2023年夏スイス旅行番外　まとめ

2023/08/20 - 2023/08/20

各旅行記にルートや乗り物代をばらばらに書いていますので、ここにまとめてメモしておきます。すべて2名分です。

日程：8月4日(金)～8/16(水)　11泊13日

エリア スイス

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: エールフランス オップ エールフランス
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅のルート　Google マップより

鉄道路線で表示できなかったので実際の鉄道ルートではありません。
チューリヒ空港→サン・モリッツ―(氷河特急)→ツェルマット→グリンデルワルト→ルツェルン→ユーロエアポート(バーゼル空港)

連れ合いに「全然知らないから有名どころに行きたい」と言われ、簡単にツェルマットとグリンデルワルト4～5泊ずつと思ったのですが、「氷河特急乗りたい」などと言い出し、結局けっこうな距離を移動することになりました。

今回久しぶりにスイスを調べている時についでにシャンペリーの位置を調べてみました。フィギュアスケートで数年前から島田選手、続いて宇野選手がランビ先生のもとで練習するようになり、その拠点なのです。ツェルマットの左、紫の星マークの辺り。

鉄道ルートの所要時間

・チューリヒ空港～サン・モリッツ
　　約3h30m　乗換え2回
・サン・モリッツ～ツェルマット
　　約8h20m(氷河特急)　乗換え無
　＊約6h30m(チューリヒ経由)で移動も可能
・ツェルマット～グリンデルワルト
　　約3h　乗換え3回
・グリンデルワルト～ルツェルン
　　約2h40m　乗換え1回
・ルツェルン～バーゼルSBB
　　約1h～1h50m　乗換え無～2回
　＊私達は乗換え無で1hほどの列車を利用
　＊バーゼルSBBから空港へはバス利用

航空券

JALマイルを利用。今年のGWにJMB提携航空会社特典航空券でエールフランスのビジネスクラスを予約しました。
夏休みの日程の都合上すべてが希望通りの便ではありませんでしたが、ロシア上空迂回でヨーロッパ便はフライト時間が長くなっているのでビジネスクラスが取れただけでありがたいです。
このルートは初めてなので機内ではずっとルートマップを見ていました。オーロラの見えそうな冬にもこのルートで旅してみたいです。
もちろん、ロシア迂回が終わってもっと早くヨーロッパに着けるようになるのが一番ですが。
特典航空券が取れたらつい調べてしまうのが、購入した場合いくらだったか。1人80万円近くしていました。(しかも復路便は乗り継ぎ回数が1回多かったような)

KIX-CDG-ZRH
BSL-CDG-KIX

マイル計算機にて距離を調べる
KIX-CDG往復　6101 × 2=12202
CDG-ZRH　298
BSL-CDG　244
総旅程距離　12744マイル
この総距離の場合、ビジネスクラスは1人11万マイル必要

旅行記1に書きましたがケチって有料の座席指定はしませんでした。

航空券：0円(11万マイル × 2名)
燃油・税等：約18000円 × 2名
■合計約3.7万円

鉄道料金

ハーフフェアカード　　　　114CHF × 2名(120から割引)
セーバーデイパス計4日分　 186CHF × 2名
当日購入切符　　　　　　　10.80CHF × 2名
氷河特急座席指定　　　　　49CHF × 2名
合計359.80CHF × 2名

観光料金(入場料、ロープウェイ等)

各地域での最優先
・サン・モリッツ：ベルニナ線
・ツェルマット：ゴルナーグラート展望台
・グリンデルワルト：ユングフラウヨッホ

あとは天気次第でもう1～2か所と考え、調べておきました。
その地域での乗り放題パスも調べましたが、私達は展望台へ行った後ハイキングすることが多かったので都度購入しました。

サン・モリッツ　　　　ゲストカードで無料
ツェルマット　　　　　93CHF × 2名
グリンデルワルト　　　129.50CHF × 2名
合計222.50CHF × 2名


■鉄道・観光系 合計約19万円
　582.30CHF × 2名

ホテル

チューリヒ空港周辺1泊
サン・モリッツ(ポントレジーナ)2泊
ツェルマット3泊
グリンデルワルト4泊
パリCDG空港周辺1泊

晴れの日を狙って展望台へ行きたいですし、洗濯をする予定だったので連泊で。
パリにも寄るか聞きましたが今回はスイスのみでいいとのこと。復路は前夜CDGへ移動なので、もし行きたくなれば朝イチで市内往復も可能かなと考えていましたが、リクエストなし。ホテルでゆっくり帰国の準備をしました。

Booking.comで直前までキャンセル可のプランで予約し、決済だけ先も可能でしたが、それも直前にしました。円安がこのまま進むのか、とまるのか？結局円安はどんどん進み、先に決済しておけばよかったです…。
ホテル宿泊代のみ引落しで、税は現地で支払いましたが積み重なると地味に大きい…。

今回は有名どころを回ったので数泊ずつ便利な場所にしましたが、次はもっと早くから計画を立て、滞在は1か所に絞って貸別荘などを利用し、宿泊費と食費の節約を狙いたいです。

■ホテル 合計11泊 約41万円
　約2440CHF

外食

レストランで夕食3回　約3万円
氷河特急車内　約5000円

ホテルで朝食をしっかり食べるとお昼はまだお腹がすきません。ハイキング中にスーパーで買っておいたパン、チーズ、ハムなどで簡単なランチ。連れはどうか分からなかったので、展望台のレストランなども考えていましたが、同じく朝食でお腹がいっぱいだったようです。

結局、昼間レストランに入ることはなく、カフェ休憩もなし。
もっと肌寒かったり雨だったりしたら「カフェで温かいコーヒーでも」となったりしたのでしょうが。

■外食 合計約3.5万円

スーパーなどで購入した飲食物

今回、ほぼすべての滞在地でコープを利用していました。
夕食に食べるものと、ハイキングに持っていくパンやチョコなど。
水は2リットルのペットボトルを買い、水筒に入れてハイキングに持って行っていました。
サン・モリッツ以外はけっこう暑くてアイスもよく食べました！

■その他の飲食 合計約3万円

おみやげ

チョコがいちばん簡単で種類豊富なのですが夏の旅行では持って帰る途中で溶けそうで何を買おうか迷います。私はもともとお土産はあまり買わないのでこれはほぼ連れのお買い物。

■おみやげ 合計約3万円

■総合計約73万円
1人36～37万円という感じになりました。

2018年夏のドロミテ旅行の時にスイスを通ったのが直近ですが、その時は1CHF=約111円。今回の旅行では160円台前半～後半。1.5倍でした…。

ハーフフェアカードとスイストラベルパスの比較

検討したのは連続8日間のパス。
1等：617CHF　　2等：389CHF
※＋49CHF(氷河特急座席指定料はパスでも必要。1等・2等同額)
料金同じで2日追加というキャンペーンをやっていたので今回の日程にぴったりだったのです。

今回の旅の鉄道料金：359.80CHF

私達はハーフフェアカード利用で結果的には安く済みました。
旅行中天気がよかったので、雨で山歩きができず街の観光や美術館に行くようなケースがなく助かりました。そういう場合や、色々な路線に乗りまくるのがテーマの旅にはパスの方がいいかと思います。あと、アプリや窓口等での切符購入が面倒、分からないという人にもパスは便利だと思います。

エールフランス

ビジネスクラスの座席は斜めに配置されているタイプ。(扉付きの新シートの関空線への投入はいつ頃でしょうか)
あまり好きではありませんでした。2人で乗っておしゃべりしたい時は中央にある並びの席以外はイマイチ。
JALの長距離線のスカイスイートは窓側列でもパーテーションをあけると話せるので。斜めタイプでもカタールの1－2－1は好きです。(もちろんQスイートが一番好きですが)

預け荷物
昨年2022年の夏は欧州の空港混雑、ロストバゲージ頻発の記事をよく見かけたので荷物を心配していました。ハイキングシューズなどを入れていくので往路でロストバゲージに遭うと痛い…。それで持ち込むことにしました。
AirTagを買って使ってみたかった気持ちもありますが、まあ持ち込みなら確実です。

復路、バーゼルで預けた場合日本までスルーにせずパリで一度ピックアップすることは可能だったのでしょうか？翌日の大阪行きまで時間があるのでロストバゲージの確率を下げるためと一泊するのでピックアップしたいと思いましたが、AFのサイトで『いったん荷物を引き取る場合料金を徴収します』という記載を見たように思うので気になっていました。結局復路も持ち込んだのでこの疑問は分からずじまいでした。

旅行記4のクレジットカード置き忘れ

クレジットカードが見つかったことにホッとして、スタッフさんが回収するまでに誰かに使用されていないかは確認していませんでした。タッチ決済のカードだったので誰でも使えます。

帰国後その可能性に初めて気づき青ざめましたが明細をチェックしてみると大丈夫でした。連れ合いは今どき防犯カメラもたくさんあるだろうし、そもそもそんなことする奴なら忘れ物として届けないだろう、と。たしかにそれもそうです。

データ通信

アハモのSIMで二人ともストレスなく利用できました。
私のスマホではバッハアルプゼーからブスアルプへハイキングしている時に峠でAFのwebチェックインを見ようとした時、つながらなかっただけだと思います。ブスアルプまでおりてバス乗り場で切符を買う時にはつながりました。

私が案内役としてほぼ全ての地図検索や時刻検索など担当しましたが使用データ量は3GB強、連れは3GBも使っていなかったと思います。
8月末に解約、1か月分だけ請求きました。

スイス、物価は高いけれどやはり旅しやすい国です。
二人旅はホテルや食事の面で効率的ですし、おしゃべりしながらのハイキングも楽しい。でも一人旅にもおすすめの国だと思います。

次は1か所拠点に色々なハイキングコースを歩きつくす旅をしたいです。
季節を変えて秋の紅葉か春の花が見られる時期にでも。
訪問回数が一番多い国はイギリスですが、そのうちスイス追いつくかも。

この旅行記へのコメント （3）

• ゆんこさん 2023/11/02 06:30:00

  はじめまして

  スイス旅行記、大変興味深く拝見させていただいています。
  
  実は、再来年夏ころに夫の退職記念としてちょっと長めのスイス旅行を予定しています。
  4度目のスイスになりますが、最後に行ったのが12年も前で、最近のスイスの情報をそろそろ収集しなくちゃと思っていたところに願ってもない旅行記にめぐり逢い、参考にさせていただいています。
  
  この番外のまとめ編も大変わかりやすく、かなり参考になります。
  スイスフラン、12年前は100円前後だったと記憶が。
  1.5倍、そんなになっちゃったんですね。
  あの当時でさえ、外食は厳しかったのに。
  グリンデルワルトでは、ホリデイアパートメントを利用しようと考えていますが、だいたい一週間で30万円前後、と目が飛び出るくらい驚いています。^^;
  
  まだまだ読みたい旅行記がありますのでフォローさせていただきたいと思います。
  よろしくお願いいたします。
  
  　　　　　★ゆんこ★

  mame8さん からの返信 2023/11/02 07:45:49

  RE: はじめまして

  はじめまして。
  コメントありがとうございます。
  
  ご主人様の退職記念旅行計画、素敵ですね。
  のんびりなさってください。
  
  私も久しぶりのスイス旅行だったので慌てて色々調べました。13年前は88円前後のメモがあり、涙目になりました。
  参考になれば嬉しいです。
  
  > グリンデルワルトでは、ホリデイアパートメントを
  > 利用しようと考えていますが、だいたい一週間で
  > 30万円前後、と目が飛び出るくらい驚いています。
  ホリデイアパートメントでもそんなにするのですか。
  海外旅行が気軽に行けるものではなくなりそう…。
  
  
  話題はそれますが、母が「赤毛のアン」や花が好きで、プリンスエドワード島や、上野ファームは一緒に行きました。プロフィール写真の建物もグリーンゲイブルズっぽくて素敵ですね。たいていスマホで見るので初め気づきませんでしたが、PC版のヘッダー写真もPEIの景色なのですね！
  
  私もフォローさせていただきます。
  よろしくお願いします。

  ゆんこさん からの返信 2023/11/02 17:41:49

  RE: RE: はじめまして

  
  > 私も久しぶりのスイス旅行だったので慌てて色々調べました。13年前は88円前後のメモがあり、涙目になりました。
  > 参考になれば嬉しいです。
  
  私も2009年の旅行記を見返してみたら、ユングフラウパスが150スイスフランで日本円換算13000円くらいとありますから、86円くらいということになリますね。
  今や倍ですね。
  
  > > グリンデルワルトでは、ホリデイアパートメントを
  > > 利用しようと考えていますが、だいたい一週間で
  > > 30万円前後、と目が飛び出るくらい驚いています。
  > ホリデイアパートメントでもそんなにするのですか。
  > 海外旅行が気軽に行けるものではなくなりそう…。
  
  3週間から1ヶ月近くの旅を予定しているので、今から恐ろしくなっています。^^;
  再来年までなんとかなっているといいのですが。
  
  > 話題はそれますが、母が「赤毛のアン」や花が好きで、プリンスエドワード島や、上野ファームは一緒に行きました。プロフィール写真の建物もグリーンゲイブルズっぽくて素敵ですね。たいていスマホで見るので初め気づきませんでしたが、PC版のヘッダー写真もPEIの景色なのですね！
  
  トップページの背景のあの写真で、プリンスエドワード島とわかるのは通ですね。(笑)
  あの場所は私の好きな「フレンチリバー」と言う場所なんです。
  ルピナスの群生を見たくて、念願が叶いました。
  お母様がお好きで、さらに上野ファームもいらしていただいたなんて。
  
  また旅行記拝見に伺います。
  フォローありがとうございます。
  これからよろしくお願いいたします。
  
  　　　　　★ゆんこ★