2023/10/03 - 2023/10/07
301位(同エリア2109件中)
masaさん
旅行4日目、5日目です。
都合7回目の抗癌剤治療が終了後、連れ合いが北陸新幹線の来年3月の敦賀延伸が迫り、その前に廃止となる金沢行「サンダーバード」に乗っておきたいねーと宣う。これまで富山までの「雷鳥」、その後の「サンダーバード」など、何かと利用してきた。それじゃ日帰りででも往復乗車するかと考えていた時、またまた連れ合いが「立山黒部アルペン切符」の携帯画面をにやり、そろりと提示する。8日間有効で、京都から金沢までの「サンダーバード」指定席、金沢から富山までの新幹線自由席、電鉄富山から信濃大町までのアルペンルートは有効期間内何度でも乗降自由、中央線も一部途中下車が可能、名古屋から京都は新幹線自由席オーケーで28450円というあまりにお得で魅力的な切符である!!調べると、ラッキーにも一度宿泊したいと常々思っていた室堂の「ホテル立山」が一部屋空いていたのでこれはもう迷うことなく旅行を即決。更に、えっこれ松本で途中下車して一泊すれば上高地にも行ける!!またまた慌てて調べてみると河童橋直ぐ傍の「五千尺ホテル」が一部屋だけ空いていたのでここも即決と相成りました。まぁーでも、紅葉のハイシーズンとはいえ、両ホテルとも宿泊費の高いこと高いこと!!「サンダーバード」単純金沢往復が、いつの間にか盛沢山、てんこ盛りの旅行計画になってしまいました。
4日目は2021年に訪れて以来2年ぶりの上高地散策と河童橋直ぐ傍に立地する五千尺ホテルでの宿泊です。
5日目は素晴らしい快晴に恵まれ、雪をいただいた河童橋からの絶景を見ることができました。よろしければご一読を。
「立山黒部アルペン切符」を使用、追加で松本・上高地の周遊旅行が速攻成立!シリーズは下記のとおりです
「(1日目 富山)
https://4travel.jp/travelogue/11858287
(2日目 室堂散策・ホテル立山泊)
https://4travel.jp/travelogue/11858434
(3日目 雨の黒部ダム・松本「鯛萬」のフレンチ)
https://4travel.jp/travelogue/11859209
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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松本グランドホテル168は素泊まりなので、朝食をレトロな雰囲気で評判の「珈琲美学アベ」で食べることにしました。
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店内は朝からほぼ観光客で満員でした。確かに店内レトロ感一杯です。
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アベのモーニングはコーヒーが450円で、それに下に書いてあるサイドオーダーを追加で注文するスタイルです。バタートースト50円とハムエッグ100円をオーダーしました。
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出てきたハムエッグは目玉焼きの下に薄っぺらい小さい4分の1にカットした、申し訳程度のハム(笑)が敷かれていました。まぁーこれでも、ハムエッグといやぁーハムエッグかな?結局モーニングと言っても安くはない感じがしますね。
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上高地に向け出発します。アルピコ交通上高地線は松本駅7番ホームからの出発です。松本駅から上高地までの電車とバス通しの切符が購入できます。
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3000形列車が入ってきました
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新島々駅舎です。
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電車の到着時刻に合わせてバスが待機しています。ここからバスに乗り換え上高地バスターミナルまで乗車します。
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人気の観光地ゆえ上高地バスターミナルにはずらりと観光バスが停車しています。
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バスターミナルすぐそばの木に猿が登っています。
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直ぐ傍に人がいても悠々としたものです。
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まずは五千尺ホテルに荷物を預け、カフェで休憩しました。
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残念ながら今日は雲がかかっています。チェックインの時間まで周辺を散策したいと思います。2年前には明神池や大正池まで歩きましたが、今回は熊の出没情報があり男性一人が襲われたというのでカットし近場で我慢です。
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日本近代登山の父、英国人宣教師ウォルター・ウェストンのレリーフがあり、毎年6月第一日曜日は「ウェストン祭」が開催されます。
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アルピコグループ経営の上高地ルミエスタホテル。
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芥川龍之介や島木赤彦、高村光太郎・智恵子などが宿泊した高地温泉ホテルの源泉かけ流し日帰り入浴入口。
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販売機で切符を購入。
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下足を預けお風呂場に行きます。
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焼の湯と梓の湯
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3本の自家源泉かけ流しのお湯(内湯・露天風呂・樽風呂)を堪能できる。
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風呂から上がると少し日差しが見え始めました。
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六百山
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マムシグサの実?
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赤い屋根と山小屋風の瀟洒な上高地帝国ホテル。
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これまで数度宿泊しましたが、建物全体や部屋に古さが目立ちそんなに魅力は感じませんでした。メインダイニングの食事は流石ですが、ロビーのコーヒーやアルペンローゼの食事はあまり感心しません。もう再訪は無いですね。
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五千尺ホテル正面入り口です。
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フロントから続く廊下
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カフェ
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談話室
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アサインされた2階の部屋。十分な広さがあり、リニューアルされて大変に綺麗でした。
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バスタオル類
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部屋からの眺め
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部屋からは河童橋も見えます
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写真撮影で外に出てみました。残念ながらまだ雲がかかったままでした。
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焼岳と夕景
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日帰りの観光客が帰り、静かになった河童橋。
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部屋に戻り大浴場に入りましょう。少し狭いですが、大変綺麗なお風呂です。温泉ではありませんが、新しいお湯が注がれ溢れています。
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メインダイニング「GRAND」での食事の時間になりました。かなり大きなレストランで、フランス料理のコースをいただきます。ただ残念なのはグラスワインの種類が少なく結構な値段がすることです。
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アミューズ(自家製オイルサーディンと蕎麦クレープ 小さなクロケットとブラムリー)
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前菜(ビーツの赤いコンソメ 信州サーモン 帆立のソテー 雲丹)
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栗のスープ
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魚(真鯛のポワレ いしるとフュメのソース)
うーん色々と工夫はしているんだろうが、僕自身はこのいしるのソースは口に合いませんでした。 -
肉(牛フィレ肉のグリエ 伊根満開の熟成酒粕のソース)
これも各自好みの問題だろうと思いますが、僕はこの熟成酒粕のソースも合いませんでした。
お肉は柔らかく問題無し。 -
デザート(バニラと柿のナポリテーヌソルベ ライムのシブースト)
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デザート(静岡県産クラウンメロン)
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ミニャルディーズ(パティシエ特製洋菓)とエスプレッソコーヒー
一部のソースは僕には合いませんでしたが全体としてよくできたコース仕立てではないかと思います。
ほぼ同額の非常に高い宿泊料を払いながら、先日のホテル立山なんかとはホテル全体の雰囲気、綺麗さ、レストランの食事、従業員の対応等々雲泥の差で、圧倒的に五千尺ホテルに軍配が上がります。 -
旅行5日目の朝です。
早朝の5時前頃に目が覚め外を見てびっくり!!ものすごく大勢の人がキャンプや登山の装備を固めて歩いていました。涸沢に向かうのかな?
約8時間弱かかるので、お昼前後には涸沢に付くようにこんなに早くから出発するんですねー。もう僕には駄目ですが、一度涸沢の三段紅葉を見てみたかったです。 -
撮影のため外に出ると、綺麗に冠雪した奥穂高などを見ることができました。
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後でホテルの人に聞くと、今年は例年になく暑かったのに、こんなに早く冠雪するのは最近では例がないとのことでした。この時期いつもなら山頂に少しだけ雪が見られる程度だということです。
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夜が明けるにつれて綺麗な青空になりました。これ以上ないほどの絶好の展望です。左から西穂高・ジャンダルム・奥穂高・前穂高になります。
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早朝なので山に登る人以外は観光客もまだ訪れていません。こんなに静かな上高地を味わえるのは一晩ここで宿泊したものの特権ですね。
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焼岳の雄姿
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河童橋を渡った梓川対岸からの眺望
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朝食の時間です。五千尺ホテル上高地の朝伝統の豚汁が真ん中のテーブルに用意してあり自由にとることができます。これは美味しかったです。
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メインは、僕はオムレツ。付け合わせのソーセージとハムが美味しかった。
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連れ合いは目玉焼きです。
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富成伍郎商店の豆腐のサラダ
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日替わりデザート
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帰りの上高地バスターミナル発の新島々までのバスは事前予約が必要なので、発車オーライネットで上高地(11時25発)→新島々(13時17分着)の予約をしておきました。
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今全国で車体に美少女イラストを描いた「萌え鉄」列車が増殖中。
アルピコ鉄道も独自のイメージキャラクター「渕東(えんどう)なぎさ」を使用、人気を集めているそうな。渕東なぎさは19歳、新村駅(松本市)につとめるアルピコ交通の社員という設定。
名前は上高地線の駅名である「渕東駅」と「渚駅」と組み合わせている。 -
松本で昼食は何処か探すのも面倒なので、駅1階に入っている蕎麦屋「本格手打そば 榑木野」 松本駅舎店でとりました。
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もり蕎麦です。やっぱり関西人の僕には少しそばつゆが辛く、まったりとしたコクがない感じがします。
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ガラス越しに蕎麦打ちが見られます。
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松本駅のホームには、一編成だけの全席グリーン車使用のハイグレード車両E655系 和(なごみ)が停車していました。
アルミニウム合金製の車体にはなごみの為に特別に調色され、光の当たり具合で色合いが変化する特殊な塗装が施されています。 -
なかなか豪華です。沢山のホームにいた人が写真撮影のため、先頭車両の所まで走っています。鉄ちゃんでもない僕も走って写真撮影です。
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車内も豪華です。
この後松本(15時01分発)→名古屋(17時20分着)の特急しなの82号、次に名古屋で新幹線に乗り換えて無事帰宅しました。
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旅行記グループ
シニアの2023 立山・黒部アルペンルートと松本・上高地
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