2023/09/03 - 2023/09/03
5250位(同エリア10339件中)
jingashita 4Tさん
- jingashita 4TさんTOP
- 旅行記199冊
- クチコミ3424件
- Q&A回答1件
- 645,109アクセス
- フォロワー23人
この旅行記は、2023年9月2日、3日に開催された横浜防災フェア2023の際に、海上保安庁横浜海上保安部が開催した災害対応型巡視船「いず」と横浜海上防災基地の一般公開の様子を紹介したものです。また、北朝鮮の工作船を展示している海上保安資料館横浜館も併せて紹介しています。
巡視船「いず」は災害対応型であるとともに、潜水指定船でもあるため、これらの機能についても、触れています。
また、防災基地とは、防災倉庫ではなく、海上保安官の訓練の場であることも、この旅行記をご覧いただくと分かると思います。
さらに、弾痕の跡が生々しく残っている北朝鮮の工作船と付属していた銃火器などもご覧いただけます。
関連動画
g】#災害対応型巡視船 #いず #横浜海上防災基地 #海上保安資料館横浜館 #北朝鮮工船 #海上保安庁
https://youtu.be/RQv1t04B2xg
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
-
横浜海上保安部があるのはハンマーヘッドの対岸です。
普段は立ち入ることができない場所。 -
見学ルートが決まっており、まずは巡視船いずの見学に来ました。
埠頭内はさらに厳しい規制があります。手荷物の検査を受けて入りました。 -
消防船「ひりゆう」は、石油タンカーやコンビナートの火災に対応可能します。
-
これは測量船「はましお」
-
いずの全景です。
全長110メートル
基準排水量3683トン
災害対応だけでなく潜水指定船でもあります。 -
乗船して一気に一番上まで階段を上ると、渋滞。
その理由は操舵室でした。
見どころ満載の操舵室が最初では滞留しますね。 -
少しくたびれたキャプテンシート
-
機関監視室
-
神棚は地元横浜の伊勢山皇大神宮
-
操舵室から、機関監視室、そして無線室、さらには打ち合わせができるスペースまでワンフロアにまとまっていて、機能的でした。
-
一画に、乗船記念ハガキ
-
これです
-
さらに、記念スタンプもありました。
-
2フロア降りてきて、医務室がありました。ただし、普段から医師が常駐しているわけではないそうです。
-
これまで災害の際に派遣された現場は数々あり。
古くは噴火からタンカーのオイル漏れへの対応もしています。
勿論、東日本大震災でも活躍しています。
陸路が分断された際は活躍できますね。
熱海の土石流の事故でも支援を行っています。
最近では静岡の水道が止まった時も活躍したそうです。 -
ヘリポートのある甲板にやってきまました。
-
ウエットスーツがあるところが、潜水指定船らしい。
-
沢山の人が注目しているのが実は倉庫内でした。実際、この船の一番の見どころでした。
-
海難事故の救助など使う機材がところ狭しと並んでいます
-
まさに映画「海猿」の世界
-
酸素ボンベやロープなどは実際に使っているもの。使い方の説明などもしてくれました。
-
隊員さんが家族などを連れてきて、同僚に紹介している姿が微笑ましかったです。
いざとなれば命をかけているだけに、そうしたことも必要なことなんですね。 -
この機材は人が入れない水中を泳いで映せるカメラ
コントローラーはゲーム用なので、子どもさんでも簡単に操作可能でした。 -
因みに潜水士の仕事は、専門ではなく、他の任務を担いながら、潜水のスキルを身に着けていくそうです。
-
隊員の生活空間である個室は見ることができませんでしたが、とても貴重な見学でした。
-
奥に見えたのが、ヘリコプター搭載の巡視船「さがみ」
元々「おおすみ」という名前でしたが、海上自衛隊の輸送艦と同名だったため、昨年改名したそうです。 -
この大きな巡視船は「あきつしま」
6500トンで日本でも最大級。 -
では海上防災基地に入ります。
-
実は私、防災基地とは何をするところなのか、まったく知りませんでした。
なので、何となく、防災倉庫をイメージしていました。 -
案内により、進んでいくと、いきなり深い水槽。
これは船体の切断訓練などを行うそうです。 -
こちらは深さ10メートルの水槽。
障害物を抜けながら救助する訓練など高度な訓練を行うそうです。 -
次は荒天シミュレーション用の巨大なプール。
-
波とヘリコプターの吹きおろし風を受けながら泳いで作業する訓練。
-
まさに映画「海猿」のイメージと同じです。
-
さらに廻っていくと、なにやら人だかり。
ここ模擬船室Bではロープで人を救助する訓練を行っていました。 -
ボルダリングの壁もあります。
-
途中には武道場や射撃場もありましたが、海上保安官はかなりハードな仕事と改めて実感!
-
分かったことは、防災基地は保安官の訓練場所ということでした。
海猿などの俳優さんの色紙なども飾られていました。 -
隊員が撮影した写真もなかなか見どころがあります。
-
折角ここに来たので、近くにある資料館に行ってみました。
ここは北朝鮮の工作船のみを展示しています。
無料で入れますので、赤レンガ倉庫に遊びに来られた際に、ちょっと寄ることもできます。 -
漁船を改造したものです。
-
銃などの銃火器も展示されていました。
-
現代版の海賊船という感じでしょうか?
弾痕の跡が生々しかった。
しかし、こんなところに詰め込まれて、日本の近くまでくるなんて、命がけですね。 -
巡視船いずの装備を見た時に、本当に常日頃の訓練が不可欠だと思いました。
海で発生する事故や災害は様々なケースがあるので、その訓練の種類も多いはずです。 -
防災基地内には、ところどころに海上保安官募集のポスターがありました。
特に潜水士の仕事は若くないと厳しいので、常に若い人を育てていく必要があります。
危険な任務ですが、海の安全を守るという使命感を持った海上保安官は、とても大切な仕事だと認識できました。
だから、次代を担う若者の確保が組織にとっては大きな課題なのでしょう。 -
最後にこのような一般公開を行ってくれた横浜海上保安部の関係者の皆さんに感謝して終わります。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
動画もありますので、よろしければご覧ください。
https://youtu.be/RQv1t04B2xg
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
船関係
-
前の旅行記
「開洋丸」 最新鋭の漁業調査船が初めて一般公開!
2023/08/26~
お台場
-
次の旅行記
潜水艦たいげい、護衛艦きりしま 緊急見学? 海上自衛隊横須賀地方総監部
2023/09/10~
横須賀
-
少しKAWASAKI、主に横浜工場夜景クルーズ
2023/07/14~
横浜
-
水陸両用バス スカイダック横浜はアトラクション
2023/08/15~
横浜
-
「開洋丸」 最新鋭の漁業調査船が初めて一般公開!
2023/08/26~
お台場
-
災害対応型巡視船「いず」、横浜海上防災基地、海上保安資料館横浜館の見学記録
2023/09/03~
横浜
-
潜水艦たいげい、護衛艦きりしま 緊急見学? 海上自衛隊横須賀地方総監部
2023/09/10~
横須賀
-
【東京湾フェリー】東京湾周遊特別クルーズで東京湾に大感謝!
2023/10/01~
横須賀
-
海上自衛隊 訓練支援艦くろべ 驚きの標的機!ラッパ演奏あり!
2023/10/07~
川崎
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 船関係
0
46