした大聖堂を見学します。東北面のポータルになります。
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天上が高く内部が窓が多いので明るいですね。
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聖歌隊席。
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教会を抜けて、今度はモーゼル川岸に向かいます。
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河の中州にある新寺院(Temple Neuf)。1904年に完成したプロテスタントの教会です。もう5時を過ぎていたので中は閉まっていました。
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普仏戦争の後メッスはドイツ領に編入されました。その記念に建てられたネオロマネスクの教会で落成にはドイツ皇帝のヴィルヘルム2世が出席しています。
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1930年に歴史的記念碑に指定されています。この時はフランス領になっています。
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ちなみに旅行記ではフランス読みに従ってメッスで表記していますが、メッツはドイツ語読みになります。
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リパブリック広場。
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ホテルに戻って、夕食は館内のレストランでとりました。
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メインは魚にして鮟鱇のムニエル。この日はこれで終了です。
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