2023/10/03 - 2023/10/07
397位(同エリア1671件中)
masaさん
旅行2日目です。
都合7回目の抗癌剤治療が終了後、連れ合いが北陸新幹線の来年3月の敦賀延伸が迫り、その前に廃止となる金沢行「サンダーバード」に乗っておきたいねーと宣う。これまで富山までの「雷鳥」、その後の「サンダーバード」など、何かと利用してきた。それじゃ日帰りででも往復乗車するかと考えていた時、またまた連れ合いが「立山黒部アルペン切符」の携帯画面をにやり、そろりと提示する。8日間有効で、京都から金沢までの「サンダーバード」指定席、金沢から富山までの新幹線自由席、電鉄富山から信濃大町までのアルペンルートは有効期間内何度でも乗降自由、中央線も一部途中下車が可能、名古屋から京都は新幹線自由席オーケーで28450円というあまりにお得で魅力的な切符である!!調べると、ラッキーにも一度宿泊したいと常々思っていた室堂の「ホテル立山」が一部屋空いていたのでこれはもう迷うことなく旅行を即決。更に、えっこれ松本で途中下車して一泊すれば上高地にも行ける!!またまた慌てて調べてみると河童橋直ぐ傍の「五千尺ホテル」が一部屋だけ空いていたのでここも即決と相成りました。まぁーでも、紅葉のハイシーズンとはいえ、両ホテルとも宿泊費の高いこと高いこと!!「サンダーバード」単純金沢往復が、いつの間にか盛沢山、てんこ盛りの旅行計画になってしまいました。
2日目は天候に恵まれた立山黒部アルペンルートの室堂を散策、みくりがいけ温泉に入り、ホテル立山に1泊します。よろしければご一読を。
「立山黒部アルペン切符」を使用、追加で松本・上高地の周遊旅行が速攻成立!シリーズは下記のとおりです
「(1日目 富山)
https://4travel.jp/travelogue/11858287
(3日目 雨の黒部ダム・松本「鯛萬」のフレンチ)
https://4travel.jp/travelogue/11859209
(4・5日目 上高地散策と五千尺ホテル泊)
https://4travel.jp/travelogue/11860225
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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エクセルホテル東急のレストラン「リコモンテ」の朝食。
メインは「ステーキどんぶり」・「オムライス アメリケーヌソース」・「フレンチトースト」・「フィッシュバーガー」からのセレクト。フレンチトーストをオーダー、朝っぱらから他の結構重たいメニュー頼む人いるの?
インバウンドの団体客や日本の旅行業者の団体客が一時に集中してブッフェは大行列でした。 -
富山地方鉄道の電鉄富山駅です。ここでアルペンルートの様々な乗り物乗車のための整理券を発行してもらいます。窓口に並んでいると丁度前の人で予定していた美女平発のケーブルカー予約が満員になってしまい、それに合わせて電鉄富山から乗車する列車も予定より時間が遅いものになってしまいました。
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発行された整理券
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電鉄富山駅発(8時53分)→立山着(9時48分)の特急列車に乗車。
ここ富山地鉄では、僕たちの地元の京阪電車の赤と黄色のツートンカラーの特急車両が払い下げられて運行しています。ちゃんとダブルデッカー車両も連結されています。 -
立山駅(10時発)→美女平駅(10時07分着)のケーブルカー乗車のための行列です。このケーブルカーが混むようです。
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立山ケーブルカーの後ろに付く荷台。黒部ダム建設用の資材を運んでいたことから、ケーブルカーでは珍しい荷台付き。今も現役です。
このケーブルの中は満杯で写真を撮る余裕もありませんでした。 -
美女平で立山高原バスに乗り換えます。バスは乗客の数に合わせて増発してくれ全員が座れます。美女平(10時20分発)→室堂(11時10分着)
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車窓からの立山杉の巨木。
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落差日本一の「称名滝」、見所ではバスが一時停車してくれます。
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車窓からの剣岳。
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室堂到着後、まずは「ホテル立山」のフロントに、リュック等の荷物を預けます。
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僕の体力に合わせて、みくりが池周遊コースのスタートです。幸い天候も崩れることなく紅葉も見頃、素晴らしい展望が広がっています。
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名水百選、立山玉殿の湧水。立山連峰の万年雪が地中に染み込み、250年もの間地中に埋まり、花崗岩や変成岩によって不純物がろ過されミネラルを適度に含んでいるとのこと(環境省名水百選より抜粋)。
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遊歩道は綺麗に整備され、誰もが簡単に歩くことができます。
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室堂平からの雄山遠望。山岳信仰の男神です。
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みくりが池展望台です。丁度風が止み波もたたずに逆さ雄山が綺麗に水面に写っています。
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何をやっても若者は楽しいねー!
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みくりが池温泉
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ここも「日本秘湯を守る会」会員なんですね。入湯料1000円を払い奥に進みます。
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日本一高所(標高2410m)にある天然温泉です。
白濁温泉大ファンの僕たちにはぜひとも一度入浴したかった温泉です。 -
源泉は地獄谷で、硫黄の匂いのする無加水・無加温の白く濁る100%掛け流しのお湯です。
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雄大な景色を見ながら入る温泉は無茶無茶気持ちがよく、何時間でも入っていられそうでもう天国です。こんな所で温泉に入れるんですねー、素晴らしい!!
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湯上りにビールを流し込みます。歩くのが嫌になるな!
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みくりが池温泉の先にあるエンマ台展望台からの地獄谷遠望
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今は活動が活発で通行禁止です。
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山肌のナナカマド等が赤く紅葉して綺麗です。
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火山ガス情報ステーションが立地しています
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紅葉を背景とした、らいちょう温泉の雷鳥荘です。ここの温泉からの景色が素晴らしいそうですよ。
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立山の山崎圏谷。雄山山頂の西側にある天然記念物に指定された氷河の浸食でできた谷状の地形圏谷です。日本初の氷河地形の圏谷の発見場所です。
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血の池、写真の下部です。
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みどりが池
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室堂ターミナルに戻ってきました。やはり標高が高いためか、心筋梗塞で心臓が半分壊死している僕にはこんな簡単なコースでもかなり息が切れしんどかったです。
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ホテル立山です。外観はかなり古くなっています。
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ホテルフロント、受付の女性の不愛想なこと!
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チェックインまで少し時間があったので5階フロアーで休憩しました。
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アサインされたのは409号室、広さは十分だが、部屋や設備等は全体的にかなり古いな。
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風呂とトイレはくたびれて、一般的なビジネスホテル以下としか言いようがない。
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部屋の風呂はいくら何でも入る気が起らず大浴場に行ってみます。
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温泉ではありませんが、気持ちの良いものでした。
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売店です
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夕食は一旦ホテルを出て売店の奥にあるレストラン「立山」で提供されます。案内された食事部屋は、まさしく僕たち修学旅行生扱いかよというような机と椅子が殺風景に並んだ部屋でした。
まず食前酒(庄川産柚子入りジュース)
郷土菜(きのこ白和え 鮎甘露煮 蛍烏賊松前漬け) -
炊き合せ(ぜんまい 姫揚げ 大根 人参 青身)
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名菜(白海老の刺身 煎り酒梅風味)。白海老はやっぱりねっとりと美味しいな。
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造り(鮪 鯛 カンパチ 牡丹海老)
このお造りは昨日富山で食べた造りに比べずっと質、味ともに二重丸。 -
主菜(和牛ロース肉の陶板焼き)
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寿司三種(のどぐろ 鮪 烏賊)、のどぐろはねっとり。
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酢物(紅津合蟹 味噌のせ)、やっぱり紅ズワイは水っぽい。
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富山県産コシヒカリ
椀物(白海老真丈 しめじ 刻みゆず)
黒はりはり漬け -
黒胡麻プリン フルーツ添え
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昔から一度宿泊してみたかった「ホテル立山」は標高2,450mにある日本最高所のホテルで、立山黒部を堪能するには便利なホテルです。ただ施設設備など全体の古さは否めませんし食事等も特筆すべきことはありません。紅葉のハイシーズンで仕方が無いのかもしれませんが、あまりに高い宿泊費を出してホテル立山に泊まるくらいなら、富山や扇沢のホテルに宿泊してアルペンルートを観光した方がずっと賢明かなと感じました。再訪はありません!明後日に宿泊した同じ値段の上高地の「五千尺ホテル」の方が雲泥の差でずっと良かったですね。
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