2023/10/28 - 2023/10/30
4位(同エリア62件中)
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葵さん
この旅行記のスケジュール
2023/10/28
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羽田空港
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飛行機での移動
ANA553便:羽田空港9:55発→函館空港11:15着
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車での移動
レンタカーで移動(以下同)。
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この旅行記スケジュールを元に
2023年10月末、2泊3日の予定で秋めく北海道・道南エリアを巡る旅へ。
旅の1日目、道南の玄関口「函館空港」へ到着後、さっそくレンタカーをピックアップして、「渡島半島」の南東部・太平洋に面する「亀田半島」の最東端にあたる「恵山岬」を目指すとともに、さらに北上して半島をぐるっとドライブしていくことに。
これまでも函館市街は何度か訪れる機会があったものの、今回廻った「亀田半島」側は初めてで、城跡・灯台・縄文時代の遺跡(国宝の文化財も!)そして間歇泉と、思ってた以上にバラエティに富むスポットが点在し、どこも興味を惹かれるものばかりでした。
あと、全国津々浦々に設けられた道の駅の偉大さを、改めて認識しました(笑)
〔秋めく北海道・道南へ(2023年10月)〕
●1日目①:志苔館跡(続日本100名城)/恵山岬灯台(日本の灯台50選)【この旅行記】
●1日目②:函館大沼プリンスホテルステイ
https://4travel.jp/travelogue/11866466
●2日目①:大沼公園(紅葉の名所100選)
https://4travel.jp/travelogue/11867297
●2日目②:五稜郭(日本100名城)
https://4travel.jp/travelogue/11870433
●2日目③:望楼NOGUCHI函館ステイ
https://4travel.jp/travelogue/11873507
●3日目:元町末広町(重要伝統的建造物群保存地区)
https://4travel.jp/travelogue/11876210
〔続日本100名城登城記(北海道・東北エリア)〕
●九戸城(陸奥国):https://4travel.jp/travelogue/11706487
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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●羽田空港
今回は久しぶりの北海道への旅。
土曜日の朝、さっそく「羽田空港」へと向かい、9時55分発のANA553便に乗り込み、道南の玄関口「函館空港」へとフライトです。 -
離陸後、お台場あたりを横目に見つつ、飛行機は高度を上げていきます。
そういえば「レインボーブリッジ」を歩いて渡りましたっけ。
●ぷらっと東京さんぽ《Scene.13》~品川台場登城&レインボーブリッジを歩いてく~
https://4travel.jp/travelogue/11739559 -
飛行機は順調に飛行し、北海道の手前あたりで右へと旋回し、着陸態勢に入ります。
海岸線の奥に見える真っ直ぐな高架線は、北海道新幹線の線路でしょう。 -
イチオシ
お、五角形の城塞「五稜郭」を上空から眺められるおまけ付き♪
明日、実際にあちらにも訪れてみる予定にしてます。 -
●函館空港
そして飛行機は「函館空港」にランディング!
さっそく空港でレンタカーをピックアップし、旅の1日目は「渡島半島」の南東側で太平洋に面する「亀田半島」をぐるっと廻ってみることとし、まずは最東端にあたる「恵山岬」を目指してドライブしていきます。函館空港 空港
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●志苔館跡
最初に訪れたのは、空港の滑走路のすぐ南側に位置している「志苔館(しのりだて)跡」で、「続日本100名城」に選定されている城跡です。
なお、すぐ近く(徒歩5分弱)に「志海苔ふれあい広場」の駐車場があり、そちらに車を止めました。志苔館跡 名所・史跡
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案内板の地図拡大部分がこちら。
「志苔館」は、蝦夷地の渡島半島にあった和人領主層の館である「道南十二館」の1つで、小高い丘にほぼ長方形の館跡が残り、周囲を土塁や空堀で囲まれています。 -
けっこう高い土塁の横目に見つつ、まずは郭の中心へと向かいます。
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お、土塁の手前にはきれいに空堀も残ってますね~。
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西側から郭内へ足を踏み入れると、建物らしきものは残されておらず、館や柵跡などの平面表示がなされています。
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広い芝生の空間にはタンポポが咲き誇り、現在の館の主はこの人たちですな(笑)
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イチオシ
郭の東側の方まで歩いていき、ふと振り返ると、土塁の向こうに「函館山」の姿も見えますね~。
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そのまま郭の南に向かうと、高台にある城跡から津軽海峡が望め、城を設けるに値する立地なのが分かります。
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こんな感じで郭内をぐるっとひと回りし、南西側の土塁の端に立ってみると、ここからだと「函館山」の全景がくっきりと望めます♪
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アップにしてみるとこんな感じで、左端が「立待岬」で右方の最高峰が標高334メートルの御殿山で、ここから眺める夜景が函館の代名詞です。
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ではでは、本郭からさらに西隣りにある郭の方へと進んでいきます。
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最初に確認した案内板にあったとおり、そこにある東屋の中にこんな木箱があり、「続日本100名城」のスタンプが置かれてます。
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で、無事スタンプを押印。
(ここまで来て押せなかったら、また来るの大変なので一安心)
これにて「志苔館跡」への登城を終わりにすることに。
城跡というよりちょっと大きめの館跡といった感じで、現在は建物等は残されていませんが、土塁や空堀などの保存状況は良好ですし、ここからの景色もとてもよいので、私的には訪れてみて良かったです。
(一般的な観光地と言えるかは微妙ですが・・・) -
●旧戸井線アーチ橋
城跡を出発し、ここからは、渡島半島南東部に突き出た「亀田半島」の海沿いに沿って続く、国道278号線をひたすらドライブしていきます。
その途中、いきなり山側の斜面にコンクリートアーチ橋が姿が!
この構造物は1936年に着工した鉄道「戸井線」の陸橋で、第二次大戦中の資材不足により1942年に建設が中止され、未成線となった遺構です。旧戸井線アーチ橋 名所・史跡
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他にも当時のトンネルや橋脚がいくつか残っているそうで、約80年も前の構造物がこうやって見れるなんて、ある意味スゴイですな。。。
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●道の駅 なとわ えさん
さらに国道を道なりに進んでいくと、「亀田半島」の東端にあたる「恵山岬」の近くに、「道の駅 なとわ えさん」が設けられているので、こちらで休憩していきましょう。道の駅 なとわ えさん 道の駅
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建物の屋上へと続く階段を上がっていくと、もうすぐそばに太平洋の大海原が広がってます♪
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イチオシ
さらに東側を眺めると、海の向こう側には標高618メートルの「恵山」が望めるはずですが・・・ちょうど雲がかかってますね。。。
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内陸側に目を移すと、同じく標高570メートルの「海向山」もそびえてますが、こちらも山頂付近は雲の中にあり、ご機嫌斜めのよう(苦笑)
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せっかくなので、階段を降りてさらに海のそばまで行ってみることに。
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そして「えさん」の文字が入った石碑とともに、山並みの全景を1枚♪
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反対側(西側)はこの時間帯逆光で、フォトジェニックな感じの絵に。
ここまでドライブしてきて、ちょうどいい休憩となったので、ここからさらに続く道を進んでいきます。 -
●恵山岬灯台
国道278号線は一度内陸側へと入り、途中から道道で「亀田半島」の先端部を目指してさらに車を走らせていくと、太平洋を見渡す「恵山岬」に、白亜の「恵山岬灯台」が立っています。恵山岬灯台 名所・史跡
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イチオシ
灯台のある風景は、やっぱり青い空と海を背景にするのが良い感じ♪
ちなみに函館の市街地から車で1時間ほどの距離で、今回のドライブ旅のとりあえずの目的地へとたどり着きましたが、やっぱり北海道は広いなあと改めて実感しました。 -
「恵山岬灯台」は明治時代の1890年に初点灯した灯台で、その塔高は約19メートルあります。
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灯台のすぐ近くまで崖地が迫っており、けっこうな高さがあります。
ちなみに「恵山岬灯台」と青森県側の下北半島に立つ「尻屋埼灯台」とを結んだ線が、日本海と太平洋とを分ける境界線になっているとのことで、目の前に広がる海は太平洋になりますね。 -
お、沖合にはちょうど新日本海フェリーの船が航行しており、今度はゆっくりと船旅っていうのもいいですね~。
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また、灯台の正面側に回ってみると、やっぱり後ろに広がる「恵山」は雲の中で、まぁ天気ばかりはしょうがないですね。。。
周囲は「恵山岬灯台公園」として整備されてますが、これで「亀田半島」の最東端の岬に立つ灯台をすぐそばから眺めるという目的は達成できたので、ここは潔く撤収しましょうか。恵山岬灯台公園 公園・植物園
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●道の駅 縄文ロマン南かやべ/函館市縄文文化交流センター
「恵山岬」を出発し、ここからさらに「亀田半島」を北上すべく太平洋に沿って国道278号線を走り、途中、コンクリート打ちっぱなしの小洒落た外観の「道の駅 縄文ロマン南かやべ」へ。道の駅 縄文ロマン南かやべ 道の駅
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ここ函館市の南茅部地区は縄文時代の遺跡があり、発掘された品々を展示する「函館市縄文文化交流センター」が併設されているという珍しい道の駅で、館内を見学していくことに(有料:@300円)。
なお、館内の写真撮影は自由(フラッシュ撮影は禁止)でした。
☆函館市縄文文化交流センターホームページ☆
http://www.hjcc.jp/函館市縄文文化交流センター 美術館・博物館
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で、1番有名な展示品がこの暗闇の中のケースにいます。。。
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イチオシ
こちらが約3500年前の墓から出土した「中空土偶」で、北海道唯一の国宝に指定されてます!
案内パネルによれば、1975年に農作業中の地元の主婦によって偶然発見されたんだそうで、それって奇跡以外の何ものでもないなぁと。 -
●垣ノ島遺跡
また、建物の裏手には縄文時代の「垣ノ島遺跡」が残されており、こちらの遺跡とともに、北海道・青森県・岩手県及び秋田県の17遺跡は、「北海道・北東北の縄文遺跡群」として世界遺産に登録されています。垣ノ島遺跡 名所・史跡
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センターの建物の裏手がちょうど展望デッキになっていて、遺跡全体を見下ろすことができるアングルになってます。
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そばにあったパネルに空撮写真があり、ちょうど太平洋に面する段丘上に立地しているのが分かりますね。
他にもデジタルサイネージによる解説なんかもあり、世界遺産ということで展示にも力を入れているよう。 -
で、ここから下に降りて遺跡内をぐるっと歩いてみようかと思ったタイミングで、ちょうど雨が降り出してきてしまい・・・。
ご覧のとおり雨を遮るものは何もない平坦な場所ですし、しょうがないので引き返しますか。 -
●道の駅 しかべ間歇泉公園
さらに国道278号線を北上していき、函館市から鹿部町へと入り、今日3つ目となる道の駅「しかべ間歇泉公園」へ。
それにしても、全国津々浦々に整備された道の駅って偉大なアイディアだなぁと改めて実感します。。。
その名称のとおり間歇泉があるということで、建物の中を通って公園の有料エリアへと行ってみます。
(@300円。ただし、訪問時は足湯工事中のため@100円でした)道の駅 しかべ間歇泉公園 公園・植物園
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間歇泉が噴き出すのは10~15分間隔とのことで、2階の噴出孔が見下ろせるところにスタンバイしときましょう。
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お、お湯が出てきたかな。
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おおっ~、勢いよく噴き上がってきました!
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約100度の温泉が15メートルほどの高さまで噴き上がるそうで、湯量も多く思ってた以上の迫力です。
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ちなみに、間歇泉を囲むようにあった建物(外観が岩状)の内部には、ここ鹿部の温泉や間歇泉に関する簡単な展示がされてます。
そういえば、2021年10月に東北3県を旅した時に、宮城県の鬼首でも間歇泉を見ましたっけ。
●秋の東北3県紅葉巡り《2》~鳴子ダムから鬼首温泉を抜けて、鬼首エコロードへ~
https://4travel.jp/travelogue/11783526 -
最後、道の駅の道路を挟んだ向かい側に広がる太平洋を眺め、約半日のドライブ旅に区切りをつけることに。
これまでも函館市街は何度か訪れる機会があったものの、今回巡った「亀田半島」側は初めてで、思ってた以上に興味を引くスポットがあり面白かったのと、道の駅の偉大さを改めて認識しました(笑)
このあとは、さらに今日の宿へと車を走らせていきますが、その模様はまた別の旅行記で。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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