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コロナ禍あけを待って4年ぶりとなるロマネスク紀行の復活はベルギーからスタートしました。今回も車でオランダ、ドイツ、フランスを巡りました。最終日(5月17日)、セル(Celles)からブリュッセル国際空港までの行程になります。です。

2023年5月ベルギーからのドライブ旅行47 ワーテルロー他(Waterloo)

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2023/05/03 - 2023/05/18

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クリス

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コロナ禍あけを待って4年ぶりとなるロマネスク紀行の復活はベルギーからスタートしました。今回も車でオランダ、ドイツ、フランスを巡りました。最終日(5月17日)、セル(Celles)からブリュッセル国際空港までの行程になります。です。

同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
レンタカー
航空会社
ANA
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • セル(Celles)のホテル・ル・サン・アデラン(Hotel Le Saint Hadelin)。

    セル(Celles)のホテル・ル・サン・アデラン(Hotel Le Saint Hadelin)。

  • この日は夕刻のフライトで東京に戻ります。朝食ルームの風景になります。

    この日は夕刻のフライトで東京に戻ります。朝食ルームの風景になります。

  • セルから北西さに37kmほど。ナミュール県のメッテ(Mettet)市のフルノー地区にあるノートルダム教会(Eglise Notre-Dame de Furnaux)。この日最初の訪問地です。

    セルから北西さに37kmほど。ナミュール県のメッテ(Mettet)市のフルノー地区にあるノートルダム教会(Eglise Notre-Dame de Furnaux)。この日最初の訪問地です。

  • 教会は16世紀の建設ですが内部に1135年から1150年にかけて制作されというロマネスクの洗礼盤があります。閉まっていたので見学出来ませんでしたが、希望の方は連絡くださいと氏名と住所が掲示されています。まあ、時間があればよろしいのですが。断念です。<br />ただ、この洗礼盤はモサン様式の洗礼盤としてはリエージュに匹敵するくらい見事な作品です。

    教会は16世紀の建設ですが内部に1135年から1150年にかけて制作されというロマネスクの洗礼盤があります。閉まっていたので見学出来ませんでしたが、希望の方は連絡くださいと氏名と住所が掲示されています。まあ、時間があればよろしいのですが。断念です。
    ただ、この洗礼盤はモサン様式の洗礼盤としてはリエージュに匹敵するくらい見事な作品です。

  • 次は更に西に向かって15kmほどの距離にあるジェルパンヌ(Gerpinnes)。

    次は更に西に向かって15kmほどの距離にあるジェルパンヌ(Gerpinnes)。

  • ジェルパンヌのサン・ミッシェル教会(Église Saint-Michel de Gerpinnes)です。

    ジェルパンヌのサン・ミッシェル教会(Église Saint-Michel de Gerpinnes)です。

  • 教会は11世紀に建てられましたが、その後いく度もの改修が行われています。

    教会は11世紀に建てられましたが、その後いく度もの改修が行われています。

  • セルの教会と同じスタイルの階段塔を持つ鐘楼は18世紀初頭に改修を受けていますが12世紀のオリジナルの姿を保持しています。

    セルの教会と同じスタイルの階段塔を持つ鐘楼は18世紀初頭に改修を受けていますが12世紀のオリジナルの姿を保持しています。

  • 堂内。写真手前に洗礼盤があります。

    堂内。写真手前に洗礼盤があります。

  • ジェルパンヌの洗礼盤は12世紀から13世紀の物です。

    ジェルパンヌの洗礼盤は12世紀から13世紀の物です。

  • 4辺にある人頭は創世記にあるエデンから流れる1つの河が3つに分かれる説からとられた物とされています。

    4辺にある人頭は創世記にあるエデンから流れる1つの河が3つに分かれる説からとられた物とされています。

  • 内部は18世紀に改修されています。

    内部は18世紀に改修されています。

  • ゴシック的な印象が強いですね。

    ゴシック的な印象が強いですね。

  • 教会の御神体ともいうべき聖ロレンドの聖遺物箱。

    教会の御神体ともいうべき聖ロレンドの聖遺物箱。

  • 774年に亡くなったとされる聖ロレンドはランゴバルト族の王女だったそうです。カール大帝との戦いに敗れた父王とともにガリアの地に逃れ、結婚を強いられたそうですが、純血の誓いをし、結婚を拒みケルンに逃れる途中に亡くなったといわています。死後この地に埋葬されましたが多くの奇跡を起こし、ここは巡礼地として知られられるようにそうです。

    774年に亡くなったとされる聖ロレンドはランゴバルト族の王女だったそうです。カール大帝との戦いに敗れた父王とともにガリアの地に逃れ、結婚を強いられたそうですが、純血の誓いをし、結婚を拒みケルンに逃れる途中に亡くなったといわています。死後この地に埋葬されましたが多くの奇跡を起こし、ここは巡礼地として知られられるようにそうです。

  • 5月13日がその聖人の日で、この遺物箱を担ぎ行列のお祭りが行われるそうです。

    5月13日がその聖人の日で、この遺物箱を担ぎ行列のお祭りが行われるそうです。

  • これは聖ロレンドの石棺です。

    これは聖ロレンドの石棺です。

  • カウンターファザードのギャラリーとオルガン。

    カウンターファザードのギャラリーとオルガン。

  • 次の教会はジェルパンヌから北に40kmのジャンタンヌの聖ゲルトルード教会(Église Sainte-Gertrude de Gentinnes)。北に向かうとブリュッセルに近くなってきます。

    次の教会はジェルパンヌから北に40kmのジャンタンヌの聖ゲルトルード教会(Église Sainte-Gertrude de Gentinnes)。北に向かうとブリュッセルに近くなってきます。

  • ジャンタンヌはブラバントワロン州のシャストル(Chastre)市の一地区です。<br />

    ジャンタンヌはブラバントワロン州のシャストル(Chastre)市の一地区です。

  • 教会は18世紀の建物ですが、やはり内部にロマネスクの洗礼盤があります。予想はしていましたがやはり閉まっていました。

    教会は18世紀の建物ですが、やはり内部にロマネスクの洗礼盤があります。予想はしていましたがやはり閉まっていました。

  • 次の街はニヴェル(Nivelles)。ここはブラバントワロン州の人口28,000人程の都市です。

    次の街はニヴェル(Nivelles)。ここはブラバントワロン州の人口28,000人程の都市です。

  • 大規模改修工事中の大きな教会は聖ゲルトルード教会(ollégiale Sainte-Gertrude)。

    大規模改修工事中の大きな教会は聖ゲルトルード教会(ollégiale Sainte-Gertrude)。

  • 教会としての歴史は7世紀にまで遡りますが、現存の教会は1046年に奉納記録のあるベルギーでも古い部類に入る教会になります。創建当初は修道院でしたが現在は教区教会となっています。

    教会としての歴史は7世紀にまで遡りますが、現存の教会は1046年に奉納記録のあるベルギーでも古い部類に入る教会になります。創建当初は修道院でしたが現在は教区教会となっています。

  • タンパンには一部ロマネスクの彫刻が残っています。

    タンパンには一部ロマネスクの彫刻が残っています。

  • ロマネスクの窓。

    ロマネスクの窓。

  • 南袖廊。

    南袖廊。

  • 聖歌隊席、後陣のアーチはロマネスクです。

    聖歌隊席、後陣のアーチはロマネスクです。

  • 身廊。

    身廊。

  • 1553年に造られたという埋葬記念碑。

    1553年に造られたという埋葬記念碑。

  • 北袖廊。

    北袖廊。

  • 北身廊の礼拝堂。よく解らないフレスコ画ですが16世紀の物だそうでです。

    北身廊の礼拝堂。よく解らないフレスコ画ですが16世紀の物だそうでです。

  • 15世紀の彫刻でヨハネス・ボルマン(Johannes Borman)と銘がありました。

    15世紀の彫刻でヨハネス・ボルマン(Johannes Borman)と銘がありました。

  • 交差廊のアーチとクーポラ。

    交差廊のアーチとクーポラ。

  • 後陣。

    後陣。

  • 聖歌隊席の主祭壇。

    聖歌隊席の主祭壇。

  • 地下祭室がありますが入れませんでした。

    地下祭室がありますが入れませんでした。

  • 脇祭壇にある祭壇画。

    脇祭壇にある祭壇画。

  • ロマネスクを感じさせるブラインドアーチの列。

    ロマネスクを感じさせるブラインドアーチの列。

  • 主祭壇。

    主祭壇。

  • 狩猟用の馬車。

    狩猟用の馬車。

  • 教会前の広場、外観は隠されていたので撮影出来なくて残念でした。

    教会前の広場、外観は隠されていたので撮影出来なくて残念でした。

  • 次の目的地はワーテルロ(Waterllo)。といってもワーテルローの町を目指すわけではありません。古戦場はかなり広い面積になるので、史跡として最も有名なのはライオン像の丘(Butte du Lion)、丘はワーテルローの南にあるモン・サン・ジャン(Mont-Saint-Jean)の街にあります。

    次の目的地はワーテルロ(Waterllo)。といってもワーテルローの町を目指すわけではありません。古戦場はかなり広い面積になるので、史跡として最も有名なのはライオン像の丘(Butte du Lion)、丘はワーテルローの南にあるモン・サン・ジャン(Mont-Saint-Jean)の街にあります。

  • ニヴェルからは北に20kmになります。大きな駐車場横にレストランがあります。空港までの時間調整を兼ねてここで遅めの昼食をとりました。

    ニヴェルからは北に20kmになります。大きな駐車場横にレストランがあります。空港までの時間調整を兼ねてここで遅めの昼食をとりました。

  • レストラン前にナポレオンの像があります。

    レストラン前にナポレオンの像があります。

  • 写真の先に資料館とライオン像のある丘が見えますが、有料なのでそこまでは行きませんでした。

    写真の先に資料館とライオン像のある丘が見えますが、有料なのでそこまでは行きませんでした。

  • けっこう急な階段です。

    けっこう急な階段です。

  • ブリュッセル国際空港まではここから30km弱、途中の道が渋滞していたので予定より時間がかかりましたが、チェックインには間に合いました。

    ブリュッセル国際空港まではここから30km弱、途中の道が渋滞していたので予定より時間がかかりましたが、チェックインには間に合いました。

  • ブルッセル国際空港にて、帰国便を待つ間にとった最後の一枚です。

    ブルッセル国際空港にて、帰国便を待つ間にとった最後の一枚です。

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この旅行記へのコメント (1)

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  • マリアンヌさん 2023/12/23 08:39:44
    素晴らしきロマネスクの数々
    クリスさん こんにちは。

    私はイタリアばかりですが、ベルギー、フランスの奥深いロマネスク教会の数々を見せていただき、ありがとうございました。
    私は運転出来ませんし語学も駄目なので、もしかしたら行けるかも?街に近いもの、特に心惹かれた教会はGoogle Mapに旗を立ててきました。
    いつの日かひとつでも訪れることが出来たら嬉しいです。
    また、この地にランゴバルト族の王女が眠るとは意外でした。
    マリアンヌ

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