2023/11/19 - 2023/11/19
822位(同エリア1105件中)
実結樹さん
この旅行記のスケジュール
2023/11/19
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飯島商店 足利シュウマイ(蒸し)
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大日茶屋 足利シュウマイ(揚げ)
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喜左衛門 ポテト入り焼きそば
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月星食品(株)ソースの自販機
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JR両毛線「足利駅」
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佐野ラーメン
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この旅行記スケジュールを元に
当初日帰りで完結する筈だった足利の旅は、孫の発熱の保育園呼び出しで、3日後の11/19(日)にもう一度仕切り直す事になりました。
ここでは①~④まで4分割した旅行記の②です。
足利学校や国宝:鑁阿寺を巡り、御当地グルメを食べ歩きました。
①【初日 2023/11/16(木)】快晴
渡良瀬橋を渡る
森高千里の ♫渡良瀬川♫ 歌碑
総社 八雲神社
足利織姫神社
国宝:鑁阿寺の大銀杏
【2日目 2023/11/19(日)】快晴
②06:12 最寄駅発
07:10 東武線茂林寺前駅着
★分福茶釜の茂林寺
08:20 茂林寺前駅発
08:43 東武線足利市駅着
★足利学校
★飯嶋商店の足利シュウマイ(蒸し)
★移動式屋台岡田のパンヂュウ
★鑁阿寺の大銀杏の黄葉
★大日茶屋で足利シュウマイ(揚げ)
☆めん割烹なか川でランチ
★喜左衛門でポテト入り焼きそば
★足利のわかりやすい歴史館
★太平記館
★月星食品(株)工場併設のソースの自販機
13:43 JR足利駅発
③青竹手打ち佐野らーめん 晴れる屋
佐野厄除け大師
④あしかがフラワーパークイルミネーション
★がこの旅行記の範囲です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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【2023/11/19(日)】快晴
06:12 最寄駅から出発です -
3日前に「渡良瀬橋」「総社八雲神社」「織姫神社」等、足利の町の一部は既に周っています。
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07:10 「茂林寺前駅」着。
前回東武線に乗っていて途中にこの駅があるのに気付きました。
2日目の今日は時間に余裕があるので立ち寄ってみます。
ここはまだ群馬県。 -
駅から歩いて10分ほどでお寺に行けます。
道すがら「分福茶釜」のお話しが分割してパネル表示されていました。
少しずつ読みながら進むと総門までに昔話のおさらいが出来るようになっています。
和尚さんが古い茶釜を買ってきてお湯を沸かそうと火にかけたところ、茶釜が「熱い!」と悲鳴をあげたので古道具屋に茶釜をただで譲りました。
古道具屋はその茶釜がタヌキが化けたものだと知ります。
タヌキは「この姿のまま元に戻れなくなってしまった」と言うので、タヌキの言うままに見せ物小屋を作ってやり「分福茶釜」と銘打って見せ物をして沢山のお金を稼ぎました。
そうした中でも古道具屋は何とかタヌキを元に戻してやりたいと思い、
タヌキはタヌキで、稼げなくなったら古道具屋が困るだろうと、お互いを思い遣る気持ちを抱き合いました。
やがてタヌキは病気を患い、茶釜の姿のまま死んでしまいました。
古道具屋は茶釜をお寺に運んで供養してもらった・・
涙ぐましいお話だったんですね (>_<、 -
曹洞宗「青龍山 茂林禅寺」
参道の土産店は未だ時間が早いのかシャッターが閉まっていました。 -
菊花展
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総門をくぐると、
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両脇には22体の狸の像が建ち並んでいます
茂林寺 寺・神社・教会
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みんな浴衣かなんか着せられているのですが着ていない方がいいように思いました
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山門
お天気が良過ぎるというのも写真に影が出来てしまって上手く撮れないものなんですね・・ -
本堂
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分福茶釜も見られる宝物館の拝観は300円で
09:00~になります。
20年くらい前、舘林のツツジを見に来た時に立ち寄ったら、丁度お釈迦様の誕生を祝う花まつりの日で甘茶を御馳走になりました。
その時宝物館も見ているので今日はパスでも構いません。 -
境内にも茶釜型の狸さんも居たようなのですが立ち姿ばかりしか見つかりませんでした
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本堂の脇が「茂林寺沼及び低地湿原」になっています。
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緑の季節なら違った景色かもしれません。
駅から往復の時間も含めて70分で、
08:20 「茂林寺前駅」発。 -
08:43 東武伊勢崎線「足利市駅」着
足利市駅 駅
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渡良瀬川に架かる駅から一番近い「中橋」を渡り、
中橋 名所・史跡
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09:00 足利学校着。
この時間から参観出来るので丁度良く到着しました。
正面に見えるのは「入徳門」
そこ迄の道は「学校様通り」と呼ばれています。 -
足利学校遺跡の碑
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孔子像
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一番南側、一つ目の「入徳門」をくぐると
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右側に管理棟の受付があります
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一般は420円で入学証とシールになっている学生証を授与されて晴れて入学です
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孔子廟手前の「稲荷社」
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ここにも孔子像
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二つ目の「学校門」
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3つ目の門「杏壇門」
1668年(寛文8年)の建築ですが、
1892年(明治25年)の火災で屋根と門扉が焼けてしまったため、後に再建されたものです。 -
「孔子廟(聖廟・大成殿)」
1668年(寛文8年)の建築で、明代の聖廟を模したものだと伝わっています。 -
内部には中央に孔子座像、
その右に足利学校を創建したと伝わる小野篁の像が安置されています。 -
孔子廟敷地内の「不断梅(ふだんばい)」
実が熟さないため、青い実が黒くなり冬まで枝に残っています。
常に実が絶えないのでこの名があります。 -
孔子廟の東に在る茅葺屋根の建物は「方丈」。
その向こうは「庫裏」です。
足利学校の創建については奈良時代 or 平安時代 or 鎌倉時代説などがありますが決定的な決め手はありません。
明治の初めに廃校になりましたが、
平成2年に江戸中期の姿に蘇りました。 -
手前の庫裡側から見てみます。
奥が方丈。
私たち学生は方丈の正面玄関ではなく庫裡の通用口から入ります。史跡足利学校跡 名所・史跡
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入口脇の「宥座之器(ゆうざのき)」
孔子が説いた「中庸」を教える仕掛けです。
壺状の器に水が入っておらず空の時は傾き、
丁度良く入れるとまっすぐに立ち、
一杯に入れるとひっくり返ってこぼれてしまいます。
この様子から「中庸」=調和をとることの大切さを表現しています。 -
昔の「学校」の扁額
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「参観順路」
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「孔子巡行の図屏風」
左から孟子、曾子、孔子、顔子、子思子 -
方丈内部。
ここで講義が行われました。
3,000人という学生を擁してこんな狭い所で大丈夫なのかな?と思いましたが、毎日全員が登校して授業を受けるのではなく、基本的には自学自習だったんだそうです。
足利学校漢字試験というのがあり、 -
内容は中学校程度でしょうか?
でも、全問正解はならず・・ -
方丈の正面中央にある「須弥壇(しゅみだん)」
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座敷から見た南庭園
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池と築山からなる築山泉水式庭園です
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小野篁と一緒に論語の素読ができるビデオ。
この頭身だと身長180cmはあるイケメンですね -
中庭
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各種資料展示
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北庭は南庭より格式が高いそうです。
向かいの西側建物は孔子廟。 -
庠主(しょうしゅ=校長)居間
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「上杉憲実(のりざね)像」
室町時代前期には衰退していた足利学校を
1432年(永享四年)に足利の領主になった上杉憲実が再興に尽力しました。 -
庫裡
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「衆寮」
学生が勉強したり生活したりする場所 -
「木小屋」
薪木・農具・漬物などの保管場所 -
「土蔵」
書籍以外で大切なモノを保管した蔵 -
菜園には大根が育てられていました
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「遺跡図書館」
明治36年(1903年)開設。 -
内部は撮影禁止です。
「令和」の出所になった古文書も展示されていました(企画展:12/3まで) -
応仁の乱以後、引き続く戦乱の中においても学問の灯を絶やすことなく、学徒三千といわれるほどに隆盛を極めた足利学校。
天文十八年(1549年)にはイエズス会の宣教師フランシスコ・ザビエルにより「日本国中最も大にして、最も有名な坂東の大学」と世界に紹介されました。
「自学自習」を旨とする教育だったので、自分で卒業だと思えば卒業になります。
約1時間の滞在で私も卒業しました。 -
校門を出て鑁阿寺の参道方面に行くと「飯嶋商店」のオヤジさんに声を掛けられました。
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足利シュウマイを売っています。
土日祝日のみの営業なので、あまりネットには引っかからないのですが、ウチが元祖だと言ってました。 -
美味しそうに蒸されています。
足利シュウマイの中身は玉ねぎと片栗粉。
足利市民のソウルフードです。 -
国分太一さんや久本雅美さんも来たそうです
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3個入り税込150円。
食べ歩きに都合のいいカップ入りです。
愛想のいいオヤジさんに「ポテト入り焼きそばなら何処のお店が美味しいですか?」とお尋ねすると、
「中橋の袂の “喜左衛門” さんがいい。我が家でもよく買いに行く」と教えて頂きました。 -
次はこれも足利市民のソウルフード「パンヂュウ」を買いに行きます。
岡田のパンヂュウ(移動式屋台) グルメ・レストラン
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鑁阿寺の北東:国道293号線の旭町交差点にある「御嶽神社」の境内で移動式屋台で営業している「岡田のパンヂュウ」は行列ができているので直ぐに分かります。
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2人の職人さんで切り盛りしていましたが夏は暑いだろうなと思い遣られます。
創業は大正時代という事で100年以上の老舗です。 -
15分程並び1個40円×5個買いました。
甘さ控えめなこしあん。
たまごパンのような外側がパリッとした皮で、今川焼きや鯛焼きとも違う美味しさでした。 -
次は少し戻って「鑁阿寺」に向かいます。
周囲はお堀と土塁に囲まれています。
鑁阿寺=ばんなじって読める人はまずいませんね。
鑁や阿という漢字の発音を梵語(サンスクリット)に代って当てはめたに過ぎない単なる当て字だそうです。 -
ここは東門。
建久7年(1196年) お寺としては足利氏二代目:義兼が邸内に大日如来を祀ったのが始まりです。
水掘りと土塁に囲まれた鎌倉時代の武士の居館の典型であった方形居宅としては、在地領主クラスとして最大級の大きさを誇ります。 -
周囲を囲うお堀の水はとても綺麗で鯉が泳いでいました
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境内案内図。
本堂を中心に四つのエリアに分かれています。 -
本堂は義兼の子の三代:義氏によって建立されました。
現在、足利氏宅跡は国の史跡に、鑁阿寺の本堂は国宝に指定されています。鑁阿寺 寺・神社・教会
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お寺ですがここは「日本百名城」のひとつでもあり、百名城のスタンプも頂けるようです。
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多宝塔と大銀杏
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樹齢約550年の県の天然記念物の「大銀杏」
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紅葉・黄葉綺麗です
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多宝塔の西側の広場にある別の大銀杏。
未だ緑色が残っていて最盛期には少し早かったようですが、青空に映えて綺麗でした。 -
東南エリアの「鐘楼」は重要文化財
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境内に在る「大日茶屋」
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店内
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足利シュウマイ
蒸しと揚げがありますが揚げにしてみました。
いずれも2個一人前で税込170円大日茶屋 グルメ・レストラン
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他にもポテト入り焼きそばとかいも天とか、御当地B級グルメも色々あります。
有名人の来店色紙も沢山飾られていました。 -
鑁阿寺の太鼓橋と山門
そこから真っ直ぐ南に伸びる、 -
大日大門通りの「征夷大将軍 足利尊氏公像」
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同じ通りに面して「めん割烹なか川」があります。
相田みつをの不遇時代を支えたゆかりのお店です。 -
11:00~12:00 予約しておき、在来種の「天ぬきそば」セット2,750円と
日本酒飲み比べセット1,200円を頂きました。
※「めん割烹なか川」の詳細旅行記は
https://4travel.jp/travelogue/11871333めん割烹なか川 グルメ・レストラン
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12:15~12:30 引き続き、お腹一杯ですがポテト入り焼きそばの「喜左衛門」に行きます。
交差点角の小さなお店です。
「飯嶋商店の御主人にポテト入り焼きそばなら足利でこちらが一番だと勧められて来ました。」
「ああ、よく買いにいらっしゃいますよ。」
店先に立って出来上がるまで7~8分待ちます。
その間にも地元の客がテイクアウトを引き取りに数人出入りしていました。喜左衛門 グルメ・レストラン
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基本的にはテイクアウトのお店ですが小さなイートインコーナーも有ります
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「たかうじ君焼」という人形焼きもやっていますが、
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ポテト入り焼きそばは450円。
量もたっぷり、大きなお皿に驚きました。
麺は館林のクリタ製麺所に特注で、通常一人前150gのところ250g使用。
ジャガイモもキャベツも豚肉も沢山入っています。 -
ソースは地元の「月星食品(株)」の焼きそば専用ソースで、上から2番目のランクの高級ソースを使っているそうです。
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埼玉県で定年まで教員をしていたという御夫婦は調理は御主人が担当。
「特別な修行をした訳ではないので、素材の良さに頼るしかない」と、笑っていました。
当然全部食べられる訳ではないのでパックを頂き持ち帰りましたが、女将さんが袋とかお箸とか気を遣ってくれました。 -
他のお店を食べた訳ではないので比較は出来ませんが間違い無く美味しく、御夫婦の人柄も気持ちの良いお店でおすすめです。
次は、その「月星食品(株)」のソースの自販機まで行ってみます。
ソースの自販機なんて珍しいじゃないですか!
いつかTVで見たことがあります。
ナビちゃんはここから1.6km、徒歩22分と言ってます。 -
途中「足利のわかりやすい歴史館」でトイレをお借りしました
足利市役所足利まちなか遊学館 美術館・博物館
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織物の街「足利」の伝統民具などの展示がありました。
予約で足利銘仙などの和服の着付けもして貰えるそうです。 -
鑁阿寺の太鼓橋と山門の模型
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「太平記館」にも立ち寄ってみます
太平記館 美術館・博物館
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観光案内所と土産物店を兼ねています
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NHK大河ドラマ「太平記」の主役:真田ひろゆきさんの鎧
12:50 太平記館を後にして東に向かいます。 -
歩くこと25分
13:15 ソースの自販機までやって来ました。
工場併設の売店は日曜日なので定休日でしたが、こういう時こそ自販機の本領発揮です。 -
焼そばソース350円を購入
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13:43 JR両毛線「足利駅」南口
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この後、佐野に行って佐野ラーメンを食べ、佐野厄除け大師にも行きました。
いつもながら盛り込み過ぎで長々と100枚もの写真になってしまいました。
ここまでお付き合い頂きありがとうございました <(_ _)>
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