2023/11/11 - 2023/11/12
284位(同エリア2723件中)
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Emmyさん
この旅行記のスケジュール
2023/11/11
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車での移動
サンフランシスコ市内の自宅を出発(7:00) ー ヨセミテ国立公園入口到着(10:30)
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タイオガパスをのんびりドライブしながら絶景を楽しみます。
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国道395号線沿いのBridgeport でランチ。
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ボディ州立史跡
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The Westin Monache Resort, Mammoth
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ホテル近くのイタリアンレストランで夕食。
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この旅行記スケジュールを元に
サンフランシスコから一泊二日でヨセミテ国立公園とその周辺を旅行しました。ヨセミテ国立公園を訪れるのは10年以上ぶりです。
ニューヨークからサンフランシスコに向かう飛行中、モノレイクがはっきりみえました。綺麗な雪景色です。と同時にちょっと嫌な予感がしたので、早速ヨセミテ国立公園の公式ページを確認したところ、案の定”タイオガパス・クローズ”と出てきました。タイオガパスは一年のうち半年は閉鎖されます。通常11月から5月まで通行止めらしいです。まさかもうシーズン終了?。その後、毎日何度も公式ページをチェックします。最悪迂回ルートでモノレイクまで行くか行き先を変更するプランBまで浮上してました。やっと出発の前日金曜日の午後2時にタイオガパスは通行止め解除になり、当初の予定決行となりました。カリフォルニアは年中温暖な気候のイメージがありますが、同じ州でもこんなに冬の訪れが早い地域があるのだと驚きます。カリフォルニア、広大ですね~。
ありがたいことにこの週末は晴天でポカポカ陽気となり、しかも雪景色も楽しめてとても素晴らしい週末旅行になりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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我々にしては珍しく早朝の出発。(といっても7時を回ってましたが)週末の朝は渋滞もなくスムーズにサンフランシスコを脱出できます。
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途中ガソリンを給油したりしましたが、10時半ごろにはヨセミテ国立公園入り口に到着。パークパスもアラスカのデナリ国立公園で購入済みです。地図とインフォメーションの冊子をもらって入園します。
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今回はヨセミテバレーの方ではなく、ヨセミテ国立公園を東西に横断するタイオガパスの方へ行きます。
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こんな可愛いサインがありました。絵は可愛いですが、ハイキング中は熊親子には遭遇したくないですね。
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今にも上から岩が転がり落ちてきそうです。
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雪がかなり残っています。
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オルムステッドポイントにきました。
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ここからハーフドームが見えます。
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ヨセミテバレーから見えるハーフドームとは違った風景です。
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地層の模様が迫力あります。
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イチオシ
オルムステッドポイントを過ぎてわりとすぐのところにあるテナヤレイク(Tenaya Lake).
絶景かな!絶景かな!この透き通るような湖の水面に雪を被った山々が映し出されています。そしてお天気のいいこと。 -
しばし景色に酔いしれます。
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この山は雪ではなくて岩の色です。
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水がこんなに澄んでいます。
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車を走らせます。いたる所に花崗岩が隆起しています。
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青空と雪山と森と湖。最高のお天気に恵まれました。
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飛行機雲だらけ。パイロットさん達もさぞかし気持ちよかったのでしょう。
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湖が一部凍っています。小石を投げてみましたが割れません。かなり氷が分厚いようです。
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ガードレールもなくかなり標高も高いです。途中「9,000feet」(2,700m)というサインがありました。夜は絶対に通りたくない道です。アメリカの国立公園ではリスクも自己責任の世界ですからね。
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あちこち絶景スポットが多過ぎて寄り道ばかりしていたので、やっと395号線に出てきた時にはもう1時近くになってました。タイオガパス、初めて通ってみましたが絶対におすすめです。
この先に見えるのはモノレイクです。
この突き当たりで395号線を左折します。 -
395号線を北に走ってすぐあるモノレイクのインフォメーションセンターは閉まってました。もうシーズンオフに入っているのでしょうか。
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ここからのモノレイクの眺め。
少しトゥーファー(Tufa)も見えます。トゥーファーとは湖の塩分濃度が高く石灰分が堆積してできた奇岩のことです。もともとは水中にあったものが1941年からの取水政策により姿を現したそうです。 -
湖に浮かぶパオハ島(Paoha Island)。
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高台にあるインフォメーションセンターから、トレイルを少し歩いて降りてみることにしました。
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歩道は途中までちゃんと整備されています。
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植物はもう枯れています。
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ドライフラワー状態ですが綺麗です。
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見たことのない虫を発見。グーグル先生に教えてもらうと「Point Conception Jerusalem Cricket」と出てきました。なんじゃ、それ? コオロギの一種だということでよろしいでしょうか?
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かなり降りて歩いてきました。もう少しで湖畔にたどり着けそうになったところで、395号線沿い近くに別の駐車場を発見。一旦引き返すことにしました。このトレイルの上り坂のキツかったことと言ったら、この上なかったです。砂道で歩きにくかったですし。最初からそちらの駐車場に行けばよかった。
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途中で引き返したのも、もう2時過ぎてお腹がぺこぺこだったからです。
タイオガパスが楽し過ぎて100m毎くらいに車を停めて景色を楽しんでいたというのもあります。そして道中、全く食べ物屋さんがない。リー・バイニング(Lee Vining)では数件のお店は営業していませんでした。すっかり油断してました。こんなことならうちから何か食料を持ってくればよかったです。395号線を北上してやっと見つけたのがこのお店。メニューも確認せずに飛び込みました。 -
週末なのに誰もいない。時間はずれだったからでしょうか。それとももうシーズンオフだったからでしょうか。
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とりあえず地ビールで。
オレンジ風味で美味しかったです。 -
サンドイッチを頼んだらスープもついてきました。チキンとじゃがいものスープ。お味は悪くなかったです。
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パストラミのサンドイッチ。パンがトーストしてあって美味しかったです。
これで空腹も満たされました。 -
次の目的地を確認したら、同じ道を少し南に戻るようです。
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次の目的地は「ボディ州立史跡」です。(一人$8)
1870年代にゴールドラッシュに沸いた町の面影が当時のまま残っています。 -
最後の3マイルは未舗装で、ますます当時の雰囲気が出てきます。
町が見えてきました。町は火災で焼失し、現在残っているのは当時の5%だけだそうです。 -
ボディの町の記念碑。ボディという町の名前の由来は、ニューヨーク州ポーキプシー出身のボディさんが1859年に初めてここで金を発見したからだそうです。
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金採掘に使われた機械がそのまま放置されています。
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ここでは結局、当時のお金で$10,000の収益を上げたものの支出は$150,000だったそうです。
町は金採掘ではなくて、そこで住む人々の消費で賄っていたということになります。 -
採掘場は崩壊の危険があるため立ち入り禁止になってました。
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ピークには7,000~8,000人が暮らしていたそうです。
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学校です。
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サルーン。
お店がまえがもう西部劇のロケシーンのみたい。でも本物です。 -
酒場の内部。ビリヤード台が見えます。
当時は強盗、喧嘩、決闘、殺人は日常茶飯事だったそうです。もう西部劇の世界そのままです。 -
お店の内部。ゼネラルストアと呼ばれる何でも屋さん。
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郵便局。
当時、東海岸から西海岸まで1週間くらいで郵便は届いたそうです。今とあまり変わらないじゃん。笑 -
教会はカトリックとプロテスタントと2つあったそうです。
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町には60を超えるサルーン(ホテルと酒場が一緒になった施設)があったそうです。金採掘がうまくいかないことが知れてくると、あっという間に衰退していきました。
なんともゴールドラッシュの栄枯衰退を目の当たりにできました。少しの間タイムスリップして、いろんな思いを巡らせて面白かったです。 -
もう日が翳ってきましたので、ボディ州立史跡を後にしてホテルに向かうことにします。
395号線に戻って南下します。途中、前の車がみんな吸い込まれるように駐車場に入っていきます。つられて私たちも車を停めます。
素晴らしいビューが待ってました。遠くに雪を被ったシエラネバダ山脈とモノ湖が見渡せます。この395号線がパノラマ街道と名づけられるのも納得です。 -
本日はマンモスレイクス(Mammoth Lakes)にあるThe Westin Monache Resort, Mammoth に宿泊します。マリオットのポイント60,000とリゾートフィー($28.50)。到着した時は暗くて気がつきませんでしたが、このマンモスレイクスはかなりのスキーリゾート地のようです。ちなみにマンクスレイクという湖は存在しないそうです。
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お部屋はかなりアップグレードしてもらい、最上階のワンベットルームスイートをいただきました。こういう太っ腹なところは感心します。
長期滞在用にキッチン付き。 -
お部屋は小さめですが、ファイヤープレイスもあるし、大きなダイニングテーブルもあってかなりコージーでわたし好み。バルコニーもあります。
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寝室。
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浴室は普通。キッチンからも寝室からもアクセスできます。
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ホテルのすぐ下が、すぐスキー用リフト乗り場になっていました。
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その向かいはビレッジになっていて沢山のレストラン、ショップが連ねています。
今日一日、何もないところにいたので、いきなり現れた別世界についていけません。イタリアンレストランに入ることにしました。おしゃれな感じ。 -
まずはマルガリータで乾杯。
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お昼が遅かったので、軽めの夕食。カラマリ(イカ)のフライ。
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海老のパスタ。
これ、とっても美味しかったです。 -
このビレッジ一帯だけ都会で賑わっています。スキーリゾートで優雅な感じです。みなさん余裕のある感じ。サンフランシスコからは冬の間、タイオガパスは使えなのでかなり迂回しないとここまで来れません。LAからはどうなんでしょうか?スキー好きな人はそんなことは気にならないんでしょうかね。ホテルも今回はポイントだから宿泊しましたが、通常は一泊$700超えているようです。
そんな感じで、いろんなことを見たり感じたりした1日でした。食後のあとはホテルに戻って、うちから持参したスパークリングワインで2次会をして就寝。
翌日は後半で。
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サンフランシスコからショートトリップ
この旅行記へのコメント (6)
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- travelさん 2023/12/26 12:07:37
- 大自然
- Emmyさん、初めまして!
真っ青な青空のヨセミテ国立公園は空気がピリッと澄んでいて大自然の真っただ中に身を置いているような印象を受けました。
瓶の形をしたビールのコップは珍しくて見入ってしまいました。
海老のパスタも日本と違って海老が半端ない大きさで食べてみたくなります。
レンタカ-だと時間を気にせずにいろいろ回れるのでいいですね。
ウシュアイアの旅行記に訪問いただき有難うございます。
アルゼンチンは大好きな国で自然も見応えがあるのでちょくちょく出かけていましたがコロナで海外旅行とは縁遠くなりました。
Emmyさんはアメリカに在住されているので南米は直ぐ行けるのでいいですね。
自然を巡る一人旅が好きです。
どうぞ宜しくお願い致します。
travel
- Emmyさん からの返信 2023/12/26 22:47:47
- Re: 大自然
- travelさん、はじめまして!
拙旅行記に沢山の「いいね」を頂き恐縮しています。ありがとうございます。
私共、子育ても終了し、まだ体力的に元気なうちにと、あちこち旅行しているところです。その候補地の一つにアルゼンチンが入っています。イグアスの滝とパタゴニアの大自然は死ぬ前に一度は訪れたい場所です。そんな折、travelさんの旅行記を拝読し、行きたい気持ちがさらに強くなりました。ニューヨークからブエノスアイレスまでは直行便がありますが、10時間ほどかかります。日本からよりはマシですが、なかなか遠い国であります。
まだ計画の段階で何も具体的なものはないのですが、ぼんやりと10月か11月くらいに行ければと考えています。travelさんの旅行記によると、南米では時間にかなり余裕が必要なようですので、あまり欲張りなスケジュールは禁物だなとか思っているところです。もう少し、計画が煮詰まってきましたら、また旅行記の方にお邪魔させていただくと思いますが、どうぞよろしくお願いします。
Emmy
- travelさん からの返信 2024/01/08 09:56:25
- RE: Re: 大自然
Emmyさん、返信コメントを頂き有難うございます。
イグアスの滝とパタゴニア、是非ご訪問下さいね。
パタゴニアはなるべくなら現地の夏季にあたる12月と1月がお勧めですがご無理なら11月下旬です。
エル・チャルテンからはチリのパイネ国立公園まで日帰りツア−もありグァナコが走り回っている風景やクエルノス・デル・パイネ(パイネの角)&トーレス・デル・パイネの山々の眺めも◎です。
アルゼンチン側イグアスの滝の旅行記にも訪問いただき有難うございます。
スピ−ドボ−トは滝の真下に入るので全身びしょ濡れになり水着、あるいはTシャツ&短パンのスタイルが適しています。
濡れても空気が乾燥しているので歩いている間に乾きます。
プロフィ−ルの三毛猫ちゃん可愛いです。
私も猫派、猫ちゃんのしぐさに見惚れ癒されます。
travel
- Emmyさん からの返信 2024/01/09 04:47:48
- RE: RE: Re: 大自然
- travelさん、こんにちは!
コメントをありがとうございました。
実は、私はtravelさんに謝罪しなければならないことがあります。以前、Q&Aのコーナーで、「スイスの長期滞在先」について質問させてもらいました。その際、travelさんから丁寧なアドバイスをいただきました。そして私、パタゴニアの情報収集中に何も気づかず、travelさんの旅行記を拝読しておりました。しかも、travelさんがコメントをくださった時に、「初めまして」などど書いてしまってました。全くもって失礼なことをしてしまいました。還暦過ぎたおばさんの記憶力のなさには、自分ながら呆れます。本当に申し訳ありませんでした。
パタゴニアの訪問時期は、もう少し遅い方がお勧めなんですね。有力情報ありがとうございます。検討します。
その前に、スイスのロングステイ計画という私にとっては大プロジェクトがありますので、まずは、そちらから計画を詰めていきたいと考えています。またtravelさんの旅行記の方にお邪魔させていただきますので、どうぞよろしくお願いします。
travelさんも猫派とは嬉しいです。うちの子供達がシェルターからこの仔を連れてきてから、はや13年。子供達は独立し、残った私が面倒を見ています。(笑)
Emmy
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- ゆんこさん 2023/12/11 13:30:22
- Q&Aからお邪魔しています
- Emmyさん、こんにちは。
初めまして。
Q&A掲示板からお邪魔しました。
フォローさせていただいているスイス在住のkawakoさんがスイス滞在についての回答をしていたので、拝見しました。
Q&Aの内容を見てびっくり、私もそろそろQ&Aに質問を出そうと思っていた内容とほとんど同じだったんです。
我が家は、再来年ですが、夫のリタイア記念に夫念願のスイス長期滞在を計画しています。
基本グリンデルワルトを中心に考えて、3週間から一ヶ月程を予定しています。
Emmyさんの質問されていることと全く同じ内容なので、人様の質問に便乗させていただいて申し訳ないのですが、私としてもどんな回答が来るのか非常に興味津々です。
そしてEmmyさんも、どんな計画を立てどんなふうに過ごされるのか、まだ行かれていないうちから旅行記が楽しみになりまた。
ということで、フォローさせていただきたいと思います。
こちらのヨセミテ、行きたかった場所の候補の一つでもありました。
が、そろそろ海外の運転もリタイアかなという年令になってきたので、自力で行くのは諦めていたてところなんです。
Emmyさんご夫婦も歩かれるのですね。
我が家も歩くこと大好き夫婦です。
山登りは段々と無理が効かなくなりましたが、歩くことだけならまだまだいけますよ。(笑)
ヨセミテ後編も後ほど拝見させていただきます。
よろしくお願いいたします。
★ゆんこ★
- Emmyさん からの返信 2023/12/12 03:49:22
- Re: Q&Aからお邪魔しています
- ゆんこさん、はじめまして。
ゆんこさんもスイス長期滞在を計画されているんですね。再来年の準備をもうされているとは素晴らしいです。私たちはなんとか今年中に航空券と宿泊先を確保しないといけないと焦り気味です。
このフォートラベルさんは素晴らしいですね。経験豊富な方からアドバイスをもらったり、ゆんこさんのように同じ予定がある人とお知り合いになれたりするんですから。
私は最初からヘタレなので山登りではなく山歩き専門です。
スイスの滞在先はまだ検討中で、悩ましい問題です。
私もゆんこさんをフォローさせていただきますね。いい情報がありましたら、お互いシェアしましょう。
どうぞよろしくお願いします。
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