2023/10/02 - 2023/10/05
4位(同エリア561件中)
takaさん
同居中の93歳の高齢の母の面倒をみていただけるところが見つかり、半年ぶりで飛行機旅ができることになりました。いつも身近な所ばかりの往復でちょっと遠出の日帰りドライブもなかなかできない環境だったので、久しぶりの気分転換になりました。今回はというよりも今回も京都です。今年の春はツアーで桜の京都を鑑賞できましたが、ツアーだと移動も計画も楽で便利なのですが、自分の行きたい所に自由に行けない欠点もありました。そこで、今回は思い切って個人旅行で今まで訪れていない京都の行きたかったところを廻ることに決めました。京都は雅な伝統文化はもちろんですが、最近は明治以降のレトロ、そして革新的な美も取り入れて輝いているスポットも多く、とても興味がありました。今回は3泊4日でそれら、雅なところ、レトロなところ、斬新で新しいところを取り混ぜたスポットを訪問しました。今回は第4段として10月3日午後、勝林寺、東福寺方面からホテルに戻るまで、そして、10月4日午前中に随心院を訪問した内容となります。拙い旅行記ですが、よろしければご覧下さい。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- タクシー JALグループ ANAグループ JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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イチオシ
今回の行程は
《10月3日》
①勝林寺
②東福寺臥雲橋
③ダイワロイネットホテル京都駅八条口
④萬重(ポルタ店)
⑤京都駅内2階土産店、伊勢丹
⑥ダイワロイネットホテル京都駅八条口
《10月4日》
①JR京都駅~JR山科駅~タクシー~
②随心院
③タクシー~JR山科駅=JR京都駅 -
以上、今回の旅行で初めてJRを利用しました。あとはいつものようにメインはタクシーで近距離は徒歩になります。最後までお付き合い頂ければ幸いです。
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10月3日、前旅行記③の続きで、一旦ホテルに寄り、nikiniki四条店で季節の生八つ橋を買って、タクシーを拾い勝林寺へ向かいました。目的は花手水です。京都の中では有名だと言うことです。実はこのタクシーが大変でした。個人タクシーだったのですが、まず運転手が80歳以上と思われるかなりの高齢の方です。話をしても耳が遠いのか、それとも知らないことには話をそらすのか、正面から答えてくれません。そして今時ナビの付いてない車で、スマホで行先の場所を見せると、良く分からないから案内してくれと言うのです。おまけにもっとびっくりしたのは、座席のシートベルトをいくら探してもないのです。聞いても無視されました。これって車検を通っているの?非常に困惑と怖い思いをしました。勝林寺は東福寺の塔頭で正式には毘沙門堂勝林寺と言うようですが、この方向を示す看板があるところで降ろされました。私もストリートビューで確認したのですが、まさかこんな500mも前で降ろされると思わなかったのでちょっと道順を確認するのが大変でした。でも、何とかたどり着くことができました。
毘沙門堂 勝林寺 寺・神社・教会
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坂になった場所にあるのですが、坂の上が車を利用する人の正面入口です。本当は近くの坂の下に傾斜のきつい階段の入口もあるのですが階段を登るのは辛いのでここまで来ました。
毘沙門堂 勝林寺 寺・神社・教会
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入口も狭くかなり小さなお寺のようですが、すぐに活けてある花を見つけました。でも、手水は少し小さ目です。
毘沙門堂 勝林寺 寺・神社・教会
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計画しているときに、手水の花は火曜日と土曜日の週2回入れ替えるということがわかり、当初は1日目の10月2日にと考えていたのですが、活け替えてすぐの方がきれいだと思い、急遽3日(火)に訪問日を変えました。花は多くの種類があり、色もきれいです。活け方は正直ちょっとん~~~かな?
毘沙門堂 勝林寺 寺・神社・教会
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花自体は本当にきれいな花をたくさん集めてきたことが伺えます。ちょっとバランスがね・・・・・・。でも、きれいでしたよ。来て良かったです。京都で本格的に花手水を始めたのがこのお寺らしいですよ。
毘沙門堂 勝林寺 寺・神社・教会
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花手水もきれいなのですが、私が注目したのはこのモミジです。最近は猛暑等のせいできれいな色になる前に縮れるように枯れてしまったり、色がついても汚い葉っぱが多いように思います。その点、ここの葉を見ると、とてもきれいでした。
毘沙門堂 勝林寺 寺・神社・教会
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ご覧ください。まだ青紅葉ですが葉の状態がとてもいいです。これは間違いなくきれいな色の紅葉になると思います。紅葉時には来られないけれど、花手水と一緒に見に来たいなあと思わせるお寺でした。
毘沙門堂 勝林寺 寺・神社・教会
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帰りはこの裏門(近い門)?から出ました。ここが歩行者のみで入れる裏門と言う訳ではないですが、先ほど述べたようにここからも階段を登って行くことができます。但し、結構勾配がきついので身体の不自由な人は無理です。私も膝に負担が来るので後ろ向きで降りました。皆さん、知ってました?余談ですが、下り坂は後ろ向きで歩くと膝に負担がかからないので楽ですよ。格好は悪いですが。
毘沙門堂 勝林寺 寺・神社・教会
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さて、塔頭毘沙門堂勝林寺を出ましたが、予定が順調に進んでいるので急遽、もう少し歩くと東福寺です。せっかくなので、紅葉には早いのですが、臥雲橋くらいまでは行って見ようと歩きました。通天橋の前までは無料のはずです。
東福寺 寺・神社・教会
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過去、11月末の紅葉の時季には旗を持ったガイドさんについてここを渡りました。お客さんがびっしりで凄かったです。通天橋が「おしくらまんじゅう」状態で写真撮影禁止の札が出た時季です。そのときは私たちは閉門30分位前に入場したので自由に写真を撮れたのがラッキーでした。
東福寺 寺・神社・教会
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臥雲橋から見た紅葉と通天橋です。ほんのちょっとだけ色がついてきたところでしょうか。あと1ヶ月と少しで真赤に染まるのでしょうね。まだ先までも行けたのですが、染まっていない葉をこれ以上見ても仕方ないので、この辺りで戻ります。
東福寺 寺・神社・教会
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歩きながら戻ります。東福寺は大きいお寺なので塔頭の数も多いですね。ここも東福寺の塔頭の不動明王を本尊とする同聚院です。御朱印もあるようで見本が置いてありましたが、時間が遅くなるのでそのまま進みます。
同聚院 名所・史跡
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ここも霊原院と言う塔頭ですね。おもしろいのは奥に見えるお地蔵様です。6体あるのですが、みんな顔の表情が違います。微笑んでいるお地蔵さん、可愛いです。大きな通りまで出て、これから夕ご飯にはちょっと早いので、タクシーで一旦ホテルまで戻って休憩します。
霊源院 寺・神社・教会
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nikiniki四条店で買った季節の生八つ橋、もう1回登場してもらいます。上のようなケースに入っているのですが、下の写真で1個1個がガチャガチャのカプセルのような透明なドームを被せてあるんですよ。形がくずれないようにしてあるんですね。何せ生八つ橋ですの柔らかく、ちょっと触ってもつぶれます。
nikiniki グルメ・レストラン
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イチオシ
このようなテーブルクロスも100均のダイソーで買ってきたのですが、写真的にはない方が目立っていいかな?上の方が見映えがするかな?でも、もういいやと言うことで、日持ちしないお菓子なのでさっそく食べます。可愛いのでちょっともったいない気もしますが、2人で2個づつ一気に食べてしまいました。
nikiniki グルメ・レストラン
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ホテルからは歩いて駅の八条口まで行き南北通路を通って、烏丸口まで歩き、ポルタ地下街に来ました。このお店で夕食です。すっかり私の常店(こんな言葉があるのかわからないですが)になった萬重さんです。
萬重 ポルタ店 グルメ・レストラン
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メニューを見なくてもショーウィンドーに結構、見本があるので決めやすいです。
萬重 ポルタ店 グルメ・レストラン
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京都なら京都らしい1万円以上もするコース料理のお店もありますが、私はお酒も飲まないし、こちらで充分です。3000円以下でおいしいお弁当が食べられます。
萬重 ポルタ店 グルメ・レストラン
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萬重弁当紅葉1980円です。紅葉の容器を使うなど盛り付けがきれいです。
萬重 ポルタ店 グルメ・レストラン
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イチオシ
萬重弁当都2970円です。どちらも容器や盛り方にも工夫がしてあってリーズナブルにも拘わらず上品で美味しい味でした。
萬重 ポルタ店 グルメ・レストラン
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夕食が終って伊勢丹の地下で明日の朝食探しです。量は少な目で後でスイーツがお腹に入る程度のものを探します。
ジェイアール 京都伊勢丹 百貨店・デパート
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「柿の葉寿司」ってよく名前は聞くけれど、まだ食べたことがありません。なので、これに決めました。お土産に「じゃこ」も美味しそうなので購入。
ジェイアール 京都伊勢丹 百貨店・デパート
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ホテルに戻るとき、駅の八条口近鉄みやこみちを入ったところにあったハロウィンのディスプレイです。確か都ホテルとかなんとか書いてあったので、そこはきっとホテル都シティ近鉄京都駅のロビーだったのかも知れません。
都シティ 近鉄京都駅 宿・ホテル
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この日はホテルに戻り就寝。さて翌日10月4日、京都3日目の朝です。まず、昨日伊勢丹で買ってあった柿の葉寿司を食べていざ出動です。この日はまず、午前中に随心院まで行きます。計画時にホテルからのタクシー料金を調べたら大変な額になりそうなので、予定はまず、京都駅から一駅の山科駅までJRに乗ります。そこからタクシーで随心院まで行くことに決めていました。
ダイワロイネットホテル京都八条口 宿・ホテル
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結構早い時間だったのですが、お客さんはそんなにいません。楽々座って行けました。朝なので逆に山科から京都に向かう方が混んでいたのでしょうね。
京都駅 駅
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山科駅に着きました。この駅は屋根があるので雨でも濡れなくていいですね。駅から出てすぐのところにタクシー乗り場もあり、何台か停まっていました。今回は春の京都と違い本当にタクシーで苦労しませんでした。
山科駅 駅
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そして、随心院に着きました。ここは京都の郊外のせいか、人通りはかなり少ないですね。拝観入口の総門から中に入ります。
随心院 寺・神社・教会
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次に長屋門を通ってさらに歩きますま。今、行われている本堂の改修工事の看板や、夜間拝観の案内がありました。ちなみに夜間拝観は11月の下旬、紅葉の時季なのでこの日はありません。
随心院 寺・神社・教会
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入口の庫裡のそばには絵馬がびっしりとかけられています。
随心院 寺・神社・教会
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こちらの絵馬はご覧のように桜の形に小野小町を描いた可愛いものです。この裏に参拝者の願い事が書かれています。
随心院 寺・神社・教会
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さすが絶世の美女、小野小町を祀ってあるお寺なので絵馬の色も艶やかできれいですね。
随心院 寺・神社・教会
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右側に句碑もありましたが、まずは襖絵を早く見たいので拝観入口の庫裡へ直行です。
随心院 寺・神社・教会
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中に入るとすぐショップがありました。こちらのショップの商品のシンボルカラーはピンク色ですね。襖絵がピンク系の色なのでここも鮮やかで華やかな色の商品がいっぱいです。襖絵をデザインした商品も多かったです。
随心院 寺・神社・教会
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これは襖絵を表裏にデザインした御朱印帳、わあ~、これは絶対欲しいわ、ほんまに(何故か関西弁?)。これだけは買って帰ろう。ということで、帰りに御朱印とこの御朱印帳も買ってしまいました。
随心院 寺・神社・教会
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そして、はねずの踊りの人形や小野小町をデザインした扇子もありました。「雅」でいいですね。
随心院 寺・神社・教会
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さきほど外にたくさんかけてあった絵馬です。きれいな色です。
随心院 寺・神社・教会
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もっと見たかったのですが、ゆっくり見てはいられません。襖絵を撮影するとき他の人と被ってしまったら譲ったり譲られたりで時間がかかります。でも、横に何か絵がある。ちょっと見ると、小野小町像とあります。
随心院 寺・神社・教会
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イチオシ
良く説明を見ると、これは何と絵ではありません。織物なんです。ジミー西村さんが描いた絵を基に「秋江彩美術」の方が織った西陣織だそうです。この会社は 昭和33年に秋江喜八郎によって作られた会社で、彩多重織の技法と色を創るという色 創成の技術により、写真や絵画をそ のままのタッチで織物に表現した もので,伝統工芸の復元や、記念デ ィスプレイに利用されているそうです。オリンピックのタペストリーとしても作った実績があります。ジミー西村さんは、光を使って描く 『ライトペインティング(光の絵画アート)作品』を発表して注目を集めている現代作家です。まさにこのお寺は伝統と革新の融合ですね。
随心院 寺・神社・教会
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順路に沿って進みます。中庭の木々もきちんと手入れされてきれいです。
随心院 寺・神社・教会
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表書院か奥書院だったと思うのですが、狩野派を中心とした襖絵やお寺に伝わる文化財が展示してありました。襖絵はほとんどが狩野派のものということです。
随心院 寺・神社・教会
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何気ない戸にもきれいな襖絵が書かれていて歴史と伝統が感じられます。
随心院 寺・神社・教会
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そして、「極彩色梅匂小町絵図」がある能の間です。
随心院 寺・神社・教会
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能の間には2009年(平成21年)に絵描きユニット・だるま商店(島直也・安西智さん)がCGで制作した襖絵「極彩色梅匂小町絵図」が4面あります。当初は撮影禁止でしたが、多くの参拝者の要望により撮影が認められるようになったそうです。下を御覧になるとわかりますが、鮮やかで煌びやかで四季彩豊かでこれは誰でも写真に撮りたくなりますよね。
随心院 寺・神社・教会
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イチオシ
何て美しい襖絵でしょう。梅の香りがしてきそうなはねず色の襖絵。4枚一組で、絶世の美女と謳われた小野小町の波乱万丈の生涯が描かれています。
随心院 寺・神社・教会
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左から生誕の図、饗宴の図、伝承の図、夢幻の図です。
随心院 寺・神社・教会
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縦半分に分けて撮影しました。まず左半分です。詳しく見ると、左が「生誕の図」(出羽の国で生まれ、生活される様子)、右が「饗宴の図」(仁明天皇のもと宮仕えをされる様子)です。
随心院 寺・神社・教会
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そして右半分ですが、左が「伝承の図」(宮仕えを辞し小野の地で過ごす様子)、「無限の図」(小野を出て諸国を放浪する様子)です。生誕の図ではご両親に抱かれてお祝いされている様子が窺えます。雅な生活も、その晩年には華やかさとは程遠いものだったとか。小野小町の生涯にはいまだ謎も多いものの、「故郷に帰って穏やかに隠遁した」というエピソードがある一方で、「乞食となって落ちぶれた」「地方各地を放浪して行き倒れた」などといった、絶世の美女のイメージからはかけ離れた不遇なエピソードも残っています。でも、私は前者を信じたいです。
随心院 寺・神社・教会
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能の間の絵を見て振り返った見たところです。小町晩年の姿を写したといわれる「卒塔婆小町座像」もあったようですが、知っておられる方はわかると思いますが、歯が抜け顔はゆがんでしわだらけであまりに悲しく寂しいお顔です。歳を取ったらみんなそうなるのはわかりますが。それを知っていたので敢えてここでは見ませんでした。せっかくクレオパトラか用楊貴妃か小野小町かと謳われた絶世の美女のイメージは美しいままで残しておきたいものです。逆にどうして、そんな悲しい寂しい像が作られたのか私は理解に苦しみます。
随心院 寺・神社・教会
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イチオシ
もう一度だけ目に留めようと振り返りました。ここで20分位いましたが、誰も私たちのあとから来る人はいなく、この豪華な襖絵を独占して眺めることができました。
随心院 寺・神社・教会
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本堂から見た心字池(しんじいけ)です。庭は池を中心とする池泉鑑賞式庭園と言うそうです。全体が大杉苔に覆われ、古くは洛巽(らくそん)の苔寺とも言われたそうです。
随心院 寺・神社・教会
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イチオシ
一部少しづつ葉の色が赤くなりかけて、秋の訪れを感じます。
随心院 寺・神社・教会
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表書院から見た苔庭です。今は茶色の部分も若干ありますが、初夏には一面みずみずしい苔で覆いつくされ、秋になると見事な紅葉が楽しめるそうです。左奥に見えるのは本堂です。
随心院 寺・神社・教会
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本堂屋根の角を拡大して見ると鬼瓦も見えます。
随心院 寺・神社・教会
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回廊から見える庭です。本当にすみずみまで丁寧に整備されていますね。右下の写真の奥に見える石を積んだものはひょっとして小野小町が恋い慕う方からもらったという千束の文塚かもしれません。
随心院 寺・神社・教会
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本堂柱越しに見える苔庭です。手入れが行き届いているのが一目瞭然です。
随心院 寺・神社・教会
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庭の真ん中奥に見えるのが、小町堂です。
随心院 寺・神社・教会
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これっていったい何でしょう。実は随心院境内にある納骨堂です。一般の方でも遺骨を預かり永代供養するというものです。管理費はいただかないそうです。これってお寺にとって何か得なことってあるのだろうかと疑問に思いました。純然たる奉仕、無償の愛に他なりませんね。
随心院 寺・神社・教会
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望遠で撮影した納骨堂の中です。
随心院 寺・神社・教会
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「思いを寄せてくれたあの人は今どうしているのだろう」。小野小町は自分に恋文を渡しても実らなかった多くの人々の幸せを願っていたのではないかと言う文が綴られています。遥か昔に生きた本当の小野小町の人となりはわかりません。でもこの文章からは優しく思いやりのある小野小町の姿を想像することができます。こんな小町だったと信じたいですね。それにより自分も幸福になるような気が・・・・。
随心院 寺・神社・教会
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「極彩色梅匂小町絵図」の場所を中心にかなりの時間をここで過ごしました。でも、朝一番であったせいか何と、何と、私が参拝している間、誰とも会いませんでしたと言うか誰も参拝しに来ませんでした。京都のお寺でこんなことは初めての経験です。だからつい、のんびりしちゃいました。寺務所の方からも「随分のんびりされましたね」と言われてしまいました。「伝統と革新の融合」にピッタリのお寺で満足の時間を過ごせました。
随心院 寺・神社・教会
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最後に売店で御朱印をいただきました。なんてすばらしい筆文字。ただ上手できれいというだけでなく個性あふれて、そして流れるような筆遣い、文字が伸び伸びして生きていますね。どうしてこんな字が書けるんだろう。本当に羨ましい、毎回御朱印を頂く度に思います。
随心院 寺・神社・教会
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おまけに、こんなド派手できれいな御朱印帳が見れば買っていかないと絶対に後悔する、ということでこちらもお買い上げ。
随心院 寺・神社・教会
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帰りにすぐそばの部屋でTVで記念動画が流れているということで、どんなものかなあと思い、ちょっと寄ってみました。まあ、どこにもあるような随心院のお寺の紹介ですね。でも、じっくり見ていくうちに、お寺の素晴らしいスポットを紹介した後で、後半はお寺の仏像や建物自体の破損がひどく、早急な修理修復が必要だとのことを訴えている中身でした。ナレーターは「ミス小野小町」さんです。特に本堂は白アリによる腐食で大掛かりな修理が必要で、ご支援をお願いしますとの内容でした。一般の支援金は1,000万円が目標なのですが、今は1100万円を超えたとの内容でした。一応、目標は達成したようです。私の支援は御朱印と御朱印帳の代金で我慢していただくことにして、庫裡を出ました。
随心院 寺・神社・教会
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入るときはゆっくり見ていなかった小野小町の歌碑です。百人一首でも有名な「花のいろは うつりにけりな いたづらに わがみよにふる ながめせしまに」です。古今和歌集に入っている歌ですが、高校の時に勉強しましたね。現役で務めているときには毎週のように百人一首の「かるた」をして、「は~い。」と言ってパーンっとカーペットを敷いた床を叩いていたのを思い出します。
随心院 寺・神社・教会
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少しだけ境内を歩きました。薬医門です。この前に舞台ができて3月の最終日曜日には、有名な可愛い衣装を着た子どもたちによる「はねずの踊り」が演じられます。今度はそれも見てみたいなあ。
随心院 寺・神社・教会
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そして、更に進んだ所に化粧井戸がありました。そうです、小野小町の屋敷跡の井戸で、小町が朝夕、この水で化粧をこらしたと「都名所図絵」に記されているそうです。下の写真ですが、鏡がない時代、またはない人はそうやって化粧をしていたのですね。ここに小町の屋敷があったのか。井戸の水を見ていると、井戸に吸い込まれて小町の時代に引き込まれるような気がしました。
随心院 寺・神社・教会
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小野小町が全てのようなお寺に感慨もひとしおで、来るときに歩いた総門をくぐり、随心院を後にしました。大きな通りまで出てタクシーをひろってJR山科駅に向かいました。
随心院 寺・神社・教会
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山科駅からはJR東海道線で京都駅まで行きました。帰りは結構お客さんは乗ってはいましたが、座席には座れました。
以上で④の内容を終わります。10月4日のお昼からの内容については⑤の内容で紹介したいと思います。最後までお付き合いいただきありがとうございました。山科駅 駅
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この旅行記へのコメント (8)
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- たらよろさん 2023/11/25 22:03:59
- 93歳の母
- こんばんは、takaさん
93歳のお母様。。。
私の母と一緒です。
昭和5年ですね。
実は我が家も、今年の5月に母を施設にお願いすることにしました。
いろいろ悩んでの結果ですが、今は良かったと思っています。
そう、今回takaさんが前を通られた霊源院の近くの施設にお世話になっていますー。
今頃は紅葉が見頃ですね。
随心院さんの艶やかなピンク色の襖絵。
わたしも大好きなんですよね。
小野小町という女性を彩るに相応しい素敵な襖絵だと思います。
たくさんの紅葉を京都で愛でられたようで、、、
今年は昨年にも増して観光客が凄いから、大変だったと思ますが、楽しまれたようでよかったー。
たらよろ
- takaさん からの返信 2023/11/26 16:52:07
- RE: 93歳の母
- たらよろさん、こんにちは。
お忙しい折、わざわざコメントをいただきありがとうございます。以前にもお聞きしていましたが、我が家と同じ93歳のお母様のお世話大変だったでしょうね。どこかで区切りをつけることも大事ですので、良かったのじゃないかと思います。
たらよろさんはまだお若いようですが、我が家は私も妻もかなりのいい歳で体の不調もたくさんあり、下手すれば自分が親よりも先に逝く可能性だってあります。
母は認知の部分は多少なのですが、体がかなり・・・。腰痛で腰が曲がって自宅の中ならようやく物に伝って歩ける感じ。デイサービスのお迎えでも必ず手を繋いで出ます。かろうじて車椅子を使わなくても済んでいる状態です。デイサービスでは利用しているようですが。
さらに、補聴器をつけているのですが、そばで大きな声を出さないと聞こえません。普通にしゃべっても伝わらないので何回も何回も大きな声で同じことを話し、いらいらもたまります。
そして、24時間酸素吸入しています。たまに紅葉狩りなどの外出に連れて行くのですが、携帯酸素ボンベの持参が必要でなので必ず付き添います。と言っても車を停めて10分程度歩くのがせいいっぱいですが。これでも、介護1で、身障は3度です。御飯、排泄は一応自分で足しているのでまだ施設にあずけることはできません。
そんな中での京都旅行だったので楽しかったですよ。ずっと夢だった随心院の襖絵も見られたし、市役所の夢のようなお宝も見ることができたし。
お母様の施設は霊原院のそばなんですね。たらよろさんのお住まいからは近いのでしょうかね。私が行ったときは青紅葉だったのですが、きっと今頃は紅葉の最盛期でしょうかね。過去に(4年前になるかな)京都に行ったとき初めての京都の紅葉のあまりの美しさに心が震えました。特に北野天満宮と永観堂は最高で、毎年でも行きたいです。
今回の旅行は過去に行けなかったところを個人旅行でやっと叶えることができたのでとても満足でした。たらよろさんは、地元なのでそんなところは全て卒業されたと思いますが、いつでも出かけられる環境は羨ましくて仕方ありません。
たらよろさんの旅行記の夢のようなホテルステイ、いつも憧れています。いつかは京都に行ってたらよろさんのように豪華ホテル、豪華ディナーをいただくのが夢です。
今回はありがとうございました。
taka
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- 電動自転車さん 2023/11/05 11:00:06
- 可愛い全開
- 全く知りませんでした。
京都には女性に人気のある場所はいくつかありますが、なんて華やかで可愛らしい。
しかも貸切なんて!豪華です。
小野小町は色々言い伝えがありよくわかっていないのは知っていますが、takaさん優しいですね。『我が身よにふる』に深く深く共感します。まっ私の場合最初からたいした花ではないですが笑
あの御朱印帳は持っているだけで素敵。
いいお買い物されましたね。
京都グルメも見逃せません。
八橋もご飯もやっぱり可愛い。
タクシー業界の人手不足は深刻なようですが、お客さんに始めからの道案内をしてもらう必要があるのいけませんね。車の整備も心配です。楽しいの前提として安心安全があるので業界団体は検証が必要ですね。
ご無事で何より。
続きもとっても楽しみにしております♪
電動自転車
- takaさん からの返信 2023/11/05 16:51:52
- RE: 可愛い全開
- 電動自転車さん、こんにちは。
いつも本当にありがとうございます。だらだら旅行記ですので、たまにはコメントも休んで下さい。申し訳なくて・・・・。
随心院は、いくら朝早めとは言え、絶対、誰かはいるだろうと思いましたが、誰もいなくてラッキーとばかりにバチバチ撮りまくったのですが、後で見ると見事にどれも全部同じ正面だけ。何て情けないと、反省しました。せめて方向を変えて1枚や2枚、写す時間はあったのに。
でも、結局帰るまで誰とも会わない貸し切りでした。参拝客一人だったから、帰りに「随分ゆっくりされましたね。」って、寺務院の方に声かけられたの初めてです。ずっと前からの念願でしたのでウキウキだったのですね。御朱印も御朱印帳もいただけたので、願わくは春の切り絵の御朱印があれば最高なんですが。また、死ぬ前にはと思っています。
グルメという点では庶民感覚から抜けられません。どうしても値段を見てから、考えてしまいます。私の場合はB級グルメといった分野ですね。
タクシーはちょっとと言うか、かなり不安だったですね。大丈夫か、このお爺ちゃんは、という感じ。シートベルトがない?のには、ザザーッときましたね。まるちゃん状態です。これで、もし、事故に会ったら大変なことになる!あせりました。
でも、一応無地に帰れたので良かったのですが。まだ、つまらない旅行記の続きが2回ほどできそうですが。読んでいただくだけでありがたいので。
今回もありがとうございました。
taka
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- pacorinさん 2023/11/04 17:47:18
- 貸し切り随心院♪
- takaさん、こんばんは
念願の『極彩色梅匂小町絵図』、誰に邪魔されることもなく、ゆっくりじっくり堪能できて本当に良かったですね♪ 御朱印帳、御朱印集めをしていない私でも思わず買おうかと思ってしまったぐらい、かわいいものでした。これからのお寺巡りも楽しくなりますね。
安定の萬重さんも出てきて思わずにっこり。takaさんが京都駅の地下街にいらしゃる頃、わたしは通勤で近くを通り過ぎていたかもしれません(*^_^*)
京都ではタクシー不足が問題になっていますが、あまりにも高齢で道がわからない運転手さんには引退していただきたいですね・・・勝林寺の花手水は色々盛り込みすぎて「うーん」なビジュアルですが、モミジの葉っぱがきれいなので紅葉が気になります。takaさんが仰るように、近年では葉っぱがチリチリになってしまう木が多いですもんね。今年の紅葉シーズンはどんな混み具合になるのか、今から恐ろしいです~。
pacorin
- takaさん からの返信 2023/11/04 20:44:01
- RE: 貸し切り随心院♪
- pacorinさん、こんばんは。
今回も混んでいたら大変と思ったのですが、意外とスムースに予定をこなすことができました。随心院は、本当にラッキーというか、参拝者誰とも会わなかったです。1時間位貸し切り状態でした。初めての体験ですね。
pacorinさん、以前に姪っ子ちゃんと出かけられた旅行記を拝見して、より早く行きたいの思いが募りようやく今回実現しました。ちょっと失敗したのは、あまりに嬉しくて、我を忘れて小町絵図の写真、全部正面からばかりでした。もう少し、斜めから写すなど変化が欲しかったと思っても後の祭り、平板な写真ばかりでもう、自分には冷静さが足りないなとつくづく思いました。
夜御飯ですが、いろいろ考えたんですよ。でも、結局ここという場所は見つからず、pacorinさんのように詳しくないから、確かにここなら間違いないとのことで、毎回萬重さんです。
タクシー、ちょっと大丈夫か?という感じでした。京都でナビのないタクシーに乗ったのは初めてです。それだけならまだいいのですが、後部席のシートベルトが探しても見つからないんですよ。相方が「どこにシートベルト・・・?」と聞いても答えないで話をそらすんですよ。こっちは知らなくて乗っているのに、案内してくれとも話しかけられたり、ビックリでしたね。
花手水は、きっとこちらは元祖的存在なのでしょうね。あまり飾らないで、ドサッと盛ったという感じでしたね。きれいですけれど。今は周囲もゴテゴテに飾ってケバケバしいほどの花手水もあるのでこれはこれできれいでした。でも、紅葉はきれいな葉をしていました。東福寺の紅葉は見た目、ちょっと微妙でしたね。
きっと、pacorinさんもこの街のどこかで働いてらっしゃるのだと思いながらずっと回りましたよ。道を間違えながらもちょっとずつ京都の街がわかってきました。続編が2巻ほどありますので見て下さいね(だらだら旅行記です)。ありがとうございました。
taka
-
- ma-yuさん 2023/11/04 09:18:00
- ご朱印帳 ♪
- takaさん
おはようございます!
今回はフリーで京都を散策されているのですね。
おっしゃる通りツアーもイイですが、色々と縛りがありますね。
フリーだと時間に制限がなく、行きたい所を散策出来ますね。
計画を立てるのも楽しみでしょうか?
生八つ橋は進化?していますね。
私は板状のものと餡子が入っているものしか知りませんでした。
ハロウィーン仕様ですね。
食べるのが勿体ないくらいカワイイ!
ポルタの萬重はとっても美味しそうで器も秋らしく、しかもお手頃価格(^^)メモメモ
隋心院のご朱印帳!
私とお揃いです(*^^)v 嬉しいなぁー!!
続きも楽しみにしています。
ma-yu
- takaさん からの返信 2023/11/04 14:25:27
- RE: ご朱印帳 ♪
- mayuさん、こんにちは。
メッセージをありがとうございます。仰る通りで、計画は大変だったけれど、自由に好きな所へ出かけられるのがとてもいいですね。
過去の京都旅行は全部ツアーだったので。でも、やはり、桜や紅葉の頃はやはりツァーがいいかなと思います。
mayuさんのように関西に住んでいいらっしゃる方はいつでも自由に行けるからいいのですがね。
nikinikiの生八つ橋は京都へ行くたびに覗いていたのですが、早くに完売で買えないことが多かったです。
食事も美味しいお店は京都には山ほどあるのですが、私のような庶民にとっては萬重のようなお店がありがたいです。中身は一応野菜中心の京料理ですよ。私は値段以上に美味しいと思います。
随心院はずっと行きたかったので、個人旅行でやっと行くことができて良かったです。御朱印はお揃いなのですね。私も、この文字の書体を描いた方、好みの文字で、大好きです。
できたら、秋の限定御朱印も欲しかったのですが。実は桜の春の時季にも切り絵のとてもきれいな御朱印があったのですよ。再訪できれば欲しいなあと思います。
あと2回ほど京都の旅行記予定しています。だらだらと書いているので飽きたでしょうけれど、読んでいただけると嬉しいです。ありがとうございました。
taka
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