2023.7 瀬戸内・四国の夏旅（2）～尾道

2023/07/16 - 2023/07/16

瀬戸内・四国の夏旅（2）は尾道です。2日目の朝は尾道を少し観光しました。尾道は中1のとき叔母さん家族に連れて行ってもらって以来です。美しい瀬戸内の景色を楽しみました。当時は瀬戸大橋もまだない時代で、フェリーでまわったことを思い出しました。

エリア 尾道(広島)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車

8時過ぎにはホテルを出発！

尾道国際ホテル 宿・ホテル

千光寺公園に車を停めて観光します

千光寺公園 公園・植物園

ユニークな形の新展望台「PEAK（ピーク）」

PEAK(千光寺頂上展望台 ) 名所・史跡

長さ63メートルの展望デッキからは、尾道水道や日本遺産の街並みを大パノラマで楽しむことができます。

展望台からは、尾道水道が一望できます。

長時間眺めていたい位素晴らしい景色です。

山頂カフェ PEAK CAFE グルメ・レストラン

どこからでも瀬戸内の島々の眺望を楽しめる細長い展望台

大きなカーブを描く螺旋階段は緩やかな傾斜なので、息切れすることなく登ることができます。

気候温暖で風光明媚な尾道は、古来より天然の港として発達し、その風向・文化を求めて多くの文人墨客が訪れ、滞在しました。尾道ゆかりの25名の作家・詩人の詩歌・小説の断片等を千光寺山山頂から中腹にかけて点在する自然石に刻み、その静かな散歩道を「文学のこみち」と名づけたそうです。

千光寺公園 公園・植物園

徳冨 蘇峯
　海色山光信に美なるかな
　　更に懐う頼子の出群の才を
　淋離たる大筆精忠の気
　　維新の偉業を振起して来たる

前田 曙山
　浜焼きをむしりつゝ
　　春惜しむな里

正岡 子規
　のどかさや
　　小山つづきに塔二つ

物外
　あれは伊予
　　こちらは備後春の風

千光寺山頂から、千白稲荷まで続く全長約1kmの遊歩道で、道沿いの自然の巨石に尾道ゆかりの作家・詩人による作品を刻んだ25基の石碑が立っています。

十辺舎一九
　日のかげは青海原を照らしつゝ
　　光る孔雀の尾の道の沖

金田一 京助
　かげともの　をのみちの
　　やどの　こよなきに
　たびのつかれを
　　わすれて　いこへり

江見 水蔭
　覚えきれぬ
　　島々の名や夏がすみ

志賀 直哉
　六時になると上の千光寺で刻の鐘をつく。ごーんとなると直ぐゴーンと反響が一　
　つ、又一つ、又一つ、それが遠くから帰ってくる。其頃から昼間は向島の山と山と　　　　　　　
　の間に一寸頭を見せている百貫島の燈台が光り出す。それがピカリと光って又消え　　　
　る。造船所の銅を溶かしたような火が水に映り出す。

文学のこみち 自然・景勝地

真っ青な空です

林 芙美子
海が見えた。海が見える。
五年振りに見る尾道の海はなつかしい、汽車が尾道の海へさしかかると、煤けた小さい町の屋根が提灯のように、拡がって来る。
赤い千光寺の塔が見える。山は爽やかな若葉だ。緑色の海向うにドックの赤い船が帆柱を空に突きさしてる。私は涙があふれていた。（放浪記より）

巌谷 小波
　大屋根は　みな寺にして　風薫る

千光寺に到着しました。

大師堂前の小門をくぐると目前に朱塗り唐づくりの鐘楼「驚音楼」が断崖絶壁に建っています。この鐘は「時の鐘」として名高く、元禄初年より時刻を近郷近海に報じ、現在ではテレビ、ラジオを通じて「除夜の鐘」としてひろく人々に親しまれ、尾道の名物の一つにもなっています。

名刹『千光寺』は806年の開基で、中興は多田満仲公宿願により造立したと伝えられ、興趣千変万化、奇岩、奇勝など四季を通じて自然の神秘を探賞できます。

千光寺 寺・神社・教会

千光寺の境内からは尾道の市街地と瀬戸内海の尾道水道、向島、しまなみ海道などが一望できます。この場所で撮影された写真が尾道の観光案内などに使用されています。

玉の岩とロープウェイ。境内にはこのような巨石をいくつも見ることができます。

千光寺の御朱印

千光寺の御朱印（2）

更に下っていきます。

尾道といえば、大林宣彦監督の尾道三部作など映画のロケ地で有名ですが、私は圧倒的に「ふたり」です。中嶋朋子（蛍）かわいすぎました。

千光寺周辺には、尾道の街の雰囲気に溶け込むおしゃれな喫茶店がたくさんあります。

梟の館 グルメ・レストラン

尾道の風景を代表する寺は「天寧寺」です。創建当時は約330mの寺域をもつ大寺院でしたが、室町幕府という後ろ盾がなくなったことや、火災で塔以外の全てを焼失したことにより衰退しました。現在の三重塔は、五重塔の傷みの激しい上二重を取り払って三重に改造したもので、その寸胴な外観が一際目立ち、尾道の風景を代表する存在となっています。

尾道アート館から招き猫美術館in尾道へと続く細い坂道で、あちらこちらに福石猫や壁画が飾られています。

招き猫美術館in尾道 美術館・博物館

ネコがやってきました

千光寺山の麓に降りてくると神社に到着、映画『時をかける少女』のロケ地にもなった尾道最古の神社「艮神社」です。

艮神社 寺・神社・教会

千光寺ロープウェイは、神社とお寺の上を通過する日本でも類を見ないロープウェイです。

千光寺山ロープウェイ 乗り物

中学生の時もロープウェイ乗ったんでしょうが、全く記憶がありません。
文学の小道など坂を下ってきた記憶は鮮明にあるのですが・・・

ロープウェイから先ほどまでいた千光寺が見えます。
駐車場に戻りしまなみ海道へ

千光寺 寺・神社・教会

しまなみ海道を走っていきます。

因島大橋 名所・史跡

「多々羅しまなみ公園」は、大三島の東に位置し、しまなみ海道大三島ICを下りてすぐの所にあります。

多々羅大橋 名所・史跡

世界有数の斜張橋「多々羅大橋」を見上げる絶景スポットです。

海に入って大喜びのともちゃん！！

この道の駅は「サイクリストの聖地」と呼ばれ、全国からサイクリスト等が集まる有名スポットです！

道の駅 今治市多々羅しまなみ公園 道の駅

まだいやまはたが泳いでいる水槽です。

レストランは、2022年に改装が行われ、135席のテーブル数を完備しています。
ともちゃんのお子様うどんセット

道の駅 今治市多々羅しまなみ公園 道の駅

まだいのにぎり定食は妹さん

私はマハタにぎり定食。美味しかったです
大山祇神社に向かいます。